「THE ”胸”」全米で話題を集めた囚人トレーニング胸筋編
みなさん囚人トレーニングをしっていますか?全米で話題になったトレーニングメニューで、受刑者達が道具なしで体を鍛えるために考案されました。このトレーニングは道具なしで、いつでも好きなときに体を鍛えることができ、プラス効果的ななのでぜひ覚えてみてください。
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「囚人トレーニング」はとても効率的なメニューです
ジムに行く時間のないエグゼグティブな人でも自宅で道具なし、体1つで行えるのが囚人トレーニング。海外の刑務所といえばマッチョな囚人。海外の刑務所は暴動や人種間の亀裂が激しいなど、バイオレンスが多く、囚人達はなめられないために、有事の際に生き残るために体を鍛えています。
もちろん、受刑者には凶器となりうるダンベルやバーベルを持つことは許可されていません。刑務所にトレーニング設備はあるものの使えない時間のほうが圧倒的に多い。そこで道具ナシで、体1つでトレーニングできるように考え抜かれたのが「囚人トレーニング」です。
研究室に篭った博士が開発したのではなく、生死をかけた世界にいる人たちが考案した”生きるための技術”。自重によってできるトレーニングで巧妙に構成されています。明日をかけた世界で考案された効率的なトレーニングをみていきましょう。全6ステップ、各10レベル構成です。今回は胸のパートを紹介。
1.ウォールプッシュアップ(壁腕立て伏せ)
もしも...家に壁があるのならできるトレーニング。壁がない人はまず、ぬりかべを連れてきましょう。
このトレーニングの大きな利点は腕立て伏せの「正しいフォームをが身につくこと」です。腰を折らずに体を伸ばして行ってください。
2.インクラインプッシュアップ
腰ぐらいの高さの机や椅子を使いましょう。このトレーニングは胸筋の下部を鍛えれます。胸筋は上・中・下と分かれていてそれぞれ別のメニューで鍛えなければなりません。インクラインプッシュアップはその下を担います。
3.ニーリングプッシュアップ(膝立て腕立て伏せ)
このトレーニングは胸だけでなく肩も鍛えられる優れたトレーニングです。腕立て伏せで一番筋肉を使うのは体を持ち上げるとき。そこを一番意識して取り組みましょう。
4.ハーフプッシュアップ
半分までの腕立て伏せです。これは腕立てを伏せの正しいフォームが身についていて無理なくできるなら飛ばしていいトレーニング。まだフォームに不安がある方はしっかりとここでフォームを固めましょう。
5.フルプッシュアップ
レベル5でようやく腕立て伏せです。腕立て伏せはある程度の筋肉がないと正しいフォームで行えません。そのためこのレベルでお目見えになると予測できます。トレーニングの途中で腰を上げずに体を伸ばして、起き上がるときをしっかり意識して行ってください。
6.クローズプッシュアップ
このトレーニングは別名ダイアモンドプッシュアップといいます。鍛えられる部分は胸筋下部と上腕三頭筋。今言った上腕三頭筋は腕の力こぶの反対側で、腕を大きくみせるために重要な筋肉です。
7.アンイーブンプッシュアップ(不均一腕立て伏せ)
出典:watchfit.com
ここはこれから行う片手腕立て伏せの準備段階。片方の胸に負荷を集中させて胸の筋肉を強くし、片手腕立て伏せの動作を運動神経になじませていきます。
8.1/2ワンアームプッシュアップ(1/2片手腕立て伏せ)
片手腕立て伏せを本来の半分くらいの位置まで行います。レベル7が上手くできていれば不可能ではありません。
8.1/2ワンアームプッシュアップ(1/2片手腕立て伏せ)
片手腕立て伏せを本来の半分くらいの位置まで行います。レベル7が上手くできていれば不可能ではありません。
9.レバープッシュアップ
ボールなどで体の片側をささえての片手腕立て伏せ。筆者もやってみました。支えがあるので、レベル8より簡単だと思います。レベル8が厳しいときは先にこちらからやってもいいかもしれません。
ちなみに筆者ができたのはここまでです。片手腕立てはできるにはできたのですが、フォームが崩れてしまいました。安定感が欲しいところ。
10.ワンアームプッシュアップ(片手腕立て伏せ)
最後のトレーニングです。ここまでたどり着いたあなたは立派な”トレーニー”もはや私がいうことはありません。そこには鍛え上げられた厚い胸板があるのみ。
あっ手首は傷めないように注意してくださいね。
囚人トレーニングで胸をたくましく
みなさんはどこまでできましたか?トレーニングは自分のため。焦らず自分のペースでゆっくり、怪我なく行いましょう。みなさんにかっこいい胸板が手に入ることを願います。
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この記事のライター
トレーニング暦6年。専門分野:フィットネス・インテリアVOKKAでは主にフィットネスの記事を書いています。ウエイトトレーニングも好きですが、最近は自重に強い関心がありサーキットトレーニング、軍隊系のプログラム、囚人トレーニングに奮闘中。記事を書く上のリサーチでは情報ソースの95%海外を使っており、国内の既存の記事にはないことを書いています。ソースといってもステーキソースではありません(海外だけに)私の記事を読んでも味的にはおいしくないので注意。しかし知識としてはおいしいはずです。私の記事のお味はいかが?