メンズ春のデニム・ジーンズコーディネート【おしゃれな大人の着こなし】

そもそもデニムとは？

デニムジーンズは元々、ゴールドラッシュに湧く北米の鉱山で生まれた鉱夫らの作業着でした。作業中パンツがすぐに擦り切れてしまうという悩みを解決するため、キャンバス生地を用いて銅リベットでポケットの両端を補強したワークパンツであるデニムジーンズが鉱夫の間で流行。その後カジュアルシーンに欠かせないアイテムへと進化しました。
デニムとは、そもそも厚手の綾織物の生地のこと。10番手以上のタテ糸をインディゴによって染色し、ヨコ糸を未晒し糸と呼ばれる染色加工をしていない糸で綾織りにした、素材が綿の織布です。生地の裏側に白いヨコ糸が多く出るのが特徴です。ジーンズに使用されることが多く、デニムと表現することもありますが、正式には素材の名称です。近年は紡績技術の向上により、さまざまなデニム生地が生まれています。フランス語の「セルジュ・ドゥ・ニーム」と呼ばれるニーム産のサージ生地が語源とされています。

シルエットの選び方

ストレート

最もクラシックなタイプがストレート。ウエストからストンと下に落ちるシルエットが特徴で、長年愛されている定番スタイルです。30代や40代の年齢を重ねた男性には特におすすめで、馴染みやすいスタイルなのではないでしょうか。あまり裾がもたついていると、トレンドのキレイめで履きこなしにくいので、ロールアップを駆使してあまりもたつかないようにしましょう。

テーパード

最近人気なのが、こちらのテーパードタイプ。ウエストはゆとりがありますが、足首に向かうにつれて細くなっていくシルエットが魅力です。ストレートに比べ、スタイルが良く見えるだけでなく、脚長効果も期待できます。大人の男性でも取り入れやすいアイテムなので、ぜひ挑戦してみてください。

スキニー

スキニーパンツは、ウエストから足首まで身体に沿うような、タイトなシルエットが特徴。モードスタイルの流行から人気が生まれたシルエットで、街中でも多く見かけるようになりました。スタイリッシュなフォルムなので、脚が太い男性にはあまり似合わないので要注意。ピタピタすぎると、女性からの好感度も低いので、程よく余裕があるものを選んでも良いでしょう。

春のデニムジーンズコーディネートのポイントとは？

爽やかなコーディネート作りがキーポイント

春は寒い冬を終え、どんどん暖かくなる季節。春先はまだまだ寒く感じる日もありますが、服装から軽やかな雰囲気を醸し出しましょう。デニムジーンズを使ったコーデのみならず、どんなスタイルにも言えることですが、春は爽やかなコーディネート作りがキーポイント。意識してスタイリングしてみましょう。

ホワイトやライトブルーのデニムジーンズがおすすめ

デニムはブラックからネイビー、ホワイトなど、さまざまなものがありますが、春に特におすすめなカラーは、ホワイトとライトブルー。薄い色のアイテムを取り入れることで軽やかな雰囲気になり、簡単におしゃれなコーディネートを作ることができます。

裾はロールアップして、足首見せを意識しよう

春のコーディネートは、爽やかな着こなしが大切。簡単に爽やかさを出すおしゃれテクニックとして、パンツの裾のロールアップが挙げられます。くるぶしを見せるだけで、ローファーやスニーカーに合わせても、軽やかな雰囲気に。スニーカーともコーデしやすいのでおすすめです。

デニムジーンズを使った、春のおすすめコーディネート

デニムジーンズ×シャツ

春のデニムコーデは、秋冬とは違い、爽やかな雰囲気を出す点が大切。写真のようなホワイトのシャツとデニムパンツを組み合わせることで、色使いから軽やかなスタイルを作り出すことができます。写真のように、スニーカーと合わせれば、カジュアルなコーディネートに。シャツは腕まくりして、男らしさを出しましょう。

デニムジーンズ×シャツ

ブルー系カラーでコーディネートをまとめるスタイルは、春夏に真似したい爽やかカジュアルコーデ。おしゃれの苦手な男性も挑戦しやすいですよね。小物はブラウンで統一することで、全体的なまとまりもプラス。デッキシューズは脱ぎ履きもしやすいのでおすすめです。

デニムジーンズ×シャツ×トレーナー

スリムタイプのデニムパンツに、シャツとトレーナーを合わせたコーディネート。全体的に重たくなりがちなので、足元にはホワイトスニーカーを合わせることで、抜け感を出す点がポイントです。写真のようにネイビーのトップスと、ライトブルーのデニムジーンズとの相性は抜群。是非覚えておきましょう。

デニムジーンズ×シャツ×Tシャツ

デニムはトレンドカラーのひとつ、カーキとの相性も抜群。カーキはカジュアルな雰囲気になるアイテムなので、取り入れるだけでこなれ感を出すことができますよね。足元にレザーレースアップブーツを合わせることで、色の引き締め感もプラス。落ち着いた雰囲気に仕上げます。

