四角顔に似合う髪型・メンズヘアスタイル

輪郭にあったヘアスタイルの重要性

自分の輪郭に合ったヘアスタイルを実現することは自分らしさをより引き立たせるためにとても大切なことです。顔の輪郭に言及したヘアスタイルの記事は特徴を隠すことに焦点をあてているものが多く、らしさを引き立てる方法というものについての記述は無いのがほとんどです。
この記事では四角顔のメンズがよりかっこよくなる方法に焦点をあて、おすすめヘアスタイルとスタイリングのポイントを解説していきます。なかなかスタイリングの難しい四角顔ですが、この記事が助けになるでしょう。

四角顔の特徴

四角顔はホームベース顔やエラ張り顔とも呼ばれます。この3つに共通する特徴はエラ骨が張っているということ、その意味ではエラ張り顔というのが最も的確に表現をしているかもしれません。輪郭がハッキリしていて、男らしい雰囲気があるのが特徴。芸能人で言うと香取慎吾さんや鈴木亮平さんなどが例として挙げることができます。

四角顔メンズのスタイリングのポイント

トップにボリュームを出す

四角顔は髪型でシルエットに変化をつけることで、角ばったシルエットを軽減することが出来ます。シルエットに変化をつける基本的な方法としてトップにボリュームを出すという方法があり、そうすることで縦のシルエットが強調され全体的にスマートなシルエットになり全体的にシャープな印象になります。
具体的なヘアスタイルとしてはソフトモヒカンやアップバングなどはもちろん、パーマをかけて動きを出すことでもトップにボリュームを出すことが可能です。
後述しますが、毛量を多く残しすぎたり長さを残しすぎるのは控えましょう、あくまでヘアスタイルとスタイリングで動きをつけることが大切です。

顔周りの毛量に注意

四角いシルエットにおいて顔周りの毛量や長さを多くして横幅を強調してしまうことは顔を大きく見せてしまい、まとまりのない印象を演出することになりかねません。四角顔メンズのスタイリングはなるべく顔周りの髪の毛は短くするか刈り上げるなどして、横のシルエットを軽減し縦のシルエットを強調することが大切です。そのようにすることで全体としてシャープな印象になり、まとまりのある印象にすることができます。
具体的にはツーブロックスタイルなどがおすすめ、刈り上げなくとも短くカットするなどしスッキリとした印象に仕上げましょう。普段のスタイリングの際もサイドや鉢周りと言った膨らみやすい部分を押さえることを意識してください。

おすすめヘアスタイル15選

四角顔メンズにおすすめのヘアスタイルを15選紹介します。紹介しているヘアスタイルは基本的に縦のラインを強調しているヘアスタイルをメインに、輪郭を選ばないオーソドックスなものまで選択しています。解説と合わせてセット方法までよく読み、自分にあったヘアスタイルを見つけてください。

1. スパイキーアップバング

トップを立ち上げることによって縦のシルエットを形作ったヘアスタイルです。サイドの刈り上げもポイントで、これによって縦のシルエットをよりスッキリと見せています。スタイリングはフォーマルに仕上げても、カジュアルに仕上げてもどちらもかっこよく、オンとオフの切り替えも可能な万能なヘアスタイルです。スタイリングはドライが一番のポイントであり、ワックスなどの重みで落ちてきてしまうことを考慮して、やや大げさに立ち上げることで再現性が高まります。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際にはトップをやや大げさに上方向に立ち上げながらスタイルの下地を形付けていきます。
3. 立ち上げたらワックスを適量手に取り全体になじませたらスタイリング完了です。

▽アップバングはこちら

2. ソフトモヒカン

トップにボリュームを出して縦のラインを形付けるヘアスタイルとしてソフトモヒカンは最適なヘアスタイルです。先に紹介したヘアスタイルと異なる点は立ち上げた髪の毛を中心に寄せている点です、このようにすることでトップにシャープな雰囲気を演出しています。四角顔の男らしさをより引き立たせたいメンズにおすすめ。一定の形をキープすることを求められるので、スタリング剤はジェルやグリースと言ったセット力の高いスタイリング剤を使用することで再現性を高めることが出来ます。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際には弱風で時間をかけながらトップを中心に寄せてスタイルの下地を形付けていきます。
3. 交わしたらジェルやグリースをなじませます。
4. スタイリング剤が乾かないうちにシルエットを整えてスタイリング完了です。

▽ソフトモヒカンはこちら

3. 王道ベリーショート

全体の長さを短くまとめトップ部分をパーマで動きをつけたヘアスタイルです。四角いシルエットに縦のラインをつけることで全体のバランスを整えています。四角顔のメンズの中でも面長寄りの輪郭を持つメンズにおすすめです。スタイリングを行う際は短いトップを動かすためにセット力の強いものを使用しましょう、グリースなどのツヤ感のあるものを使うとフォーマルな印象を演出することが出来るのでおすすめです。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際にはトップを立ち上げることを意識してスタイルの下地を形付けていきます。
3. ワックスを適量手に取り全体になじませてスタイリング完了です。

