痛くて気になる・・・長引く「口内炎」に効く食材とは?
しつこい口内炎に悩まされたことはありませんか?ほおっておくと化膿してしみたり痛みを覚える口内炎。解消法や予防法としてオススメの食材をまとめました。
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しつこい口内炎に困っていませんか?
出典:i0.wp.com
疲れた時や、外食続きの時に出来やすい口内炎。
初めのうちはあまり気にしていなくても、なかなか治らなかったり大きくなってくると困りますよね。
何を食べてもしみたりして気になってしまうと思います。
そんな口内炎を早く治すためにできることをご紹介します。
口内炎の原因とは
そもそも、口内炎は何が原因で出来てしまうのでしょうか?
口内炎は、もともとの口のなかの粘膜が何らかの要因で傷つき、そこにウイルスや細菌が入ることで炎症起こしてできます。
何らかの要因とは、例えば舌を噛んだり熱いものを食べて粘膜がめくれてしまったりすること。
どちらも日常に良くあることですよね。
また、食生活の乱れによって体に老廃物がたまりうまく排出できない状態が続くと、口内炎となって毒素を出そうとするのです。
口内炎にはビタミンが必須!
口内炎が出来る要因として食生活の乱れをあげましたが、具体的に言えばこれはビタミン不足です。
ビタミンは、日頃の生活ではどうしても不足しがちな栄養素。
ただでさえビタミン不足の体に、糖質や脂質の多い食事をとるとビタミンが減り余計に老廃物を排出しづらい体を作り上げてしまうのです。
口内炎を治す時にはもちろん、予防のためにも日頃からビタミンを摂取することがとても大切ですね。
⑴ビタミンC
ビタミンにもたくさんの種類がありますが、口内炎の治りを早くしてくれるのビタミンCです。
ビタミンCには、細胞の免疫力を高めたり、新陳代謝を促して口内炎の治りを早くしてれる効果が期待できます。
ビタミンCを多く含む食べ物として有名なのはレモンですが、他にもグレープフルールやアセロラ、パイナップルなどの果物や、ピーマンややブロッコリー、カリフラワーなど色の濃い野菜にも多く含まれています。
これらをバランス良く摂取することで、口内炎の治りを促進することができますよ。
⑵ビタミンB2
ビタミンCに加えてビタミンB2も大切。
ビタミンB2は、体の老廃物や体に残った脂質の代謝を高めて排出しやすくしてくれる作用が期待できます。
口内炎の原因の一つとして脂質の過剰摂取が挙げられるので、早く治すためにはこれらの代謝を高めることが必要になるわけです。
ビタミンB2は、納豆や豆腐などの豆類や、ほうれん草やきのこ類など比較的食物繊維の多い物に多く含まれます。
また、うなぎやレバーなど元気が出る食べ物もオススメ。
何を食べようかと迷った時には、完全機能食品である卵もビタミンB2を多く含んでいるので、コンビニでゆで卵をプラスするなどでも十分です!
⑶ビタミンB6
ビタミンB2とともにとりたいのがビタミンB6です。
ビタミンB6は疲労回復効果があり、新陳代謝を促して細胞の生まれ変わりを促進してくれます。
また、タンパク質の吸収を促進してくれるので新たな筋肉や粘膜を生成するサポート的な役割も。
ビタミンB6はまぐろやカツオなどの赤身のお魚や、納豆や豆腐などの豆類、ささみやブロッコリーにも多く含まれます。それぞれの食材をバランス良く食べることが大切です。
ただし、ビタミンは水溶性なので水に溶けやすい性質を持っています。
過度に洗いすぎたり、長時間水につけてしまうとビタミンを摂取することができないので注意してくださいね。
バランス良くビタミンを摂取して治そう!
いかがでしたか?
口内炎を治すために効果的な食材についてご紹介しました。
口内炎は、一度できてしまうとなかなか治りにくいもの。
解消としてはもちろん、日頃からビタミン摂取を心がけて予防に努めることも大切です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。