これさえ読めば完全マスター!予約必至の人気鮨「四谷すし匠」系列9店
都内に多数ある名店鮨の中でも、つまみと握りを交互に提供するという新スタイルを築いた「四谷すし匠」。お弟子さんたちが次々と独立し、今ではどの系列店も予約困難になるほどの人気店です。銀座の老舗店ほど堅苦しくなく、上質で趣向を凝らした鮨を堪能できる「すし匠」系列全店をご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.sushi-murase.co.jp
四谷 すし匠
まずは本家の四谷「すし匠」。
日本全国の寿司屋を渡り歩き、常に進化した鮨を提供し続けたいという中澤圭二親方が1989年に始めたお店です。
つまみから握りという寿司屋の定番のスタイルを、つまみと握りを交互に提供するという斬新なスタイルに変えているのが「すし匠」の特徴。お酒を飲みながら長く楽しんで頂けるようにと、趣向を凝らしたつまみと一口サイズの握りを交互に提供してくれるのです。最初から最後まで飽きさせない、まさに今の時代に沿った最前線の江戸前寿司をいただくことが出来ます。
そんなチャレンジ精神旺盛の親方は、現在ハワイ店の新規オープンのため不在。大将が見込んだ若いお弟子さんが、今もしっかりとその味を引き継ぎ変わらぬ味を提供し続けています。ちなみにハワイでは、日本の魚を持ち込まずすべて現地でとれた魚を使用するそう。海外進出する日本の名店鮨は数多くあれど、その全てが築地からの空輸。現地の魚を使うことで日本の魚の高騰化を防ぎたいという、寿司業界の未来を見据える中澤親方の快進撃は、本店を離れた今も止まりません。
店 名:すし匠(すししょう)
住 所:東京都新宿区四谷1-11(地図)
T E L :03-3351-6387
営業時間:月水金 11:30~13:30 18:00~22:30(LO)
火木土18:00~22:30(LO)
定 休 日:日曜、祝日の月曜、GW、年末年始
赤坂 すし斎藤
そんな四谷の本店から独立した斎藤親方が切り盛りしているのが、赤坂見附にある「すし匠 斎藤」です。
中澤親方の弟子として修行を積み、握りとつまみを交互に提供する「すし匠スタイル」を変えることなく、さらに独自のスパイスを加えたのがこちらのお店。
店内は高級感漂う空間で、扉を開けるとおかみさんが気品溢れるご挨拶をしてくれるので接待などにもオススメ。つまみも四谷すし匠に比べてお酒に合うものが多く、落ち着いた空間でゆっくりと極上鮨を頂きたいという方にピッタリです。
店名:すし匠 斎藤 (齋藤 さいとう)
TEL・予約:03-3505-6380
住所:東京都港区赤坂4-2-2 赤坂鳳月堂本店ビル 2F
営業時間:18:00~23:00(LO)
定休日:月曜日
新宿 達弘
続いては新宿御苑前にある「匠 達広」。
こちらは、数あるすし匠系列でも一番シンプルでオーソドックスな寿司がいただけるお店です。柑橘類などは使わず、シャリも他の系列店に比べて大きめ。趣向を凝らして進化した寿司よりも、王道の江戸前寿司を食べたいという方にオススメです。
席はカウンターに加えて個室も完備しているのでお忍びでもOK。個室であっても少量ずつ運ばれるのでカウンターで頂く寿司と遜色ない美味しさです。記念日などにご家族で利用するのも素敵ですね。
店名:匠 達広 (たつひろ)
TEL・予約:03-5925-8225
住所:東京都新宿区新宿1-11-7 サンサーラ第五御苑ビル 1F
営業時間 [月~金]17:00~24:00
[土]11:30~13:00 17:00~24:00
定休日:日曜 、 月曜日が祝日の時
西麻布 まさ
出典:hitosara.com
西麻布にある「すし匠 まさ」。
こちらの特徴は、なんといってもコースのボリューム感。おまかせで頼むと、なんとおつまみは35品前後、握りは18貫前後と驚くほどのボリュームで提供してくれます。
さらに特筆すべきは、素材への「火入れ」。通常寿司屋のつまみは「生」のものが多いのに対し、こちらのお店では生でも美味しい素材を「焼き」「炙り」「湯通し」「煮る」「蒸す」「燻る」という火入れを行い逸品に仕上げています。こうすることで多くの種類でも飽きさせず、お酒に合うアテとして最高のパフォーマンスを発揮してくれるのです。
西麻布という場所がら、深夜まで営業しているのも嬉しいポイントですね。
店名:すし匠 まさ
TEL・予約:03-3499-9178
住所:東京都港区西麻布4-1-15 セブン西麻布 B1F
営業時間 [火~土]18:00~翌1:00 [日・祝]18:00~23:00
定休日:月曜日