▽ベリーショートはこちら

4. サイドパート

トップの髪の毛をサイドに流すことによってボリュームを出したヘアスタイルです。四角いシルエットの中に縦のラインを作っていることは他に紹介しているヘアスタイルと変わりませんが、横に流すことによってフォーマルな雰囲気を演出しています。プライベートはもちろんですが、特にビジネスの場において活躍するでしょう。スタイリングはクシやコームを使用することで再現性が高まります。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際にはクシやコームを使用しながら髪の毛を整えます。
3. グリースを適量手に取り全体になじませスタイリング完了です。

5. ミディアムセンターパート

先に紹介したシルエットとは異なり、トップを立ち上げるのではなく四角のシルエットを整えたヘアスタイルです。基本的には四角のシルエットですが、センターパートを作るための前髪のかき上げがシルエットの中に縦を作っているのもポイントです。フォーマルな雰囲気とカジュアルな雰囲気のどちらも対応可能であり、その際はグリースやワックスなどスタイリング剤に変化をつけることで再現性が高まるでしょう。


■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際にはサイドや鉢周りと言った膨らみやすい部分を押さえつつ、前髪を根元から立ち上げるようにしてスタイルの下地を形付けていきます。
3. 全体を乾かしたら霧吹きで軽く湿らせグリースを適量なじませます。
4. 最後にシルエットを整えてスタイリング完了です。

6. アップバング

サイドを短くカットしトップを立ち上げアップバングスタイルです。アップバングスタイルは四角のシルエットの中に縦のラインを形付け、全体をシャープな雰囲気にすることができる四角顔メンズにおすすめのスタイルです。大胆な立ち上がりがスタイル全体にワイルドさを演出するのもポイントです。ビジネスとプライベートのどちらも対応可能なので、オンとオフのどちらもかっこよく決めることが出来ます。スタイリングの際はジェルやグリースなどセット力の強いものを使うと再現性が高まります。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際にはトップを立ち上げスタイルの下地を形付けていきます。
3. 乾かしたらグリースを全体になじませてスタイリング完了です。

7. ロング

長く伸ばした髪の毛をトップで結ぶというアレンジもヘアスタイルの中に縦のシルエットを作ることができます。このヘアスタイルのポイントは結ぶというアレンジだけではなく、オールバックやサイドパートなど幅広いアレンジをすることが出来る点にあります。結ぶというアレンジはカジュアルな雰囲気になりますが、別のアレンジを行うことでビジネスシーンにも対応可能であるのも魅力的です。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際には髪の毛を後ろに大胆に流しながらスタイルの下地を形付けていきます。
3. トップの髪の毛を手に取りやや後方で結びスタイリング完了です。

8. ナチュラルサイドパート

先に紹介したサイドパートとは異なりサイドを刈り上げずにハサミで仕上げることでナチュラルな雰囲気に落とし込んだヘアスタイルです。サイドパートは四角のシルエットの中にトップにボリュームを出すことで縦のラインを作り、かつフォーマルな雰囲気を演出することにも成功しています。スタイリングの際はクシやコームを使用し丁寧に形付けることでスタイルの再現性が高まります。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際にはクシやコームを使用して丁寧にサイドを流しながら丁寧に形付けていきます。
3. 乾かしたら霧吹きなどで軽く湿らせます。
4. ワックスを適量なじませてスタイリング完了です。

9. パーマサイドパート

サイドパートにパーマをあてトップの部分をカールさせたヘアスタイルです。パーマをあてることでトップにボリュームを出して縦のラインを作るだけでなく、大人っぽさやこなれ感も演出しているのがポイントです。このようにサイドとトップでメリハリをつけたヘアスタイルはスタイリングも時間がかからないので忙しいビジネスマンの方にもおすすめです。スタイリングはグリースなどを使用してフォーマルに仕上げるとスタイルの持つ魅力を引き出すことができるでしょう。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際にはパーマのカールを意識し、軽く握り込みながらサイドに流していきます。
3. 全体を乾かしたら霧吹きなどで全体を軽く湿らせます。
4. 少し濡れた髪にグリースをなじませてスタイリング完了です。

10. バズカット

日本のボウズスタイルも海外ではバズカットと呼ばれるヘアスタイルの１つであり、多くのファッショニスタも取り入れているヘアスタイルです。基本的に幅広い輪郭のメンズにおすすめすることができますが、四角顔のメンズが取り入れることで、四角い輪郭の持つ男らしさを引き立たせることができます。トップの髪の毛の長さを残し、パーマをあてるとより再現性が高まるのでおすすめです。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際にはトップの髪の毛を軽く立ち上げることを意識しながら風をあてていきます。
3. 必要に応じてスタイリング剤を使用しシルエットを整えたらスタイリング完了です。