デニムジーンズ×シャツ×Tシャツ

迷彩のシャツはカジュアルなアイテム。今流行のストリートテイストなコーディネートに仕上げるには、クラッシュタイプのデニムジーンズと合わせて、かっこよく仕上げましょう。足元にホワイトスニーカーを合わせて抜け感もプラス。爽やかな雰囲気が魅力です。

デニムジーンズ×シャツ×Tシャツ

濃いネイビーのデニムジーンズは、春先には少し重ためのアイテム。トップスを明るい色味でまとめることでバランスが取れますよ。白Tは春夏に活躍する万能アイテム。グレーシャツと組み合わせることで、爽やかな印象のコーディネートに仕上がります。

デニムジーンズ×Tシャツ×ブルゾン

ライトブルーのデニムジーンズは膨張色なので、トップスを暗めの色にして、バランスを取りましょう。カーキのMA-1は、春先に大活躍するブルゾン。チノパンとも合わせやすいので、着回し力も抜群です。白スニーカーを合わせて、軽やかな雰囲気に。カジュアルでかっこいいコーディネートを作りましょう。

デニムジーンズ×シャツ×ブルゾン

ロールアップしたデニムジーンズに、ブーツを合わせたスタイル。秋コーデにも生かせるようなトラッドなコーディネートです。写真のようにジャケットとシューズを同じ色にするおしゃれテクニックは、かなり使えるので是非まねしてみてくだだい。全体的なまとまりも生まれ、落ち着いたコーデに仕上がります。

デニムジーンズ×Tシャツ×デニムジャケット

ホワイトのデニムジーンズも春先に着用したいアイテム。写真のようにライトブルーのデニムジャケットと合わせることで、デニムオンデニムのおしゃれなコーディネートに仕上がります。同じブルーのデニムを合わせるより挑戦しやすいのではないでしょうか？ブラウンのブーツで足元から引き締め感をプラス。おしゃれなコーディネートです。

デニムジーンズ×ジャケパンコーディネート

白のデニムジーンズは抜け感のあるコーディネートになりますよね。白は膨張色でもあるので、トップスはダークトーンのアイテムでまとめましょう。ブルーのジャケットは、パーティーシーンなどに取り入れたいアイテム。トレンドのアビスカラーでもあるので、是非挑戦してみてください。

デニムジーンズ×ジャケパンコーディネート

クラッシュタイプのデニムジーンズと、ジャケットを合わせてジャケパンコーディネートは、全体的なバランスを考えたコーディネート。ジャケットはスマートなアイテムなので、デニムパンツでカジュアルさをプラスすることで、メリハリのあるコーディネートに仕上がります。足元にはホワイトスニーカーで抜け感をプラスしましょう。

デニムジーンズ×ジャケパンコーディネート

ブラック、ホワイト、デニムの三点セットは、間違いない鉄板スタイル。モノトーンコーデよりも爽やかに、ジャケットを羽織ることでカジュアル過ぎない雰囲気になるので、困った時は是非取り入れてみてください。足元はスニーカーでも、レザーシューズでもOK。雰囲気に合ったスタイルを作りましょう。

デニムジーンズ×ジャケパンコーディネート

デニムパンツと合わせたカジュアルなジャケパンコーディネートも、グレージャケットにグレーTシャツを合わせるようなダークトーンでまとめると、かなり大人っぽい印象になりますよね。足元にライトグレーのスエードシューズを合わせて、柔らかい印象に。大人メンズにおすすめのコーディネートです。

デニムジーンズ×ジャケパンコーディネート

デニムジーンズをロールアップしたジャケパンコーディネートは、軽やかな雰囲気のあるスタイル。ネイビーのジャケットと、ライトブルーのデニムジーンズは、とても相性が良いのでおすすめです。足元はブラックのレザーシューズで引き締め感もプラス。ローファーなどを合わせてもおしゃれですよね。

デニムジーンズ×ジャケパンコーディネート

濃いネイビーのデニムジーンズは、ベージュのジャケットと相性抜群。色のメリハリをつけたコーディネートは、おしゃれな印象に仕上がりますよ。足元は、白スニーカーを取り入れて、春らしい爽やかな雰囲気に仕上げるのがおすすめ。色使いを意識したコーディネートは、おしゃれコーデの鉄則です。

春のデニムコーデで、かっこいいを作ろう！

いかがでしたか？春は気温変化の激しい季節でもあるので、服装の調節が難しいですよね。そんな時、デニムジーンズはあらゆるトップスやジャケット、ブルゾンなどとマッチしてくれるので、着こなししやすいのではないでしょうか？この春はデニムジーンズを上手く取り入れて、かっこいいコーディネートを作りましょう。
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