ジャケパンのおしゃれなコーディネート【季節別着こなし】

ジャケパンはスーツと違い、組み合わせが多種多用のため、コーディネートの幅がぐんと広がります。ジャケパンスタイルの5つの鉄則を紹介した後に、春夏秋冬のおすすめコーディネートを紹介していきます。ビジネスにもカジュアルにも合わせやすい、ジャケパンコーディネートの着こなしテクニックを、シャツ屋で働くアパレル店員が解説します。

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ジャケパンが人気の理由

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ジャケパンとは「ジャケットとパンツ」の略のことです。
スーツは上下セットで販売していますが、ジャケットは上着単体で販売しており、そのジャケットに持ち前のパンツなどを合わせるスタイルを、俗にジャケパンと呼びます。
ジャケパンはさまざまな組み合わせができるので、おしゃれの幅が広がるため、最近ではビジネスマンの間でも一般化しており、コーディネート次第で周りと差をつけられます。
しかし、ジャケパンは何でも組み合わせていいという訳ではなく、最低限のルールを守らないとだらし無い印象になってしまいます。

ビジネスでも活躍するジャケパンコーディネート

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ジャケパンをビジネススタイルで着こなす場合は、インナーはTシャツではなく、ワイシャツを合わせるのが良いでしょう。
しかし、一般的なビジネスシャツのような真っ白なシャツを合わせてしまうと浮いてしまうので、織り柄の入っているものや、季節に合わせて綿以外の素材のシャツを合わせるのがおすすめです。
クールビズが許されている職場では、ノーネクタイでも構いませんが、チノパンやデニムパンツはカジュアルな印象になってしまうので、立場やシーンをわきまえて取り入れてみてください。
硬い雰囲気の職場では、ネクタイを季節感のある素材に変えることで、簡単に季節感を感じさせるジャケパンコーディネートをつくることができます。

【鉄則1】色の組み合わせ

ジャケパンスタイルはジャケットとパンツの組み合わせで全て決まるといっても過言ではありません。
よく似た色のトーンのジャケットとパンツを合わせてしまうと、一見してちぐはぐなスーツのような印象になってしまうので、パッと見でおしゃれなジャケパンスタイルを目指すためには、ジャケットとパンツの色に気を使う必要があります。
では一体どのような組み合わせがおしゃれに見えるのでしょうか?

薄い色のジャケット×濃い色のパンツ

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ライトグレーや淡いブルーなど、薄い色のジャケットには、写真のように濃い色のパンツを合わせるのがおすすめです。
ラフな着こなしでも良い場面では、デニムでも良いでしょう。
薄い色のジャケットを羽織る際には、パンツに加えて、シャツかネクタイのどちらかを濃い色のアイテムにすることで、奥行きのあるVゾーンを作ることができます。
メリハリのあるコーディネートは、おしゃれの基礎でもあるので押さえておきたいポイントですね。

濃い色のジャケット×薄い色のパンツ

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白パンツなどの薄い色のパンツは、春夏コーディネートには欠かせないアイテムです。
大人メンズの抜け感のあるおしゃれな着こなしを作るためには必要不可欠なので、上手に着こなししたいですね。
写真のようにジャケットにネイビーや濃いブルー、黒などを合わせると、色のバランスも良くコーディネートもしやすいですよ。
この場合、シャツは薄い色のアイテムを取り入れて、ネクタイで濃い色のものを取り入れると、トップスだけでメリハリのあるコーディネートになるので、おすすめの組み合わせとして真似してみてください。

≪上級編≫同系色でトーン違いのジャケパン

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おしゃれなジャケパンを目指す男性におすすめしたいのが、同系色のジャケットとパンツの、明るさや彩度を変えてコーディネートするテクニックです。
特に、ブルーやブラウンなどはトーンや素材のメリハリがつけやすく、こちらのテクニックを実践するにはおすすめの色です。
同じブルー系のジャケットとブルー系のパンツを合わせる場合には、色のトーンの違いがはっきりしたものや、素材感の違うアイテムを組み合わせることで、まとまりがあるのに加え、メリハリがきいたコーディネートになります。

