【メンズ】ドライヤーの使い方・セット方法徹底解説
ドライヤーの使い方・セット方法を解説します。メンズのヘアスタイルはドライヤーの段階で9割決まると言っても過言ではありません。この記事ではドライヤーの使い方だけでなく、ドライヤーの選び方、そしてクセ毛の方の場合のドライのやり方も解説しているので参考にしてください。
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アイキャッチ画像出典:www.mankind.co.uk
メンズ向けにドライヤーの使い方を解説
メンズ向けにドライヤーの使い方を解説していきます。
ヘアセットの中でもっとも重要なのはワックスで形づける段階ではなく、一度濡らした髪の毛を乾かしスタイルの下地を形づける段階になります。実はこのドライの段階で全てが決まるといっても過言ではなく、ヘアスタイルの完成度の9割がここで決まります。
この記事ではメンズ向けにドライヤーの使い方を解説していきます。正しくドライヤーを使うことができれば、よりヘアスタイルの完成度が高まるので参考にしてみてください。
ドライヤーでメンズのセットは9割決まる
ドライヤーの使い方について解説する前にドライヤーの重要性について解説します。
ドライヤーでメンズのセットが9割決まるというのは髪の毛は乾いた時の形を維持するという性質にあります。お風呂上がりの少し湿った髪の毛のまま寝てしまうと、翌朝の寝癖がシャレにならないことになっていることはありませんか。これを水素結合と言います。
髪の毛は濡れると水素結合が切れて、乾くと水素が結合します。これらの性質からドライヤーの段階がとても大切であり、ドライヤーで髪型の形が決まるという面においてセットは9割というのはあながち間違いではありません。
メンズのドライヤーの選び方
風量
ドライヤーを行う際に髪の毛が傷んでしまうのはドライヤーの熱風に髪の毛が長時間さらされていることが理由として大きいです。ドライヤーの風量が強く、ドライにかかる時間が短縮されると、髪の毛へのダメージは少なくなります。
そして髪の毛へのダメージという観点に加えて、シンプルに風量が強いとスタイリングの時間の短縮になるのでそのような面でも重視した方が良いでしょう。
温度
ドライヤーを選ぶ際には調節することのできる温度の幅を見ると良いでしょう。特に冷風を出力することができるかどうかはポイントになります。暖かい風で乾かした髪の毛はキューティクルが開いた状態であるので、冷風をあててキューティクルを閉じることで髪の毛のケアを行うことができます。仕上げに冷風を当てることで髪の毛にツヤを出すこともできるでしょう。
ドライヤーの使い方
△フリーランスで美容師をしているSHOHEIさんの動画になります、わかりやすく解説されているので参考にしてみてください。
動画の中でSHOHEIさんも言っていますが、どれだけいいワックスを使っていても、どれだけいいカットをしてもドライヤーが十分でないと台無しになってしまう台無しになってしまうといっても過言ではありません。ポイントを押さえて正しいドライを行いましょう。
1. 髪をしっかりと濡らす
寝癖直しウォーターなどの商品が販売されていますが、おすすめはシャワーを使い全体を濡らしてしまうことです。頑固な寝癖はなかなか落ちないので、シャワーで根元まで濡らしてしまいましょう。
2. タオルドライでしっかりと水気をとる
濡らした髪の毛をそのまま乾かすのではなく、タオルで水気を取るタオルドライの段階で8割ほど乾かしていきます。
3. バック・トップ・前髪の順番で乾かす
バック→トップ→前髪の順番で乾かしていきましょう。
バックは潰れないように根元からの立ち上がりを意識して乾かし、襟足は首に沿わせるようにして形づけることで横からシルエットを綺麗にすることができます。
つむじ周りは潰れてしまわないように注意しながら、立ち上げすぎる事もなく乾かしていきましょう。
トップは立ち上がりを意識して根元から形づけていきます。
4. 仕上げに冷風をあてる
乾かして終わりではなく、仕上げに冷風をあてることが大切です。
くせ毛の方向けのドライヤーの使い方
髪の毛のある部分がうねって流したい方向とは逆側に流れていってしまう場合などはこの方法がおすすめです。まず、まだ髪の毛が乾いていないうちにクセとは逆方向に乾かしていき、その後に正しい方向に向けて乾かすことでクセを軽減することができます。
