クラシック音楽の有名すぎる名曲おすすめ50選

今回は様々あるクラシック音楽の楽曲から50曲を厳選しご紹介します。交響曲やピアノ曲だけでなく、ピアノ協奏曲やヴァイオリン協奏曲、室内楽曲まで様々なジャンルから有名な曲をピックアップしています。

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有名すぎるクラシック音楽50曲を

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出典:i.gzn.jp

今回は有名すぎるクラシック音楽50曲をご紹介いたします。クラシック音楽にほとんど触れたことがない、という方でも50曲も聴けば、クラシック音楽について理解ができるはずです。クラシック音楽は何度聞いても新しい発見があり、耳に馴染んでくれば馴染んでくるほど歴史に刻まれた理由を知ることができます。ぜひじっくりとご堪能ください。

交響曲

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出典:lowch.com

クラシック音楽で最も編成が大きく、幅広い表現が可能なのがオーケストラでの演奏です。そのオーケストラのための音楽で、最も規模の大きいものがこの交響曲。例外もありますが、そのほとんどが4楽章からなります。数々の作曲家が交響曲をその音楽表現のために身を削りながら完成させています。

ドヴォルザーク:交響曲9番「新世界より」

アントニン・ドヴォルザーク作曲、交響曲第9番『新世界より』
テレビCMなどでもこの曲の第2楽章、第4楽章のテーマがよく用いられていますね。新世界とはアメリカのこと。新世界アメリカに滞在していたドヴォルザークが故郷ボヘミアに向けて作った曲です。彼はボヘミアの音楽とアメリカ黒人の音楽が似ていることに刺激を受け、この楽曲を作成したと言われています。そのためボヘミアやアメリカ黒人の古い民謡のモチーフがふんだんに取り入れられています。

第1楽章 Adagio - Allegro molto
第2楽章 Largo
第3楽章 Scherzo - Molto vivace
第4楽章 Allegro - Presto

シューベルト:交響曲第7番『未完成』

実は、シューベルトの交響曲第7番は時代によって、その都度変化しています。なぜならこの交響曲がその名の通り「未完成」だから。時代によってこの曲がいつかかれたか、解釈が異なってきたんですね。少し前までは、交響曲第8番として知られていました。
この交響曲、未完成ながら三大交響曲の一つとして知られています。その理由は…。そんなことはもちろん聞けばわかります!シューベルト特有の美しい響き、物悲しさがふんだんに取り入れられています。私がこの曲を聞いたのは14歳のころなのですが、初めて聞いた時の感動は今も忘れていません。未完成のまま残っていなかったらこれほど有名にはならなかったでしょう。

第1楽章 Allegro moderato
第2楽章 Andante con moto
第3楽章 Allegro (未完)

チャイコフスキー:交響曲第5番

ピョートル・チャイコフスキー作曲、交響曲第5番。チャイコフスキーの作品は聞く人が赤面してしまうほど情緒的。聞けば彼が何を考えてこのフレーズを作り出したのかわかってしまいそうです。情熱、悲哀、喜び、全てを直球勝負で語りかけてくるような音楽。この交響曲第5番は特にその傾向が強いですね。第一楽章のクラリネットによる『運命の動機』に始まる暗澹性。第二楽章のホルンの美しい調べ。第三楽章のワルツ。第四楽章の豪快さ。まさに名曲です。

第1楽章 Andante - Allegro con anima - Molto più tranquillo
第2楽章 Andante cantabile, con alcuna licenza - Moderato con anima - Andante mosso - Allegro non troppo - Tempo I
第3楽章 Valse. Allegro moderato
第4楽章 Finale. Andante maestoso - Allegro vivace (Alla breve) - Molto vivace - Moderato assai e molto maestoso - Presto

ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』

ダダダダーン!!!
ベートーヴェンはこのフレーズだけでこの曲を作ってしまうのですからやはり天才です。
世界三大交響曲の一つとしても数えられる有名すぎる交響曲、ベートーヴェン作曲交響曲第5番『運命』。
有名な「ダダダダーン」というのは「運命の動機」と呼ばれています。この「運命の動機」は第一主題として使われるだけでなく、第二主題、第三主題、と様々な主題が登場してもなお、バックでまとわり続けます。この「運命の動機」が穏やかな旋律の裏に流れ続けることによって、この交響曲に緊張感を生み出ているのですね。

第1楽章 Allegro con brio
第2楽章 Andante con moto
第3楽章 Allegro. atacca
第4楽章 Allegro - Presto

ベートーヴェン:交響曲9番

ベートーヴェンの「第九」!みなさんは「第九」を聴いたことはあるでしょうか?
「第九」といえば年末に聞くことが多いですよね。でも実はこの風習は日本だけなんです。
NHK交響楽団がまだ有名でなかった頃、年末に「第九」を演奏して、大成功。それから日本では「第九」を演奏することが流行しはじめました。「第九」は合唱つきであることから「合唱」もしくは「合唱つき」として副題をつけられることが多く、4人の独唱もついています。これほど大編成なのにこれほど頻繁に演奏される交響曲は稀ですね。

第1楽章Allegro ma non troppo, un poco maestoso
第2楽章Molto vivace
第3楽章Adagio molto e cantabile - Andante moderato - Tempo I - Andante moderato - Tempo I - Stesso tempo

ブラームス:交響曲第1番

4曲あるブラームスの交響曲の中で最も有名な「交響曲第1番」。
ベートーヴェンを尊敬してやまないブラームスはベートーヴェンを超える交響曲を書こうと奮闘し、「ベートーヴェンの10番目の交響曲」と言われるほどの大曲を作曲することに成功しました。この曲の最初の短調の主題はなんだか「運命」と歩調が似ていますが、実は第一楽章の終盤では先ほどの「運命の動機」が使われています。本当にベートーヴェンを強く意識して作曲されている曲なのですね。

第1楽章 Un poco sostenuto - Allegro
第2楽章 Andante sostenuto
第3楽章 Un poco allegretto e grazioso
第4楽章 Adagio - Più andante - Allegro non troppo, ma con brio - Più allegro

マーラー:交響曲第1番

今流行りのマーラー!マーラーは今ではクラシック好きなら誰でも知っているような作曲家ですが、実は有名になったのは最近。マーラーの交響曲は編成が大規模すぎて、近年まではあまり演奏されることはありませんでした。しかもその曲の内容自体が難解!あまり評価されなかったのですね。
そんなマーラーの代表曲、交響曲第1番「巨人」。この曲は比較的編成が小さいことから最も演奏機会の多い交響曲です。この副題はジャンパウルの小説から取られた表題なのですが、作曲家本人は「これは適切な表題ではない」と言って破棄したのだとか。ただ、重々しい第一主題からこの副題をつけた人の気持ちもなんだか察せますよね。

第1楽章 Langsam, Schleppend, wie ein Naturlaut - Im Anfang sehr gemächlich
第2楽章 Kräftig bewegt, doch nicht zu schnell
第3楽章 Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
第4楽章 Stürmisch bewegt

モーツァルト:交響曲第39番、第40番、第41番


モーツァルトの三大交響曲第39番、第40番、第41番。その中でも交響曲第40番は数ある交響曲の中でもたった二曲しかない短調の曲。これらの三曲、動画を見ての通り全部で二時間もの大曲なのですが、たった6週間で書かれたと言われています。映画「アマデウス」をご覧の方はご存知かもしれませんが、この交響曲は死の直前に書かれた晩年の曲。最期までいかに精力的に作曲を続けていたかが伺えます。

ベルリオーズ:幻想交響曲

ベルリオーズ作曲「幻想交響曲」。今までこの記事をご覧の方にはわかると思いますが、今までの曲には交響曲ごとに表題がつけられていましたが、この曲には楽章ごとに表題がつけられています。
第一楽章:「夢、情熱」
第二楽章:「舞踏会」
第三楽章:「野の風景」
第四楽章:「断頭台への行進」
第五楽章:「魔女の夜宴の夢」
大変珍しいことにこの交響曲にはストーリーがついています。ベルリオーズ自身が失恋経験を告白するために作られた交響曲なのです。アヘンと恋に溺れた病的な感受性と激しい想像力を持った作曲家による劇的で「サイケデリック」な交響曲です。

