チェスターコートをおしゃれに着こなすおすすめコーディネート20選
カジュアルシーンはもちろん、ビジネスアウターとしても着用することができるチェスターコートは冬の定番アイテムです。丈や色、シーンでの使い分けを解説した後、ネイビーやキャメル、グレーやブラックなどの定番色のコーディネートを、海外スナップを参考に紹介していきます。チェスターコートを着こなして、おしゃれメンズを目指しましょう。
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アイキャッチ画像出典:hespokestyle.com
チェスターコートをおしゃれに着こなそう
チェスターコートは細身に作られているので着やせ効果もあり、羽織るだけでコーディネートをきれいにまとめてくれる万能なアイテムです。
カジュアルシーンはもちろん、ビジネスシーンにおいても活躍するので、人気が高く、かっこよく着こなすポイントをしっかり押さえておしゃれに着こなしたいですよね。
今年の冬もチェスターコートをかっこよくコーディネートして、大人メンズのおしゃれを楽しみましょう。
コーディネートのポイント≪丈≫
ひざ上
ひざ上丈のチェスターコートは、全身のシルエットがすっきり見えるため、ビジネスシーンとカジュアルシーンともに着こなせるデザインになります。
シルエットは、細身ですっきりしたものをチョイスした方が、洗練された雰囲気になるので、スーツやジャケットともマッチします。
様々なコーディネートに対応する万能なデザインなので、ひざ上のチェスターコートは持っておいて損はありません。
ひざ下
ひざ下のチェスターコートは、クラシカルな印象が漂うので、アウター主役のコーディネートにはぴったりです。
ひざ下の丈感で、ゆったりしたシルエットのチェスターコートを選ぶことで、トレンドであるビッグシルエットを意識したコーディネートになるので、トレンドライクな着こなしを簡単に作ることができます。
カジュアルコーディネートにはおすすめですが、ビジネスシーンにはあまり向かないので注意してコーディネートしてください。
コーディネートのポイント≪季節≫
秋
チェスターコートは、他のアウターに比べて厚手のものが多いので、まだ冬ほど気温が低くない秋のコーディネートでは、インナーに気を遣いましょう。
ニットを合わせてしまうと、秋のコーディネートにしては分厚く暑苦しいコーディネートになってしまうので、インナーにはシャツやトレーナーなどの少し薄手のトップスを合わせるのがおすすめです。
チェスターコート自体がフォーマルな印象なので、インナーに多少カジュアルなアイテムを合わせてもキレイめにまとまります。
冬
出典:archzine.fr
冬のチェスターコートコーディネートのインナーには、様々なトップスを合わせることができます。
ハイネックやクルーネックなどのニットはもちろん、テーラードジャケットやデニムジャケット、薄手のダウンジャケットまで様々です。
それでも寒い場合は、グローブやマフラーなどの小物を活用して保温性を高めましょう。
冬のコーディネートは色が暗くなりがちですが、明るい色のアイテムを取り入れることでおしゃれな印象になるので、意識してコーディネートしてみてください。
コーディネートのポイント≪色≫
ネイビー
ネイビーのチェスターコートは、最もコーディネートしやすく、カジュアルからフォーマルまで様々なシーンで活躍するので、おすすめの色の1つです。
シンプルなデザインのものを選ぶことで、カジュアルコーディネートにドレッシーな印象を加え、フォーマルコーディネートをよりエレガントなものにしてくれることでしょう。
おしゃれに自信がない男性は、シンプルなネイビーのチェスターコートを選んでおけば、まず間違いはないでしょう。
キャメル
キャメルのチェスターコートは、明るい印象になり、暗い色味が多くなりがちな秋冬のコーディネートを明るくすることができます。
チェスターコートはコーディネートに占める面積が広いので、明るいアイテムをチョイスすることで、簡単にこなれた印象になります。
明るい色味はやりすぎてしまうと子供っぽい印象になってしまうので、足元はレザーシューズなどのドレッシーなアイテムで引き締めましょう。
グレー
グレーのチェスターコートも、ネイビー同様カジュアルからビジネスまで幅広くコーディネートできるのが特徴の色味です。
チャコールグレーのようなダークトーンになると落ち着いた印象になり、ライトグレーのような明るい色味だと抜け感のある印象になります。
グレーは様々な色と相性が良く、色合わせに困ることがないので様々なコーディネートで活躍すること間違いなしです。
ブラック