▽参考動画
ヘアスタイル別ドライヤーの使い方
ここでは簡単にヘアスタイル別のドライヤーの使い方を解説していきます。
ベリーショート・ショート・ミディアム・パーマ・マッシュ・アップバング・センター分けの7つのヘアスタイルについて使い方を簡単に紹介しているので参考にしてみてください。
ヘアスタイル別の詳しい解説は個別に解説している記事があるので参考にしてください。
1. ベリーショート
ドライのやり方
1. 全体を濡らしクセをリセットします。
2. タオルドライで8割ほどドライを行います。
3. バック→トップ→前髪の順番で乾かしていきます。
4. バックは潰れないように立ち上げることを意識し、トップから前髪にかけてを根元から立ち上げながらスタイルの下地を形づけていきましょう。
5. 仕上げにハードワックスを馴染ませてスタイリング完了です。
2. ショート
ドライのやり方
1. 全体を濡らしてクセをリセットします。
2. タオルドライで8割ほどドライを完了させます。
3. ドライヤーを使いバック→トップ→前髪の順番でドライを行なっていきます。
4. トップを根元から立ち上げることを意識しつつ、ひし形のシルエットを意識してスタイルの下地を整えていきます。
5. 前髪は一度クセとは逆方向に一度乾かしたあと、正しい方向に乾かします。
6. 全体にワックスを馴染ませてスタイリング完了です。
3. ミディアム
ドライのやり方
1. 全体を濡らしてクセをリセットします。
2. タオルドライで8割のドライを完了させます。
3. ドライはバック→トップ→前髪の順番で乾かしていきます。
4. バックの襟足部分はハネを加え、トップはボリュームを出し、鉢回りは抑えることを意識してそれぞれ乾かしひし形のシルエットを形づけていきます。
5. 仕上げにワックスを全体に馴染ませてスタイリング完了です。
4. パーマ
ドライのやり方
1. 全体を濡らしてクセをリセットします。
2. タオルドライで8割のドライを完了させます。
3. パーマをドライする際はカールを意識しながら軽く握りこむようにして乾かすことで再現性が高まります。
4. 軽く握り込みながらも鉢回りやボリュームが出てしまうところは気にかけながらも全体のパーマを注意しスタイルの下地を形づけていきます。
5. ハードワックスを揉み込みシルエットを整えてスタイリング完了です。
5. マッシュ
ドライのやり方
1. 全体を濡らしてクセをリセットします。
2. タオルドライで8割のドライを完了させます。
3. ドライヤーで乾かす際はマッシュだからと潰すようにドライするのではなく、まず根元からドライし根元をを乾かします。
4. 根元を乾かした後にトップの立ち上がりと鉢回りのボリューム感を意識してスタイルの下地を形づけていきます。
5. ワックスを全体に馴染ませてスタイリング完了です。
6. アップバング
ドライのやり方
1. 全体を濡らしてクセをリセットします。
2. タオルドライで8割のドライを完了させます。
3. ドライヤーで乾かす際には前髪からトップにかけてを立ちあげてシルエットを意識してスタイルの下地を形づけていきます。
4. 仕上げにハードワックスを馴染ませてスタイリング完了です。
7. センター分け
ドライのやり方
1. 全体を濡らしてクセをリセットします。
2. タオルドライで8割ほど乾かします。
3. 前髪を根元からかきあげるようにして乾かし5割ほど乾いたら、分け目に従って前髪を下ろしながら乾かしていきます。
4. 全体も前髪に合わせて鉢回りを抑えること、トップのボリューム感を意識しながら乾かしていきます。
5. 全体にワックスを馴染ませてスタイリング完了です。
ドライヤーを使ってもっとかっこよく
ドライヤーの使い方について解説しました。
先にも述べた通り、メンズのヘアスタイルはドライの段階で9割が決まると言っても過言ではないので、この記事を参考にしてドライヤーを使い、もっとかっこよくなってください。
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この記事のライター
広告代理店勤務。基本的に好奇心旺盛。筋トレや美容、ヘアスタイルなどメンズビューティーに凝っています。