ケトルベルのおすすめメーカーを選び方のポイント・効果とともに徹底解説!
ケトルベルトレーニングは効果的に全身を鍛えることができる今人気急上昇中のトレーニング法です。「トレーニングをするためにケトルベルを買おうと思うけれど、どれも形は似たり寄ったりだし何を基準に買えばいいのかわからない」そんな人に読んでほしい、ケトルベルのおすすめメーカーや選び方のポイントを徹底解説します!
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アイキャッチ画像出典:fitnessbloggers.wordpress.com
「ケトルベル」ってそもそも何?
ケトルベルはウエイト系のトレーニング器具で、発祥はロシアと言われています。やかんのような形をした錘で、普段ダンベルやバーベルなどでウエイトトレーニングをしている人には「本当にこんなもので効果があるのだろうか」と不安に思う人もいるかもしれません。しかしその効果は世界各国のトップレベルのアスリートがトレーニングで積極的に取り入れていることが証明しています。また、「筋トレは始めたいけれどそんなにガッツリ鍛えたくはない」という人にもぜひおすすめしたいトレーニング器具です。ケトルベルはトレーニング器具としての効果が認められ世界中のアスリートを中心に広く普及した後、その効果がダイエットやボディメイクにも期待できることから一般人にも一気に浸透していきました。
こうして世界的に効果が認められて広がりを見せたケトルベルトレーニング。日本にもようやくブームの兆しが見え始めました。続いてはケトルベルの具体的な効果やメリットについて詳しくご紹介していきます!
ケトルベルを使うメリットと効果
1. 消費カロリー量No.1
他のウエイト系の器具を使わずにケトルベルを使う最大の理由と言ってもいいかもしれません。ケトルベルを使ったトレーニングは、他のどんな器具を使ったトレーニングよりも消費カロリー量が多いので、他のどのトレーニングをするよりも効率的にカロリーを使って効率的に痩せることができます。脂肪を減らすことができるというのは、トレーニングをする上で非常に重要なポイントの一つだと思いますが、せっかくなら最も効率よく脂肪を燃やすことができる「ケトルベル」を使ってトレーニングをしてみませんか?
2. 一つの動作でも鍛えられる筋肉は様々
ケトルベルでトレーニングをするときには、例えば「スイング」という動作一つでも非常に多くの筋肉が使われています。ケトルベルを持っている肩の筋肉はもちろん、腰回りや裏もも(ハムストリング)、ヒップにまで同時に刺激を与えることができます。このように一つの動きでも様々な筋肉を使ってトレーニングができるので、効率よく全身を鍛えることができるという結果に結びつくのです。
3. 動作のバリエーションが豊か
例えばダンベルやバーベルだと、ウエイトを持ち上げるだけで筋肉に負荷をかけます。動き自体はシンプルで簡単なのですが、どうしても単調なトレーニングになりがちです。しかしケトルベルを使うと持ち上げるだけではなく振り上げたりする他の動作が入り、さらには持ち上げたままスクワットをしたり振り上げてから他の動きと組み合わせたりといった動作のバリエーションが圧倒的に増えます。多様なメニューがあるのでトレーニングに飽きることなく、動きを組み合わせることでさらに幅広い筋肉に刺激を与えることが可能になります。
4. 体幹も鍛えられる
身体を鍛えるというとどうしても目に見える筋肉だけにフォーカスしがちですが、本当に「痩せやすく太りにくい」身体を作りたいなら絶対に見落としてほしくないのが「目に見えない筋肉」です。目に見えない、つまりコアの部分の筋肉を鍛えたいときには高すぎる強度は絶対NGです。なぜなら強度が高すぎるとコアの筋肉ではなく目に見える「表層筋」の筋肉に刺激がいってしまい、中側の筋肉は使われなくなくなってしまうのです。また、コアの筋肉はバランスを保とうとするときによく使われます。一番身近な体幹トレーニングは「電車の揺れを腹筋に力を入れて耐えること」だと言われているほどです。ケトルベルのトレーニングではバランスを必要とするものも多いので、必然的にコアの筋肉が動員されるため、表層筋も鍛えつつ同時に体幹の筋肉も鍛えることができるのです。
5. ダイエット、ボディメイクにも最適
ケトルベルを使ったトレーニングはなにも筋肉をガッツリつけたい人やアスリートだけが行うトレーニングではありません。いろいろな人に取り組んでほしい理由として、ダイエット効果は前述通り消費カロリー量No.1ということで実質「最も効率よく痩せることができるトレーニング」としてよく理解していただけたかと思います。また「ダイエットもそこまで考えてないけど健康維持のためになにか運動をしたい」という人にも、手軽にできるケトルベルトレーニングはおすすめしたいところ。適度な運動は健康管理に大きく寄与し、理想の身体や生活をより現実に近づけてくれること間違いなしです。
これだけは押さえておいてほしい、ケトルベルを買うときのポイント!
