六本木の寿司の名店おすすめ15選(ミシュラン星獲得店含む)
六本木といえばオフィス、ファッション、グルメ、アートなど様々な印象があるお洒落な街ですね。今回はそんな六本木でいただける本当に美味しい寿司の名店15店紹介します。ミシュランの星獲得店からコストパフォーマンスの良いお店までありますので、接待や大切な方との食事に参考にしてみてください。
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アイキャッチ画像出典:www.photo-ac.com
大人の街、六本木
大人が選ぶ美味しいお店がある街としてよく挙げられるのが、麻布十番や六本木、銀座です。特に六本木は夜になると昼とは異なった姿をみせ、海外からの観光客も多く集います。
さて、その六本木でも特に美味しいと言われるのが寿司です。今回は六本木の寿司の名店を15店紹介します。15店の中にはミシュランで星を獲得したものから、コスパがいいと人気のお店まであります。
また、ミシュランで星を獲得した寿司の名店についてもっと詳しく知りたいという方は、「東京都内の寿司の名店おすすめ40選(ミシュラン星獲得全28店含む)」の記事で紹介していますので、下記記事も確認してみてください。
ミシュラン3つ星-1軒
鮨 さいとう【六本木一丁目】
ミシュランで三つ星といえば「すきやばし次郎 本店」ですが、そんな「すきやばし次郎 本店」と並んで評されるのが「鮨 さいとう」です。店主の齋藤孝司氏は銀座の名店「鮨かねさか」の店主金坂真次氏のもと修行を積み、「鮨かねさか 赤坂店」を任された後に独立しました。
店内は美しい桧一枚のカウンターを中心に、暖色の光で包み込みます。席はカウンター9席のみとなっており、個室とテーブル席のご用意はありませんのでご注意を。
食材の個性を生かすべく、調理法はいたってシンプル。シャリは粒が大きめの古米を使い、赤酢と塩のみで味付けます。
年内予約満席となることも早いので、早めの予約をお勧めします。六本木というと夜の印象が強いですが、夜だけでなく通常の値段より手軽に楽しめる昼にちょっとした贅沢を楽しんでみてもいいかもしれませんね。
■鮨 さいとう
住所 :東京都港区六本木 1-4-5 アークヒルズサウスタワー 1F
TEL :03-3589-4412
営業時間:12:00~14:00 / 17:00~22:00
定休日 :日曜日・祝日の月曜日・8月中旬・年末年始
金額 :昼は15,000円〜 夜は20,000円程度〜
ミシュラン2つ星-1軒
すきやばし 次郎 六本木店【六本木】
本店の方ではミシュランで三つ星を獲得していますが、六本木店は二つ星を獲得している「すきやばし次郎」。本店の店主でもあり、父でもある小野二郎氏に対して、六本木店の店主でもあり次男でもある小野隆士氏も負けていません。
店内はカウンター8席のみで、個室やテーブル席はありません。
シャリは小粒で脂の乗った硬質米を使用しています。ネタは白身であれば薄く、赤身であれば厚く切られます。そうすることで、それぞれ程よい食べ応えがうまれるのだとか。
本店に初めて行かれる方はまず、この六本木店で予習をしていくとよいといわれていますので、初めての方でも本店よりは行きやすいと思われます。本店同様の淡く美しく美味しい鮨を堪能してみてはいかがですか。
■すきやばし次郎 六本木店
住所 :東京都港区六本木 6-12-2 六本木ヒルズ レジデンス B棟 3F
TEL :03-5413-6626
営業時間:11:30~14:00 / 17:00~21:00
定休日 :水曜日・年末年始
金額 :20,000円程度〜
ミシュラン1つ星-2軒
なかむら【六本木】
外国のお客様が多くいらっしゃるミシュラン一つ星のお店、「なかむら」。
六本木という立地だけでなく、日本らしい落ち着いた雰囲気としっとりとした大人の空間が海外の方の心をつかみます。そして、店主の高麗橋「吉兆」で日本料理ともてなしの心を学んだという経験が料理に反映されていることも外国のお客様を喜ばす理由の一つです。江戸前寿司でありながら、会席料理かのような寿司が提供されます。
