アウトドアで活躍するテント人気おすすめ15選【初心者向けから上級者向けまで】

はじめに

テントはいろんなメーカーが販売しており、価格や機能、デザインも様々です。そこで、この記事ではアウトドアで活躍するおすすめの人気テントを紹介していきます。

はじめに、そもそもテントにはどのような種類があるのかを簡単に説明します。初めてテントを買う方やキャンプ初心者の方は、是非参考にしてください。

ドーム型テント

キャンプで定番のテントです。3人～6人用がほとんどで、家族でのキャンプに最適です。2本のポールを交差させてテント本体に通したり、フックで取り付けるだけなので、初心者の方でも簡単に設営が可能です。ドーム型のため、室内は意外と広々としており圧迫感は少ないでしょう。

ポップアップテント

袋から出すだけで自動的に立ち上がるテント。一番設営が簡単なテントで、ビーチやピクニック、運動会やお花見などで活躍します。たたむ際に少しだけコツが必要ですが、何度か使えば素早く撤収することができるでしょう。価格も非常に安く、軽くて持ち運びに便利なポップアップテントが多いです。
UVカット機能や通気性は優れていますが、他のタイプのテントに比べると雨風に弱いため、本格的なキャンプには向いていません。

ワンタッチ型テント

ポップアップテント同様、設営が非常に簡単なテントです。傘のように骨組みされたポールが内蔵されているので、名前の通りワンタッチで組み立てることができます。ポップアップテントよりも耐久性があり、雨風の中でも使用可能なものが多いです。日帰りのレジャーで使うのであれば数千円～、キャンプで使うのであれば1万円～のワンタッチ型テントがおすすめです。

ワンポール型テント

1本のポールで立ち上がる三角のテントです。地面と生地をペグでしっかり固定してポールを立ち上げなければならず、初心者の方にはあまりおすすめできません。オシャレでシンプルなデザイン、三角のかわいいシルエットであることから、女性キャンパーに人気のテントです。また、ポールが1本で済むので、他のタイプのテントよりもコンパクトに収納でき、軽いという傾向があります。さらに、ベットなどの家具を入れられる大きなワンポールテントもあり、グランピングに最適です。

ツールームテント

寝室に加えてリビングのスペースがあるテントです。重量があり、初心者には設営や撤収が難しいですが、タープでリビングスペースを作らずに本格的なキャンプが始められます。寝室とリビングがつながっていることで、雨が降っていても濡れずに移動することができ、快適なキャンプ生活が送れます。また、フルクローズの状態にすればプライバシーが守られ、防犯効果もあります。

ロッジ型テント

存在感抜群の大きなテントです。ドーム型やワンポール型などとは異なり、家のようにテントの側面が垂直になっているので、室内が非常に広々としています。収容人数4人など小さめのものから、収容人数10人ほどの大きなものまであります。慣れてしまえば設営や撤収もそこまで難しくはありません。

アウトドアで活躍する人気のテント15選！

上記で説明したテント以外にも、様々なタイプのテントがあります。
では、実際にキャンプでよく使われているテントとは、どのようなものでしょうか。初心者でも簡単に設営・撤収ができるテントから、過酷な自然環境下でも使える本格的なキャンプのためのテント、今流行りのグランピングにぴったりなおしゃれテントまで、人気のテント15選を紹介していきます。

１.「タフワイドドームⅣ/300」コールマン（初心者向け）

キャンプ場でおそらく一番多く見かける、定番のドーム型テントです。
雨風に強く機能性十分ですが、低価格で購入できます。収容人数は4人から6人なので、はじめてのファミリーキャンプに最適です。広々としており、4人が寝ても荷物を置けるスペースがあります。グランドシートやインナーマットが付いているお得なセットも販売されています。ドーム型なので設営が非常に簡単ですが、2017年からは1人でも設営ができるよう「アシストクリップ」が付属しています。
さらに、テント上部にメッシュ部があり通気性が良く、夏でも熱気が籠りにくい点も魅力的です。

【スペック】
サイズ：
約300×300×185(h)cm（使用時）
約φ25×75cm（収納時）
重量　：約10.6kg
定員　：4～6人
参考価格：43,986（税込）

