メンズグレーコートおしゃれコーディネート【チェスターコートからトレンチコートまで】
メンズの旬アイテム、グレーコートのおしゃれな着こなしに大注目!代表的なグレーコートの種類とは?秋冬のおすすめコーデとは?定番の着こなしとは?そんな疑問を解決します。スーツやインナー、パーカー、スニーカーに合わせた大人の為のトレンドコーディネートを紹介。ワードローブに加えたいグレーコートのコーデに注目です!
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アイキャッチ画像出典:thebestfashionblog.com
グレーコートでこなれ感のあるコーデを!
夏も終わり、秋冬はアウター必須な季節。そんな時期のコートやアウターにお迷いの男性の皆さん!今年も「グレーコート」がおすすめです。
近年、秋冬カジュアルコーディネートの人気アイテムの1つであるチェスターコートや、クラシックな印象になるトレンチコートなどコートの種類は様々。今回はその中でも人気のグレーのコートに注目しました!おすすめの着こなしからおしゃれテクニックまで詳しく紹介します。今日何着よう…そんな困った時に是非参考にしてみてください。
代表的なグレーコートの種類
チェスターコート
出典:www.lyst.com
チェスターコートの形は、襟付きシングルボタン。膝丈やそれよりもやや長い丈が特長です。
正式名称はチェスターフィールドコート。19世紀に、チェスターフィールド伯爵が初めて着用したことから、この名前が付けられたとされています。襟がビロードな理由は、かつてフランス革命で処刑されたルイ16世と、妃マリー・アントワネットを弔う気持ちを表したものでした。現在は礼装や普段着など関係なく着用される、ファッションアイテムです。その見た目は背広に近いため、おしゃれの苦手な男性でも取り入れやすく、非常に人気があるコートの一種になっています。
トレンチコート
トレンチコートとは、もともと塹壕(ざんごう)を意味するトレンチが語源となっているコートであり、イギリス軍隊が使用していたミリタリーアイテムです。
ダブルの前開きデザインで、腰にあるベルトがポイントになっており、ガンフラップと呼ばれる水の侵入を防ぐ当て布や、エバーレット、Dリングなど、当時活用していたディテールが現在でも残っています。比較的薄手のコットン製のものであれば、春秋のシーズンに活躍し、ウールの厚手のものであれば、冬でも着ることができますよ。季節によって使い分けましょう。
ピーコート
ダブルブレストで、腰までのショート丈が特徴の、厚手のウール製コートをピーコートと呼びます。
元々、労働者用の防寒着として誕生しましたが、その後アメリカの海軍が着用したとして、一般的に広まりました。機能性を重視して、風向きによって左右どちらを前にもできるようにダブルのデザインでしたが、最近ではシングルのものも見られるようになっています。冬のマリンスタイルを象徴するアイテムの1つとして、スポーティーに着こなしたいアイテムですね。
その他のコートの種類はこちらをチェック
グレーがおすすめなのはなぜ?
グレー、つまり灰色は、黒と白が混ざった色のこと。黒ほど強くなく、白ほど明るくない、そんな適度にちょうどいい色がグレーなのです。黒のコートは暗い印象になってしまうため、重たい雰囲気のコーディネートに。白のコートはやっぱり着こなしづらいですよね。そんな中、グレーのコートはどんなコーディネートにもぴったりマッチしてくれるので、おしゃれの苦手な男性にもおすすめ。グレーは適度な色合いなので、インナーやパンツを考えずに、組み合わせることができます。
色の明るさによる印象の違い
チャコールグレー
出典:kotobank.jp
チャコールグレーは、黒に近いグレーで、最も落ち着いた印象になるのが特徴。真面目で誠実な雰囲気に仕上げたい場合は、チャコールグレーのコートを選ぶのがおすすめですよ。その洗練された色味から、カジュアルシーンはもちろん、ビジネスシーンにも取り入れることができます。
グレー (ミディアムグレー)
出典:kotobank.jp
一般的にグレーといえば、こちらのミディアムグレーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。グレーは他の色に比べて、愛称の良い色が多いので、コーディネートに取り入れても、他のアイテムとなじみやすいのが特徴です。そのような側面から、グレーの中でも、一番コーディネートにマッチしやすい色がこちらのミディアムグレーなので、ぜひ覚えておいてください。
ライトグレー
ライトグレーは、グレーの中で最も明るく、白に近い色味なので、他のグレーに比べて柔らかい印象になるのが特徴です。少し砕けた印象になるので、ビジネスシーンで取り入れるよりも、カジュアルスタイルに取り入れた方が、雰囲気にマッチします。あまりライトグレーの面積が広すぎると、全身がぼやけた印象になるので、濃い色のアイテムと組み合わせて引き締めましょう。