【鉄則2】柄の組み合わせ

柄物を着るときは、いくつか注意点があります。
上下どっちも柄物というのは、見た目がごちゃごちゃしてしまうので上級者向けです。
なので、ジャケットがチェックならパンツは無地、パンツがチェックならジャケットは無地にするのがおすすめです。
シャツを柄物にするのもいいですが、ジャケットは脱ぐのが前提なので、シャツとパンツが両方柄物というのも控えましょう。

ジャケットが柄物

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細かいチェック柄のジャケットは、柄物の中でも使いやすいのでおすすめです。
合わせるシャツやネクタイは無地のアイテムかがおすすめですが、シャツもネクタイも無地だと物足りないという男性は、細かい柄のジャケットに、柄同士がぶつからない大柄のアイテムを合わせることでおしゃれなジャケパンスタイルになります。

パンツが柄物

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柄物をパンツに取り入れる場合には、クラシックな印象になるウインドペンのパンツが使いやすく、着回しできるのでおすすめです。
秋冬のシーズンであれば、写真のコーディネートのように、ジャケットのインナーとしてタートルネックのセーターを取り入れるのもおすすめの着こなしです。

シャツが柄物

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シャツに柄物を取り入れる場合には、見える面積が他のアイテムよりも狭いため、色柄の強いアイテムをチョイスしてもコーディネートになじみやすくなります。
その場合は、ネクタイやポケットチーフでシャツの柄の色を拾うことで、一見コーディネートしにくいシャツも、うまくまとめることができるので、テクニックとして覚えておいてください。

【鉄則3】シルエットはタイトに

ジャケットとパンツはどちらも、身体にフィットしたタイトめのシルエットのものを選びましょう。
ジャケットは着丈を短めに、パンツもタイトで裾丈もジャストのレングスにしましょう。どちらか一方でもルーズめものを選んでしまうと、全体の印象が一気に野暮ったくなるので注意が必要です。

ジャケットの選び方

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スーツの場合は、ジャケットの着丈はヒップがほとんど隠れる長さがおすすめの長さとされていますが、ジャケパンで着用するジャケットは、ヒップが半分くらい隠れるくらいの長さが、後ろ姿もすっきり見えるのでベストです。
ジャケットの形は、シングルとダブルともにジャケパンで活用できますが、どちらの形でもウエストに絞りが入ったすっきり見えるデザインのアイテムをチョイスしましょう。

パンツの選び方

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スーツのパンツは、シューズにあたるワンクッションが基本的な丈の長さですが、ジャケパンに合わせるパンツは、足元がすっきり見えるジャスト丈か、足首や靴下が見えるくらいのクロップド丈で合わせるのが、スマートに見えておすすめです。
また、シルエットはストレートパンツよりも、緩くテーパードが入ったパンツの方がきれいに見えるのでそちらをチョイスしてみてください。

【鉄則4】ベルト・シューズ・バッグの色を揃える

鉄則4はジャケパンだけでなく、スーツにも共通していることですが、ベルトとシューズとバッグの色味は絶対に合わせてください。
基本的なポイントですが、意外とできていない男性が多く、小物の色がそろっていないと全体の雰囲気までちぐはぐな印象になってしまうので、細かいポイントではありますが、小物の色合わせにも気を使ってみてください。

ブラックよりブラウンがおすすめ

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スーツであれば、一番使いやすい色はブラックですが、ジャケパンの場合はかっちりした雰囲気のブラックよりもブラウンがおすすめです。
一口にブラウンといっても、ブラックに近いダークブラウンからベージュに近いライトブラウンまで、色味の幅が広いので、全体のコーディネートの色合いによって使い分けてみてください。

