ノンアルコールビールは痩せる?!その答えを徹底検証
アルコールにもカロリーがあるのなら、ノンアルコールビールはダイエットに効果的なのか?その答えを検証しました。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
ノンアルコールビールはダイエットに良いの?!
ダイエットをしている方にとって、飲酒は最大の難関。
お酒を飲むほど痩せづらいのはわかってはいても、付き合いで断れないことも多くありますよね。
できるだけカロリーや内臓負担が少ないお酒を選ぼうとした時、選択肢に上がってくるのが「ノンアルコールビール」。
アルコールがなければ肝臓負担も少ない=ダイエットにも効果的!?というイメージがあるのではないでしょうか。
果たしてのなるコールビールはダイエットに効果的なのか、その答えをご紹介していきたいと思います。
ノンアルコールビールのカロリー
まずはカロリーから注目していきましょう。
ノンアルコールビールのカロリーは、メーカーによって多少の差がありますが、350mlで40〜70kcal程度。
ノンアルコールかつノンカロリービールであれば、カロリーは0〜10kcalほどです。
普通のピールが150kcal前後なことを考えると、約3分の1!
とても低カロリーなことがわかります。
なぜかというと、アルコールにはそれ自体にカロリーが1g中7.1kcal含まれています。
アルコールがないということは、その分カロリーも減るということなのです。
しかし、だからと言ってカロリーがゼロというわけではありません。
飲みすぎれば必ず過剰カロリーになりますので注意が必要です。
カロリーゼロには要注意?!
上記の結果から、ノンアルコールビールにもカロリー0のものがあるならその方が良い!思いがちですよね。
しかし、実はこれが大きな落とし穴。
カロリーゼロの飲み物は、実はとても太りやすい危険性を持っているのです。
カロリーゼロのノンアルコールビールでも、飲むと程よい甘さを感じます。
カロリーになる甘味料を使っていないのに、なぜ甘いのか?それは、ノンカロリーの人工甘味料を使用しているからです。
人口甘味料は、体内に摂取すると脳が糖を吸収したと勘違いし、その消化を始めようとします。
しかし、実際に糖分は摂取されていないため、脳は困惑。
糖質はどこだ!足りない!と勘違いし、余計に甘いものを欲するようになってしまうのです。
つまり、カロリーゼロのドリンクを飲むと食欲増進に繋がる可能性が大!
ドリンクでカロリーカットしても、つまみでカロリーオーバーになっては元も子もありませんね。
アルコールのカロリーはエンプティーカロリー
実は、アルコールに含まれるカロリーはエンプティカロリーといって、すぐに消費されるカロリーです。
摂取したカロリーの約半分は、すぐに消費されなくなっていきます。
ビールに含まれているアルコール度数は約5%程度なので、この分のアルコールが0になりアルコール分のカロリーが減っても、実際には約2kcalくらいの差なのであまり変わりません。
それよりも、ビールに含まれる糖質量や甘味料の方がダイエットの弊害に。
アルコールのカロリーを気にするならば、飲むお酒の質を変えた方が良いというわけですね。
ノンアルコールビールならつまみに気をつけろ!
とはいえ、少しでもカロリーをカットしたいという方にはノンアルコールビールは有効です。
上記でも説明した通り、人工甘味料を使っていたら食欲増進の可能性があるのでつまみにはくれぐれも気をつけて下さい。
食欲を感じた時には、内臓をクールダウンさせてくれるトマトやキュウリなどの夏野菜がオススメ。
白いものも体をクールダウンさせてくれるので、冷奴などの豆腐類もgoodです。
自分で自分をコントロールしがら、のなるコールビールとも上手に付き合っていきたいですね。
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この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。