50代メンズファッションコーディネート【春夏秋冬おしゃれな着こなし】
50代メンズに向けたおすすめのコーディネートを季節ごとに紹介していきます。ジャケットを着こなしたおしゃれなコーディネートから、ラフになりすぎないキレイめカジュアルまで、海外の街角スナップを取り上げながら徹底解説。コーディネートのポイントやテクニックを中心に紹介するので、おしゃれに着こなしたい50代メンズは必見です。
- 63,964views
- B!
アイキャッチ画像出典:www.styledbysally.com.au
おしゃれな50代にになるためのコーディネートを徹底解説
50代の男性であれば、若い男性とは異なった、大人の魅力をより引き出すコーディネートでおしゃれを楽しみたいですよね。
ラフな着こなしになりすぎてしまうと、おしゃれに着こなすことができず、せっかくのコーディネートが台無しになってしまいます。
ジャケットやレザーシューズなどのドレッシーなアイテムで、落ち着きのある大人メンズの着こなしを意識して、おしゃれな50代を目指しましょう。
50代メンズファッションの鉄則
1. ドレッシーにまとめる
50代のメンズであれば、コーディネートはドレッシーにまとめるのがおすすめ。
ビジネスシーンはもちろん、カジュアルシーンでもジャケットやシャツをコーディネートに積極的に取り入れることで、エレガントな印象に仕上がります。
ジャケパンスタイルを基本に、ジャケットやパンツの素材で季節感を表現することで、ワンランク上のおしゃれスタイルになりますよ。
2. 重ね着が基本
歳を重ねたメンズが、Tシャツやワイシャツなどを1枚で着こなすのは基本的にNG。
年齢が上がれば上がるほど、トップス1枚でかっこよく着こなすのが難しくなるので、コーディネートする際には重ね着を基本にしましょう。
ジレやカーディガンなどの、脱ぎ着しやすいアイテムであれば、気温や室温に合わせてさっと羽織ることができるので、ぜひチョイスしてみてください。
3. 清潔感が大切
大人の男性のコーディネートに最も必要なものは清潔感です。
50代であれば、ブラウンなどのおじさん臭い色ばかりでのコーディネートではなく、白やブルーを取り入れた清潔感のある着こなしを意識しましょう。
白シャツや白パンツなどは、取り入れることで簡単に清潔感をアピールすることができるので、ワードローブにぜひ加えておきたいですね。
50代メンズがコーディネートに取り入れるべきアイテム
ダブルブレストのジャケットでダンディに
大人の男性がかっこよくダブルのジャケットを着こなすことができれば、魅力的な雰囲気が倍増すること間違いなしです。
シングルよりもクラシカルな印象になるダブルのジャケットは、体格の良い男性の方がよく似合い、50代の男性だからこそかっこよく着こなせる魅力があります。
ビジネス、カジュアル問わずにダブルのジャケットを取り入れて、ワンランク上のコーディネートを目指してみてはいかがでしょうか。
レザーバッグはオンオフ兼用
50代の大人メンズが、リュックサックやキャンバス素材のトートバッグをカジュアルコーディネートに取り入れて、かっこよく仕上げるのはかなりの難易度です。
ドレッシーな印象に仕上げるために、レザー素材のバッグを選びたいですね。
その中でも、レザートートバッグやレザークラッチバッグは、オンオフ兼用で持つことができるのでおすすめのアイテムです。
上質なレザーバッグで、コーディネートにエレガントさを追加しましょう。
足元はレザーシューズで引き締めて
ドレッシーなスタイルに合わせるシューズといえば、やはりレザーシューズが定番ですね。
50代の男性になれば、シーンやコーディネートによって使い分けるために、革靴のバリエーションを揃えておきたいですね。
フォーマルな黒のストレートチップであればビジネスのスーツスタイルに、カジュアルなローファーやスウェードシューズであればジャケパンスタイルやオフスタイルになどと、レザーシューズによっても役割は様々です。
季節別の着こなしのポイント
春
春のコーディネートには、春の陽気を感じさせるような白やパステルカラーのアイテムを取り入れて、季節感を感じる着こなしに仕上げたいですね。
シャツ1枚ではなく、薄手のジレやジャケットを合わせてコーディネートすることで、ドレッシーに見えるので覚えておいてください。
冬の重たいジャケットを合わせてしまうと、残念なコーディネートになってしまうので気を付けましょう。
夏
夏は半袖1枚でコーディネートを終わらせてしまいたいところですが、おしゃれに着こなしたいのであれば重ね着を意識するようにしましょう。
合わせるジャケットは、爽やかな印象になるようにシアサッカー素材やリネン素材などの夏向けの生地をチョイスすることで、ジャケットを着ていても季節感を取り入れることができます。
ジャケットとショートパンツを合わせることもできますが、難易度が高いので、避けるのが無難です。
秋
