メンズパーマ決定版!パーマの種類からおすすめ髪型まで
パーマを上手に使いこなすことができればオシャレなメンズに大きく近づくでしょう。しかし一口にパーマといってもかっこよくキメるためには自分に合ったパーマの種類やセット方法を習得しなければなりません。この記事では、そんなメンズのパーマスタイルについてパーマの種類からおすすめの髪型まで解説していきます。
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アイキャッチ画像出典:www.hair-me-up.com
パーマはオシャレメンズへの近道
パーマスタイルは今も昔も変わらないおしゃれメンズの定番ヘアスタイルとして人気のヘアスタイルです。おしゃれヘアであるがゆえにそれを完成させるためには様々な工夫が美容室においても、自宅でのスタイリングにおいても重要になってきます。ここではメンズパーマのイロハを解説していくので是非とも参考にしてくださいね。
パーマのメリット&デメリット
メリット:スタイリングの時短&簡単にきまる
パーマによって最も期待できる効果はスタイリングにかかる時間が短くなるという点です。
ヘアセットは下地が最も大切であり、その下地をパーマによって半永久的に形付けることで毎朝のスタイリングにかける時間がグッと短くなるでしょう。
デメリット:アレンジの幅が狭くなる
スタイリングの時間が短くなるというメリットがある一方で、髪型を半永久的に固定してしまうのでアレンジの幅はパーマで形付けたスタイルのみということになります。
普段からアイロンなどでヘアアレンジを楽しんでいる方がパーマをかける場合は、その点を考慮したうえでパーマを当てるようにしましょう。
美容室でのオーダーで気を付けること
パーマは失敗してしまうと手直しは基本的に効きません。
そのうえパーマは種類がいくつかあり、自分の思い通りのスタイルにするために美容師に希望のヘアスタイルをオーダーする時がとても重要です。パーマの種類ごとに気を付けるポイントを解説するので美容室でパーマをオーダーする際はぜひ参考にしてください。
ノーマルパーマをオーダーする時
髪の毛をカールさせる一般的なパーマです。
その技法によって2種類あり、コールドパーマとデジタルパーマにわけることができます。それぞれの特徴としてはコールドパーマがカッチリと仕上がり、デジタルパーマがふんわりと仕上がります。好みに合わせて選ぶといいでしょう。
▽オーダーのポイント
オーダーのポイントというよりは心構えとして、パーマは自分がイメージしているよりも強くかかるということを前提に行ってください。画像のような仕上がりはイメージと違うという人は下記に紹介するパーマのバリエーションをおすすめします。
ピンパーマをオーダーする時
基本的にパーマはロッドと呼ばれる髪の毛を巻き付ける道具を使用するのですが、ピンパーマはロッドを使わずに、ピンや指に巻き付けた髪の毛をペーパーで挟んで施術していくパーマの種類です。
ロッドを使用しないため、髪の毛の長さが短くてもパーマを施術することができるのが特徴であり、主にベリーショートスタイルのボリューム出しや髪の毛にピンポイントでクセを付けたい時などにおすすめです。
▽オーダーのポイント
ピンパーマはその名前の通り、ピンポイントで動きを出すスタイルに適したパーマです。自分のなりたいヘアスタイルはどこをうごかせば良いのかをヘアスタイルの写真を見ながら的確に判断しましょう。
ニュアンスパーマをオーダーする時
ニュアンスパーマは髪の毛の先端にゆるいカールをかけたパーマのことで、強くパーマをかけすぎないためナチュラルな魅力があります。
ショート~ミディアムの長さのヘアスタイルで使用されることが多く、ニュアンスパーマを施すことで髪の毛に自然な動きが出るので少女漫画の主人公のようなヘアスタイルにすることが可能です。
▽オーダーのポイント
