【人気アウトドア】バスフィッシングをより贅沢に!フローターの魅力
ルアーでスタイリッシュに楽しめるバスフィッシング。VOKKA読者様においても、好まれる人は少なくないのでは。今回、そんなバスフィッシングをより優雅に楽しめる、フローターの魅力を特集しました。
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人気レジャーバスフィッシングのひと時をより贅沢に
出典:pixabay.com
バスフィッシングことブラックバス釣りは、アウトドアファンに広く人気のあるレジャーです。専門番組が複数あったり、トーナメントが多数開催されている、また芸能人に愛好家が多いことでも知られています。もとは欧米などの海外で人気の釣りジャンルでしたが、近年ブラックバスは日本にも広く分布しており、あらゆるフィールドで楽しまれています。メッカとしては、琵琶湖・河口湖・神奈川県芦ノ湖・奈良県池原ダムなどが有名ですが、小規模な野池程度でも釣れるケースは少なくないため、ブラックバスの生息可能な地域では広く人気があります。
特徴は、まずルアーで楽しめること。海釣りはエサを使った釣法が主ですが、バスの場合ルアーこと疑似餌が主流です。エサの付け替えの面倒が基本的になく、スタイリッシュに楽しめます。またロッドやリール、ルアー各種の種類は多種多様で、ブランドアイテムなども多岐に展開されています。そうしたものを選ぶこと、揃えることもまた、楽しみの一つです。そして何より、ブラックバスならではの強力なファイトも外せないポイントです。
そんなバスフィッシングにおいて今回おすすめしたいのが、「フローター」を使った楽しみ方です。フローター、ご存知ですか?釣りそのもののみならず、優雅さも味わえるまさにハイクラスなVOKKA読者様向けの方法といいましょうか。チェックしておく価値は、大いにありです。
フローターって何のこと?
一言でいうと、バスフィッシング向け浮き輪といったところです。そのような表現であれば少し間の抜けた印象も感じられるかもしれませんが、外見上、まさしくそんな感じです。とはいえ、ご安心ください。スタイリッシュなバスフィッシング用のアイテムであるだけに、デザインもクールに仕上げられているものが多いです。
用途としても、浮き輪と表現して遜色ありません。浮き輪状のフローターに入って池や湖などのフィールドにゆっくり浸かり、ぷかぷか浮かびながら移動して釣りを楽しみます。海などで使う浮き輪も、そんな感じですよね。ただ水に入るとはいえ、もちろんフローターの場合服や体が濡れないよう工夫されています。
フローターフィッシングに必要となる基本アイテム
私服のままフローターを使用して入水すれば、もちろん下半身はずぶぬれになってしまいます。それでは、優雅さ快適さの欠片も味わえませんね。フローターフィッシングを満喫する際は、以下に挙げるような基本アイテムをしっかり準備しましょう。
フローター
まずは基本となる、フローターです。バスフィッシングの道具として、フローターは決して珍しい存在でもありません。ですが比較的大きく高価であるため、小型釣具店などでは売っていない場合もあります。充実したラインナップから探したいのであれば、中・大型店で探してみてください。O型、U型の2タイプがあります。
写真:DOPPELGANGER アウトドア バス フィッシングフローター FF-2
参考価格 29,160円(税込)
ウェーダー
次に、ウェーダーです。これは、足から穿く腰~胸まですっぽり覆えるゴム製長靴のようなものです。これを装備した状態でフローターに乗ることで、服や体を濡らすことなく水面の移動ができます。ちなみに、これ単品を使ってフィールド内に踏み入って楽しむ、ウェーダーフィッシングも人気があります。
写真:FINE JAPAN ウェーダー ナイロンウェダーチェストハイ(ラジアル底) FJ-9015
参考価格 10,260円(税込)
フィン
こちら、フィンも基本アイテムの一つとなります。ダイビングなどでもおなじみの、足に履く水かき状のものです。これにより、足を使って推進力を得ます。
写真:ゼファーボート Z フローターフィン OG-034
参考価格 6,480円(税込)
十分な準備が大切
その他、フローターを膨らませるためのポンプや、安全のためのライフジャケット、そしていわずもがなタックルこと釣り道具の準備も必要となります。結構揃えるべき道具は多いですが、その分大きな満足感も味わえます。以下、続いてそんなフローターフィッシングの魅力についてご紹介していきます。
フローターフィッシングならではのメリット
出典:pixabay.com
陸からは狙えないポイントも狙える
フローターがあれば、水面を移動しながら釣りができます。そのため、陸からはアプローチできないポイントにいるバスも狙えます。足元や岸辺の障害物まわり、その他陸から届く範囲にもバスはいますが、陸から離れたエリアの方が、釣果が上がる場合もあります。また同じく陸周辺の障害物まわりでも、水面から狙う方がよりアプローチできる範囲は広がります。釣りに重きを置く本格派な人としては、まず外せないメリットでしょう。
小規模なフィールドでも広く狙える
上記一つめのメリットについては、何もフローターだけの特権でもありません。アルミボートやバスボートがあれば、より広くかつコンスタンスな釣りができます。ですがそうした釣り方は、ある程度広さのあるフィールドに限られます。野池やため池、また車が入っていけないフィールドなどでは、ボートが持ち込めません。ですがコンパクトなフローターなら、場所を基本的に選びません。
水面から楽しむ景色
さて、ここからは釣り以外のメリットです。自然溢れる景色を、水面すれすれの視界から優雅に楽しむ。これはもはや、ボートですら味わえない絶景です。休日のリフレッシュ感は、いつもの釣り以上のものになることでしょう。水の音や木々のざわめき、動物たちの息づかいをいつもとは違う視点で楽しんでみてください。釣りプラスアルファの満足感が味わえます。
水面移動だけでも楽しい
浮き輪とフィンで水かき移動。それだけ聞いても、ちょっと気分が高まりませんか?ご想像の通り、フローターを使った水面移動は、それ自体もとても楽しめます。程よい抵抗を感じながら、水中を歩くように、非日常的な感覚を味わいながら移動できます。それ自体もまた、特別なレジャーアクティビティに感じられることでしょう。
フローターフィッシングの様子をご紹介
最後に、実際の動画をご用意しました。自然と一体になって、ぷかぷか優雅にフィッシング。動く映像は、きっとあなたのイメージをさらなるものにすることでしょう。せわしい都会では味わえない特別なひと時は、お金だけで買うことのできない素晴らしい贅沢といえるのではないでしょうか。ぜひこの魅力、深く知ってみてください。
準備~実釣の様子
ファイトシーン
釣りと水上アクティビティが同時に満喫できる
貴重な休日ともなれば、やはりエキサイティングな遊びも大事ですが、癒しも重要視したいところかと思われます。その点フローターフィッシングなら、エキサイトできるバスフィッシングと水上アクティビティ、さらには自然の癒しを感じられる特別なロケーションまでが同時に味わえます。魅力溢れるポイントが詰め込まれた、バスフィッシングのもう一つのスタイル、ぜひチェックしてみてください。
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この記事のライター
関西→沖縄→関東~と旅して回るフリーランス。ライター歴は10年以上あり、あらゆる分野での執筆経験があります。その他、過去には写真や音楽に関するクリエイティブな活動もちらほら。経験を生かし、旬なもの、感性のアンテナに引っかかる話題など、ハイセンスなVOKKA読者皆様へ広くお届けさせていただければと意気込む次第。