メンズストール・マフラーコーディネート徹底解説!大人のおしゃれな着こなし
ストールとマフラーのおしゃれなコーディネートを紹介していきます。春夏秋冬季節ごとのポイントや、カラー(色)の合わせ方まで、着こなし方を徹底解説。チェスターコートなどの代表的なアウターとの組み合わせ方なども取り上げるので、参考にしてください。小物のコーディネートをマスターして、かっこいいおしゃれメンズを目指しましょう。
- 28,937views
- B!
アイキャッチ画像出典:www.royalfashionist.com
ストールとマフラーの違いは?
みなさんはストールとマフラーの違いがわかりますか?
一般的に、ストールは薄手で大判のものが多く、防寒のためのアイテムというよりは装飾というファッション性を重視しており、素材次第で年中使えます。
マフラーは、防寒目的の首巻が由来になっており、長方形で厚手なものが多いのが特徴です。
ストールを巻くと軽やかでスタイリッシュな印象になり、マフラーを巻くとボリューミーで柔らかく暖かい印象になるので、コーディネートに合わせて使い分けてみてください。
ストール・マフラーコーディネートのポイント
基本はコーディネートと同系色のアイテム
ストール・マフラーを選ぶ際に、コーディネートに取り入れている色と同系色のアイテムを選べばまず失敗することはありません。
トップスやパンツと全く同じ色の小物を取り入れてしまうとコーディネートが単調になってしまうので、明るさや鮮やかさをずらしたアイテムを選ぶのがおすすめです。
同系色の色味のストール・マフラーを合わせて、統一感のある着こなしを意識してみましょう。
挿し色でこなれ感を演出
ストール・マフラーを取り入れるコーディネートに慣れてきた男性は、挿し色としてとりいれることにもチャレンジしてみてください。
鮮やかな色のアイテムは、トップスやパンツでは取り入れにくいですが、コーディネートに占める面積が狭いストールや・マフラーであれば気軽に取り入れやすいですね。
色としてのアクセントだけでなく、柄でアクセントを取り入れるのもおすすめです。
柄×柄のコーディネートはNG
出典:menfash.us
アウターやトップスが柄物の際に、柄物のストールやマフラーを合わせるのは、コーディネートの難易度が高いので注意してください。
合わせられないこともないですが、無地のものを合わせた時に比べ、ごちゃごちゃした印象になりがちなので、スマートにコーディネートしにくくなってしまいます。
柄と柄を組み合わせる際には、控えめな柄と主張の強い柄を組み合わせるといったように、メリハリをつけて柄同士がぶつからないようにしましょう。
≪これだけは覚えておきたい≫ストール・マフラーの鉄板巻き方
垂らすだけ
こちらは、ストールやマフラーの取り入れ方の中でも最もシンプルな、垂らすだけの巻き方です。
非常に簡単ですが、胸元にアクセントが加わるだけで、いつものコーディネートよりもグッとおしゃれな印象になり、ワンランク上の着こなしになりますよ。
普通に垂らすだけでも構いませんが、応用として垂らした先端を、アウターの内側にしまい込むように巻くと、よりすっきりと見せることができるのでおすすめです。
1周巻き
1周巻きは、垂らすだけのストールの巻き方からそのまま1周首の周りを通すことで完成します。
首にぴったり沿うように巻きつけてしまうと首が締まった印象になってしまうので、柔らかくふんわりと巻きつけるのがおすすめです。
寒さが厳しかったり、チェスターコートやスーツと合わせる際は、少しきつめに巻くことでドレッシーな印象に仕上げることができますよ。
ワンループ
ワンループもシンプルな巻き方の1つで、首周りをしっかりと覆っているので、垂らすだけの巻き方よりも防寒性が高くなるのが特徴です。
マフラーを真ん中で半分に折り、輪になった部分に先端を通すだけで巻くことができ、首元にボリュームを持たせることができます。
短めのマフラーから大判のストールまで、様々なアイテムで取り入れることができるので、ぜひ覚えておきたいですね。
さらに詳しい巻き方を知りたい男性はこちら
ストールを取り入れたおしゃれなコーディネート
ストール×セーター×デニムパンツ×サイドゴアブーツ
ストールの選び方の基本である、コーディネートと同系色のアイテムを取り入れるコーディネートです。