また、下の写真の寿司のタネにも包丁が入れられているように、包丁の入れ方にも工夫を凝らしているお店です。そのため、外国のお客様だけでなく、多くの鮨のファンをも魅了しています。
予約等をする際に気をつけていただきたいのが、「鮨なかむら」と検索をかけると、築地にあるお店が出てくることが多いです。もちろんそちらも美味しいお店ではありますが、間違えないようお気をつけください。
■なかむら
住所 :東京都港区六本木 7-17-16 米久ビル 1F
TEL :03-3746-0856
営業時間:18:00~23:30(L.O.22:00)
定休日 :日曜日・祝日・ゴールデンウィーク・8月中旬・年末年始
金額 :20,000円程度〜(別途サービス料5%)
鮨 由う【六本木】
出典:retty.me
「鮨 由う」は鎌倉の「以づ美」や「鮨 かねさか」、神楽坂の「鮨 りん」などで修行を積まれた大将の尾崎氏のお店です。
このお店の特徴と言えば大将の明るさです。持ち前の明るさとトーク力、そして握りでお客さんを笑顔にしてくれます。
しかし、一番の人気の秘訣はつまみも握りも細やかな美味しさである事。シャリは下の写真を見てもわかるように、しっかりとしていて、まとまりがあります。口に入れるまでは形を保ち、口に入れると解けていきます。店主の持ち前の明るさはそれをさらに美味しくしているのです。総合評価とした時に最高となる「鮨 由う」。
他の店だと格式高くて入りづらいと思うかもしれませんがこのお店であれば大将があたたかく出迎えてくれるのでおすすめです。
出典:retty.me
■鮨 由う
住所 :東京都港区六本木 4-5-11 ランド六本木ビル B1F
TEL :03-3404-1134
営業時間:17:30〜23:00
定休日 :日曜日・祝日
金額 :昼は10,000円〜 夜は15,000円〜20,000円程度
ミシュランには載っていない本当に美味しい名店7軒
鮓 村瀬
出典:retty.me
食通の人と鮨を食べに行く、お客様をもてなす、そんな時におすすめなお店が「鮓 村瀬」です。
若手の修行道場とも言われるこのお店は若手が多いこともあり、明るく凛とした雰囲気です。席はこの字型のカウンター席が13席あり、個室も用意されています。
鮨を通して語り合える空間と、丁寧で細かな仕事、コース全体の流れがお客様を喜ばせている魅力です。
上写真と下写真を見比べてみればわかりますが、ネタによってシャリを変えていたり、ネタ自体に様々な工夫が施されたりしています。そして、店主が「すし匠」出身ということもあり、つまみと握りが順不同で提供することでお客様が飽きないようにしています。
ランチでは握りかバラちらしかを選ぶことができ、バラちらしも人気の一品です。見た目も色鮮やかで美しく、それぞれの具材が主張しすぎることなく味わい深さをうみ出します。値段もランチであれば夜より手頃な価格で楽しめるので、おすすめです。
出典:retty.me
つまみと握りが交互に出て、ボリュームもしっかりあり、それにあった日本酒も提供してくれるため、鮨もお酒も話も進みます。
人気のお店ではありますが、予約が取れないほどでもないという点で親しみやすく、行きやすいお店となっています。ゆっくりと語り合う場として「鮓 村瀬」を選んでみてはいかがでしょうか。
■鮓 村瀬
住所 :東京都港区西麻布1-2-3 アクティブ六本木 1F
TEL :03-3479-5240
営業時間:18:00~23:00
定休日 :月曜日
金額 :昼は8,000円程度〜 夜は20,000円程度〜
江戸前鮓 すし通
出典:hitosara.com
六本木駅から徒歩10分ほど、古風な外観の「江戸前鮓 すし通」。店名にもあるように、世の鮨通たちが通う隠れ家的なお店です。
表の暖簾をくぐり、地下へ降りると日本庭園のような空間が広がり、まさに隠れ家です。対象は2016年にかわったばかりで、現在は懐石料理屋「分とく山」に11年間在籍されていた高橋進紀氏です。高橋氏はとても柔らかな印象の方で、その雰囲気が店のあたたかな雰囲気を作っています。
