寝る前に手を打とう!飲みすぎた夜の「二日酔い」対策とは?
楽しくてつい飲みすぎてしまった夜。次の日の二日酔いを避けるために、実践してほしい対策とNG行為についてまとめました。
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二日酔い対策は寝る前に!
後で辛いとわかっていても、ついつい飲み過ぎてしまうのがお酒。
接待ではなかなか断れないことや、楽しい場の空気に酔いしれていつも以上にお酒が進んでしまうこと、よくありますよね。
お酒の代謝は肝臓の機能によって大きく異なるので、実は飲む前にケアしておくことが大切。
しかし、そんな準備もなく飲んでしまったら、寝る前にしっかり二日酔いを予防しましょう!
帰宅してから寝るまでの間が、翌日の二日酔い度を大きく左右するのです!
1:とにかく水を飲む
二日酔いの原因は、体内の水分量がアルコール分解のために使用されて脱水症状になるからです。
また、血中のアルコール濃度が高ければ高いほど、翌日は胃もたれしたり頭痛が起きたりします。
これを防ぐためには、とにかく夜のうちに水分を取ること。
これでもかというほどミネラルウォーターを摂取し、アルコール濃度をできるだけ下げてください。
よっていると水が飲めないという方も、翌日の辛さを思いだして無理にでも飲みましょう。
夜中に目が覚めた時にも、さらに水分を補給し続けることがポイントです。
2:トマト・トマトジュースを摂取する
トマトに含まれる水溶性のビタミンやリコピンには、アルコールの代謝を助けてくれる働きが期待できます。
お酒を飲んでいる間や、寝る前などにトマトやトマトジュースを摂取しましょう。
ダメージを受けた肝臓の修復とともに、アルコール分解に大きく役立ってくれます。
また、トマトには多くの水分が含まれているので、内臓のクールダウンにもなります。
お酒を飲んで内臓が熱を持ったままだと、睡眠の質も下がり疲れも取れず、代謝も悪くなって二日酔いになりやすくなります。
トマトでクールダウンさせて代謝を促すことで、二日酔い対策を心がけましょう。
3:シメを食べるならラーメンではなくそば!
出典:tabiiro.jp
楽しく飲んだシメにはラーメンという方もいると思いますが、実はこれも二日酔いの原因に。
ラーメンには脂質や糖質が多く含まれ、血糖値を急激に上昇させて内臓に負担をかけます。
ただでさえダメージを受けている肝臓に、ラーメンで追い打ちをかけるのはNG!
せっかくシメを食べるのなら、二日酔い予防になるそばを食べましょう。
そばはビタミンが豊富なのでアルコール分解を促進してれる働きがあります。
カロリーも低く糖質も少ないので、ダイエット中でも安心していただけるのが嬉しいですね。
NG行為1:入浴
二日酔い防止のためにアルコールを抜こうと、入浴するのは絶対にNG。
湯船に浸かって血流が良くなるということは、アルコールが全身にめぐってしまうということです。
酔い冷ましのために入浴したつもりが、かえって更に酔いを進めてしまうのです。
また、酔っぱらったまま入浴すると足元がふらついているので転倒の原因にもなります。
お酒を飲んだ時には入浴しないように心がけましょう。
また、サウナも同じ理由でNGです。
NG行為2:薬の服用
飲酒後の薬の服用もまたNG行為の一つです。
血流が良くなっている状態で薬は飲むと、効きすぎて過剰摂取の状態になりいかねません。
また、薬は肝臓で分解されて体内に吸収されます。
アルコールを飲んでダメージを受けた肝臓に薬を入れると、うまく分解されずに体内に吸収されてしまうからです。
飲酒後に頭痛や腹痛など不調を感じても、薬の服用は避けましょう。
楽しく飲んだらケアしよう
いかがでしたか?
お酒を飲んだら寝る前にすべきこと、また、絶対にしてはいけないことをまとめました。
楽しく飲んで、翌日も健康に過ごすためには寝る前の対策が重要です。
ぜひ参考にして実践してみてくださいね。
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この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。