1. 重さ
最も重要な重さについてです。重さはそのまま負荷に直結するので、重すぎても軽すぎても効率的なトレーニングにはつながりません。
筋トレ初心者で初めてウエイト系のトレーニングをする人や、ダイエットなどの目的でケトルベルを使いたい人は【男性:12㎏/女性:4~8㎏】の重さからスタートしましょう。最初から重い負荷で行うとケガの原因にもなりかねません。
定期的に運動する習慣がある人や、筋力には自信のある人は【男性:16㎏/女性:8㎏】の重さからスタートしてみましょう。忘れないでほしいのは絶対に無理は禁物ということ。主観で重すぎる負荷から始めるくらいなら少し軽めのケトルベルを買ってフォームを固めてからの方が断然いいので、迷ったら軽めのケトルベルを買うようにしましょう。
2. 材質
ケトルベル自体は基本的に鉄製の錘ですが、最近はケガ防止や床面保護の目的から球体の部分にラバーやビニールでカバーされているものも多く流通しています。カバーされていようとなかろうと、周囲に気を配らなくてはいけないことに変わりありませんが、こういった部分にも着目して購入を検討してみましょう。
3. 個数
同じ重さのケトルベルを2つ買ったほうがいいのか?結論から言うと「あって損はないが、最初から2つ買う必要はない」です。2つ同時に持ってトレーニングしても1つだけ使ってトレーニングしても、基本的に効果自体に差はありません。しいて言うなら2つ同時に使ったほうがバランス力が求められますが、とにかく初心者はまず1つだけでフォームや基本的なやり方をしっかり身に着けることが先決です。負荷はそれからいくらでも変えられますので、最初に買うときはまず1つだけ、それからは要検討という形で買うのがベターであるといえます。
迷ったらこれを買うべし!ケトルベルのおすすめメーカー大公開
1. KETTLEBELLKON
ケトルベル愛好家のこだわりを追求した贅沢なケトルベル。こちらはスタンダードなケトルベルから競技用のケトルベル、さらには脂肪燃焼用の軽めのケトルベルまで目的と用途に合わせて自分に最適なケトルベルを選ぶことができます。重さも4kg~40㎏まで幅広いサイズを展開しています。値段は少々高めですがその分品質の良さは申し分ないので、どれを買うべきか迷った方はひとまずこちらを見てみるといいでしょう。
画像のケトルベル:スタンダードモデル8.0kg 3,000円
2. IROTEC
「IROTEC」は家庭用フィットネス器具のメーカーとしても有名で、スポーティーでクールなデザインから特に男性からの人気を集めています。球体部がラバーコーティングされているので、床面を傷つけにくいのも大きなポイントです。ケトルベルトレーニングを始めようかと考えている男性のみなさん、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
画像のケトルベル:12.0kg 6,372円
3. BODYMAKER
一般人からプロまで使えるフィットネス用品を扱う「BODYMAKER」です。ケトルベルはもちろん、ダンベルやバーベル、本格的なトレーニングマシンまで取り扱っていて、ジムに行ったことがある人なら一度は目にしたことがあるメーカーだと思います。ケトルベルも4㎏~40㎏まで幅広く重さを展開していて、自分に合った重さのケトルベルを選びやすいのも大きなポイントです。
画像のケトルベル:8.0kg 5,184円
4. NISHI(ニシ・スポーツ)
フィットネス用品だけでなく、バスケットボールやランニングのトレーニングに使われる用品も取り扱っています。重さは4kg、8kg、12kg、16kgの4種類を展開していて、最初に買うのには値段も品質も申し分ないですが、特に男性が新しく今より重いケトルベルを買いたいと思った時には少し物足りなさを感じるかもしれません。女性や脂肪燃焼を目的にトレーニングを考えている男性におすすめのケトルベルといえるでしょう。
画像のケトルベル:4kg 2,916円
5. マーシャルワールド
あまり聞き慣れないメーカーですが、フィットネス用品はもちろん柔術や空手、ボクシングなどの用具を取り扱っています。こちらのケトルベルはネオプレーンという素材でコーティングされているので、床面を傷つける心配も少なく、重さも4kg、8kg、12kg、16kg、20kg、24kgの6種類から選ぶことができます。シンプルな見た目と便利な機能性を兼ね備えているので、ケトルベル初心者にはもってこいの一台といえるでしょう。