また、この店は熟成寿司の名店として知られており、それは洗練された隠し包丁でも表されています。下の写真は中とろですが、この中とろには約30もの包丁が入れられているそうです。シャリはネタに合わせてブレンドされており、出汁のきいた煮切り醤油は握りを口に入れた時にほのかに甘みを香らせます。
出典:retty.me
夜のお値段は、ミシュランで星を獲得はしていないものの少しお高めではありますが、職人技を堪能できると思えばお手頃な価格かもしれません。
また、メニューも、昼と夜、平日と土曜、ワインとのペアリングの有無で様々なコースがあるのも鮨通が飽きずに楽しめる要因です。
普通な鮨屋に飽きたら、隠れ家的な鮨屋でゆっくりとした時間を過ごしみてはいかがでしょうか。
■江戸前鮓 すし通
住所 :東京都港区西麻布3-1-15
TEL :03-3404-2622
営業時間:11:30~12:30 / 18:00~22:30
定休日 :日曜日・祝日
金額 :昼は6,000円程度〜 夜は20,000円〜30,000円程度
鮓職人 秦野よしき
遊び心の詰まった、若き大将のお店「鮓職人 秦野よしき」。その遊び心は料理から空間まで、様々なところに溢れています。
店内にはFUJIの部屋とAKEBONOの部屋の2種類あり、FUJIの部屋は引き戸を入った個室カウンターの席で、AKEBONOの部屋は明るいカウンターの席と異なる趣の席が用意されています。FUJIの部屋は接待や家族で、AKEBONOの部屋はおひとり、もしくは大切な人と利用するのがおすすめです。
料理に関しては、店主が海外で調理指導した経験があるということでフレンチやイタリアンの技を鮨に取り入れています。また、オーガニックワインやオーガニック日本酒などの無添加無農薬のお酒を数多く取り揃えているのも他の店にはない特徴です。
握りやつまみも美味しいですが、手作りの角切りのガリもおすすめです。お酒同様無農薬のしょうがをまるごと1個つけており、食べやすい一品となっています。
出典:hitosara.com
21時以降には単品での軽飲みとしての利用も可能な「鮓職人 秦野よしき」。他の名店にはない魅力が多く詰まったお店と言えるでしょう。
予約も比較的取りやすいお店ですので、まずは気軽にオンライン予約で申し込んでみてもいいかもしれませんね。きっと新たな鮨体験ができるはずです。
いわゆる「鮨屋」に飽きた時、足を運んでみてみはいかがですか。
■鮓職人 秦野よしき
住所 :東京都港区六本木5-11-25 鳥居坂アネックス 3F
TEL :03-3475-4004
営業時間:18:00〜20:00 / 20:30〜22:30
定休日 :日曜日・祝日の月曜日
金額 :昼は15,000円〜20,000円程度 夜は20,000円〜30,000円程度
麻布十番駅から徒歩3分。こだわりのお酒と昔ながらの手間暇かけた江戸前鮨で楽しむ若き大将がつくる空間です。プライベートや接待などのご利用にも大変重宝できるお店です。
鮨かくの
画期的なカウンター席や、シャリやタレ、水にこだわったお店「鮨かくの」。一見普通に見えて、こだわりにこだわっているからこその大人的隠れ家として人気のお店です。
店内は自然をテーマにしてデザインされており、カウンター席の手元には水が流れています。水が流れるという日本らしい自然のデザインなのかなと思いきや、鮨を食べた後にそこでても洗えるという画期的なアイデアが隠れています。こういった他の店と異なる面白い造りは話のネタにもなりそうです。
こだわりのシャリは独自に2種類の米をブレンドしており、さらに「釜浅商店」の釜で炊き上げます。この釜は、蓄熱性に優れているため、お米を蒸すのに適しています。そのため、炊き上がったお米はふくっらとしていて、ツヤのある仕上がりとなります。