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

ドミトリイ・ショスタコーヴィチは旧ソビエト連邦の作曲家。この曲を書く以前には「体制への反逆者」として扱われていた彼が自身の名誉を取り戻すために、革命20年を記念して書いた交響曲です。この曲はある意味「わかりやすい音楽」となっていて、今までの先進的で前衛的な交響曲とは異なり、古典的な構成となっています。この曲の作曲以後、ショスタコーヴィチは名誉を徐々に取り戻していきます。特に第四楽章が有名で、力強く迫力ある曲になっています。少しジョンウィリアムズのスターウォーズに似たフレーズなどもあり、大衆受けした理由がわかりような気がしますね。

第1楽章Moderato - Allegro non troppo
第2楽章Allegretto
第3楽章Largo
第4楽章Allegro non troppo

ニールセン:交響曲第4番

この交響曲には「不滅」という副題がつけられています。ニールセンの交響曲の中では、最も有名な交響曲です。この交響曲、実はティンパニが2群も必要です。右と左の両側から叩き鳴らされるティンパニーは非常に圧巻で、劇的な要素を帯びた楽曲になっています。不協和音などはあまり使われませんが、楽章が分けてあるにもかかわらず、連続して演奏されたりするなど、近代音楽らしさも色濃く見受けられます。

ニールセン:交響曲第五番

ニールセンの交響曲の中で、最も完成度の高いと言われる交響曲です。交響曲第5番は第4番とともに、第一次世界大戦の影響を色濃く受けていますが、第5番は第4番よりも深く内面的になっている楽曲です。第1番〜第4番まで、ニールセンは打楽器をティンパニーしか使いませんでしたが、この交響曲第5番では多様な打楽器類が使われており、太鼓のアドリブソロまであるほどです。

ピアノ曲

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出典:upload.wikimedia.org

次に、ピアノ単体で演奏される楽曲をご紹介します。ピアノは他の楽器よりも多くの音を同時に奏でることができるので、ヴァイオリンやフルートといった管弦楽器よりも表現の幅の広いのが特徴です。単体の楽器で演奏されるものを「ソロ曲」とも言いますが、今回はピアノの「ソロ曲」をご紹介します。

バッハ:半音階的幻想曲とフーガ

「半音階的幻想曲」というタイトルからも分かる通り、半音階のめまぐるしいフレーズから入ります。この曲の和声進行と調展開はかなり計算されており、バッハらしさが際立ちます。この曲はバッハが弟子にレッスンする場合には必ずと言っていいほど弾かせた曲であり、自筆譜は残っていないにもかかわらず、弟子の書いた様々な譜面が残されています。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集

バッハの生きた18世紀前半には、まだ現代でいうような12等分平均律は実践されていませんでした。つまり未だ音階が完成されていたわけではありません。ただし、バッハは「24の調がすべて綺麗に弾けるように自分の楽器を調律することを学んだ」と語っています。この曲はその24の調全てを用いることを目標に書かれた曲であり、音楽界を歴史的に変えた曲と言っても過言ではありません。

モーツアルト:きらきら星変奏曲

「きらきらひかる夜空の星よ」
この『きらきら星』の原曲でもある、きらきら星変奏曲。変奏曲というのは1番目の主題を元に数々のバリエーションを生んでいく音楽のことです。この曲には12のバリエーションがあります。明るく弾むようで、まさにモーツァルトと言えるようなピアノ曲。『のだめカンタービレ』や『四月は君の嘘』などいろいろな漫画や番組においても取り上げられる有名な曲です。

