日中のパフォーマンスを高めるために!寝つきが良くなる「478」呼吸法
長時間ハードワークをこなしていると、脳が興奮状態に陥り寝つきが悪くなってしまいます。少ない睡眠時間でもしっかりと体を回復させるために。寝つきが良くなる478呼吸法についてご紹介します。
- 4,587views
- B!
睡眠の重要性
突然ですが、最近しっかりとした睡眠は取れていますか?
ハードワークの方に多い睡眠不足。
ある一定期間であればさほど心配することはありませんが、長期間必要な睡眠が取れていない方は注意が必要。
私たちの身体は寝ている間に疲労を回復し、新たな細胞へと作り変えるメカニズムです。
しっかりとした睡眠が取れていないと、いつまでも疲れが取れなかったり肥満体質へと進行してしまう可能性もあります。
それでは、しっかりとした睡眠とはどういうものでしょうか?
睡眠は7時間程度がベストだというデータがありますが、実際にハードワークをこなす方にとってこの数字はなかなか困難なもの。
平均4-5時間という方もきっと多いですよね。
しかし、大切なのは量より質。
たとえ長時間寝ていても、寝つきが悪かったり眠りが浅いと身体は回復できません。
睡眠時間が少ないという方は、いかに質の高い睡眠を取るかどうかが重要なのです。
寝つきが良くなる呼吸法
そこでご紹介したいのが、寝つきを良くする呼吸法です。
夜遅くまで仕事をこなし、いざ寝ようとベッドに入っても頭が冴えて眠れないということってありませんか?
こんな時、身体は疲れて休みたいのに脳が覚醒してバランスを崩した状態になっています。
このまま無理に眠ろうとすると、浅い眠りになり疲労回復できないまま朝を迎えてしまいます。
「478呼吸法」
寝つきを良くする呼吸法とは、覚醒した脳を鎮静させてリラックスさせてくれる呼吸法です。
その名も「478呼吸法」。
これはアメリカで有名な博士が提唱した呼吸法で、世界各国で導入されている健康法でもあります。
出典:irorio.jp
呼吸法の実践はとっても簡単。
「478呼吸法」という名の通り、「4秒」掛けて息を吸い、「7秒」止めてから、「8秒」掛けて息をゆっくりと吐きだしていきます。これを、ベッドに横たわった状態で行いましょう。
これだけで、心身ともにリラックスして自然と深い眠りにつくことができるのです。
なぜこの呼吸法だけでリラックスできるのか?
それは、私達の体のメカニズム、特に自律神経が関係しています。
私たちの身体は、日中働いている間は交感神経が優位に働き脳が活発に動くようになっています。
対して睡眠時には、体を休める副交感神経が優位に立ち「おやすみモード」に入ります。
しかしながら、ハードワークの後すぐに眠りにつこうとすると、この交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかずに寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりするのです。
478呼吸法を行うと、体に不足していた酸素を十分に取り込むことができます。
これによって全身に細部まで必要な栄養が行き渡り、体がリラックスして副交感神経を優位にすることができ、質の良い睡眠を取れるようになるのです。
呼吸法のポイントは?
478呼吸法を効果的に実践するポイントがあります。
まずは、始める前に完全に息を吐き切っておくことです。
ゆっくりと口から息を吐き出し、これ以上吐けないという状態から4秒かけて空気を吸い込みます。
カウントのスピードは、呼吸を苦しく感じないくらいがベスト。
早すぎでも遅すぎてもリラックスできないので、自然な呼吸を心がけましょう。
心身ともにリラックス
いかがでしたか?
睡眠の質を高めるために効果的な呼吸法についてご紹介しました。
この呼吸法はストレス解消法としても活用されているもの。
余計な心配事や悩み事を思い浮かべず、呼吸だけに集中するようにしてください。
眠りにつく時にイライラを抱えていると翌日まで持ち越してしまいがち。
全てを忘れ、心身ともにリラックスした状態を作ってくださいね。
この記事のキーワード
この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。