ニュアンスパーマは毛先をゆるめにカールさせることでエアリーな印象に仕上げるパーマの種類です。オーダーの際にはどれだけ正確に美容師に自分の持つイメージを伝えることが出来るかがポイントです。
スパイラルパーマをオーダーする時
出典:lipps.co.jp
スパイラルパ―マは髪の毛をねじらせた状態をキープするパーマの種類で、パーマの種類としては比較的新しく若者向けといった感じです。
先に紹介したピンパーマとニュアンスパーマの2種類とは異なり、髪の毛がカールせずにねじれるので髪の毛にボリュームを出したい人やおでこが広く前髪が潰れてしまう人におすすめですよ。
▽オーダーのポイント
スパイラルパ―マは画像の通り、かなり若者向きのヘアスタイルです。スパイラルパーマを当てつつも大人っぽさを演出したい場合はおでこを出すのがおすすめですよ。
パーマのスタイリングのポイント
髪の毛はしっかりと濡らす
スタイリング剤をつける前には髪の毛全体をしっかりと濡らすことが大切です。
髪の毛は基本的に濡れて乾いた形状を記憶するので髪の毛を形付けるスタイリングの前に濡らすことで、その後のドライヤー工程で髪の毛の形を形付けやすくなります。
ドライヤーが最も重要
ドライヤー工程でスタイリングの下地を作っていきます。
よくワックスをつける工程がヘアセットの8割のように感じている人がいますが、ヘアスタイルはこのドライの工程が8割です。パーマスタイルのドライのポイントは揉みこむようにして乾かすことです。このようにしながら乾かすことでパーマのカールが付きやすくなるので、スタイルの再現性が高くなりますよ。
スタイリング
ドライヤー工程が終わったらワックスで仕上げを行いましょう。
10円玉1つ分のワックスを手に取ったあと手のひらで指の間まで良く伸ばし、後頭部→トップ&サイド→前髪の順番で髪の毛になじませます。なじませるときは最初はヘアスタイルの完成形はあまり気にせずに豪快につけていきましょう。全体になじんだら手クシで髪の毛を整え手に余ったワックスで前髪を整えてスタイリング完了です。
▽より詳しい解説はこちらから
▽メンズセットの基本はこちら
ヘアアイロンでパーマ風にセットする方法
パーマをかけるといい意味でも悪い意味でもヘアスタイルの幅は狭まってしまいますよね。
そこでやや上級者向けのヘアスタイリングになりますが、ストレートアイロンを使用することでパーマ風のスタイリングを行うのはいかがでしょうか。
アイロンを器用に扱うことは難しいですが、マスターすれば自分の気分によってパーマとストレートスタイルを使い分けることができるようになりますよ。
おすすめパーマスタイル
刈り上げツーブロックパーマ
トレンドのマッシュショートを取り入れた、ボリューム感あるスタイル。マッシュショートは、特に面長の男性におすすめです。サイドとトップ共に重たくカットしますが、耳を出してすっきりさせることで清潔感を保ち大人で男らしい印象に。黒髪で重たいヘアスタイルには、ツヤ感をプラスすることで重たさが軽減されます。マッシュショートは面長の男性によく合い、ツヤ感のある整髪料を使うのがオススメです。
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ゆるふわウェーブパーマ
ゆるく、ふわっとパーマをかけたいのならこんなスタイルがおすすめ。ある程度のベースは、パーマをかけた段階で出来上がっているのでセットも簡単。シンプルなパーマスタイルで似合う顔の形をあまり選ばないので挑戦しやすいスタイルです。ブロー後に、ツヤ感のあるワックスなどで揉み込むようにセットすれば完成です。ふわっとした毛流れが優しい印象を醸し出してくれます。
外ハネパーマ
外ハネやふわっとした束感を加えることで遊び心あるヘアスタイルに。面長の男性におすすめです。剛毛には毛束を作りやすいファイバー系ワックス、軟毛には油分の少ないクリーム系ワックスで揉み込むようにセットしていくと、ふんわり仕上がります。外ハネによって大人の遊び心と、爽やかで優しい雰囲気のあるヘアスタイルです。