秋のコーディネートは、ジャケパンスタイルを基本に、ジャケットとパンツの素材やインナーで調節すると着こなしに苦労しません。
冬に近い秋には、肉厚な生地のジャケットを選び、インナーにニットを取り入れることで保温性を高めるのがおすすめです。
秋だからといって、ブラウンや濃い色ばかりでコーディネートしているとおじさん臭くなってしまうので、白などの明るい色を挿し色に使いましょう。
冬
一番気温が下がる冬には、秋のジャケパンスタイルをベースにアウターを合わせるのがおすすめです。
それでも寒さを感じる場合は、マフラーやグローブを取り入れることで、防寒性とワンポイントの両方の役割を果たしてくれます。
カジュアルスタイルで厚手のダウンジャケットを羽織ってしまうと、アウトドアスタイルになってしまうので、高機能インナーなどを活用して着ぶくれしないように注意しましょう。
≪春≫50代メンズおすすめコーディネート
ジレ×シャツ×白パンツ
大人メンズが、シャツ1枚の着こなしに簡単に追加できるアイテムの1つがジレです。
ジャケットを羽織るのが1番きちんと見えますが、それではフォーマルすぎるシーンでは、長袖シャツの上にジレを合わせることで、大人の男性らしさを維持しながらおしゃれを楽しむことができます。
白パンツは、ぴたぴたのシルエットを選ぶと若すぎる印象になるので、程よくゆとりのあるテーパードタイプを選びましょう。
ジャケット×Tシャツ×デニムパンツ×レザーシューズ
出典:www.leon.jp
大人の男性が白Tシャツを着こなす場合は、ネイビーのジャケットを合わせてドレスライクにコーディネートするのがおすすめです。
デニムパンツを合わせる場合に、裾をロールアップして足首を見せてコーディネートする事で、レザーシューズを合わせても抜け感を取り入れて履きこなすことができます。
シンプルなアイテムでまとめてコーディネートすれば、ラフなアイテムのデニムパンツでも大人のメンズらしく着こなせますよ。
ジャケット×長袖シャツ
パステルピンクのジャケットは、大人の男性が春のコーディネートに取り入れれば、一気に季節感をアピールすることができます。
シングルのデザインもいいですが、大人の男性であればダブルのデザインを選んで、クラシックなコーディネートに仕上げるのもおすすめです。
インナーにワイシャツを合わせるとカチッとした印象になりすぎてしまうので、デニムシャツを取り入れてカジュアルに仕上げましょう。
ジャケット×ジレ×白シャツ×白パンツ
出典:www.gq.com
ベージュのジャケットを白パンツと合わせてコーディネートすると、春らしく爽やかな印象のジャケパンスタイルに仕上がることができますよ。
白とベージュで淡い色でまとめてコーディネートする事で、全体がぼやけた印象になってしまうこともありますが、インナーにアクセントとして緑のジレを合わせることでメリハリがつきます。
シャツの襟の内側に、さりげなくスカーフを覗かせることで、ワンランク上のジャケパンスタイルの完成です。
≪夏≫50代メンズおすすめコーディネート
ジャケット×ポロシャツ×スラックス×レザーシューズ
出典:www.leon.jp
大人の男性が夏の定番アイテムとして取り入れるのであれば、ポロシャツがおすすめです。
スポーティーな印象になってしまうので、パンツにタック入りのスラックスを合わせると、クラシックな印象になりドレスライクなコーディネートに仕上げることができます。
足元は、レザーシューズの中でもカジュアルなローファーを合わせて、さらに大人っぽくコーディネートしたい場合には、ジャケットを持ち歩いてみてください。
ジレ×白シャツ×デニムパンツ×レザーシューズ
清潔感のある白シャツは、年齢を選ばずにクリーンに着こなすことができるのでいくつになってもかっこよく着こなしたいですね。
シンプルなジレを合わせてもいいですが、ダブルのジレを合わせると、よりクラシックに仕上げることができ、ワンランク上の白シャツスタイルに仕上がります。
足元はブラウンのレザーシューズで、キレイな印象で仕上げることで、大人の男性らしい夏のコーディネートの完成です。
ジャケット×白シャツ×白パンツ×レザーシューズ
出典:www.gq.com
白シャツと白パンツを合わせた爽やかな着こなしは、濃い色のレザーベルトを取り入れることで、うまく上下でセパレートすることができます。
春のジャケットとは差をつけて、少し明るいブルーのジャケットを選ぶことで、夏らしい印象のジャケパンスタイルになります。
スカーフを巻く際には、シャツの内側に先端をしまって、スマートに柄物を取り入れれば、50代の男性でもさりげないおしゃれを楽しむことができるのでおすすめです。
ジャケット×白シャツ×スラックス×レザーシューズ
出典:www.leon.jp
夏のジャケパンスタイルには、清涼感のあるシアサッカー素材のジャケットを取り入れるのがおすすめです。
見ためが涼しげなだけでなく、汗をかいても肌離れもいいので、夏のジャケットに取り入れるのにはぴったりのアイテムなので、ぜひ取り入れてみてください。