また、出汁を作る際や、お酒を割る時などに用いる水は桜島火山帯の地下から湧き出る100%天然水を使用しています。柔らかく、滑らかな舌触りの水ですので、口に入れた時にすっと身体に馴染んでいくような心地を味わえます。
これだけ、様々なところにこだわっていますが、お値段はリーズナブルな「鮨かくの」。鮨に詳しくない方でも、十分に楽しむことのできるおまかせコースのご用意もあるそうです。
鮨通の方も、そうでない方も一度は訪れてみたい新感覚のお店でしょう。
■鮨かくの
住所 :東京都港区六本木5-18-2 大昌第2ビルB1
TEL :03-5545-5496
営業時間:【平日】18:00~22:30(L.O.22:30)
【土・祝日】18:00~22:00(L.O.22:00)
定休日 :日曜日
金額 :15,000円程度
Sushi Zo Tokyo
日本でのミシュランの星は獲得していないものの、アメリカのロサンゼルスとニューヨークのミシュランガイドには掲載された「Sushi Zo Tokyo」。
オーナーであり創業者の堰啓造氏は日本のみならず、アメリカでも江戸前鮨の技法を学び、その技法を大切にしてきました。アメリカのロサンゼルスで一号店をオープンしたとはいえ、かなり質の高い鮨を握っていると密かに人気を博しています。
店内にはジャズがかかっており、ゆったりとその場の時間を楽しみ、くつろげるような空間となっているのはアメリカ発ならではかもしれません。
また、鮨のシャリは酢の香りを強く、小ぶりに仕上げており、鮨とともに供される日本酒は鮨との相性を意識しながら旨味の強いものを中心に揃えられています。
メニューはおまかせのコースのみと限られていますが、その1コースで日本の四季の素材を味わうことができると言われています。
もともとがアメリカ発のお店であったこと、日本での開店が2017年と最近であったこともあり、口コミが少なく情報が少ないですが、今やアメリカだけでなく、バンコクへの出店もしており、香港への出店も決まっているそうです。
今後は北欧にも進出を考えているという「Sushi Zo Tokyo」。これからが楽しみなお店です。
■Sushi Zo Tokyo
住所 :東京都港区六本木7-6-5 栄ビル 1F
TEL :03-6804-5135
営業時間:18:00~23:00
定休日 :日曜日
金額 :25,000円程度
Sushi Zo Tokyo(スシ ゾー トウキョウ)は、世界で6店舗目となる六本木(Roppongi)にあるお店です。現在LA2店舗、NYC2店舗 Bangkok1店舗があります。LAとNYC両方のエリアでMichelin Starsを授与されたSushi Zo は、寿司の精神を永遠に捉える素晴らしい経験が期待できます。
六緑
六本木ヒルズ内ホテル「グランドハイアット東京」の中にある「六緑」は上質なおもてなしと開放感溢れる雰囲気の中で、江戸前鮨をいただくことのできるお店です。
店内は日本を代表する屈指のデザイナー杉本貴志氏によってデザインされており、まさに現代日本と古き良き日本の融合された空間となっています。
鮨というと、店内のカウンターやテーブル席でいただく印象が強いですが、このお店であればテラス席があるため、いつもとは異なる雰囲気の中で鮨をいただくことができますよ。
メニューにはコースだけでなく、小鉢や握り、刺身等の一品ものもあります。外観や雰囲気は敷居が高いように見えますが、実際は意外と安価で敷居が低いというのがこのお店のおすすめのポイントです。
また、日本酒も六緑オリジナル酒を含む定番の約15種類に加え、月替わりで季節の日本酒数種類を提供しています。料理からドリンクまで飽きの来させないお店とも言えそうです。
ホテルの中にあるということもあって冬は、鮨屋には珍しいクリスマスディナーもある「六緑」。鮨の非日常体験をするにはぴったりなお店です。
また、店内の絶妙な雰囲気と幅広いメニューによって、外国人観光客の案内や、デート、祝い事など多岐にわたって利用できるお店となっています。
敷居の高そうな雰囲気に負けず、足を運んでみてはいかがでしょうか。
■六緑