グレーとブラックでまとめたシックな印象の着こなしに、ストールを広い面積で巻くと一体感を感じさせながらも、メリハリのあるコーディネートに仕上げることができます。
色使いで冒険したくない男性は、コーディネートに取り入れられている色と同じ色でストールを巻けば、華美な印象になりすぎないのでおすすめですよ。
ストール×デニムジャケット×ジレ×デニムパンツ
デニムオンデニムのセットアップコーディネートに、挿し色としてボルドーのストールを取り入れたコーディネートは、色合いでメリハリをつけてくれます。
スカーフをコーディネートに取り入れないと、色合いがシンプルにまとまりすぎてしまい、ぼやけた印象になってしまうので、明るい色を指して首周りに華やかさを追加しましょう。
真っ赤なスカーフだと主張が強く取り入れる難易度が高いですが、柔らかい色味のボルドーカラーであれば、柔らかい印象になるので大人の男性にもおすすめです。
スカーフ×ジャケット×チノパン
出典:www.aplf.com
カジュアルなジャケパンスタイルに、総柄のスカーフを取り入れることで、グッとこなれた印象に仕上げることができます。
フリンジがついたスカーフであれば、単なる1周巻きでもコーディネートのアクセントとなり、華やかな顔周りを作ることができますよ。
総柄のスカーフは取り入れる難易度が高いと思われがちですが、チノパンと合わせた色味のベージュを拾うことで簡単になじませることができるので、ぜひ覚えておいてください。
ストール×ハット×トレンチコート
ネイビーのシンプルな厚手のトレンチコートに、同じくネイビーのシンプルなハットを合わせたスタイルは、クラシックな総柄のストールを取り入れることで、個性的な印象の着こなしに早変わりです。
柄の強いストールを合わせる場合は、写真のコーディネートのようにそのほかのアイテムをシンプルにまとめておけば失敗することはありません。
ワンループで巻く際は、カジュアルシーンの場合ゆったりと巻くことで、首周りに程よい抜け感とエレガントな大人の余裕を漂わせることができますよ。
ストール×チェスターコート×シャツ×デニムパンツ
チェスターコートを主役にしたドレッシーなコーディネートに、無地のストールを取り入れることで、より上品な着こなしになりますよ。
ストールを掛ける際に、首周りではなくチェスターコートの襟の周りに掛けることで、締まった印象にならずさりげなく小物を取り入れることができます。
パンツの色と合わせてコーディネートしているので、ストールを取り入れてもごちゃごちゃした印象にならないのも注目のポイントです。
マフラーを取り入れたおしゃれなコーディネート
マフラー×ジャケット×Tシャツ
無地Tシャツにテーラードジャケットを合わせたノームコアの着こなしに、大柄のグレーマフラーを合わせることで、アクセントを取り入れることができます。
モノトーン柄のマフラーは、柄物であっても主張が強すぎずモノトーンのコーディネートにうまくなじませることができるので、様々な着こなしに合わせることができおすすめです。
シンプルなコーディネートに、柄物のマフラーは垂らすだけでも様になるので、ぜひ覚えておいてください。
マフラー×レザージャケット×ニット
武骨な印象になるレザージャケットにマフラーを合わせてコーディネートすることで、柔らかい印象に仕上げることができるのでおすすめです。
アイテムとしての主張が強いレザージャケットに合わせるマフラーは、柄物よりもシンプルなものの方がよくマッチし、同系色でまとめるとスタイリッシュな大人のコーディネートになります。
レザージャケットのハードな印象が苦手な男性は、ぜひマフラーなどの小物と合わせてコーディネートしてみてください。
マフラー×チェスターコート×デニムパンツ×白スニーカー
シンプルなアイテムで合わせた冬のカジュアルコーディネートに、チェック柄のマフラーを合わせるだけで、首元に目が行く印象的な着こなしになります。
ベースの色はブルー系で統一しているので、カジュアルなチェック柄を取り入れてもバラバラな印象になることなく、スマートにコーディネートすることができるので覚えておいてください。
重たい印象になりすぎないように、足元は軽やかな白スニーカーを合わせれば完成です。
マフラー×チェスターコート×ジャケット×チェックシャツ