2.「アメニティドームM」スノーピーク （初心者向け）

初心者のためのベストセラーテントです。
耐久性や防水に優れ、高スペックはそのままに低価格で購入することができます。特にスノーピークは、素材や快適性を追求しているメーカーであるため、初心者向けのテントでありながら自然環境が多少厳しい場所でも使用できます。前室が広く、あえてテントの高さを抑えることで、風を上手く受け流し、快適に過ごせる設計になっています。インナーテント(テントの本体)とフライ(テント本体に被せるもの)を合わせる場所に同じ色のテープが付いているなど、キャンプ初心者が設営できるよう工夫されています。

【スペック】
サイズ：
約505×280×150(h)cm（使用時）
約74×22×25(h)cm（収納時）
重量　：約8kg
定員　：5人
参考価格：36,800円（税込）

スノーピークは厳しい自然での検証に裏打ちされたハイスペックな製品群を提供するキャンプ・登山・アパレルを中心としたアウトドアブランドです。

3.「ヘキサゴンテント」FIELDOOR（初心者向け）

約15秒で設営ができる、カラフルなワンタッチ型テントです。
テントを広げて紐を引くだけで簡単に立ち上がるので、女性やキャンプ初心者の方でも設営ができます。画像のターコイズ以外には、ベージュ×グリーン、ダークブラウン、オレンジ、ライム、カーキ、カモフラージュ/グリーン、カモフラージュ/サンドがあり、豊富なカラーバリエーションとなっています。ジッパーで開閉可能な蚊帳つき窓と大きな天窓が装備されているので、通気性に優れており、夏でも快適に過ごせます。
1万円以下のワンタッチ型テントやポップアップ型テントは、主にレジャーでの使用を想定しているため、他のタイプのテントと比べると雨風に弱いですが、かなりの低価格で買うことができます。

【スペック】
サイズ：
約305×240×145(h)cm（使用時）
約25×25×95(h)cm（収納時）
重量　：約4.9kg
定員　：5人
参考価格：8,500円（税込）

FIELDOOR (フィールドア)ヘキサゴンテントの公式ページです。組み立ての所要時間は(約)15秒。紐を引くだけ折りたたみ傘のようにワンタッチで簡単に設営できます。アウトドア用品、キャンプ用品はFIELDOORがおすすめ。

4.「2 SECONDS FRESH & BLACK」ケシュア（初心者向け)

たった2秒で設営が完了するポップアップ型テントです。
ブラックの生地は特許取得済みの特殊な生地で、遮熱に優れており、夏でも涼しく快適に過ごせます。また、この生地は太陽の光も遮るので、昼間でも熟睡することができます。紫外線カットも抜群で、日差しの強いバーベキューやデイキャンプ、プールやビーチの他、運動会やお花見、フェスなど様々なレジャーで活躍します。防水加工がされているので、ある程度の雨なら耐えることができます。

サイズ：
約210×180×101(h)cm（使用時）
重量　：約4.02kg
定員　：3人
参考価格：14,900円（税込）

簡単に設営が行える2 Secondsシリーズがさらに進化。撤収を手軽にするEasy システムが加わりました。 涼しさと暗さを追求したFresh ＆ Blackシリーズが、心地よい眠りを実現します。

5.「THE CAVE」ヘイムプラネット(初心者向け)

空気を入れるだけで立ち上がる、今話題のエアフレイムのテントです。
一般的なテントはアルミ製などのポールを使用して立ち上げますが、エアフレイムは空気がポールの役割を果たします。なので、ポールが要らない分かなり軽量でコンパクトに収納できます。防水性も十分あります。ちなみに、ヘイムプラネットは「THE CAVE」以外にも様々なタイプのエアフレイムテントを発売しています。さらに軽量なものや、設営の簡易性に特化したもの、ツールーム型のものなどもあります。

【スペック】
サイズ：
設置面積約5.0㎡×125(h)cm（使用時）
約23×32×40cm（収納時）
重量　：約5.2kg
定員　：2～3人
参考価格：91,800円（税込)