ブラックのチェスターコートはモダンな印象の強いコーディネートになります。
コーディネートの定番色としてよく取り入れられるブラックですが、チェスターコートのような色の面積が広いアイテムで取り入れてしまうと、合う色が少なく、コーディネートに苦労してしまうので注意が必要してください。
ブラックのチェスターコートを取り入れる場合は、オールブラックやモノトーンコーディネートのなどの、色使いの少ない着こなしがおすすめです。
コーディネートのポイント≪シーン≫
カジュアル
カジュアルシーンでのチェスターコートは、色や柄などは自由に選んで着こなすことができます。
チェスターコートのデザイン自体が、テーラードジャケットのようなドレッシーなつくりなので、色や柄が派手であっても、キレイめなコーディネートができるのが魅力的なポイントです。
ロングコートは、コーディネートに占める面積が広いため、主役になることが多く、お気に入りのチェスターコートを主役にしたコーディネートを意識してみてください。
ビジネス
出典:archzine.fr
ビジネスシーンでは、シンプルなチェスターコートを選びましょう。
無地のデザインが基本ですが、変化をつけたい場合には、マイクロパターンや同系色の柄のアイテムを選ぶと、さりげなく柄をアピールすることができます。
ビジネスシーンでチェスターコートを取り入れる場合には、生地に光沢があるチェスターコートを選ぶことで、ドレッシーな印象になるので、スーツスタイルがより高見えしますよ。
チェスターコートのビジネスコーディネート集
ネイビーチェスターコート×グレースーツ
出典:i.pinimg.com
ネイビーは合わせることができる色が多いので、チェスターコートをビジネスシーンで用いる場合、合わせるスーツの選択肢が増えます。
ダークトーン寄りのグレースーツを合わせることで、クラシカルで落ち着いた雰囲気のビジネススタイルになるのでおすすめです。
気温が低い日は、写真のようにマフラーやグローブを合わせることで、より冬らしい温かみのあるコーディネートにすることができます。
チェスターコートの胸ポケットに、ポケットチーフを真似てハンカチなどをチラ見せすると、ワンランク上のおしゃれスタイルの完成です。
ネイビーチェスターコート×ネイビースーツ
写真のような光沢感のある上質なチェスターコートであれば、着ているだけで大人の品格やエレガントさをアピールすることができます。
ネイビーのチェスターコートを主役にしたいので、合わせるスーツとシャツ、ネクタイは同系色のブルーを選んで、統一感のある着こなしをしているポイントも参考にしましょう。
柄物を取り入れて個性的なコーディネートでおしゃれをアピールするのも良いですが、ここぞという場面ではシンプルで上質なアイテムで揃えて、大人の男性の魅力を最大限引き立ててみてください。
キャメルチェスターコート×グレースーツ
キャメルのチェスターコートをビジネスシーンで取り入れる場合は、明るい色が浮いてしまわないように、ライトグレーのスーツなどの明るめのスーツと合わせるのがおすすめです。
シューズはダークブラウンを取り入れて、足元でしっかりと引き締めていますが、スウェードシューズを選ぶことで、色で引き締めながら素材で柔らかさを演出しています。
グローブは定番のダークカラーではなく、明るい色のコーディネートに映えるボルドーを挿し色として取り入れるのもおしゃれですね。
キャメルチェスターコート×グレースーツ
明るいキャメルカラーのチェスターコートのビジネススタイルは、小物を明るめのブラウンで統一してまとめるのもおすすめです。
ブラックのシューズやバッグを合わせると、カチッとした印象になりすぎてしまい浮いてしまうので、アウターの柔らかい雰囲気に合わせて、小物も柔らかい色合いでまとめましょう。
合わせるスーツはドレッシーな印象になりすぎないように、チェック柄のものを選び、スラックスの裾は足首が見えるくらいのすっきりした長さでまとめることで野暮ったさがなくなります。
グレーチェスターコート×ブラックスーツ
ブラックスーツを着こなす際のチェスターコートは、グレーかブラックの同系色のアイテムを合わせるのがおすすめです。
黒は色の特性上、他のトーンの色を合わせる難易度が高いため、同系色のアウターでまとめたほうがまとまりのある着こなしにすることができます。
暗くて重たすぎる印象にならないように、コーディネートになじみやすい、生成り色のジレを間に挟むことで、クラシカルな雰囲気が加えられ、コーディネートも柔らかくなります。
グレーチェスターコート×グレースーツ
カジュアルな服装が許されている職場であれば、冬のビジネスカジュアルの着こなしとして、グレースーツの下にハイネックのニットを合わせるのがおすすめです。