インナーのチェックシャツとマフラーのチェックシャツを合わせた、柄×柄の上級者コーディネートです。
どちらも赤ベースのチェック柄ですが、柄の大きさと色の明るさに差があるので、2つのアイテムを合わせてもごちゃごちゃした印象にならず、メリハリをつけてコーディネートすることができます。
チェスターコートとテーラードジャケットを合わせたキレイめな着こなしなので、カジュアルな柄のチェックアイテムを合わせても、大人の男性らしく着こなすことができるのもポイントです。
マフラー×トレンチコート×ニット×ブーツ
ビビットなレッドのマフラーは、コーディネートのアクセントとして取り入れるにはぴったりです。
アウターやパンツなどのメインアイテムは、シンプルで地味な色味でまとめながら、マフラーの色使いを工夫するだけでこなれたコーディネートに早変わりします。
挿し色のアイテムを選ぶ際に、トレンドカラーを意識しておくと、トレンドを感じさせるワンランク上の着こなしに仕上がりますよ。
≪ビジネスシーンにも最適≫ストール・マフラーのおしゃれコーディネート
ストール×チェスターコート×スーツ
スーツとチェスターコートを合わせた、ドレッシーな冬のビジネススタイルに、ストールを合わせることで、おしゃれな雰囲気のあるコーディネートに早変わりします。
フォーマルな着こなしでは、ストールを巻いた後に、写真のようにアウターの中に先端を入れ込むことで、首回りをすっきりと見せることができるのでおすすめです。
ビジネスシーンに取り入れるストールに柄物をチョイスする場合は、控えめなものを選びましょう。
ストール×チェスターコート×スーツ
チェスターコートを合わせたスーツスタイルは、上のコーディネートと同じですが、巻き方を変えるだけで首回りの印象も大きく変わりますよ。
垂らすだけの巻き方は、上のワンループよりも大人の余裕を感じさせる印象になり、柔らかい雰囲気になるので、シーンや与えたい印象によって巻き方を工夫してみてください。
ストールの先端が邪魔になると感じる際には、スーツとアウターの間に差し込むことで、スタイリッシュに仕上げることができます。
マフラー×スーツ
普段のスーツコーディネートで肌寒くなる季節には、マフラーをプラスするのがおすすめです。
ブラックのスーツはどうしてもコーディネートが重くなりがちなので、ライトグレーのマフラーを合わせると、首元に柔らかさを追加することができます。
黒のスーツは色合わせが難しく、合わせるストールやマフラーの色に迷うことがあるかもしれませんが、モノトーンコーディネートを意識して色合わせをしておけばまず失敗はありません。
マフラー×チェスターコート×スーツ
全てを同系色のブラウンでまとめた、おしゃれ上級者のマフラーコーディネートです。
オールブラウンのコーディネートは、着こなしによってはおじさん臭くなってしまいますが、色のトーンと細かい柄、素材をうまく工夫すれば、おしゃれにまとめることができます。
アウターとニットが起毛感のある柔らかい雰囲気なので、合わせるマフラーは光沢のあるドレスライクなものをチョイスすることで、大人のエレガントさを演出できますよ。
マフラー×トレンチコート×スーツ
ネイビーのトレンチコートとネイビーのスーツを合わせた、ドレスライクな着こなしに、アクセントとして総柄のマフラーを取り入れたおしゃれコーディネートです。
ブランドのアイコンとも言える、バーバリーチェックをあしらったマフラーは、巻いているだけで普段のコーディネートにエレガントなテイストを追加してくれますよ。
ビジネスシーンで柄物のマフラーを巻く場合は、他のアイテムを極力シンプルなものでまとめることで、フォーマルな雰囲気を崩しません。
ストール・マフラーを追加してワンランク上のおしゃれを
ストールやマフラーは、コーディネートの主役になることはあまりありませんが、取り入れるだけで普段のコーディネートがグッとおしゃれになります。
温度調節のためだけでなく、おしゃれアイテムとして取り入れることができれば、普段のコーディネートのアクセントになること間違いなしです。
小物をうまく着こなしに合わせて、ワンランク上のおしゃれメンズを目指してみてください。
この記事のキーワード
この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。