寒い日にこそ食べたい!本格絶品ブイヤベースのレシピ
魚や貝、香味野菜たちの出汁がギュっと凝縮されているブイヤベース。その濃厚な味はまさに冬にこそ食べたい味なんです。フランスのマルセイユでよく食べられているブイヤベースはもともと高級な味というよりは地元の漁師たちが魚を美味しく食べようとして考えた料理と言われています。まさに男の料理ですよね。
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寒い日には体のそこから温まるものを
漁師たちが考案したブイヤベースは魚の旨味を一番感じられるように工夫された男の料理。でも豪快なだけではなく、繊細な手順を踏んでこそ絶品の味が再現できるんです。お店で食べるよりも美味しいブイヤベースを自分の手で作ってみませんか?
ブイヤベースの材料
・魚のアラ 多めの量で1パック(タイやスズキ、かさごなどがおすすめ)
・たまねぎ 1コ
・にんじん 1本
・にんにく 1かけ
・セロリ 1本分
・白ワイン 2カップ(アニス酒だとより本格的に)
・ブーケガルニ 1束(市販されているものでOK)
・ホールトマト 2缶
・サフラン 1つまみ
・お好きなシーフード
エビ、ムール貝、タラ、アサリなど
まずはスープのベースを作る【ブイヤベースのレシピ】
まずは鍋にオリーブオイルを野菜が浸る程度にたっぷり入れます。みじん切りにしたにんにく、たまねぎ、せろり、ニンジンを入れて炒めてください。塩コショウを振り、さらに炒めます。ここでは野菜は揚げ焼き状態にします。
しっかりと火が通ったら魚のアラを加えて炒めます。火が通ったら木べらなどでアラをつぶしながらよく炒めましょう。アラをつぶすことでより濃厚な出汁になります。次に白ワインを入れます。
他の鍋でお湯を沸かし、野菜や魚のアラにかぶるほど入れましょう。沸騰したらていねいにアクを取り除き、弱火にしてここから20分程度煮込んでください。
スープを漉す【ブイヤベースのレシピ】
深めのフライパンに目の細かいザルを置き、魚のアラと野菜からとったスープを漉していきます。漉した後、野菜や魚のアラに残った出汁もお玉の背の部分を使って押し、絞るようにしましょう。
難しい場合は布きんをザルの上に置いておき、漉した後に布きんを絞ると簡単にできます。
スープを絞ったフライパンに手でつぶしたホールトマト、ブーケガルニ、サフラン、お好きなシーフードを入れて10分程度煮て火を通します。
ブーケガルニを取り出せば完成です。
ルイユも手作りする
より本格的なブイヤベースを楽しみたいならルイユというソースも欠かせません。ダイレクトにスープに入れても良いですし、パンなどにつけて浸しながら食べるのも美味しいです。
ルイユが余った場合、蒸し野菜につけたりして食べると温野菜サラダが美味しくなるので是非試してみてください。
ルイユのレシピ
材料
にんにく 1かけ
チリペッパー ひとつまみ
オリーブオイル 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2
作り方
にんにくは全てすりおろします。ここにすべての材料を混ぜ合わせたら出来上がりです。
本格絶品ブイヤベースを家で楽しむ
たくさんの魚介類が入っているブイヤベースはお店で食べる味と思っている人も多いようです。しかし実は家でも簡単に本格的な味にチャレンジできるんです。材料さえそろえればあとの工程は簡単なので是非自宅でもチャレンジしてみてください。
のこったスープにごはんと粉チーズを加えれば、魚介の出汁が効いた絶品のリゾットの完成ですよ。
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この記事のライター
旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。