スウェード素材もおすすめ

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スウェードは牛や羊などの裏革をけば立たせたものをいい、起毛させていることから、独特の光沢感や柔らかみ、暖かさが一番の特徴で、コーディネートも柔らかい雰囲気に変えてくれます。
起毛の革なので、ワックスは塗れませんが撥水性に優れており、防水スプレーをかけておけば、意外なことに雨の日でも心配なく履くことができます。
スウェードシューズを合わせる場合は、ベルトもスウェード素材にして、色だけでなく素材も合わせることで、よりこなれ感のあるコーディネートを目指してみてください。

【鉄則5】季節感を取り入れる

スーツよりも、コーディネートの幅が広い分、季節感を取り入れやすいのがジャケパンの特徴です。
むしろ、1年を通じて同じスタイリングをしていては、ジャケパンをしている意味があまりないので、各季節ごとの特徴的な素材を取り入れて、季節感のあるおしゃれコーディネートを目指しましょう。
また、素材だけでなく色味を工夫することでも季節感を取り入れることができるので、素材だけでなく色味にも注目してアイテムを選んでみてください。

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春の代表的な素材として挙げられるのがコットンです。
通気性や透湿性に優れているため、汗ばむ季節であっても、涼しげに快適に着こなすことができます。
色味としては、薄い色味のパステルカラーがおすすめで、特に春らしさを感じさせるピンクのシャツやネクタイを締めることで、簡単に春らしいコーディネートが仕上がります。

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夏は、リネンのジャケットやパンツなどがおすすめで、コットンよりもサラりと軽快に着こなすことができるので重宝するでしょう。
その他にも、シアサッカーやモヘアなども多く、涼しげで爽やかな印象になります。
夏のジャケパンコーディネートに取り入れたい色味は、清潔感のあふれる白で、特に人気なのが白パンツを取り入れたコーディネートです。
白のジャケットよりもコーディネートしやすく、着回しできるので、必ず持っておきたい定番アイテムです。

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秋のジャケパンスタイルでは、色をうまく生かしたコーディネートをおすすめします。
特におすすめのカラーは、ブラウンやオリーブグリーン、ボルドーなど温かみが感じられる色で、これらのアイテムをコーディネートに取り入れるだけで、ぐっと秋らしい雰囲気に仕上がります。
また、起毛感のあるジャケットやパンツを取り入れたり、ジャケットのインナーにカーデガンやニットを取り入れることで、より奥行きのあるワンランク上のコーディネートに仕上げることができます。

ジャケパン秋コーディネート【秋のおしゃれな着こなし】

ジャケパン秋コーディネート【秋のおしゃれな着こなし】

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冬のジャケパンスタイルは、厚手のウールやツイード、コーデュロイなどの肉厚の素材を取り入れるのがおすすめです。
ジャケットの上にアウターを着ない場合は、冬向けの保温性の高い素材のジャケットを選ぶのに加え、インナーにニットやカーデガンを取り入れるのがおすすめです。
防寒を意識するあまり、ダークトーンのアイテムばかりでそろえてしまうと、重たい印象になってしまうので、明るい色味のアイテムを選んで、抜け感を取り入れるのも忘れないでください。

ジャケパン冬コーディネート【冬のおしゃれな着こなし】

ジャケパン冬コーディネート【冬のおしゃれな着こなし】

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春のジャケパンおすすめコーディネート集

ネイビージャケット×ピンクシャツ×チノパン

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ピンクのシャツをジャケパンスタイルに取り入れると、色味だけで春らしさを感じさせるジャケパンスタイルが完成します。
ネイビーとベージュとピンクの組み合わせは、春のジャケパンスタイルの定番配色なので、ぜひ覚えて真似してみてください。
シューズやベルトなどの小物は、ブラックではなく春らしく軽やかなブラウンのアイテムで統一することで、季節感のあるコーディネートになります。
無地のアイテムでまとめたジャケパンスタイルなので、チェック柄のポケットチーフをチラ見せすることでさりげない遊び心をアピールします。

