2019年版!冬のメンズファッション年代別おすすめコーディネート
冬のコーディネートはアウターやコート、重ね着など注意するポイントが盛りだくさん。今回は20代、30代、40代、50代と年代に合わせたおすすめコーデを、海外スナップから厳選して紹介します。靴や小物の合わせ方も気を付けることで、季節感のある着こなしをすることができます。年齢に合わせておしゃれに冬服を着こなしましょう。
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アイキャッチ画像出典:www.askmen.com
冬ファッションをおしゃれに楽しもう
秋も終わり、1年で最も冷え込む冬は、防寒性を意識しながらおしゃれを楽しむ必要があります。
秋仕様だったアウターや小物も、気温に合わせて温かみのあるアイテムを取り入れることで、季節感のあるコーディネートで冬を迎えることができますよ。
それぞれの年代でコーディネートのポイントが変わってくるので、全世代共通の鉄則を紹介した後に、各世代のポイントを紹介していきます。
冬服の着こなしをマスターして、おしゃれメンズを目指しましょう。
≪全世代共通≫冬ファッションの鉄則
1. アウターは冬仕様に
冬のコーディネートの主役になるアイテムは、いつでもアウターです。
コーディネートに占める面積が広く、目に入りやすいので、冬ファッションにおいてアウターは特にこだわって着こなしたいですね。
ここ数年はシングルのコートが主流でしたが、クラシック回帰の流れもあり、ダブルのアイテムが流行しているので普段はシングルのコートを愛用している人でも、今期はダブルのコートを選んでみてはいかがでしょうか。
季節にあったアウターを着こなすことで、季節感が出るのでおしゃれに見えますよ。
2. ボリューミーになりすぎない着こなしを
冬はどうしてもヘビーアウターがコーデの中心になるため、コーデにボリューミーになってしますが、ボリューミーになりすぎないように注意が必要です。
冬は重ね着することも多いので、着ぶくれしがちですが、スタイリッシュなコーディネートにするためには、シルエットにも気を使いましょう。
保温性の高い高機能インナーや、マフラーなどの小物を活用して、シルエットをすっきり見せるのも忘れてはいけません。
3. マフラーやグローブなどの小物は必須
たかがマフラーですが、首元に風が吹き込まないだけで、体感温度はグッと変わります。
マフラーは巻き方によっては、ボリュームを出したりすっきり見せることもできますし、色物を取り入れればコーディネートのさし色としても活躍します。
グローブは高級感のあるレザー素材のアイテムから、つけたままスマホが使える機能的なアイテムまで様々なので、用途やコーディネートの雰囲気によって使い分けましょう。
小物使いがうまいと、コーディネートもおしゃれに見えますね。
2019秋冬のトレンドを踏まえたコーディネートのポイント
ハズすのではなくかっちりときめる
今年のトレンドの1つとして、クラシック回帰があげられ、よりクラシックなコーデが流行しています。
ネクタイやダブルジャケットなど、フォーマルなアイテムをカジュアルコーディネートに取り入れて着こなしているブランドが多くみられるようになりました。
ドレッシーなアイテムばかりでまとめてしまうと、カジュアルな雰囲気が損なわれてしまうので、スニーカーやデニムパンツなどのカジュアルアイテムでハズすコーデがこれまでの主流でしたが、今期は革靴やスラックスでドレスライクにまとめたコーデが人気となっています。
柄物でコーディネートにアクセントを
トレンドとして総柄のアイテムが流行しており、柄の中でも特にレオパード柄が多くのブランドで使用されています。
レオパード柄をメンズが着こなすのは少し難しいですが、コーデの主役に使用しなくてもスニーカーやショルダーバッグなどの小物でレオパード柄取り入れコーデにアクセントを加えてみてはいかがでしょうか。
トレンドを意識したコーディネートが苦手な男性は、小物の柄使いなどでさりげなく取り入れて、こなれ感を演出しましょう。
≪20代向け≫冬ファッションのおすすめコーディネート
20代男性の冬ファッションは、明るい色のアイテムや、トレンドアイテムを積極的に取り入れることがポイントです。
若いからこその明るい色使いや、カジュアル要素の強いアイテムの着こなしを意識することで、重くなりがちな冬のコーディネートもフレッシュで新鮮な雰囲気に早変わりします。
冬ファッションでも20代らしく、トレンドを押さえた、おしゃれなカジュアルコーディネートを目指しましょう。
ステンカラーコート×マフラー×デニムパンツ×ブーツ
ネイビーのステンカラーコートは、オンオフ問わず様々なコーディネートで活躍するアイテムなので、ぜひ持っておきたい定番ですね。
