【誰もがなる?】働く男の坐骨神経痛を予防しよう!
「坐骨神経痛」をご存知ですか?神経痛と聞くと、歳を重ねた人がなるイメージが強いですが、実は坐骨神経痛は働く男性こそなりやすい神経痛なのです。本記事では、仕事中でも周りにバレずに坐骨神経痛を予防できるストレッチをご紹介いたします。
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坐骨神経痛とは?
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坐骨神経とは、腰から太ももを通り膝の裏側で2つに分かれ、足先まで伸びる神経のこと。両足にあるとても長い神経です。神経の通る範囲が非常に広いため、一部でも痛みが生じると全体に痛みが走る(ビリビリと電気が走るような痛み)ようになりがちな厄介なものです。坐骨神経痛がひどい時には、足に力が入らず立ち上がるのも困難になることも。
主な発症理由は?
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坐骨神経痛の発症理由としては、腰椎椎間板ヘルニアなどに伴って起こる場合が挙げられます。ヘルニアを治療するためには、ひどい場合は手術・痛みを緩和させるためのブロック注射を行う必要がでてきます。そんなの嫌ですよね!
またヘルニアではない場合、神経が凝り固まって痛みが生じていることがあります。こちらは運動不足・デスクワークで同じ姿勢をとっていることが多いなど、多くの人に当てはまりそうな身近な理由から生じるものです。
ではできるだけ治療を行わなくて済むようにするために、自分で発症を予防する方法とは一体何でしょうか?
仕事中に、周りにバレずにストレッチ!
移動の際は大股移動
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海外からは、「膝から下の筋肉だけで歩いている」と歩き方を笑われがちの日本人。海外へ行ったことのある人なら、外国人の歩くスピードの速さに驚いたことのある方も多いのではないでしょうか?実はこのスピードの差は、きちんと足の付け根の筋肉から使って歩いているかどうかなのです。
足の付け根(腰)から、足を前に出すことを意識して歩くようにしましょう!少し大股で歩くことを意識すると、普段使うことのなかった腰周りと足裏の筋肉を動かすだけでなく・ダイエット・移動時間の軽減にもつながり、良いこと尽くし。自然にシャキッと姿勢も真っ直ぐになり、格好良く颯爽と歩く出で立ちになり、周りからも一目置かれる存在になれるかも!?
「うーーん!」と身体を伸ばす
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デスクワークをしていると、同じ姿勢でいる時間がどうしても長くなってしまいます。そうすると全身の筋肉が凝り固まって、坐骨神経痛だけでなく腰痛や肩こりを悪化させる原因にも。
仕事に区切りが付いたら、急に立ち上がり煙草・珈琲ブレイクに行くのではなく、まずは「うーーん!」と身体をのばしてみましょう。手だけではなく、机の下で足も同じように伸ばせるとなお良いですね。上に手を上げると目立ちすぎてしまう場合には、顔の前に向かって腕を突き出すだけでも効果アリ。凝り固まった姿勢・筋肉をほぐすことが大切です。
呼ばれて振り向く際は、腰を意識して
後ろから「○○さん!」と声をかけられた際、首だけで振り向いてはいませんか?いま椅子に座っている方は、是非自分が普段どうやって振り向いているか再現してみてください。
いかがですか、腰から身体をひねることができていましたか?次回からは腰から身体をひねることを意識してみましょう。腰をひねるとお尻周りの筋肉を動かすことができますし、便通改善にも役立ちます。姿勢をまっすぐに保ったまま腰をひねれば、合わせて背中の筋肉を鍛えることもできますよ。
さまざまな製品を活用して、きちんと予防しよう!
まずは正しい知識を身につける
通勤時間を活用して、坐骨神経痛に関するさまざまな情報を確保しましょう。もちろんスマートフォンを使って多くの情報を得ることも可能ですが、たまには本を読んでは如何でしょうか。活字離れしてはいませんか?
今回ご紹介する一冊以外にも、Amazonでは多くの関連書籍販売を行っています。ネットで購入すれば、自宅に届けてくれるから忙しい方でも安心。レビューを見ながら本を選べば、どれが良いか選ぶ目安にもなりますね。
参考価格:Kindle版 864円、単行本1,080円
アイテムをプラスして、より正しい姿勢をキープ!
自分の力だけで常に良い姿勢を心がけるのが大変なうちは、クッションを用いることをオススメします。軽い素材でできているので、自宅に届くようにして会社へ持っていくのも楽々。骨盤のゆがみも改善してくれるので、長時間座っていても疲れにくくなります。仕事もよりはかどるかもしれませんね!
素材 :本体 ポリエステル、カバー メッシュ
サイズ :約)縦38cm×横44cm×厚さ3~7cm
参考価格:6,980円
毎日の積み重ねが最重要 & 病院受診も視野に
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今回ご紹介したような小さな運動を積み重ねることが、坐骨神経痛を予防するために重要です。ジムへ行くほど大掛かりな運動ではありませんが、毎日やり続けることが重要。使っている筋肉を意識しながら行うと、より効果を得やすくなりますよ!
また坐骨神経痛は、ほかの病気の副作用として起こることがしばしばあります。痛みがひどくなってきたら、整体や接骨院へ行ってマッサージ等の治療を受ける前に、まずは病院へ行き血液検査など適切な診断を受けることをオススメします。
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この記事のライター
モットー「建築を、もっと身近に。」福祉・プロダクト・建築デザインを学ぶ大学を卒業し、企業で住宅建築設計・デザインに携わった後、現在フリーで活動しております。2016年10月には、WEBライティング実務士の資格を取得いたしました。最近の趣味は、ちょっと良いケア商品を買うこと。