グレーチェスターコートを使ったおすすめコーディネート
グレーチェスターコート×Tシャツ×デニムパンツ
出典:www.lyst.com
グレーのチェスターコートにホワイトのTシャツとブラックのパンツを合わせたコーディネートは、大人の定番スタイル。迷ったときはこのコーディネートでお出かけしましょう。トップスとボトムス、どちらも他のアイテムと組み合わせしやすいのでおすすめ。靴はブラックのブーツを合わせて、季節感を出しましょう。
グレーチェスターコート×Tシャツ×アンクルパンツ
チェスターコートは少し短めの丈なので、アンクルパンツとの相性も抜群。アンクル丈はくるぶしが見えるので、軽やかな雰囲気に仕上がります。写真のようにオールブラックのコーディネートにグレーのコートを合わせると、パッと華やかになりますよね。小物はブラックのレザーアイテムでまとめて、統一感のあるコーディネートに仕上げましょう。
グレーチェスターコート×シャツ×デニムパンツ
チェックシャツとデニムシャツを合わせたアメカジスタイルを取り入れたコーデは、チェスターコートを合わせることで、カジュアル過ぎない適度なコーディネートに仕上がりますよね。ホワイトのスニーカーを合わせることで、抜け感もプラス。デニムパンツはロールアップして、おしゃれにまとめましょう。
グレーチェスターコート×シャツ×チノパン
カーキのチノパンはアースカラーでもあるので、トレンドのアイテム。近年流行のジョガーパンツを合わせてもかっこいいですよね。ジージャンをインナージャケットとして着用するスタイルは、今期もトレンド。ホワイトスニーカーを合わせて、ストリートテイストなおしゃれを取り入れましょう。
グレーチェスターコート×ニット×チノパン
キャメルカラーのニットセーターは、秋に取り入れたいおしゃれなアイテム。秋冬の暗くなりがちなコーディネートを、パッと明るくしてくれますよね。足元にローファーを合わせて、トラッドなスタイリングに。ネイビーのチノパンと合わせて、優しい印象のコーディネートにまとめましょう。
グレーチェスターコート×ニット×デニムパンツ
チェックのチェスターコートは、ビジネスシーンにも使うことで着る万能なアイテム。カジュアルシーンに着回すときは、靴をブーツにするなど、小物でカジュアルダウンさせると良いでしょう。デニムパンツと合わせて、大人のアメカジスタイルにも。細身のコートを合わせることで、スマートな着こなしにまとめましょう。
グレーチェスターコート×ニット×デニムパンツ
グレーのチェスターコートとデニムパンツを合わせたカジュアルコーデは、足元に派手な色味のスニーカーを合わせることで、モードな雰囲気にも。フェイクファーのマフラーは、トレンドでもあるので、大人メンズに是非おすすめしたいアイテムです。ロールアップしてアンクル丈にして軽やかな雰囲気にすると、よりお洒落に見えますよ。
グレーチェスターコート×シャツ×アンクルパンツ
モノトーンコーデに上手くグレーチェスターコートを合わせたスタイル。この三点セットは女性受けも良いので、デートシーンにもおすすめです。足元は写真はホワイトスニーカーですが、ブラウンのレザーシューズなどもおすすめ。クラッチバッグはポイントになるようなおしゃれな物をセレクトして、モードなテイストにまとめましょう。
グレーチェスターコート×シャツ×スラックス
出典:www.lyst.com
くすみがかったグレーチェスターコートは、アッシュグレーと呼ばれるトレンドのカラー。洗練された雰囲気になるので、スマートに着こなししましょう。ビジネスシーンにも使えるので着回しも便利。チェスターコートは細身に見えるので、体形カバー力もありますよ。ブラックのドレスシューズを合わせて、おしゃれにまとめましょう。
グレーチェスターコート×シャツ×スラックス
同じく洗練された雰囲気の着こなしですが、インナーのセーターを変えるだけで雰囲気が変わりますよね。濃い色のインナーにすることで引き締め効果が上がり、体形カバー力もアップ。バッグはレザーのクラッチバッグがおすすめです。ポイントになるような派手目な物を選んでも良いでしょう。
グレーチェスターコート×Tシャツ×チノパン
大人メンズの必須アイテム白パンを白Tシャツに合わせたオールホワイトコーデに、グレーチェスターコートを合わせることで、バランスの取れたコーディネートに。野暮ったくなりがちなワントーンコーデも、しっかりと引き締めてくれます。写真のようにブラックのレザースニーカーを合わせることで、大人っぽさをプラス。カジュアルな雰囲気のあるコーディネートです。
グレーチェスターコート×シャツ×スラックス
薄いグレーのチェスターコートと濃いグレーのスラックスを合わせたコーディネート。ビジネスシーンにも使えるので、是非真似してみてください。ホワイトのレザーシューズと合わせると抜け感もプラスされて爽やかなコーディネートに。首元にストールで柄のアクセントをプラスして、こなれ感も出しましょう。