6.「ムーンライト1型」モンベル（初級～中級者向け）

モンベルの定番モデルの人気ソロテントです。
1型の他に、2～3人用の3型や4～5人用の5型、8～9人用の9型まで様々なサイズの「ムーンライト」があります。「ムーンライト」という名前は、明りの中でも簡単に設営できるのということから付けられました。テントの生地には難燃加工が施されているので、火の粉が当たっても燃え広がりにくくなっています。通気性が優れており夏も快適に過ごせます。無雪の山でも使えるほど、耐久性や撥水性に優れています。

【スペック】
サイズ：
約220×110×100(h)cm（使用時）
約φ15×40cm（収納時）
重量　：約2.3kg
定員　：1～2人
参考価格：22,000円（税別）

7.「エアライズ3」アライテント（初級～中級者向け）

登山家の間で長年愛用されているドーム型テントです。
日本の職人さんがこだわって作っている国産のテントです。雨風に強く、気象条件の厳しい山でも使用することができます。「エアライズ3」は3人用（最大4人）ですが、1人用や2人用のエアライズもあります。非常にコンパクトに収納でき、軽くて持ち運びに便利です。ドーム型テントなので設営も簡単で、1人で組み立てることもできます。別売りのDXフライを使えば広々とした前室が確保でき、荷物や靴を置くことができます。

【スペック】
サイズ：
約220×185×115(h)cm（使用時）
約φ16×39cm（収納時）
重量　：約2.07kg
定員　：3～4人
参考価格：54,500円（税別）

株式会社アライテントは、テント、シェルター等を扱うアウトドア用品メーカーです。

8.「ナバホTepee 300」ロゴス（中級者向け）

今流行りのかわいいティピ―テントです。
ティピ―テントとは、アメリカの原住民が使っていたテントが由来のワンポール型テントのことです。グランピングやフェスで使用されることも多く、女性のキャンパーに人気です。ワンポール型テントなので、コンパクトに収納できます。おしゃれなナバホ柄は、キャンプ場やフェス会場で注目を集めること間違いなしです。フレームには航空機にも使用される軽量で強靭なものを採用しており、耐久性があります。

【スペック】
サイズ：
約300×250×180(h)cm（使用時）
約52×18×18(h)cm（収納時）
重量　：約4kg
参考価格：20,900円（税別）

9.「クレセントドーム」キャプテンスタッグ（中級者向け）

軽量でコンパクトな、お手頃価格のドーム型テントです。
ドーム型は構造がシンプルで、設営や撤収が短時間で簡単にできます。雨の多い日本の気候に対応すべく、フライはテント全体をすっぽり被えるようになっています。また、弾性に優れているグラスファイバー製のポールを採用することで、設営時にそこまで力を使わずにポールをアーチ状にすることができる他、耐風性が備わっています。さらに、インナーテントの出入り口と天井部にはメッシュ生地が装備されているため、虫の侵入を防ぎながら通気性を確保できます。画像のネイビー以外にも、オレンジの「アンバー」や「グリーン」などカラーバリエーションも豊富です。

【スペック】
サイズ：
約200×200×130(h)cm（使用時）
約66×14×14(h)cm（収納時）
重量　：約2.5kg
定員　：3人
参考価格：12,000円（税別）

10.「ステラリッジテント1」モンベル（中級～上級者向け）

積雪期の山でも使える1人用の軽量テントです。
同じくモンベルが販売している「ムーンライト」よりもかなり軽いですが、ポールなどの耐久性は十分あります。過酷な環境下での使用が可能で、オールシーズンに対応できます。モンベル独自の吊り下げ式構造で、強風時にも短時間で設営ができるようになっています。別売りのレインフライは保水しにくい新開発生地であるため、保水による生地の垂れ下がりや浸水を防ぎます。また、1型以外に様々なサイズがあるので、大人数でステラリッジを使うこともできます。

【スペック】
サイズ：
約210×90×105(h)cm（使用時）
約φ13.5×29cm（収納時）
重量　：約1.34kg
定員　：1人
参考価格：27,500円（税別）