ノータイのクールビズスタイルでも、胸元にポケットチーフを挿すだけで華やかな印象になるので、ワンポイントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
≪秋≫50代メンズおすすめコーディネート
ジャケット×シャツ×デニムパンツ
秋冬のジャケパンスタイルに合わせるテーラードジャケットは、光沢感のあるものより、肉厚で温かみのある素材でデザインされたものをチョイスすると、季節感を出すことができます。
Vゾーンは同系色のブラウン系のシャツとネクタイを合わせることで、まとまりのあるスタイルになりますよ。
洗いのかかっていないデニムパンツと合わせて、青×茶の色使いを意識してコーディネートする事で、イタリアンテイストな大人のジャケパンスタイルの完成です。
ハット×ストール×ジャケット×コーデュロイパンツ
出典:thisfits.me
秋冬のコーディネートには、コーデュロイ素材のパンツを取り入れると季節感を感じさせるコーディネートになりますよ。
バランスを取るために、ストールを巻いてトップスにもボリュームを持たせることで、パンツが重たい印象になりすぎず、全身のシルエットがすっきりまとまります。
茶色ばかりではおじさん臭いコーディネートになってしまうので、ストールで挿し色を取り入れて、ビビッドなアクセントを取り入れましょう。
ジャケット×ハイネックニット
秋のジャケパンスタイルには、ハイネックニットをインナーに合わせた温かみのある組み合わせもおすすめです。
ネイビーのチェックジャケットを着こなす際には、インナーに無地のニットを合わせて、シンプルなコーディネートに仕上げましょう。
ブルーとイエローの組み合わせは相性が良く、組み合わせることでこなれた印象の着こなしになるので、定番の色合わせとしてぜひ覚えておいてください。
ミリタリージャケット×セットアップ×ハイネックニット
クリーンな印象の強いネイビーのセットアップを、白のハイネックニットと合わせて着こなせば、清潔感たっぷりの大人メンズコーディネートに仕上がります。
変化を持たせるために、アウターにミリタリーアイテムを合わせる場合には、インナーのアイテムをなるべくシンプルでクリーンに仕上げて、野暮ったくならないように気をつけましょう。
上質なニットを取り入れれば、エレガントさもアピールすることができますよ。
≪冬≫50代メンズおすすめコーディネート
レザージャケット×マフラー×白パンツ
50代の男性がコーディネートにレザージャケットを取り入れる際は、ワイルドになりすぎないように、白パンツと合わせてキレイめカジュアルを意識するようにしてください。
インナーにはシンプルなニットを合わせ、シンプルなマフラーで冬の着こなしらしいボリュームを持たせると季節感が出ます。
ワンポイントとして、ハンチング帽を合わせれば、クラシカルな印象になり、普段のコーディネートを格上げすることができますよ。
チェスターコート×マフラー×セットアップ
ダブルのチェスターコートは、シングルのアイテムよりもクラシックな印象に仕上がるので、歳を重ねた男性にはぴったりのアウターです。
インナーに着ているジャケットも、アウターに合わせてダブルのデザインのものをチョイスすれば、ダブル×ダブルのワンランク上の冬のおしゃれコーディネートが完成します。
全体をダークトーンでまとめているので、シックな印象になりますが、素材感をずらすことで一辺倒な雰囲気になりません。
ニットアウター×マフラー×デニムパンツ×レザーシューズ
ロング丈のニットアウターは、レザーシューズと合わせてコーディネートすることで、カジュアルになりすぎず柔らかい印象を与える着こなしに仕上がります。
全身のアイテムをシンプルなものでまとめているので、マフラーに柄物を取り入れて、アクセントにすることでコーディネートがシンプルになりすぎません。
ブラウンのアイテムを取り入れる際には、おじさん臭くならないように、少し明るめのアイテムをチョイスしてみてください。
ハット×チェスターコート×マフラー
こちらのコーディネートは、上質なチェスターコートを主役にした、エレガントな印象に仕上げた着こなしです。
前を閉めて着こなすだけでカチッとした印象になり、開けて着こなすよりも高見えします。
前を閉めて着こなす際に合わせるマフラーは、アウターの内側に先端をしまってすっきりまとめることで、首回りをすっきり見せ、よりドレスライクな着こなしになるのでおすすめです。
着こなしをマスターしておしゃれな50代に
いかがでしたか?
50代の男性になれば、クラシカルなコーディネートを意識して、いい意味で大人の貫録を感じさせる着こなしを意識したいですね。
ラフな着こなしになりすぎず、清潔感のあるコーディネートで、50代になっても引き続きおしゃれを楽しんでください!
この記事のキーワード
この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。