ネイビーとブラウンは相性が良く、2色で構成されたコーディネートはまとまりが良く、落ち着いた印象のコーディネートになります。
ブーツは明るいベージュのレザーをチョイスすることで、足元にボリュームを持たせつつも明るい色味で、コーディネートに抜け感を取り入れています。
ダウンジャケット×デニムパンツ×白スニーカー
ダウンジャケットは保温性に優れスポーティーなコーデを簡単に作れるので、冬のアウターにぴったりです。
ダウンジャケットはスポーティーなデザインのアイテムなので、レッドやイエローなどビビットなカラーリングのアイテムを選び、よりスポーティーなコーデを目指しましょう。
他のアイテムはダウンジャケットの色を拾うことでコーデにまとまりがうまれ、統一感のあるコーディネートになるでしょう。
足元には白スニーカーをあわせてバランスよくコーデを仕上げています。
ニット帽×ボアジャケット×デニムパンツ×白スニーカー
ボアジャケットは見た目が暖かく、保温性が高いので冬のアウターにはもってこいです。
通常はボア部分を見せて着こなすことが多いボアジャケットですが、写真のように襟を立てて着こなすことで、こなれた印象になります。
全体の色味は白とネイビーでまとめているので、爽やかで清潔感のある着こなしになり、好感度がたかいおしゃれコーディネートになるでしょう。
ニット帽は合わせるだけで暖かく、トップに色が入るので、コーディネートの幅が広がります。
ダウンジャケット×チェックシャツ×スキニーパンツ×ブーツ
赤のチェックシャツは、トレンド柄のチェックとトレンドカラーのレッドをどちらも取り入れることができる注目アイテムです。
ラフな印象になりがちなチェックシャツですが、1番上のボタンまで締めて着こなすと引き締まった印象で着こなすことができます。
ボリュームのあるダウンジャケットを着こなす場合には、スキニーパンツを合わせることでキレイなYラインのコーディネートになり、シルエットがすっきり見えます。
レザージャケット×スヌード×チェックシャツ×スキニーパンツ
こちらも赤のチェックシャツを取り入れたコーディネートですが、アウターにレザージャケットを合わせて辛口な着こなしに仕上げています。
基本は黒を基調としたコーディネートですが、挿し色として赤のシャツを挿しているので、トレンドライクな着こなしになります。
ジャストシルエットのレザージャケットとスキニーパンツを合わせて、全体にすっきりしたシルエットなので、首元にボリュームのあるスヌードを合わせることで、メリハリがでます。
≪30代向け≫冬ファッションのおすすめコーディネート
30代男性の冬ファッションには、シャツやレザーシューズなど、ドレッシーなアイテムを取り入れてコーディネートすることで大人の男性らしい着こなしになります。
コーディネートに挿し色する際にも、鮮やかなビビットカラーではなく、ダークトーンで挿し色することで、大人の落ち着きをアピールしながらも、おしゃれな雰囲気を醸し出すことができますよ。
アウターやセーターは上質な素材のものを選ぶことで、コーディネートだけでなくアイテムのものの良さでも20代と差がつきます。
ダッフルコート×ショールカラーカーディガン×チノパン×レザーシューズ
可愛らしい印象になりがちなダッフルコートですが、ネイビーで装飾が少なくシンプルなアイテムであれば、大人の男性でもスマートに着こなすことができます。
秋冬らしいダークトーンのチノパンに、ブラウンのレザーシューズを合わせることで、季節感を取り入れながらもドレスライクな印象になるのでおすすめです。
ショールカラーカーディガンは、アウターを脱いで1枚で着こなす際にも様になりますし、インナーとしても保温性が高いので、大人の男性にはもってこいのアイテムです。
チェスターコート××シャツ×ジーンズ×スエードシューズ
シャツとチェスターコートというきれいめアイテムの組み合わせで寒さ耐えることができない場合には、インナーダウンを取り入れることで、すっきりしたシルエットのまま保温性を高めることができます。
全身をグレーと青ベースのアイテムでまとめているため、コーディネートに統一感があり、シンプルなアイテムで固めているにも関わらず、おしゃれな印象になりますね。
足元にスウェード素材のベージュシューズを合わせることで、ボリュームを持たせて季節感を取り入れるだけでなく、挿し色としても機能しています。
チェスターコート×テーラードジャケット×マフラー×スラックス×レザーシューズ
テーラードジャケットとチェスターコートの組み合わせも、知的なコーディネートに仕上げるための鉄板の組み合わせです。
合わせるインナーは、ワイシャツでもTシャツでもタートルネックでも、気温に合わせてチョイスすることで、どれを合わせても大人の雰囲気を醸し出すことができます。
