メンズ靴下コーディネート!おしゃれなソックスの履きこなし
コーディネートの主役ではない靴下ですが、合わせ方によって印象がガラッと変わります。スニーカーやローファーなどの革靴に合わせるのはもちろん、サンダルに白靴下を取り入れる着こなしも見かけますね。今回は、そんな幅広い靴下のコーディネートを紹介していきます。パンツの合わせ方や挿し色の取り入れ方も解説するので、参考にして下さい。
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アイキャッチ画像出典:www.blckdmnds.com
靴下コーディネートでおしゃれメンズを目指そう
皆さんは靴下にまで気を遣ってコーディネートしていますか?
コーディネートに占める面積の狭い靴下ですが、合わせ方次第で全身の印象をグッと変えることもできるんですよ。
今回はそんな靴下の合わせ方に注目しながら、スニーカーとの合わせ方、革靴との合わせ方で分けてコーディネートを解説していきます。
靴下コーディネートをマスターして、おしゃれメンズを目指しましょう。
靴下を選ぶポイント
基本はパンツorシューズに色を合わせる
靴下を選ぶ際の基本は、パンツかシューズの色と靴下の色を合わせることです。
このポイントを押さえておけば、まず失敗することはありませんし、柄物を取り入れる場合もベースカラーの色を合わせることで応用できます。
色を合わせることで、パンツから靴のラインが繋がっているように見え、全体を見た時に脚長効果も期待できますよ。
外しでおしゃれを楽しむのももちろん良いですが、まずは基本をしっかり押さえましょう。
白靴下で清潔感をプラス
出典:www.gq.com
おしゃれに魅せるテクニックとして、誰でも簡単に実践できるのが、コーディネートに白靴下を取り入れることです。
足元に白が入るだけで、清潔感も加わり、コーディネート全体がグッと爽やかな印象になるので、女性からの好感度も高くなること間違いなしです。
合わせ方を間違ってしまうと、中学生のような野暮ったい着こなしになってしまうので、コーディネートする際はシャツやスラックス、革靴などのドレッシーなアイテムと組み合わせましょう。
靴下での挿し色は他のアイテムの色を拾うのがおすすめ
おしゃれを楽しむために靴下で挿し色を取り入れたい場合には、コーディネートで使っている色の靴下を取り入れると失敗が少なくなります。
例えば、トップスやジャケットの柄に使われている色味を靴下で取り入れることで、おしゃれな雰囲気を作りながらも、コーディネートを崩しすぎずまとまります。
もちろん、鮮やかな色をコーディネートに1点挿しする色使いも非常におしゃれですが、慣れていない男性は色を拾うことから始めると良いでしょう。
シューズ別の合わせ方のコツ
スニーカー
スニーカーに合わせる靴下は自由度が高く、比較的様々なデザインの靴下と組み合わせることができます。
華美なデザインのスニーカーに、ポップなデザインの靴下を合わせてしまうと、ごちゃごちゃしてしまうので、スニーカーか靴下のどちらかで個性を出すのがおすすめです。
フットカバーのような靴から見えない靴下を合わせれば、爽やかで抜け感のある着こなしになりますし、アンクルソックスやハイソックスで靴下の柄を見せれば、コーディネートのアクセントになりますよ。
着こなしや季節に合わせて、靴下をチョイスしてみてください。
革靴
革靴に合わせる際には、素足風に履くフットカバーか、足首をしっかり覆うニーソックスやハイソックスを合わせるのがおすすめです。
革靴を履いているときに、アンクルソックスがちらりと覗くだけではバランスが悪くなってしまうので、合わせないようにしましょう。
革靴の中でも、ローファーであればカジュアルコーディネートからジャケパンスタイルに幅広くマッチし、フットカバーからハイソックスまで様々な靴下を合わせることができるので、おしゃれメンズであれば1足は持っておきたいアイテムです。
サンダル
サンダルに合わせる靴下はハイソックス一択が良いでしょう。
フットカバーやアンクルソックスでは、中途半端に素肌が見えてしまい、コーディネートが中途半端になってしまうので注意してください。
黒のサンダルに白のハイソックスを合わせるストリートな着こなしを基本に、コーディネートによって柄物や色物でアレンジすることができます。
最近になって街中でも見られるようになったテクニックなので、おしゃれ上級者の男性はぜひ挑戦してみてください。
スニーカーに合わせる靴下コーディネート
ジャケパン×靴下(ネイビー)×スニーカー
こちらのコーディネートは、ブルーのデニムパンツに合わせて、ネイビーの靴下を取り入れています。
パンツと全く同じ色味の靴下を合わせると、シンプルな色使いになりすぎてしまうので、同じブルー系でもトーンが違うアイテムを組み合わせるとコーディネートにメリハリがつくのでおすすめです。