着ていて暖かいだけでなく、見た目も柔らかくなるので、冬のコーディネートがよりおしゃれに映えるようになります。
ドレッシーな印象になりすぎないように、合わせるチェスターコートは、無地ではなくカジュアルな印象を与えるチェック柄を選ぶことで、アウターを主役にしたコーディネートの完成です。
ブラックチェスターコート×ネイビースーツ
ブラックのチェスターコートを合わせるときには、シンプルなスーツを選んでスマートにコーディネートしましょう。
小物やシューズも、ブラウンを合わせてしまうと軽い印象になってしまい、アイテムが浮いてしまう恐れがあるので、アウターに合わせたブラックを選んで、足元から引き締めましょう。
冬のレザーシューズは、サイドゴアブーツなどの重厚感のあるデザインのものをチョイスすることで、いつものスーツスタイルに簡単に季節感を取り入れることができます。
チェスターコートのカジュアルコーディネート集
ネイビーチェスターコート×Tシャツ×デニムパンツ×スニーカー
Tシャツにアイスブルーのデニムパンツという、ラフな印象になりがちなカジュアルコーディネートでも、チェスターコートをアウターとして取り入れるだけでキレイめな印象に一変することができます。
トップス、パンツ、シューズの色は薄いトーンで淡いコーディネートを作りつつ、チェスターコートとニット帽で濃い色を取り入れてバランスをとることで、コーディネートを引き締めるのがポイントです。
シンプルなネイビーのチェスターコートであれば、このようなラフなスタイルにドレッシーなテイストを追加できるので、テクニックとして覚えておいてください。
ネイビーチェスターコート×デニムジャケット×デニムパンツ
秋のおしゃれコーディネートの1つであるデニムonデニムの着こなしに、チェスターコートを取り入れることで、大人のキレイめカジュアルを意識したコーディネートに仕上がっています。
大人の男性が着こなすデニムonデニムのコーディネートは、インナーに白シャツを取り入れて襟元からチラ見せすることで、野暮ったくならずクリーンな着こなしになりますよ。
同系色のアウターを合わせているので、色合わせも真似しやすく、デニムジャケットだけでは肌寒く感じる日にはおすすめのコーディネートです。
ネイビーチェスターコート×Tシャツ×カーディガン×スラックス
白とネイビーの組み合わせは、清潔感をアピールする大人の定番色合わせの1つです。
Tシャツ1枚に合わせてもかっこよくきまるのがチェスターコートですが、間にカーディガンを挟むことで、よりおしゃれで清潔感のある印象になります。
編みが細かすぎるカーディガンは、Tシャツの上に合わせるにはドレッシーになりすぎるので、ざっくりとした編みのカーディガンを選ぶことで、カジュアルコーディネートにもうまくはまります。
コーディネートの首元がさみしい場合は、チェスターコートの襟を立てることで、こなれ感を演出できるので、ぜひ真似してみてください。
ハット×ネイビーチェスターコート×ボウタイ×デニムパンツ
カジュアルコーディネートにボウタイを取り入れた個性的な着こなしとも、ネイビーチェスターコートは相性抜群です。
ビジネスシーンほど堅苦しい印象にならないように、合わせるバッグとブーツはブラウンのものを選ぶことで、抜け感のあるレザーアイテム使いになります。
秋冬らしく、起毛感のあるハットとジレを合わせることで、個性的なコーディネートの中に季節感も取り入れることができますよ。
キャメルチェスターコート×トレーナー×デニムパンツ×レザーブーツ
キャメルのチェスターコートは、秋冬のカジュアルコーディネートを、明るく抜け感のある印象に仕上げてくれるのでおすすめです。
コーディネートはラフに合わせるように、トレーナーとデニムパンツを取り入れると相性がよく、カジュアルなアイテムをキレイめに着こなすことができるようになります。
あまり淡い色ばかりでコーディネートしてしまうと印象がぼやけてしまうので、デニムパンツとシューズはダークトーンのアイテムで全体を引き締めましょう。
キャメルチェスターコート×ジャケット×デニムパンツ×レザーシューズ
ジャケットとデニムパンツを合わせた休日のジャケパンスタイルに合わせるチェスターコートは、ネイビーやグレーほどドレッシーな印象になりすぎないキャメルがおすすめです。
ジャケパンの着こなしが、ノータイでシンプルな色合わせなので、明るめの色のアウターを取り入れると、コーディネートの主役として際立ちます。
細かいポイントではありますが、レザーシューズやベルト、グローブの色を統一することで、まとまりのあるおしゃれなジャケパンスタイルになりますよ。
