便秘解消には「手首」を動かせ!若々しい体は健康な腸内環境から生まれる
何かと不快を招く便秘。性別を問わず悩まされる症状ですよね。腸内環境の乱れは単に便秘を引き起こすだけでなく、様々な健康被害をもたらす可能性があります。そんな厄介な便秘を解消する為にキーとなるのが手首です。知って得するそのメカニズムをご紹介します。
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手首は腸の反射区
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反射区とは?
体の各器官と内臓に効果をもたらす、ある一定の範囲を反射区と言います。反射区を刺激することで、その箇所とリンクしている臓器にも刺激が加わるという仕組みです。つぼとも似ていますが、つぼは一点を指し、反射区は一定の範囲を指します。反射区となる部位になにかしらの異常や変化があった際には、リンクする臓器に異変が生じていることが考えられます。逆にその反射区となる部位を刺激すれば、リンクする臓器に刺激を与えることができます。カラダの各器官ごとにリンクする反射区が存在しています。
手首を動かすと腸にも刺激が伝わる
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手首の反射区は腸や生殖器です。手首の筋肉が固まっていたりすると、少なからず腸にも何らかの影響があると考えられます。逆を言えば、手首が柔らかくスナップが効き、動かす機会が多ければ腸にもいい刺激が伝わっていると考えていいでしょう。
こうした反射区を利用して、ヨガのレッスンなどでも腸の活性化を促す目的で手首のストレッチが取り入れられていることがあります。
手首のストレッチ方法
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ストレッチする方の手のひらを正面に向け、手のひらの手根部を前に押し出し手のひら全体を反らせていきます。反対の手で指を反らせるサポートをしましょう。気持ちよく伸びを感じれる強さで手のひらを反らせます。手首に意識を向けて深い呼吸を続けながらキープしましょう。5秒ごとにストレッチを緩めて何度か繰り返します。
今度は手首を曲げて、手の甲側を伸ばします。手首が90度になるくらい曲げたら、手のひらで手首を触りにいく様な意識で反対の手で伸びをサポートしましょう。無理は禁物です。心地良いところで同じく5秒程キープして緩めてを繰り返しましょう。ストレッチは気づいたときに自由に行ってください。寝る前の日課にするなど、決まった時間に行うと習慣化しやすいのでおすすめですが、基本的には自由です。ストレッチと合わせて、手首をぐるぐる回す動きもウォーミングアップとして取り入れるとより効果的です。
簡単手首のストレッチで便秘にアタック
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便秘は美容や健康の天敵。肌荒れや食欲不振、痩せづらい体質になるなど、腸はトラブルの原因となる要素を多く持っています。それもそのはず、腸には体の排泄物がある他、免疫細胞が体の中で最も存在する臓器でもあります。そんな大事な器官に排泄物が停滞していると、必要以上に栄養を吸収してしまったり、免疫機能の低下などから疲労や肌荒れなどを引き起こします。
そんなトラブルを防止する為にも手首のストレッチをする価値は充分にありますし、今現在の腸の活性化も期待できます。食生活の改善や、運動と共に手首のストレッチを取り入れることでより便秘解消効果を期待できそうです。
不調のサインを反射区でキャッチ
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体内の臓器にはそれぞれリンクする反射区が存在します。臓器に思わぬ不調があった際に目では確認できませんが、こうした反射区を知っておくことでいち早く体からのサインに気付くことができますよね。便秘のような慢性化しやすいトラブルは、食生活の改善や、こうしたストレッチをコツコツ続けることで改善できる期待を持てます。ただし、このようなつぼ押しや反射区などを利用したアプローチは、あくまで美容や健康に役立つひとつのノウハウであって、体の不調を100%解消することを確信づけるものではありません。何かおかしいなと感じた時はできるだけ早く医療機関を受診しましょう。
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この記事のライター
1児のママ、元ヨガインストラクター。大好物のお酒を封印中。ヨガ・睡眠・お風呂・糖分・カフェインが好きです。