ここでは、ジャケットの色味と靴下の色味を合わせているので、コーディネートに統一感が生まれ、靴下の色が全体から浮くことがなくなるので、テクニックとして覚えておいてください。
同じ色味で合わせる着こなしは、比較的初心者におすすめの靴下コーディネートです。
MA-1×チノパン×靴下(黒)×スニーカー
柄物の靴下をとりいれる場合には、ベースカラーをパンツの色と合わせることで統一感が出るので、コーディネートがまとまりやすくなるので覚えておいてください。
ミリタリーな印象のアウターと、サングラスを取り入れることで、シンプルでワイルドな印象に仕上がっているので、足元の外しとしてボーダーの靴下を合わせるとよいでしょう。
パンツと靴下、スニーカーの色味を合わせることで、脚長効果があり下半身がすっきり見えるようになるので、おすすめのテクニックです。
ジャケパン×靴下(オレンジ)×スニーカー
カジュアルなジャケパンコーディネートに、白スニーカーを合わせた淡い色の組み合わせの着こなしですが、靴下で挿し色を取り入れることで、コーディネートが華やかになり秋冬らしい温かみのある印象になります。
ハイカットのスニーカーは、靴下をチラ見せできないと思うかもしれませんが、大胆にデニムパンツをロールアップして合わせることで、歩いているときや座った時に、チラりとオレンジの靴下が覗くので、コーディネートに温かみを取り入れられます。
ジャケパン×スニーカーの組み合わせは、程よくカジュアルな雰囲気で着こなせるのでおすすめです。
シャツ×蝶ネクタイ×デニムパンツ×靴下(イエロー)×スニーカー
ポップな印象になるカジュアルな蝶ネクタイのコーディネートには、フレッシュな印象になるイエローの靴下を合わせると相性抜群です。
シャツとデニムパンツは同じブルー系で統一しているので、まとまりがある着こなしになり、イエローを挿し色にネイビーか白のスニーカーを合わせると、清潔感と個性を兼ね備えたおしゃれコーディネートが完成します。
カジュアルコーディネートでボウタイを取り入れる場合には、コットンやウールなどの柔らかみの感じられる素材を選びましょう。
トレーナー×白パンツ×靴下(白)×スニーカー
こちらのコーディネートは、パンツと靴下、スニーカーを白で統一しているので、清潔感たっぷりの大人キレイめカジュアルコーディネートに仕上がっています。
トップスにグレートレーナーを合わせて、オールホワイトのような着こなしを意識していますが、薄い色ばかりを合わせてぼやけた印象にならないように、小物のバッグで濃い色を取り入れて、しっかりとアクセントの挿し色になっているのは注目のポイントです。
大人の男性が白パンツを着こなす際には、ギラギラした印象にならないように清潔感のある着こなしを心がけましょう。
シャツ×ショートパンツ×靴下(白)×スニーカー
白靴下で清潔感を取り入れるテクニックは、ロールアップスタイルやアンクルパンツだけでなく、ショートパンツでも取り入れることができます。
ハイソックスのような長いデザインの靴下を選んでしまうと、学生のような印象になってしまい、コーディネートの難易度が上がるので、短めのものを選ぶか、長いものであればくしゃっと短くして履きこなすのがおすすめです。
大人の男性がトップスに総柄のアイテムを取り入れる場合には、上から無地のシャツを羽織ることで柄が見える面積が狭くなり、スマートな印象で着こなすことができます。
革靴に合わせる靴下コーディネート
セットアップ×Tシャツ×靴下(ネイビー)×革靴
出典:www.ties.com
セットアップにTシャツを合わせた、カジュアルコーディネートのアクセントとして、アーガイル柄のソックスを取り入れることで、クラシックなテイストを感じさせる着こなしを作ることができます。
ネイビーのシンプルなセットアップに白Tシャツを合わせた、王道キレイめカジュアルコーディネートは、好感度が高い仕上がりですが、シンプルですっきりまとまりすぎているので、靴下で柄物を取り入れることで、さりげないおしゃれになります。
靴下のベースカラーがセットアップと同じ色味なので、柄物を取り入れても馴染みやすく、靴下コーディネートを楽しみやすいですよ。
ジャケパン×靴下(ネイビー)×革靴
無地のジャケットとデニムパンツを合わせたジャケパンコーディネートに、マルチストライプの靴下を取り入れることで、全身の印象を華やかにすることができます。
シャツとネクタイの色を、靴下のベースカラーで拾っているので、主張の強いマルチストライプであっても、難なく取り入れることができますね。
さらに、靴下の柄が同じブルー系のマルチストライプなので、派手な柄であっても、大人の男性が取り入れて悪目立ちしないような工夫がなされています。
タートルネックニット×白パンツ×靴下(グレー)×革靴
柔らかく起毛感のあるソックスは、温かみのあるニットなどと合わせた秋冬のコーディネートに取り入れると相性抜群です。
