お堅いクラシック音楽は嫌!オシャレでjazzyなクラシック音楽3選
クラシック音楽を聴いてみたいけど、お堅いのはちょっと…そんな方にオススメのjazzyなクラシック音楽3選。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
クラシック音楽を聴いてみたいけど…
クラシック音楽ってなんだかお堅いイメージですよね。バッハを聴いたことはあるけど、いまいちよくわからないし、一度聞いたら飽きてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなクラシック音楽が苦手な人でも興味を持っていただけるような、jazzyでオシャレなクラシック音楽を紹介します。
ラプソディー・イン・ブルー
ジョージ・ガーシュウィン作曲のこの曲。クラシック音楽好きにjazzyなクラシック音楽家って誰?と聞けば十中八九最初に出てくるのが、このジョージ・ガーシュインでしょう。ガーシュインはまさにアメリカ音楽の祖。クラシック音楽界、ポピュラー音楽界双方に大きな功績を残した人物です。
オペラ、ミュージカル、管弦楽曲様々なジャンルで活躍した彼ですが、その中でも最も有名である曲がこの『ラプソディー・イン・ブルー』。のだめカンタービレなどでも度々登場し、日本でも一躍有名な曲となりました。クラリネットのグリッサンドから始まる印象的なソロとまさにアメリカ!なjazzyなメロディ。クラシック音楽に興味がないという方でも押さえておくべき楽曲でしょう。
ラヴェル:ピアノ協奏曲
言わずと知れた名作曲家、モーリス・ラヴェル。フランス印象派の作曲家です。日本で特に愛されるのが、このラヴェルをはじめとするこの印象派の諸作曲家。なんとも形容しがたい官能的な不協和音や遊ぶような音使い、情緒に訴えすぎない音楽が特徴です。そんな彼の晩年の作品であるこのピアノ協奏曲。ピシャリ!という鞭の音で印象的な始まりを見せます。この曲にもジャズの要素がふんだんに使われており、とにかく飽きることのない曲。跳ねるようなピッコロのやトランペットの難解なソロやピアノの予想だにしない動き、数々の超絶技巧。初演から大きな人気を博した楽曲です。
カプースチン:8つの演奏会エチュード
ニコライ・カプースチンの8つの演奏会エチュード。作曲家としては無名の時代が続いていましたが、近年数々のコンサートでその楽曲を取り上げられるようになった現在を走るウクライナの音楽家です。ジャズだけをかじっていたのではこの曲には出会えないでしょう。まさにクラシックとジャズの見事な融合が果たされた超絶技巧曲です。カプースチンは作曲家としてだけでなく現在にいたっても素晴らしいピアニストとして活躍しています。(少々、マニエリスムチックではありますが。)音楽を志すものならば一度必ずこんな曲が弾ければ…!という思いを抱くような曲です。
クラシック音楽を知るためには
クラシック音楽に触れていくのに重要なのはとりあえず色々と聞いてみることです。時代によってクラシック音楽も千差万別。必ず自分にあうものがあるはずです。今回はポピュラー音楽に近いような、時代としては比較的新しいものを紹介しましたが、色々な時代の音楽を聴いてみても楽しいですよ。
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この記事のライター
クラシック音楽と文学と少々のお酒をこよなく愛する20代。現在は筋トレにハマりはじめている。慶應義塾大学在学中。