筋肉痛を緩和するためのストレッチとストレッチをしてはいけない筋肉痛
筋肉痛を緩和するために、ストレッチが有効なのをご存知ですか?そして、筋肉痛によってはストレッチをしてはいけないものもあるんです。今回は筋肉痛にまつわるストレッチについてお伝えしていきます。
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アイキャッチ画像出典:dandyrandy.net
辛い筋肉痛は早く治したい
いつも以上に頑張りすぎたトレーニング翌日や、イベント事の翌日、はたまた何気なく過ごしていても起きる筋肉痛。鈍い痛みは動くのが億劫になるほどです。そんな筋肉痛は早く治すのがベストです。今回は、筋肉痛を緩和することができるストレッチ方法を紹介していきます。
そもそもなぜ筋肉痛はおきるのか
筋肉痛とは
筋肉痛は書いて字の通り「筋肉の痛み」のことです。運動などをすることによって起こります。多くは自分の筋肉の許容量を超えると生じ、運動終了後、数時間から数日後までに筋肉の痛みを感じます。時間が経ってから起こる「遅発性筋痛」がわたしたちが呼んでいる筋肉痛です。
筋肉痛が起きるメカニズム
実は、筋肉痛のメカニズムは定かではありません。そのため時代によって説が変わります。多くの方が覚えているかもしれませんが、以前は、乳酸の蓄積と言われていました。しかし、それには矛盾点があり、直接的に乳酸が原因という考えは一般的ではなくなりました。
現在は、筋肉が激しいと感じた運動によって、筋繊維が傷つき、それを治そうとして起きるという考えが現在は一般的です。筋肉痛が起きる時はどのような時でしょうか? 筋肉を使いすぎたり、いつも使わない筋肉を使ったりした時に起こりませんか? 筋肉がいつも以上に使用されることによって、筋繊維が傷つき、それを修繕するために炎症や刺激物質ホルモンが分泌されます。結果、痛みを感じるというのが現在の定説です。
ストレッチしてはいけない筋肉痛もある!
なんとストレッチをしてはいけない筋肉痛があります!次のような症状がある時にはストレッチをするのを控えましょう。
・筋肉痛の位置に熱がある
・鋭い痛みがある
・筋肉痛で身体を動かすことができない
・痛みや辛さでストレッチの体勢を保つことができない
これらの時は安静にするか、整体や整骨院、病院などに行くことも検討してみてください。
筋肉痛を緩和するストレッチ
腕の筋肉痛を緩和する
腕の筋肉痛の多くは上腕二頭筋が関係していることが多いため、この筋肉痛緩和のストレッチを紹介します。ゆっくり行うことが大切で、素早く行うとストレッチの意味がなくなります。二の腕の伸びを感じながら行うことがおすすめです。この動画のストレッチは継続して行うと、筋肉痛以外に肩こりなどにも効いていくそうです。
背中の筋肉痛を緩和する
背中の筋肉痛を緩和するためのストレッチは、動画で3種類紹介されています。痛みが伴った時はすぐに中止してください。難しいストレッチではないので、筋肉痛を感じたらすぐにできるのが嬉しいですね。
お腹の筋肉痛を緩和する
お腹の筋肉痛の場合、ほとんどが腹筋です。基本的に、腹筋は筋肉痛を感じる前に行うことがベストです。一般的には腹筋の筋トレを行った直後に腹筋のストレッチを行います。もちろん、動画で紹介しているストレッチはお腹の筋肉痛を緩和するのにも役立ちます。両方のパターンで使えるので覚えておきましょう。
臀部の筋肉痛を緩和する
臀部の筋肉痛を緩和させるには、お尻の筋肉を伸ばす必要があります。その方法を動画で紹介してくれています。ストレッチする時はじんわりと伸びているのを感じる程度にしましょう。
太ももの筋肉痛を緩和する
太ももの筋肉痛は大腿四頭筋がなりやすいです。動画は身体が固い人向けと柔らかい人向けの場合を紹介してくれています。コツは腹式呼吸をしながら行うことだそうです。無理しない程度に行ってください。
ふくらはぎの筋肉痛を緩和する
ふくらはぎの筋肉痛を緩和するストレッチは、痛いと感じる部分を確認してみてください。そこを軽く押さえながら行います。強く抑えると意味がありません。調整していきましょう。
緩和されたらまたトレーニングを再開しよう
出典:jogsoku.com
この記事では筋肉痛を緩和するストレッチ方法を紹介しました。いずれのストレッチもやりすぎ、痛みを強く感じるほど伸ばすなどといったことをすると、筋肉痛を悪化させたり、持続させたりしてしまうので注意してください。筋肉痛が緩和されたらトレーニングを再開して、自分の望むスタイルを目指していきましょう。
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この記事のライター
元webデザイナー。ガジェット系が最近ブームです。