画像のケトルベル:12.0kg 6,518円
6. WILD FIT
トレーニング器具を中心に扱っている「WILD FIT」というメーカーです。「日本ケトルベル協会」という団体公認のケトルベルということで、品質は折り紙付きです。サイズはどの重量でも変わらず、重量は色の違いでわかるため視認しやすくとてもわかりやすいのも特徴の一つです。ケトルベルというとどうしても黒や鉄の質感が強く重厚感が否めませんが、このような色付きのケトルベルも可愛らしくてトレーニングにも精が出そうですね。
画像のケトルベル:12.0kg 6,700円
7. IVANKO
家庭用からジム用品まで、本格的なトレーニングギアを取り扱う「IVANKO」です。IVANKOのケトルベルはグリップの部分の太さが重さによって異なり、通常よりも太いため全身の筋肉+握力も鍛えることができます。またグリップと球体の部分が他メーカーのケトルベルよりも離れているため、よりバランスがとりづらく扱いが少し難しい設計になっています。ケトルベル初心者の最初の一台、というよりはもともとトレーニング経験があって全身をガッツリ鍛えるためにケトルベルが欲しい!という人におすすめの一台といえます。
画像のケトルベル:16.0kg 8,747円
8. RIORES
家庭用フィットネス器具を中心に取り扱っているメーカーです。重さによって色が異なるのでわかりやすく、PVC(ポリ塩化ビニル)素材でコーティングされているので床面を傷つける心配も少ないです。重さは4kg、8kg、12kg、16kg、20kg、24kgの6種類から選ぶことができます。そして値段も比較的安価なので、誰でも手に取りやすいケトルベルとしておすすめの一台といえます。
画像のケトルベル:4kg 2,580円
9. FIELDOOR
「FIELDORR」は元はアウトドアブランドなのでフィットネスとは無縁のところに位置するのですが、このケトルベルは「安くて高品質」ということで人気が高いそう。球体部はPVCコーティングが施されているので床面を傷つけず、サイズも4kg、5kg、8kg、10kg、12kg、16kg、20kg、24kgの8サイズ展開で自分に合った重さを選びやすくなっています。リーズナブルで品質にも妥協しない、アウトドアブランドの本気をぜひ体感してみてください!
画像のケトルベル:12kg 3,980円
10. KAWASE(鉄人倶楽部)
スポーツ用品ブランドの「カワセ」からフィットネス部門の「鉄人倶楽部」というメーカーが出しているケトルベルです。まず第一に、見た目が他のケトルベルとは大きく違うことがお分かりいただけるかと思います。こちらは錆びないセメント製で長く使うことができ、ケトルベル自体の配色も珍しく部屋に置いていてもインテリアを邪魔しません。2kg~20kgまで幅広くサイズを展開しているので、男性も女性も見た目にこだわる人はぜひこちらのケトルベルを購入してみてください。
画像のケトルベル:8kg 2,245円
サイズ選びは慎重に!自分に合ったケトルベルを購入することがトレーニングの第一歩!
ここまでおすすめのケトルベルメーカーをご紹介してきました。一番大事なのは「自分の目的に合ったケトルベルを買う」ということ。見栄を張って少し重めのケトルベルを買っても、ケガをしてしまったりしてトレーニングが続かなければ何の意味もありません。ケトルベルトレーニングをする目的は人それぞれだと思ます。「ダイエットをしたい!」「ガッツリ鍛えたい!」「健康的な毎日を過ごしたい!」と、その目的に合ったケトルベルは必ず見つかるはずなので、トレーニングを始める大切な第一歩として慎重にケトルベルの購入を検討してみてください!
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この記事のライター
都内在住、スポーツと音楽と食べることが大好きな体育大学3年生。体育大生とはいえ本人はインドアも好んでいたり。休日は外でバリバリサッカーを教えていたり、友達とカフェ巡りやらショッピングをしたり、おでかけしたり、家にひきこもったり。大学で学んだ知識などを活かしてフィットネス系の記事を主に書いています。でんぱ組.incと水族館が大好きです。どうぞよろしくお願いします。