住所 :東京都港区六本木6-10-3グランド ハイアット 東京 6階(六本木ヒルズ)
TEL :03-4333-8788
営業時間:【平日】11:30~14:30 / 18:00〜21:30
【土日・祝】11:30〜15:00 / 18:00~21:30
定休日 :無休
金額 :昼は15,000円程度 夜は20,000円程度
江戸前寿司「六緑」。六本木ヒルズ内にあるラグジュアリーホテル「グランド ハイアット 東京」のレストラン公式サイト。ご宿泊以外でもお楽しみいただける10のレストラン・バーをご用意しております。
松栄
六本木は少し騒がしいからもっと静かな場所で鮨をいただきたいという方におすすめなのが「松栄」です。「松栄」は賑やかなところから裏通りに入った小路の奥にある隠れ家のようなお店です。
本店は恵比寿にあるのですが、六本木にも店を構えており、本店と異なって六本木店では鮨のネタケースをカウンターの後ろに飾るというなんとも斬新なスタイルです。店内デザインは鮨にも反映されており、鮨を食べて楽しむだけでなく見て楽しむことができるような工夫がされています。
メニューは平日の昼はランチとコース料理の2種類、土曜の昼(完全予約制)と夜はコースのみとなっています。平日のランチはお値段も3,000円とお手頃な価格となるのでオススメです。とんちの効いた面白みのある料理もだす職人のお店ですので、カウンター初心者でも行きやすく、通いやすいのが特徴です。
一度行ったら、気づいたときには何度も通っていたというお客様も多い「松栄」。ちょっとしたときに知っているといいお店、どこか高級感があって、敷居は高くなく、雰囲気のいいお店となること間違いなしです。
同じ「松栄」でも恵比寿店と六本木店では店の雰囲気が異なるので、落ち着いた空間をご希望であれば六本木店をご利用ください。
第2のホームが六本木の鮨屋なんてのもいいかもしれませんね。
■松栄
住所 :東京都港区六本木6-7-9 エムズ六本木 1F
TEL :03-5775-7236
営業時間:12:00~14:00 / 18:00~23:00
定休日 :日曜日・祝日
金額 :昼は4,000円程度 夜は15,000円程度
松栄 六本木店のページです。
コストパフォーマンスのいいお店4軒
鯛良
六本木でコスパのいいお店といえば「鯛良」。口コミサイトでの平均金額は高く設定されていますが、実際には20,000円少しで、量と質どちらもお値段以上のものを提供してくださります。
白金にもお店を構える「鯛良」ですが本店ではなく、姉妹店のようです。席はカウンター席と個室の二種類あり、カウンター席窓側からは六本木交差点を眺めることができます。個室は離れにあり、完全プライベートな空間となっており、窓からは東京タワーが望めます。夏になると、東京湾花火大会の花火と東京タワーを眺めながら鮨をいただくことができるのが自慢だそうです。
メニューはコースのみ、コースの内容が時々によって変わります。金額に対して量がしっかりあり、小鉢一品、鯛良の極み 名物 金目鯛のバッテラ、御椀物、お造り二種、焼き物、季節の一品、季節の鍋物、握り八貫、お椀、デザートとなっています。この中でも人気なのが、名物のバッテラと椀物の味噌汁です。バッテラは使用する鯛を銚子で水揚げされたもののみに限り、器も鯛型のものを使用するこだわり深い一品です。また、味噌汁は〆にぴったりな旨味たっぷりの味噌汁です。
メニュー自体はコースのみでありますが、コースで美味しいものを少しずつたくさんいただくことができるようになっています。個室やカウンター席の絶景も考慮すると、六本木の鮨屋の中で女性を連れてきたいコスパのいい店ナンバーワンかもしれません。
大切な方との思い出作りに足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと、忘れられない日になるはずです。
■鯛良
住所 :東京都港区六本木6-2-35 六本木662BLD.8F
TEL :03-6406-8501
営業時間:【平日】18:00~25:00