グレーチェスターコート×ジャケパンコーディネート
ネイビーカラーを基調にしたジャケパンコーデも、グレーのチェスターコートを合わせておしゃれにまとめましょう。どちらも相性が良い色なので、簡単に技ありのコーデに仕上がります。ビジネスシーンにも使えるので、着回し力も抜群。大切なディナーシーンに是非真似してみてください。
グレーチェスターコート×ジャケパンコーディネート
ネクタイのレッドが映えるコーディネートも、グレーチェスターコートでまとまりをプラス。グレーは本当に万能な色なので、どんなコーディネートにも合いますよね。地味なコーディネートもネクタイがポイントになっておしゃれに。冬場はダークグレーのマフラーと合わせたい、代表的な秋冬コーディネートです。
グレートレンチコートを使ったおすすめコーディネート
グレートレンチコート×デニムパンツ×ブーツ
グレーのトレンチコートは、ラフな印象のデニムパンツを引き締めるためのキーアイテム。カジュアルな印象のスタイルも、トレンチコートを羽織るだけで、簡単に大人のクラシックな印象に仕上げることができますよ。インナーのハイネックニットとグレーの色を合わせて着こなすと、より洗練された雰囲気に仕上がるので、ぜひ真似してみてください。
グレートレンチコート×デニムパンツ
チャコールグレーのトレンチコートは、ビジネスシーンにも対応する万能アイテム。カジュアルシーンで取り入れる場合は、スキニータイプの黒パンツと合わせることで、よりスマートでモダンな印象に。素材でメリハリをつけるために、足元はブラックのレザーシューズで引き締めれば、大人メンズのコーディネートの完成です。
グレートレンチコート×シャツ×蝶ネクタイ
グレートレンチコートは、ネイビーと組み合わせれば、清潔感のあるスタイルに。ポップな印象になるギンガムチェックのシャツと合わせても、クラシックな印象に仕上がります。個性的なコーディネートに仕上げたい男性は、蝶ネクタイをチョイス。シンプルになりすぎる顔周りの、アクセントになるので、ぜひ挑戦してみてください。
グレートレンチコート×グレースーツ
チャコールグレーのトレンチコートは、グレーのスーツとの組み合わせも相性抜群。全く同じ色味の組み合わせでは、単調な印象になってしまうので、色をずらして着こなすとメリハリがついておしゃれに見えますよ。小物をブラックにすると、引き締まった印象になりすぎてしまうので、ブラウンを選んでこなれ感を出しましょう。
グレーピーコートを使ったおすすめコーディネート
グレーピーコート×デニムパンツ×サイドゴアブーツ
ブラックを基調にしたコーディネートに、グレーのピーコートを合わせたスタイル。シンプルなコーディネートですが、コートがライトグレーなので、全体的に暗くなりすぎないスタイルに仕上がります。ポイントは靴。ブーツはブラウンをチョイスして、ボリューム感をプラスして、季節感を感じさせるコーディネートにまとめましょう。
グレーピーコート×ハイネックニット
グレーピーコートを主役に、オールグレーでまとめた上級者コーディネート。淡いグレーばかりでそろえてしまうとぼやけた印象になるので、チャコールグレーのアイテムと組み合わせて、引き締まったスマートな着こなしに仕上げましょう。コーディネートのアクセントはハット。スポーティーな雰囲気になるピーコートの着こなしを、ダンディにまとめれば完成です。
グレーピーコート×ニット×デニムパンツ
ピーコートは、春秋に活躍するアイテムですが、まふらーと合わせて着こなすことで、冬にも対応するスタイルに。ロング丈のコート程暑くなく、ブルゾンよりも暖かい、程良さが魅力のアイテムです。インナーもグレーに合わせることでバランスも意識。パンツはブラックをチョイスして、締まりのあるコーディネートに仕上げましょう。
グレーピーコート×デニムジャケット
デニムジャケットをピーコートに合わせたアウター×アウターは、トレンドを感じさせるスタイル。ショート丈のアイテムの組み合わせは、スポーティーな印象になり、重たくなりにくいのもポイントです。アウターの色が濃いので、胸元から白Tシャツを覗かせて、清潔感をプラスすることで、抜け感が加わりますよ。
グレーコートで安定感のあるおしゃれを!
いかがでしたか?グレーのコートは、どんなコーディネートにもマッチしてくれるので、トップスとボトムスの組み合わせを考えずにコーディネート出来ますよね。おしゃれの苦手な男性にもおすすめなので、是非自分に合ったコーディネートを作ってみてください。
VOKKAでは大人メンズにおすすめの、おしゃれコーディネートを特集しています!是非こちらもチェックしてみてください。
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。