マスタードイエローのトップスに白パンツを合わせたメリハリのある着こなしに、柄の靴下を合わせてしまうと、色柄ともにごちゃごちゃした印象になってしまうので、靴下は素材にこだわってモノトーンカラーのグレー無地を選ぶとよいでしょう。
グレーの上質な靴下は、革靴に合わせるのはもちろんスニーカーに合わせても柔らかい印象にまとまるので、1足持っておいて損はないアイテムですよ。
アウター×スラックス×靴下(イエロー)×革靴
出典:www.ties.com
ネイビーのスラックスに、マスタードイエローの靴下を合わせたコーディネートは、アクセントを取り入れる定番の色合わせです。
色相で反対に位置する青色と黄色は、組み合わせることでメリハリがでておしゃれに見えるだけでなく、うまくハマるという特性を持っているので、ぜひ覚えておいてください。
アウターもスラックスもネイビーで統一して、落ち着いた印象のブラックの革靴に、マスタードイエローの靴下を差し込むと、とても映えるのでおすすめです。
無地のアイテムの組み合わせでも、色使いを工夫するだけでグッとおしゃれに見せることができますよ。
ジャケパン×靴下(レッド)×革靴
ビビッドなレッドは、見える面積が少なくても非常に主張の強い色なので、大人の男性であればトップスやパンツではなく靴下でさりげなく取り入れたい色味です。
挿し色でレッドを取り入れるのは難易度が高く、敬遠してしまう男性も多いかもしれませんが、写真のコーディネートのように、ジャケットの柄の赤を拾って着こなすことで、ある程度まとまりを持たせることができます。
アクセントにしつつも、色を拾って統一感を出すテクニックはとても使えるのでぜひ覚えておいてください。
ジャケパン×靴下(白)×革靴
白の靴下とローファーの組み合わせといえば、あのマイケルジャクソンが着こなしていたことでも有名なコーディネートです。
カジュアルな印象になる白の靴下と、革靴の相性は悪いと思う方もいるかもしれませんが、革靴の中でもカジュアルな印象になるローファーであれば、清潔感のあるスタイルを作ることができます。
ジャケットとスラックスを合わせたモノトーンな着こなしのインナーに、ブラウンのVネックニットを挟むと、柔らかい印象になり季節感を取り入れることができるのでおすすめです。
様々なシーンで失敗のないキレイめカジュアルなので、ぜひマスターしたいですね。
サンダルに合わせる靴下コーディネート
カーディガン×デニムパンツ×靴下(グレー)×サンダル
最近街中でも多く見られるようになった、サンダルと靴下の組み合わせですが、パンツとサンダルの色を合わせてコーディネートすると、簡単に実践することができます。
ここで、鮮やかな色の靴下を合わせるとコーディネートの難易度が上がってしまうので、モノトーンカラーのグレーの靴下を合わせて、黒のサンダルと色を馴染ませるのがおすすめです。
下半身は色使いを抑えた着こなしなので、トップスで鮮やかな色を取り入れてコーディネートにメリハリをつけるとおしゃれに見えますよ。
トレーナー×ショートパンツ×靴下(白)×サンダル
出典:lookbook.nu
最近のトレンドである、シャワーサンダルに靴下を合わせるストリートスタイルは、個性的なコーディネートを作ることができます。
キャップからサンダルまで、オールブラックで統一したストリートスタイルは、キャップやパンツの素材感を他のアイテムと変えているので、全身のコーディネートが一辺倒でつまらないものになりません。
細かいポイントですが、写真のコーディネートのように、サンダルのブランドと靴下のブランドを合わせることで、よりまとまりのあるおしゃれコーディネートを作ることができますよ。
トレーナー×ラインパンツ×靴下(グリーン)×サンダル
ラインパンツを主役にした、モードな着こなしにストラップサンダルを合わせた着こなしは、トレンドを取り入れたおしゃれなコーディネートに仕上がっています。
トップスの赤、緑、白のラインの色使いを、靴下でうまく拾っており、サンダルから覗く靴下がコーディネートに外しと、絶妙な統一感をもたらしているのが注目のポイントです。
全身のベースカラーを黒にし、アクセントカラーとして他の色を少ない面積で取り入れているので、鮮やかな色味をコーディネートに取り入れても悪目立ちしません。
靴下の履きこなしをマスターしよう
たかが靴下ですが、合わせる靴やコーディネートによって印象がグッと変わることを実感していただけましたか?
コーディネートに占める割合がそれほど多くない靴下ですが、おしゃれメンズであれば、靴下まで気を遣って、スマートなコーディネートに仕上げてみてはいかがでしょうか。
靴下は、比較的気軽に買い足すことができるアイテムなので、気になる靴下コーディネートがあれば、ぜひ真似してみてください。
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。