一番町 てる也
先述した赤坂見附の「匠 すし斎藤」で2番手を務めていた方が独立したお店、「一番町てる也」。
場所がら客層も落ち着いた年齢層やご家族連れなどが多く、比較的リラックスした雰囲気でいただける空間です。
すし匠系列ならではの、魚に対する丁寧な仕事が一品一品に垣間見れるのがこちらのお店。魚の締め方やエイジング方法にもこだわり、シャリも米酢と赤酢を使い分けるこだわりぶりです。
日本酒の種類も豊富なので、お好きな方は少量ずつお任せをお願いするのがオススメ。すし匠系列の中でもコストパフォーマンスが良いのも魅力の一つです。
店名:一番町 てる也 (てるや)
TEL・予約:03-3239-8363
住所 :東京都千代田区一番町15-3 SAビル地下1F
営業時間 【火〜日】18:00~23:30(L..O.22:30)
定休日:月曜日
青山1丁目 匠進吾
本家である四谷で18年修行を積み、長年2番手を務めていた方が独立した「匠 進吾」。
その実力はさすがという腕前で、早くも予約困難のお店へと急成長を遂げています。
匠進吾の握りは、「まろやかさ」が特徴。ネタも熟成や漬けなどを盛り込み、濃厚でまろやかな口どけを楽しむことができます。さらに特筆すべきは大将のお人柄。はじめての方でも温かく元気な挨拶で出迎えてくれるので、寿司屋に対する緊張感を一気にとり払ってくれます。
先日まで半年間本家である四谷店に戻っていましたが、この夏から自身のお店に復帰。予約困難なお店なので、復帰したことがあまり知られていない今が狙い目かもしれません!
店名:匠 進吾
TEL・予約:03-6434-0074
住所:東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山 1F
営業時間:18:00~23:00
定休日:水曜日
六本木 村瀬
「挑戦する匠」と呼ばれているのが六本木「匠 村瀬」。
長年鮨に携わりながらも、常に初心を忘れず鮨と向き合い、新たな挑戦を続けているのが村瀬親方。開店当初には、ランチお任せ3,000円という破格の価格設定でグルメ通を驚かせたお店でもあります。”若い弟子にもお客様の前で握る機会も与えたいとう”想いから始めたこの試み。現在もお任せ握り5,000円でランチを頂けるので、すし匠の味を一度食べてみたいという方はこちらのランチから始めるのもオススメです!
店名:村瀬
TEL・予約:03-3479-5240
住所:東京都港区西麻布1-2-3 アクティブ六本木 1F
営業時間:11:30~13:30(木・日はランチ休業)18:00~23:00
定休日:月曜日
銀座 あらい
2015年10月下旬にオープンし、すでに予約困難となった気鋭の新店が「鮨あらい」。
本家「すし匠」で中澤親方に次ぐ2番手として修行を積み、銀座の老舗名店である久兵衛の目と鼻の先に自身のお店をオープンされました。
こちらの特徴は、ズバリ異色なところ。すし匠系列では唯一握りとつまみを交互に提供せず、つまみから握りのスタイルを貫いているのがこちらのお店です。元祖江戸前寿司を目標とし、握りのシャリも大きいのも特徴。ガツンとした旨さを存分に堪能したい方にオススメです。
店名:鮨あらい
TEL・予約:03-6264-5855
住所:東京都中央区銀座8-10-2 ルアンビル B1F
営業時間 11:30~13:30、17:00~22:00(L.O.)
定休日:水曜
不動前 岩澤
先述の「すし匠 斎藤」から今年独立した最も新しいすし匠系列店が「岩澤」です。
「すし匠 斎藤」らしいお酒にあう多数のつまみはもちろん、特筆すべきは握りの美しさ。小さめのシャリはネタとのバランスが抜群に良く、何を食べても唸る美味しさを提供してくれます。
謙虚で腰が低いご主人のお人柄はもちろん、不動前という土地柄コストパフォーマンスが良いのも魅力の一つ。予約困難になる日も間近だと思うので、気になる方は今が狙い目です。
店名:不動前 すし 岩澤
TEL・予約:03-5436-8338
住所:東京都品川区西五反田5-6-11 NSVビル 1F
営業時間:17:30~23:00
定休日:水曜日
まとめ
いかがでしたでしょうか?
つまみと握りが交互に出てくる新スタイル「すし匠」系列店舗をご紹介しました。
どのお店もきっと満足できるはず!
是非一度すし匠の味を楽しんでみてくださいね。
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この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。