11. ワイルドオールバック

オールバックスタイルの毛流れを無造作にした全体としてこなれた雰囲気が特徴的なヘアスタイルです。後ろにかき上げた髪の毛によってトップにボリュームが出るので、四角い輪郭をスッキリと見せることができ、輪郭の持つ男らしさを際立たせます。もちろん髪の毛をジェルやグリースでまとめたフォーマルなアレンジも可能なので、オフはこなれ感を出しながらも仕事の際はフォーマルな雰囲気を演出するといった切り替えができることもポイントです。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際には髪の毛全体を大胆に後ろに流すことを意識しながらスタイルの下地を形付けていきます。
3. 全体が乾いたら霧吹きなどで軽く湿らせます。
4. ワックスを適量なじませシルエットを整えたらスタイリング完了です。

▽オールバックはこちら

12. 前下がりミディアム

サイドを刈り上げてスッキリとさせつつもトップから前髪にかけての髪の毛を前下がりにすることによってスタイル全体にアンニュイな雰囲気を演出したヘアスタイルです。サイドを刈り上げているので、トップ周辺の髪の毛の重みとバランスがとれており、野暮ったさが無いのがポイントです。四角顔メンズが取り入れることで大人っぽさを演出することが出来るでしょう。スタイリングの際は軽く湿らせた髪の毛にグリースやジェルをなじませて濡れ感を出すことでスタイルの持つ魅力を最大限引き出すことが出来ます。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際には鉢周りを抑えつつ、全体は無造作を意識しながらラフに動かしスタイルの下地を形付けていきます。
3. 全体が乾いたら霧吹きなどで軽く湿らせグリースをなじませます。
4. 最後に全体のシルエットを整えてスタイリング完了です。

▽ミディアムはこちら

13. ミディアムオールバック

フォーマルな雰囲気を演出することの出来る基本のオールバックもカッコいいですが、他のメンズと差を付けるのであれば長さのあるミディアムヘアを後ろにかき上げるのもおすすめです。ミディアムヘアをラフにスタイリングしオールバックにしたこのヘアスタイルは他のスタイルに比べて、大人っぽさや色気を演出することができます。ワイルドなたてがみのようなシルエットは四角いシルエットを引き立て、輪郭の持つ男らしさを最大限引き出すことが出来るでしょう。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際には前髪の分け目をきめそれに従って、根元からかき上げるようにしてスタイルの下地を形付けていきます。
3. 全体にワックスを適量なじませます。
4. なじませたらシルエットを整えたらスタイリング完了です。

14. シーザーカット

シーザーカットというのは、その名の通り古代ローマのカエサル像のヘアスタイルを指すものであり特徴として基本のベリーショートスタイルに前髪を額の上で揃えているのが特徴です。四角顔メンズが中に取り入れることでクラシカルな魅力を演出することが出来ます。アレンジの幅も広く、サイドを刈り上げたりトップにパーマをかけたりしても雰囲気を変えることができるのでおすすめです。スタイルの雰囲気が渋いので30代から40代にかけての、大人のメンズが取り入れることでスタイルの持つ魅力を引き立てることができます。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際には前髪を軽く整えてスタイリング完了です。

15. パーマアップバング

アップバングに強めのパーマをあてたファッション性の高いヘアスタイルです。サイドの部分の髪の毛は極力短くし、長さを残したトップにパーマをあてることで縦のラインを作り、四角いシルエットをシャープに見せているのがポイントです。アレンジの幅も広く、カジュアルな雰囲気を演出する場合は動きを前面に出し、フォーマルな雰囲気を演出する時はジェルやグリースをなじませることで各シーンに対応することが可能です。四角顔メンズの中でも、面長寄りの輪郭を持つメンズにおすすめのヘアスタイルです。

■セット方法
1. 全体を濡らしタオルで水気をとりクセをリセットします。
2. ドライヤーで乾かす際にはトップ部分のカールを意識し、軽く握りこむようにしていきながらスタイリングを行っていきます。
3. 乾いたら全体を霧吹きなどで軽く湿らせてグリースを適量馴染ませます。
4. 最後にシルエットを整えてスタイリング完了です。

▽パーマはこちら

自分に合ったヘアスタイルで更にかっこよく

いかがでしたでしょうか、四角顔メンズに似合うヘアスタイルについて解説してきました。冒頭にも述べた通りヘアスタイルは自分の輪郭にあったものを取り入れることが最大のポイントであるので、この記事で紹介しているスタイリングのポイントやお勧めのヘアスタイルを参考にして、自分にあったヘアスタイルを取り入れてください。