メンズボタンダウンシャツコーディネート【カジュアルな大人の着こなし】
ボタンダウンシャツのおしゃれな着こなしを徹底解説。定番色の白や青だけでなく、柄物や色物のコーディネートも解説するので、参考にしてください。春夏秋冬季節を問わずに着ることができるボタンダウンシャツの着こなしをマスターすれば、コーデの幅が広がります。1枚のスタイルだけでなく、ジャケットやセーターとの重ね着も紹介します。
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アイキャッチ画像出典:hespokestyle.com
ボタンダウンシャツで大人のコーディネートを
ボタンダウンシャツは、簡単にトラッドな着こなしを作ることができるおしゃれアイテム。
コーディネートの幅が広いので、ぜひ着こなしをマスターしてよりおしゃれを楽しみたいですよね。
今回は、そんなボタンダウンシャツの選び方や着こなし方を解説した後に、海外スナップを参考にしたおしゃれコーディネートを紹介します。
そもそもボタンダウンシャツとは?
ボタンダウンシャツとは、シャツの襟にボタンがついていて、襟羽根を留めることができるシャツを指し、アメリカのファッションブランド「ブルックスブラザーズ」が世に送り出したと言われています。
もともとドレッシーな印象のシャツに対して、ボタンダウンシャツはアメリカで誕生し合理性が追求されているのでスポーティーな印象になります。
シャツというキレイめなアイテムにも関わらず、カジュアルコーデにもはまりやすいので、コーディネートの万能さはピカイチです。
選ぶ際のポイント
色柄
ボタンダウンシャツはシャツの1種なので、白やブルーなどの定番色を揃えるのがおすすめです。
ある程度ワードローブがそろってきたら、柄物や色物などのコーディネートのアクセントになるような色を購入してみるのも良いでしょう。
他のアイテムよりも清潔感があるので、大人の男性でも色柄物を取り入れやすく、様々なアイテムに挑戦しやすいのも嬉しいポイントです。
生地
ボタンダウンシャツのおすすめ生地は、オックスフォードです。
ざっくりとした織が特徴のオックスフォード生地は、厚みがありザクザクとした触り心地なので、他の生地よりもドレッシーにならず、程よいカジュアル感を演出してくれます。
サラッとした肌触りのブロード生地や、オックスフォードの中でもより織の細かいピンポイントオックスフォードなども人気ですが、カジュアルで着こなすのであれば、まずオックスフォード生地のボタンダウンシャツを選ぶと良いでしょう。
ビジネスからカジュアルまで、春夏秋冬の幅広い着こなしが魅力的なオックスフォードシャツは、コスパの良い安いものからアメリカ製の本格派まで、様々なブランドが展開しています。おすすめブランドを紹介した後に、定番の白を中心に、ブルーやピンクのおすすめコーディネートを解説していきます。おしゃれメンズはぜひ参考にしてみてください。
用途
一口にボタンダウンシャツと言っても、大きく分けてビジネス用とカジュアル用の2種類があります。
ビジネス向けのボタンダウンシャツは、ネクタイをするために襟が長めになっており、パンツに入れて着用するため、着丈が長いのが特徴です。
一方でカジュアル向けのものは、襟が小ぶりになっているものが多く、着丈はインでもアウトでも着れるように、少し短めになっています。
シーンや用途によって使い分けてみてください。
着こなしのポイント
1枚でもインナーでも
ボタンダウンシャツは、1枚でもインナーでも着こなすことができる万能アイテム。1枚で着こなすと、シンプルで落ち着いた印象のコーディネートに仕上がります。
セーターやジャケットのインナーとして取り入れれば、襟が留められている分顔周りがすっきり見え、襟が外に出る心配もありません。
コーディネートを選ばないのがボタンダウンシャツの魅力の1つです。
カジュアルスタイルで丈をイン
カジュアルスタイルで、あえて丈をインしてトラッドに着こなすのもおすすめです。
もちろん丈を外に出してコーディネートしても良いですが、インして腰周りをすっきりさせることで、簡単に好感度の高いキレイめスタイルが仕上がります。
その日の気分やコーディネートのバランスを考えて、取り入れてみてください。
【上級編】襟のボタンを外す
ボタンダウンシャツの襟のボタンを、外しとしてあえて留めずに着こなすテクニックもあります。
タイドアップした際に、抜け感を取り入れるために外してみたり、セーターやジャケットから襟を出すために外したりと、襟だけでもコーディネートを楽しむことができます。
覚えておいて損はないテクニックなので、ぜひ試してみてください。
ボタンダウンシャツのおしゃれなコーディネート集
シャツ×デニムパンツ×レザーシューズ
ボタンダウンシャツとデニムパンツを合わせた着こなしは、カジュアルスタイルの中でも定番の着こなしなので、ぜひマスターしたいですね。
パンツの色に合わせてブルーのシャツをチョイスすれば、簡単に統一感のある着こなしを作ることができます。
足元は、ブラウンのレザーシューズを合わせて、キレイめな印象で仕上げれば、大人のカジュアルスタイルの完成です。
シャツ×ジレ×チノパン×ローファー
シャツ1枚で肌寒い季節は、ジレと合わせてクラシックな印象に仕上げてみてはいかがでしょうか。
いつものコーディネートとは異なるこなれた雰囲気を、簡単に取り入れることができるので、シンプルな着こなしにアクセントを加えたい男性は真似してみてください。
足元は、トラッドな印象のボタンダウンシャツと合わせて、ローファーをチョイスすれば、清潔感のあるキレイめコーデの完成です。
シャツ×デニムパンツ×スニーカー
こちらのコーディネートも、ボタンダウンシャツとデニムパンツを合わせた定番の着こなしです。
ここでは、足元をスニーカーにしてコーディネートすることで、スポーティーな印象になり、よりカジュアル感が出るので、使い分けてみてください。