モーツアルト:ピアノソナタ ハ長調

初心者のためのクラヴィーア・ソナタとモーツァルト自身が名付けたピアノソナタ。今でもピアノを学ぶ方なら誰でも弾いたことがある曲なのではないでしょうか。初心者にとっては練習するのに最適な曲と言えるでしょう。のだめカンタービレや名古屋市営バスの停車時に流れるなど、一般の方にとってもお馴染みの曲でしょう。

ベートーヴェン:月光

ベートーヴェンの三大ピアノソナタの一つである「月光」。かなり有名な曲なので聞いたことのある方も多いのでないでしょうか。「ムーンライト・ソナタ」とも呼ばれ、短調の物悲しい曲ですが、その一見単純な譜面からは想像できないほど美しく、叙情的な曲となっています。この曲はベートーヴェンの弟子であり、恋人でもあったジュリエッタ・グイチャルディに捧げられた曲です。

ベートーヴェン:悲愴

ベートーヴェンの難聴が発覚した時期に書かれたピアノソナタ第8番「悲愴」。この曲もベートーヴェンの三大ピアノソナタの一つです。ただし、難聴が発覚した悲しみから書かれた曲、というわけではありません。この「悲愴」は人生の様々な悲しさを経験したベートーヴェンの魂から発露した名曲です。この2楽章もただ悲しみを表現した曲というよりは、悲哀を超えた先にある美しさを表現した曲と言えるでしょう。

リスト:ラ・カンパネラ

弾くのがかなり難しいとされるラ・カンパネラ。フジ子・ヘミングが演奏したことにより、一躍脚光を浴びた曲でもあります。もともとはパガニーニが作曲したヴァイオリンの曲であり、それがリストによって編曲されたものです。音の跳躍がかなり難しく、手の小さな人にはかなり弾きこなすのは難しいでしょう。

リスト:愛の夢 第3番

当初はソプラノ歌手用に作曲された曲ですが、その後作曲者本人により、ピアノ曲に編曲されました。ラ・カンパネラほどの技巧は問われませんが、それでもかなり難しく、さらにはその表現性もかなりのものを問われる曲と言えます。このフジ子・ヘミングの演奏はその両者、どちらも兼ね揃えた素晴らしい演奏と言えるでしょう。

リスト:詩的で宗教的な調べ第三曲「孤独の中の神の祝福」

先ほどまでの技巧的な曲とは打って変わって、音の量の少ない美しい曲。リストにしてはこの曲は珍しい曲調になっています。このような曲調を持つのは、この曲の他に、村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」にあげられた「巡礼の年」くらいでしょうか。非常に美しく穏やかな曲となっています。

ショパン:子犬のワルツ

デルフィーヌ・ポトツカ伯爵夫人に捧げられたこの曲。ショパンのワルツ第6番であり、子犬のワルツという通称で親しまれています。子犬が跳ねるような、遊ぶような音使いがされ、技巧的に過ぎず美しく響きます。ショパンの中では演奏しやすい曲であり、ピアノを学ぶ方の中では、弾く機会の多い曲と言えるでしょう。

ショパン:幻想即興曲

この曲もかなり演奏機会の多い曲。小犬のワルツとは違い、情熱的で技巧的な曲になっています。ショパンの幻想曲は4曲ありますが、その中で一番最初に作曲された曲です。この曲はショパンの生前には発表されず、「私の死後、この曲は燃やしてほしい」と友人に頼んだそうですが、友人のフォンタナがそれに背いて発表しました。

ショパン:ノクターン第2番

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moriri

クラシック音楽と文学と少々のお酒をこよなく愛する20代。現在は筋トレにハマりはじめている。慶應義塾大学在学中。

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神奈川在住の女子大生。コーヒーとサンドイッチが大好きで1日1カフェ生活を送っている。最近は喫茶店に夢中!オシャレやヘルシーという言葉に敏感なミーハー系女子。

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旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。

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信州で車と酒と旅を愛する道楽者、曲者の集まりであるCLUB Autistaに所属し、旨い酒を嗜み、旨い飯と趣のある器を好む。志賀高原や美ヶ原など、リゾートエリアでドライブするのが楽しみ。冬はスキ...

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