合わせるスラックスは、秋冬仕様でウールの起毛感のあるアイテムを合わせることで、マフラーの素材感ともマッチした、見た目も暖かいコーディネートになりますね。
ダウンジャケット×パーカー×スラックス×ローファー
ダウンジャケットとパーカーを組み合わせた、カジュアルアイテムで合わせたトップスも同系色ジーンズでコーデをまとめることでカジュアルになりすぎずバランスよくコーデをまとめることができます。
こちらのコーデではスニーカーを使用していますが、スニーカー以外にもカジュアルコーディネートにはまりやすいローファーをコーディネートに取り入れると、アウトドアアイテムであるダウンジャケットを、きれいめに着こなすことができます。
ボリューム感のあるダウンジャケットには細身のパンツをあわせてコーデにしっかりとメリハリをつけることを忘れてはいけません。
ニット帽×ダウンベスト×セーター×コーデュロイパンツ
気温がそこまで低くない日には、ダウンベストをコーディネートに取り入れるのもおすすめです。
ダウンジャケットと違い、腕周りがすっきりしているのでダボ付かず、シルエットもすっきりした印象になるので、スマートにダウンを着こなすことができます。
セーターのインナーとしてチェックシャツを取り入れて、チラ見せすることで、コーディネートをよりおしゃれに演出してくれることでしょう。
パンツも秋冬らしく、肉厚なコーデュロイパンツを取り入れると、より季節感のある着こなしになりますね。
≪40代向け≫冬ファッションのおすすめコーディネート
40代男性のコーディネートは、テーラードジャケットやレザーシューズなどの、ドレスライクなアイテムを積極的に取り入れるようにしましょう。
冬ファッションをかっこよくまとめるためには、カジュアルアイテムだけでなくドレスアイテムをうまく活用して、大人の魅力を感じさせる着こなしに仕上げるのがおすすめです。
アイテムはシンプルなものでまとめるほど失敗が少なく、挿し色や柄物は狭い面積に抑えておくのが、落ち着いた印象で着こなすポイントです。
ダッフルコート×テーラードジャケット×デニムシャツ×ローファー
若々しい印象になりがちなダッフルコートも、テーラードジャケットにタイドアップしたスタイルであれば、大人の男性でも難なくまとまります。
デニムパンツとウールのジャケットのジャケパンスタイルに、挿し色となるイエローのネクタイが秋冬のVゾーンを鮮やかに彩っています。
明るい色味のジャケットは季節感が出しにくいので、起毛感のある素材をチョイスし、合わせるローファーもスウェード素材を取り入れることで、柔らかい風合いにまとめるのがおすすめです。
ダウンジャケット×デニムパンツ×レザーブーツ
大人の男性であれば、ダウンジャケットはシンプルなアイテムをワントーンでまとめてコーディネートしたいですね。
無駄な装飾がついていると、40代の男性がダウンジャケットをキレイめに着こなすのが難しくなってしまうので、極力シンプルなアイテムをチョイスするのがおすすめです。
合わせるレザーブーツやダウンジャケットは、高級感のあるものをチョイスすることで、デザインはシンプルながらも、生地感や見た目で上品さを演出することができます。
ボンバージャケット×マフラー×シャツ×デニムパンツ
ミリタリーアイテムであるボンバージャケットを取り入れた着こなしも、青ベースのワントーンでまとめるときれいめなコーディネートに仕上がります。
インナーのデニムシャツや合わせるデニムパンツは、ダメージ加工や洗い加工が少ないデザインのアイテムを合わせることで、大人の男性でも野暮ったくならずにデニムアイテムを着こなすことができます。
無地のシンプルなアイテムでまとめているので、マフラーは柄物を取り入れることで、コーディネートが単調にならずに変化が生まれます。
チェスターコート×紺ブレザー×スラックス×ローファー
ネイビーのシンプルなチェスターコートは、年代を問わず、スマートに着こなすことができる万能アイテムの1つです。
大人の男性であれば、アウターとジャケット、セーターの色を合わせてコーディネートすることで統一感が生まれ、奥行きを出すためにシャツはサックスブルーをチョイスすることで、華美な印象になりすぎずにおしゃれを楽しむことができます。
ジャケパンスタイルなので、スラックスは少し短めにジャスト丈で合わせることで、野暮ったくならずにすっきりしたシルエットでまとまります。
紺ブレザーといえば大人の男性ならだれもが一着は持っている、定番のファッションアイテムの1つでしょう。だからこそ、シルエットやデザイン、そしてディテールやコーディネートで差をつけたいおしゃれメンズ必見、ビジネス・カジュアルどちらでも活躍する紺ブレザーのおすすめブランドとコーディネートを紹介します!