ニット帽をチョイスすることで、アクセントになるので、いつものコーディネートが簡単に違った印象になりますよ。
シャツ×Tシャツ×デニムパンツ×スニーカー
ボタンダウンシャツは、1枚で着るだけでなく、羽織としてもコーディネートできる万能アイテム。
全体をブルーで統一しているので、インナーに柄物を取り入れても、うるさい印象になりすぎません。
足元は、デニムパンツをロールアップして柄ソックスをチラ見せすることで、コーディネートにアクセントを加えることができます。
キレイめスタイルは好感度も高いので、ぜひ真似してみてください。
ジャケット×シャツ×スラックス×レザーシューズ
程よくカジュアルな印象になるボタンダウンシャツは、砕けた印象のジャケパンスタイルに合わせるのもおすすめです。
大人の男性が柄シャツを1枚で着こなすのは抵抗がありますが、ジャケットのインナーとして取り入れることで、簡単に落ち着いた印象でコーディネートすることができます。
ぜひ真似してみてください。
シャツ×チノパン×レザーシューズ
色物のボタンダウンシャツを、1枚で着こなすと簡単にトラッドなコーディネートが完成します。
カジュアルシャツなので、裾は出しても入れても着こなすことができますが、大人の男性が着こなす際にはインしてキレイめな着こなしを意識するのがおすすめです。
足元は、アンクル丈をチョイスして、足首を見せることで抜け感のあるコーディネートに仕上がります。
シャツ×チノパン×クラッチバッグ
ブルーのボタンダウンシャツとネイビーのチノパンの着こなしは、大人の男性にぴったりの、清潔感溢れるクリーンなスタイルです。
合わせるバッグはトートバッグなどでも良いですが、クラッチバッグでスタイリッシュに仕上げることで、シンプルなコーディネートが際立ちます。
ベルトやバッグなど革小物は、上質なものを選んでコーディネートを格上げしましょう。
シャツ×チノパン×ハット
コーディネートが難しい明るいオレンジのシャツも、インして着こなすことで子供っぽくならず、大人の着こなしに早変わりします。
半袖シャツではなく、長袖のシャツを腕まくりして着こなすことで、よりワイルドでスタイリッシュにコーディネートすることができます。
アクセントにストローハットで夏らしく仕上げれば、大人コーデの完成です。
シャツ×スラックス×レザーシューズ
こちらの着こなしは、クールビズのビジネスシーンにも応用できるような、シンプルでキレイめなスタイルが特徴です。
全身をブルーで統一しているので、コーディネートにまとまりが生まれ、ベルトと靴のブラウンが良いアクセントになっています。
青と茶の2色で構成されたスタイルは、イタリアの伊達男を彷彿とさせるようなおしゃれスタイルです。
ジャケット×シャツ×デニムパンツ×レザーシューズ
ボタンダウンシャツにネクタイを締めてもおしゃれにまとまります。
デニムを取り入れたカジュアルなジャケパンスタイルでは、艶のあるネクタイではなく、素材感のあるネクタイを合わせると、コーディネートの雰囲気とマッチします。
ネクタイの色を拾って、靴下に差し色を取り入れることで、上級者のおしゃれコーディネートの完成です。
セーター×シャツ×チノパン×ブーツ
ボタンダウンシャツは、セーターやカーディガンのインナーとしてもおすすめ。
襟が留められているので、セーターからでることがなく、だらしない印象になりにくいというメリットがあります。
シャツとセーターを合わせたクリーンな着こなしは、定番の組み合わせなのでぜひマスターしたいですね。
MA-1×シャツ×チノパン
ミリタリーアイテムのMA-1のインナーとしてシャツを取り入れると、大人の男性でも野暮ったくならずに着こなすことができます。
特に、白のボタンダウンシャツは清潔感があり、様々なコーディネートにマッチするので、1着は持っておきたい定番アイテムです。
シンプルなアイテムの組み合わせなので、おしゃれが苦手な男性でも真似しやすいですね。
ブルゾン×シャツ×デニムパンツ×白スニーカー
白と青の2色でまとめられたコーディネートは、清潔感のある大人の印象が特徴的です。
サックスブルーの爽やかなシャツに合わせて、足元はシンプルな白スニーカーを合わせることで、スポーティーなカジュアルスタイルが完成します。
シャツはパンツにインして着こなすことで、腰回りがすっきりするので、より洗練された着こなしにまとまります。
ロングコート×シャツ×デニムパンツ×ブーツ
白のボタンダウンシャツをインナーに取り入れた着こなしは、冬のコーディネートに抜け感をもたらしてくれるので、ぜひマスターしたいですね。
足元にブーツを合わせる際は、あえてロールアップしたパンツを合わせることで、すっきり見せることができるので真似してみてください。
シンプルなアイテムの着こなしですが、細部にこだわるとおしゃれになりますよ。
ロングコート×ニット×シャツ×デニムパンツ×スニーカー
冬のコーディネートには、ボタンダウンシャツをインナーに合わせるのがおすすめ。
クルーネックのセーターに合わせても、ボタンダウンシャツは襟が出てこないのですっきりと着こなすことができますよ。
白のボタンダウンシャツは、コーディネートの幅が無限大なので、洗い替えとして何枚か持っておいても損はないですよ。
ボタンダウンシャツでおしゃれな着こなしを
季節を問わず活躍するボタンダウンシャツは、大人の男性であればぜひ持っておきたいアイテムの1つなので、ぜひワードローブに加えてみてください。
定番の白やブルーを揃えた方は、柄物や色物にもチャレンジしてコーディネートの幅を広げてくださいね。
キレイめスタイルの味方である、ボタンダウンシャツの着こなしをマスターしましょう。
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。