モードマッシュショートパーマ
出典:kaumo.jp
マッシュベースにスパイラルパーマなどの強目のパーマをあてて、全体的に前に髪を流したスタイル。強いパーマをあてる場合は、ある程度の長さが必要になってきます。もみあげと襟足を1週するように刈り上げ、顔まわりなどをすっきりさせているのもポイント。クリーム系ワックスなどを使って、全体的に無造作に揉み込んでいくようにするだけで強いパーマヘアはセットできます。ワイルドさ溢れる印象になります。
マッシュスパイラルパーマ
マッシュにスパイラルパ―マを組み合わせたトレンド感のあるスタイルです。マッシュスタイルのデメリットとして重たい印象になってしまうということが挙げられますが、立体感を演出することの出来るスパイラルパーマをあてることでそれらのデメリットをカバーすることが出来ます。カラーを入れることなく無難に黒髪で落ち着いた雰囲気にすることでこなれ感が出るでしょう。学生からビジネスマンまで幅広くお勧めすることの出来るヘアスタイルです。
ツーブロックウェーブパーマ
ツーブロックを入れて刈り上げた部分の上に髪の毛を被せたヘアスタイルになります。ツーブロックとパーマスタイルの相性は良く、広がってしまいがちなパーマスタイルをツーブロックスタイルが軽減するので全体のまとまりが良くなります。サイドが無くなることによってトップ部分の動きを強調することが出来るので、ぜひ試してみてください。
パーマヘアにおすすめのワックス
パーマヘアをセットする整髪料を選ぶときに大切なポイントは、「毛束を作りやすい」こと「ツヤ感を出せる」ことです。どちらに重点をおいても大丈夫ですが、剛毛の人はツヤ感を、軟毛の人は束感を意識しましょう。剛毛の髪質にパーマをかけると、ダメージによってパサついてしまうことがあります。それを補いセットしやすいのがツヤ感のあるワックスです。逆に軟毛の髪質に油分の多いものを使用すると、髪がうまく立ち上がらず、思い通りのパーマセットができない場合があります。なので油分が少なめの毛束を作りやすいワックスを選ぶと効果的です。
LIPPS ハードブラストワックス
「LIPPS」というメンズサロンの専用のワックスで、ハードな質感でキープ力にも長けています。そして最大の魅力は毛束が作りやすいことです。軟毛の方でもドライな質感を楽しめます。髪を1度立ち上げ、シャンプーをするように1分ほど散らしていくのがポイントです。あとは整えるだけで束感パーマスタイルを楽しめます。
LIPPS L14 グロスムーブワックス
こちらもLIPPSのサロン専用ワックス。セット力やキープ力はほとんどなく、ツヤ感を出せるワックスです。剛毛の方はグロスムーブワックス単体で使えなくもないですが、基本的にはセット力のある他のワックスと混ぜて使うのがおすすめです。軟毛の髪質の方はセット力の強いワックスを多めに混ぜましょう。
ミルボン プレジュームワックス 6
剛毛の髪質向けのファイバー系ワックスで、伸びやすさと速乾性、毛束を作りやすいのが特徴です。ワックスの伸びやすさが剛毛の髪質に適していて、速乾性がワックスに使い慣れている人は時間短縮にもなります。剛毛のパーマヘアには、これを使っておけば間違いなしです。
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パーマヘアでいつでもおしゃれに
パーマスタイルの特徴は何と言っても髪のセット時間がかからないことです。それなのに簡単に、かっこいいヘアスタイルが作れてしまいます。周りと差をつけたい方や、いつものヘアスタイルに飽きてしまった方はぜひ、美容室に行きパーマスタイルをオーダーしてみてはいかかでしょうか。
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この記事のライター
広告代理店勤務。基本的に好奇心旺盛。筋トレや美容、ヘアスタイルなどメンズビューティーに凝っています。