【土曜】18:00~22:00
定休日 :日曜日・祝日
金額 :20,000〜25,000円程度
蔵六雄山
出典:hitosara.com
六本木駅から徒歩4分の「蔵六雄山」は六本木で31年営業した「蔵六鮨」の岡島三七氏ののれんわけのお店です。
こちらのお店はホームページを開くとまず目に飛び込んでくる言葉に惹かれるところがあります。「志は高く、敷居は低く」今の時代、ホームページというのが第一印象となりやすいですが、この言葉はキャッチーでユーモアがありつつも、それ一言で行きやすくなります。
メニューはお任せ(22,000円〜)のみとなっており、お好みでの注文はできないそうです。お任せは鮨とつまみが交互に出るスタイルで、季節のものが供されます。そして、こちらのお店をコストパフォーマンスの高いお店に分類しているように、量がしっかりとしています。
店内は常連さんが多く、季節ごとに変わるおまかせの内容を楽しむのだとか。初めての方は緊張してしまうかもしれませんが、一歩お店に入れば笑い声の響く温かな雰囲気にほぐれていくはずです。まさに「敷居は低く」が実現されている場と言えるでしょう。
出典:hitosara.com
満席ではあるが、予約は取りやすく、著名人も多く足を運ぶ「蔵六雄山」。
その秘密には、店主の素早くスムーズなおもてなしと、ネタに細かく丁寧に包丁を入れていることがあります。写真上を見ていただいてもわかるように本当に細かく入れられているのです。これには多くの人が感動します。
また、声として上がっているのが「馬力がある」「男らしい」「力強い」などの意見です。男同士で鮨を食べたくなったらこのお店にして間違いなさそうですね。
■蔵六雄山
住所 :東京都港区六本木7-18-24 鈴木ビル2F
TEL :03-3479-0533
営業時間:【平日・祝前】18:00~03:00
【土・祝】18:00~22:30
定休日 :日曜日
金額 :22,000円〜
六本木の鮨屋、蔵六雄山です。旬のネタと赤シャリによる自慢の鮨とつまみを交互にお出しします。日本全国から厳選した日本酒も月替わりでご用意しております。六本木へお越しの際は是非お気軽にお立ち寄りください。
江戸前 服部
六本木駅から徒歩2分と駅近の「江戸前 服部」は神宮前「おけいすし」、乃木坂「かざま」、 銀座「原だ」などで修行を積んだ服部彰夫氏のお店です。
店主の服部氏は鮨をお酒とともに楽しむことを前提とし、日本の食文化として捉えています。そのため、食材だけでなく建築や、器も日本の伝統美を反映したものを使用しています。六本木という国際色豊かな場所に店を構えているのも、世界からくるお客様に日本の文化を味わってもらいたいからでしょう。現在店を構えている場所に拡張移転したことにその意志の強さが伺えます。
メニューは15,000円からの店主のおまかせのみとなっています。とはいえ、お客様の好みや気分にあわせて融通がきくようにはなっていますので安心して楽しんでいただけます。献立は季節によって変わり、店のホームページに反映されているのも安心して楽しめるポイントの一つです。
ホームページを見ていただくと、他の店との違いがよくわかるのですが、食材の産地や器の由来にこだわりが色濃く出ているように感じました。海外の人にしたら、興味深いお店になること間違いなしです。
今回このお店をコスパの良いお店として紹介しています。というのも、おまかせのコースでお酒をたくさん飲んでも20,000円程度に収まるからなのです。「鮨は酒とともに楽しむことを前提としている」。この意図が価格にも反映されているようにも私は感じました。コスパがいいため、海外の方の案内はもちろん、接待や家族での食事、デートなど使い勝手もとても良いです。
日本人でありながらにして、日本を味わい直すために一度は行っておきたいお店です。
■江戸前 服部
住所 :東京都港区六本木7-4-12 ジャスミン六本木ビル1階
TEL :03-5474-2026
営業時間:17:30~23:00 (22:30L.O.)