キャメルチェスターコート×ハイネックニット×デニムパンツ×レザーブーツ
定番のキャメルのチェスターコートも、季節感のあるコーデュロイ素材のアイテムをチョイスすることで、周りの男性とは差がつく、こなれた印象のコーディネートになります。
ダブル開きと尖った形のピークドラペルという、クラシカルでドレッシーなディテールが、カジュアルコーディネートに大人の魅力を付け加えているので、よりコーディネートが高見えします。
コーディネートの主役がドレッシーな印象なので、合わせるブーツは武骨で男らしいアイテムを合わせてもスマートに着こなすことができますね。
キャメルチェスターコート×デニムジャケット×スラックス
柄物のチェスターコートを合わせる場合は、写真のコーディネートのようにインナーをシンプルなアイテムでまとめることで、大人らしい着こなしになります。
トレンドの英国調を感じさせるような、落ち着いた色使いのチェック柄は、取り入れるだけでダンディな雰囲気を感じさせるのでおすすめです。
デニムジャケットはキレイめに着こなしたいので、洗い加工が少なくシンプルなデザインのものを取り入れることで、チェスターコートのキレイめコーディネートとマッチします。
キャップ×グレーチェスターコート×MA‐1×スキニーパンツ
キャップとMA-1を合わせたストリートテイストなコーディネートに合わせるチェスターコートは、素材感のあり、ドレッシーな印象が強すぎないものがおすすめです。
光沢感があり滑らかな質感のチェスターコートを合わせてしまうと、キャップやMA‐1と雰囲気がマッチせず、アウターだけがコーディネートから浮いてしまうので注意してください。
モノトーンコーディネートのようなシックな色合わせを意識することで、チェスターコートをうまく取り入れることができますよ。
グレーチェスターコート×シャツ×デニムパンツ×レザーブーツ
出典:wwd.com
白シャツとデニムパンツの定番コーディネートに、チェスターコートを取り入れることでキレイめな印象が際立つコーディネートに早変わりします。
グレーのチェスターコートを合わせる場合には、小物を同系色のブラックでまとめた方が、より洗練されたスマートな印象になるのでおすすめです。
単にストレートチップのブラックシューズを合わせてしまうと、足元だけドレッシーな印象になってしまうので、カジュアル感と季節感を程よく感じさせるサイドゴアブーツを合わせましょう。
グレーチェスターコート×ニット×デニムパンツ×スウェードシューズ
コーディネートする際に、チェスターコートに合わせるインナーに迷った場合には、ニットを合わせておけばまず間違いはありません。
さらに、ニットのインナーとして白シャツを合わせて襟と裾でチラ見せすることで、清潔感が感じられよりキレイめカジュアルなコーディネートにすることができます。
写真のように起毛感のあるチェスターコートに温かみのあるニットを合わせている場合は、光沢感の強いレザーシューズではなく、スウェードシューズを合わせることでおしゃれ度がアップします。
グレーチェスターコート×デニムパンツ×レザーシューズ
出典:i.pinimg.com
シャツをインナーに取り入れているコーディネートの場合は、光沢感のある上質なチェスターコートともよく合います。
ドレッシーな印象を意識しているコーディネートの場合は、洗い加工やダメージ加工の少ないキレイめなデニムパンツを選ぶのが鉄則です。
足元の光沢の強い上質なレザーシューズと、温かみのある艶やかなマフラーが、コーディネートをよりエレガントに仕上げます。
ニット帽×ブラックチェスターコート×シャツ×スニーカー
ブラックのチェスターコートは、ビジネスシーン同様、シンプルな同系色でまとめたコーディネートを意識することで、おしゃれに着こなすことができます。
写真のコーディネートは、オールブラックを意識したモダンな着こなしをベースに、シャツの裾からTシャツをチラ見せし、足首は素足にスニーカーと、ポイントで抜け感を取り入れているおしゃれコーディネートです。
黒一色のコーディネートは重たくなりがちなので、素肌を見せて軽さを出しましょう。
チェスターコートを着回しておしゃれなメンズに
いかがでしたか?
ビジネスからカジュアルまで、幅広いコーディネートをおしゃれに格上げしてくれるのがチェスターコートの魅力的なポイントの1つです。
定番アイテムになりつつあるので、街では着こなしている男性が多いからこそ、こだわりのコーディネートでワンランク上のおしゃれを楽しんでください。
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。