11.「アスガルド12.６」ノルディスク（中級～上級者向け）

グランピング施設でも使用されている大型ワンポールテントです。
「アスガルド」は元々「ナンド」という名前で販売されていたベル型テントで、2013年に名称が変更しました。構造は基本的にティピー型テントと同じですが、ベル型テントはスカート部分に立ち上がりがあり、天井が高くなりテント内が広々としています。シンプルでおしゃれな見ため、グランピングにおすすめです。
コットン生地なので、通常のテント生地よりも丈夫で長持ちします。

【スペック】
サイズ：
約400×372×250(h)cm（使用時）
約φ30×95cm（収納時）
重量　：約21kg
定員　：6人
参考価格：118,000円（税別）

「Nordisk ノルディスク公式オンラインストア」で取り扱う商品「Asgard 12.6（アスガルド）6人用パオ型コットンテント[2014年モデル]」の紹介・購入ページ

12.「カマボコテント2」ドッペルギャンガー（中級～上級者向け）

公式サイトにて抽選販売されているほど人気のツールーム型テントです。
名前の通りカマボコのようなトンネル型のテントで、リビングに10人、寝室に4～5人収容できるほど広々としています。さらに天井が高いため、大人が頭を下げることなく歩けます。ファミリーキャンプにはもちろろん、大人数でのキャンプに最適です。耐水性も十分にあり、紫外線カットの加工まで施された生地です。リビングの側面はメッシュにできるため、夏も快適に過ごせます。また、コンパクトに収納でき、リビングに2〜3人、寝室に3人収容できるほどの「カマボコテントミニ」もあります。

【スペック】
サイズ：
約640×300×195(h)cm（使用時）
約68×32×32(h)cm（収納時）
重量　：約16.1kg
定員　：5人
参考価格：5,4800円（税込）

広いリビングを備えた2ルーム型トンネルテント。コンパクトなパッキングサイズながら、ファミリーキャンプからグループキャンプまで活躍します。

13.「オクタゴン460UV」キャプテンスタッグ（上級者向け）

大人数で就寝できる、シンプルでオシャレなワンポール型テント。
大型テントでありながら6万円程度で購入でき、機能性も十分備わっています。フライシートの耐水圧は2,000mm、フロアシートは3,000mmです。1,500mm以上なら大抵の雨を防げると言われているので、十分な耐水性です。天井部には4箇所ベンチレーションがあるので、テント内の空気が循環し快適に過ごすことができます。また、ひさし用のポール2本が付属しており、簡単に玄関スペースが作れます。ただし、収納に多少の慣れが必要です。

【スペック】
サイズ：
約460×460×300(h)cm（使用時）
約74×23×23(h)cm（収納時）
重量　：約11.5kg
定員　：6～8人
参考価格：60,000円（税別）

14.「プレミアムPANELグレートドゥーブルXL-AE」ロゴス（上級者向け）

ロゴス定番の「ドゥーブル」のプレミアムラインモデルです。
スタンダードな「ドゥーブル」よりも前室部分が10cm高く、さらに快適に過ごすことができます。大型テントでありながら、クロスするフレーム構造を側面に2つずつ配置しているため、耐風性に優れています。ランタンを天井部に吊りさげても問題がなく、フレームの構造がしっかりしています。また、スリーブとフレームに同じ色が使われており、設営に手間取ることはありません。吊り下げ式のインナーテントを外せば、フライシート単独でスクリーンタープとして使用できます。

【スペック】
サイズ：
約540×290×210(h)cm（使用時）
約72×32×32(h)cm（収納時）
重量　：約17.3kg
定員　：5人
参考価格：100,000円（税別）

15.「アポロン」ogawa(上級者向け)

広々としたロッジ型のドームテントです。
雨風に強く、全面メッシュを採用しているため夏も快適で、オールシーズン使えます。また、結露しにくい生地なので梅雨でも快適に過ごせます。アーチ型の3本のリッジポールによって、耐久性が上がり、自立できるようになっています。さらに、着脱が簡単な吊り下げ式インナーテントを外せば、シェルターとしても使えます。

【スペック】
サイズ：
約435×320×205(h)cm（使用時）
約80×45×35(h)cm（収納時）
重量　：約23kg
定員　：5人
参考価格：156,600円（税込)

おわりに

紹介したテント以外にも、様々なタイプやメーカーのテントがあります。使用環境や目的、予算、人数などに合ったテントを是非、探してみて下さい。