定休日 :日曜日・祝日
金額 :15,000円〜20,000円ほど
旬を見極めた良質な食材を堪能。接待からプライベートまで使えるとっておきの寿司店。落ち着いて品のある個室もございます。
奈可久
六本木に1979年創業の40年近く(2018年現在)店を構える「奈可久」は老舗でありながらコスパがいいと評判のお店です。
写真上の奥のカウンターに見えるのは大きな氷です。夏に伺うとこれがかなり涼しげで素敵なのだとか。しかし、もちろん涼しく見せるために置いているのではありません。通常ですとネタを冷蔵のネタケースに入れて冷やしますが、「奈可久」では氷の柱を置き、その冷気でネタを自然環境下で優しく冷やすのです。他に見ないこのネタの冷やし方は店主のこだわりが表れているのはもちろん、老舗感をも感じます。
メニューは17,280円のおまかせが基本となっています。それにお酒を加えるとすると約20,000円ほどです。そこだけ見てしまうとたいしてコスパがいいとは思えないと思うのですが、このお店は雰囲気、立地、接客も含めた上でコスパがいいのです。他の老舗のお店ですと20,000円からというのが多いので、そう考えると老舗にしては優しい価格なのです。
また、お土産用の品も、ちらしと太巻きが各4,536円で用意してあります。これもこれでお手軽に老舗の味を楽しむことができていいですね。
コスパのいい老舗の「奈可久」ですが、こちらも「江戸前 服部」と同様男性客が多いと言われているお店です。女性の方ももちろん来店されるそうなのですが、珍しいそうです。そういったことを踏まえると、接待や友人同士での来店にオススメかもしれません。
ミシュランで星を獲得したお店を知っていたり、巷で有名になっているお店を知っているのももちろん素敵ですが、「奈可久」のような老舗でコスパの良いお店を知っていると「おっ、この人はグルメな人だな」と思われそうです。
一度行って見て、気に入れば自分のお気に入りのリストにこっそりと追加しておく。そういう秘密めいた雰囲気が似合うようなお店でもあると思います。
■奈可久
住所 :東京都港区六本木7-8-4銀嶺ビルB1F
TEL :03-3475-0252
営業時間:17:00〜22:00
定休日 :日曜日・祝日
金額 :17,280円〜
六本木 鮨 奈可久(なかひさ)。お席のご案内、お品書き、ご案内図等、店舗情報掲載。
新たな鮨体験
いかがでしたか。今回は六本木という外国の方が多いということもあり、店もミシュラン星獲得店に加え、様々な視点で選出しました。
鮨は日本の食文化の代表です。だからといって、全ての店で同じ鮨が提供されるわけではありません。店によって、こだわるところが異なるからこそ、その店の個性がうまれ、私たちは同じ鮨でも異なる体験をすることができます。
今回ご紹介したお店でぜひ新たな鮨体験をしてみてくださいね。