チェスターコート×ハイネックセーター×ジレ×レザーシューズ
カジュアルな印象になりがちな明るいキャメル色のチェスターコートは、他のアイテムの色味を抑えてコーディネートしましょう。
チェスターコートにハイネックセーターを合わせた着こなしであれば、若い年代のコーディネートになってしまうので、間にジレを挟むことで、クラシカルな雰囲気になり、40代の男性でもかっこよくコーディネートできるようになります。
黒のレザーシューズで、足元からしっかり引き締めれば、大人の男性にぴったりのダンディなコーディネートが完成します。
≪50代向け≫冬ファッションのおすすめコーディネート
50代男性であれば、テーラードジャケットを中心にコーディネートを組み立てたいですね。
アウターのインナーとして、テーラードジャケットを取り入れているだけで、インナーとしても高見えしますし、室内でアウターを脱いだ際にも、ダンディな雰囲気のコーディネートを保つことができるので、どちらの状況でも知的に見えますね。
テーラードジャケットをを合わせない場合にも、シンプルなアイテム使いで、大人の魅力を引き立てる着こなしを意識しましょう。
ボアジャケット×セーター×シャツ×スラックス×レザーシューズ
こちらのコーディネートは、テーラードジャケットを合わせずに、セーターとシャツをインナーに取り入れることで、清潔感のある着こなしに仕上げています。
アウターかカジュアルなアイテムなので、パンツはしっかりとクリースが入ったドレッシーなアイテムに、ビジネスからカジュアルまで合わせやすい外羽根プレーントゥを組み合わせて、カチッとした印象にまとめています。
ドレスアイテムでまとめることで、ボアジャケットをキレイめに着こなすことができ、大人びた印象を演出していますね。
ダウンジャケット×ハイネックセーター×スラックス×スニーカー
流行りのブリティッシュテイストを、グレンチェックのアウターで表現した、アウターを主役にしている大人コーデュロイです。
柄物のアウターはコーディネートしづらいですが、グレーをベースにしたグレンチェックであれば、英国紳士のような着こなしになり、他のアイテムもグレーベースでまとめているので、シンプルにまとまっています。
レザーのボストンバッグは、ビジネスからカジュアルまで幅広く持つことができるので、50代男性であれば、最高級のアイテムを合わせたいですね。
チェスターコート×テーラードジャケット×スラックス×レザーシューズ
大人のメンズにおすすめしたいオフスタイルは、テーラードジャケットとスラックスのジャケパンスタイルに、モンクストラップなどややカジュアルなレザーシューズを合わせた着こなしです。
カジュアルなレザーシューズであれば、ジャケパンスタイルにも取り入れやすく、コーデをハズすことなくフォーマルな印象に仕上げることができます。
アウターからパンツまでほぼ同系色のアイテムでコーデをまとめているので、マフラーなどの小物でコーディネートにアクセントを加えて、アイテムはシンプルなデザインでまとめましょう。
ダッフルコート×テーラードジャケット×コットンパンツ×レザーシューズ
ブラウンのダッフルコートのインナーに、トレンドライクな英国調のハウンドトゥースのダブルジャケットを合わせた着こなしは、ダンディな印象にまとめることができます。
全体をブラウンベースでまとめた着こなしは、見た目にも温かみがあり、同じブラウン系のアイテムながらもトーンを変えているので、メリハリをきかせることができるのでおすすめです。
秋冬のコーディネートが暗くまとまりすぎないように、パンツの色味は薄めのベージュをチョイスすることで抜け感を取り入れることができます。
ダブルジャケットを今風に着こなすために、スリムなシルエットを心掛けるのもポイントです。
ダウンジャケット×テーラードジャケット×デニムパンツ
ミリタリーテイストが強い、カーキのダウンジャケットを、うまくキレイめなコーディネートに取り入れています。
デニムパンツの色と、ニット帽とマフラーの色をリンクさせることで、小物はシンプルにまとめているので、コーディネートが騒がしくなっていないのも、大人の男性が真似したいポイントです。
デニムパンツに合わせるテーラードジャケットは、光沢のあるウール素材よりも、写真のような起毛感のあるアイテムを合わせることで、よりこなれ感が出ます。
季節感のあるコーディネートで冬を満喫
ここまで記事を見ていただきありがとうございます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。
冬のコーディネートは合わせるアイテムも多く、着こなしに迷うことも多々あると思います。
それぞれの年代ごとに、ポイントをおさえたおしゃれをマスターすることで、男性としての魅力をより高めるための第一歩になることでしょう。
冬らしい季節感のあるコーディネートをマスターして、おしゃれメンズを目指してください。
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都内在住の大学生です。ファッションが好きです。特にデニムが好きなので、毎日履いて洗濯してを繰り返し、自分だけの一本を制作中・・・