ベージュジャケット×ギンガムチェック×デニムパンツ

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明るい色のジャケットを合わせると、春らしい印象のジャケパンスタイルになります。
先ほど紹介した鉄則1を意識して、薄い色のジャケットには洗い加工が控えめな、ダークカラーのデニムパンツを合わせることでメリハリを出します。
小物をダークブラウンで統一すると、コーディネートは引き締まりますが秋っぽい印象になりかねないので、足元はロールアップして抜け感を取り入れることでカバーします。
ギンガムチェックシャツは主張が強いので、シャツとして取り入れることで見せる面積を減らしており、春らしい柄として手軽に取り入れることがおすすめです。

グレージャケット×白シャツ×スラックス

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柄の主張の強いジャケットを合わせる場合には、他のアイテムをシンプルにまとめることでジャケットを主役にしたジャケパンスタイルが完成します。
合わせるスラックスは、テーパードが入ったすっきりめのシルエットのものをジャストの丈で合わせているので、足元から軽快な印象を取り入れることができます。
足元がさみしくならないように、キルトがあしらわれたシューズを取り入れることで、チェックジャケットに合わせたクラシックさやエレガンスさを演出しています。

グレージャケット×白シャツ×デニムパンツ

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ライトグレーの無地のジャケットは、ビジネスカジュアルコーディネートから、オフのカジュアルコーディネートまで、春のスタイリングで幅広く活躍するので1着は持っておきたいアイテムです。
ジャケパンスタイルに合わせるデニムは、ダークカラーの落ち着きのある色味のアイテムを合わせると、全身の雰囲気を壊すことなくコーディネートできます。
ライトグレーのジャケットと白シャツを合わせると、胸元のVゾーンがはっきりしないので、ボルドーのスリムタイを締めることで、キレイめジャケパンスタイルが完成します。

グレージャケット×Tシャツ×リブパンツ

出典:tailoredsuitsla.com

上のコーディネートで紹介したライトグレーのジャケットを、白Tシャツと合わせると、簡単にキレイめカジュアルコーディネートになります。
全身の色味は、グレーと白のモノトーンカラーでまとめているので、Tシャツとリブパンツというカジュアルなアイテムでもシックに見え、ジャケットを合わせているので、印象も引き締まります。
足元は、シンプルな白スニーカーでクリーンさを取り入れて、春らしい軽快感を演出しています。
さりげなくチーフで胸元に華やかさをプラスすることで、シンプルなアイテムでそろえたノームコアスタイルが完成です。

夏のジャケパンおすすめコーディネート集

ネイビージャケット×ボタンダウンシャツ×白パンツ

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夏はスポーティーなアイビースタイルで、爽やかなコーディネートを目指してみてください。
白パンツをカジュアルな印象にならずに夏らしく着こなすためには、ネイビージャケットと合わせるのがマリンテイストを感じさせておすすめです。
アイビールックを演出するために、ボタンダウンシャツと逆レジメンタルタイを合わせることで、アメリカンテイストで統一します。
足元は軽快に、素足でブラウンローファーを合わせると、涼しげな印象になります。
トップスを重く、ボトムスを軽くすることでアメリカ西海岸を感じさせる、クリーンなジャケパンスタイルが完成します。

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経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。

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旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。

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都内在住。コーヒーとサンドイッチが大好きで1日1カフェ生活を送っている。夏の定番はレモネード、冬の定番はホットチョコレート。オシャレやヘルシーという言葉に敏感なミーハー系女子。

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茨城の筑波山生まれ。「いばらぎ」じゃなくて「いばらき」です。

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信州で車と酒と旅を愛する道楽者、曲者の集まりであるCLUB Autistaに所属し、旨い酒を嗜み、旨い肴と趣のある器を好む。志賀高原や美ヶ原など、リゾートエリアでドライブするのが楽しみ。冬はスキ...

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