白ワインと赤ワイン。ダイエット目的ならどっちが良いの?
健康効果が謳われるワイン。一体どんな魅力があり、ダイエット目的なら白と赤のどちらのチョイスが良いのか?それぞれのメリットをご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
ダイエット中のワイン
ダイエット中でもお酒を楽しみたいという方も多いですよね。
ダイエット中でも罪悪感なく飲めるお酒としては、糖質の少ない焼酎やウイスキーが主流。
しかし、洋食に合わせるのならばワインを飲みたいシーンもありますね。
そんな時に迷うのが、白ワインと赤ワインのチョイス。
どちらも一定量であれば健康効果が謳われるワインですが、ダイエットにはどちらが有効なのか?
それぞれの魅力を検証していきます。
他のお酒にはない健康効果
まず、ワインそのものの健康効果からご紹介します。
ワインは紀元前5000年から飲まれているお酒。
糖質の多いビールや日本酒と比べて太りづらいと言われているワインには、身体の中をデトックスしたり細胞の老化を防いだりする健康効果もあるのです。
ヘルシーなお酒というと、前述した通り糖質の少ない焼酎やウイスキーが思い浮かびますが、これらは度数も強く肝臓負担も気になるところ。
比べてワインはこれらのバランスが良いと言われているのです。
ワインはフレンチに合わせて良く飲まれるお酒ですよね。
フランス料理といえば、バターやチーズなど脂質の多い食事が連想されますが、フランス人は心臓疾患が少ないとも言われています。
これは、フレンチパラドックスと呼ばれ、脂質の多い食事を健康効果の高いワインで補っているということです。
このことからも、ワインが身体を高めることはよくわかりますね。
白ワインの魅力
それでは具体的に、それぞれどんな魅力があるのか?まずは白ワインからご紹介します。
白ワインの魅力は、ズバリ言うなら「デトックス」。
白ワインに含まれる有機酸は、腸内で善玉菌を増やして悪玉菌を殺すという腸内環境を整える作用が期待できます。
腸内環境が整えば、便秘解消にも効果的。
さらに、余分な水分を排出しやすくしてくれるカリウムという成分が含まれるため、むくみ解消にも◎。
お酒を飲むと翌日むくみやすいという方は、白ワインをチョイスするのがオススメです。
また、白ワインは飲んだ翌日の血糖値の上昇率を下げてくれるというデータもあります。
ダイエット中の方にとって、これは嬉しい魅力ですよね。
白ワインそのものには多少糖質は含まれますが、血糖値の上昇を防いでくれれば脂肪を溜め込みづらくなります。
デトックスしながら代謝も高めてくれるなんて嬉しいですね。
赤ワインの魅力
続いては赤ワインの魅力をご紹介します。
デトックス効果が期待出来る白ワインに対し、赤ワインの魅力はズバリ「アンチエイジング」!
赤ワインに含まれるポリフェノールには強い抗酸化作用があります。
これは、身体の細胞が酸化=老化するのを防いでくれる物質。
さらには悪玉コレステロールの酸化も防ぎ、動脈硬化を防いでくれるという効果も期待できます。
がん予防として赤ワインが知られているのはこのためですね。
赤ワインは比較的ゆっくり飲むお酒なため、満腹中枢が刺激されやすいのもポイント。
すっきりとした白ワイン比較すると、重めな赤ワインはチーズと一緒に少しずついただきますよね。
これが食欲抑制へとつながり、食べ過ぎを防いでくれるのです。
とはいえ、翌日の血糖値を下げたり腸内環境を整えるという白ワインのような作用は残念ながらありません。
赤ワインはダイエットやデトックス目的でなく、健康目的で飲むというイメージの方が良いかもしれません。
ダイエット目的ならば白ワイン!
いかがでしたか?
ワインの健康効果と、それぞれのワインの魅力をご紹介しました。
結論から言うと、ダイエット目的ならば白ワイン、アンチエイジング目的ならば赤ワインといったところ。
もちろん、飲み過ぎは体への負担となるので適量であることが前提です。
ワインを選ぶときの参考にしてみてくださいね。
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この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。