これで英語が聞き取れる!リスニングのコツ
「相手が話している英語が速すぎて聞き取れない」このような経験をした方は多いのではないでしょうか。今回は全国模試偏差値40からTOEIC730点を取得した私がリスニングのコツを紹介したいと思います。
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なぜ英語が聞き取れないのか
そもそも、なぜ英語が聞き取れないのでしょうか。様々な原因が考えられますが、一番大きな要因は英語の音やリズムに慣れていないことです。英語の音に慣れてくると、聞き取れるフレーズや単語が増えてきます。
二つ目の要因は経験不足。外国語の学習はスポーツと似ていますので、経験を重ねれば重ねるほど上達します。より多くの外国人と英語を使ってコミュニケーションを取る必要があります。
三つ目は完璧主義に陥っていることです。「英語を完璧に聞かなきゃ」そう思って肩にちょっと力が入っていませんか。外国語学習に「完璧主義」は禁物!「ノンネイティブだから聞き取れなくてもOK」これぐらいの気軽な気持ちでリスニングの学習をやってみましょう。
英語の「音」に慣れる
英語を聞けるようになるには、英語を正しく発音する必要があります。話せないものを聞くことはできませんよね。そこで、まずは英語の音を正しく発音するところからマスターしましょう。例えば「B」と「V」や「th」の発音は正しくできますか。案外、日本語にはない音を発音するのは難しいものです。リスニングの教科書とCDを使って勉強しましょう。
主な発音が確認できたら、次は単語の発音にチャレンジしてみましょう。きっと、今までの話していた英語とは「何か」が変わっていると思います。そう感じたらしめたもの。ニュースやリスニング問題でも、聞き取れる単語が確実に増えているはずです。
コミュニケーションの機会を増やす
二つ目は経験値を増やすことです。どうしても外国語の学習は「経験」が鍵を握ります。ここで、英会話学校や英会話カフェの出番です。普段の勉強で習ったフレーズや単語を使って外国人講師に話してみましょう。すると、相手はあなたのテーマに沿った形で応答してくれるはずです。そのため、あなたが思っている以上に英語が聞き取れることでしょう。コミュニケーションが楽しく思えるはずです。
もちろん、聞き取れない表現や単語も出てくるでしょう。そのような時には流さず、分からなかった部分を正直に先生に伝えて、教えてもらいましょう。その際に、きちんとノートに取っておくことが重要。帰ってから、ちょっとしたスキマ時間に分からなかった箇所を発音練習することが重要。次のレッスンでは必ず聞き取れるようになっているはずです。
できれば、様々な英語に触れておくといいでしょう。一言で「英語」と言っても、イギリス英語とアメリカ英語の「音」は全く異なります。TOEICでも様々な「英語」が登場します。様々な方とコミュニケーションの練習をしておくと、いろんな場面で役立ちます。
「完璧主義」ではなく気軽な気持ちで
「英語の音を完璧に聞かなきゃ」そのように思っていませんか。外国語学習に「完璧主義」は禁物です。そもそも、私たちは英語のネイティブではありませんから、全て聞き取れなくて当たり前なのです。また、全ての音が聞き取れなくても、キーとなる単語やフレーズが聞き取れるだけで、全体の話の要旨はわかります。
これはTOEICの学習でも言えます。特に長文リスニング問題では、一つ一つの音にこだわりすぎると、全体の話の要旨が把握が困難になります。
外国の方とコミュニケーションをとる際も同じことが言えます。「自分はノンネイティブだから聞き取れなくて当たり前」そのように思った方が逆に英語が聞き取れるようになります。
とにかく「続ける」ことが重要
正直、リスニングは効果が実感できるのに、時間を要します。毎日、少しでもいいので正しい方法で「続ける」ことがコツです。「続ける」コツはスキマ時間を有効に使うこと。通勤時間帯や寝る前の時間に、ちょこっと英語を学習しましょう。教科書だけでなく、映画を使ったリスニング練習も効果的です。最近は字幕付きのDVDも広く出回っています。
毎日リスニングの練習を続けていれば、いつか「効果」を実感する日がやってきます。ぜひ、その日を楽しみにしながら、リスニングの練習に励んでください。
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この記事のライター
神戸市出身。東ヨーロッパと鉄道はライフワーク。歴史(現代史)と政治(国際政治)は興味分野。さすらいの鉄道旅を趣味としています。