浴衣姿は「所作」で決まる?押さえておきたい「和装男子の立ち居振る舞い」
浴衣姿をランクアップさせるには、和装独特の所作(立ち居振る舞い)を意識することが大切。
ここでは男性が浴衣を着るときに気をつけたいポイントを3つ紹介しています。
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所作がダサいとせっかくの浴衣姿も台無しに
夏に浴衣にチャレンジする男性も増えている昨今。
でもいつもの洋服と同じ感覚で動いていると、せっかくの浴衣が「粋」に見えなかったり、思わぬトラブルを起こしてしまう可能性も。
ここでは浴衣を着た時に気をつけたい所作(立ち居振る舞い)について、ポイントを3つ紹介していきます。
1.立ち姿は「腰」がポイント
男性の浴衣は帯を「腰」(腰骨があるあたり)で締めます。
女性に比べてグッと低い位置で着る男浴衣の場合には、立っている時にもこの「腰」を意識するのがポイントです。
腰を軽く伸ばすようにごく軽く力を入れて立つだけで、姿勢が全体的に良くなり、浴衣姿が映えて見えます。
また腰を意識した立ち居振る舞いをすることで、浴衣の着崩れも防げます。
2.歩く時には「外に蹴りだす」を意識
普段のパンツタイプとはまったく違う浴衣を着た時は、歩き方に苦労する男性も多い様子。
歩きづらく感じて足先が内向きになってしまう人もいますが、内股歩きは女性っぽく見えてしまうのでNGです。
裾捌き(すそさばき)を粋に見せるには、足を外に向け、「下駄で地面を蹴って出す」ような感覚で前進します。
歩く時にも腰を意識し、「腰から体を前に進めていく」ように歩くと背筋が曲がるのを防げます。
いつもより少しゆっくり目に歩くよう意識した方が歩きやすいでしょう。
3.食事時、ものを取る時には「袂」に注意
女性の振袖ほどでは無いにせよ、和装独特の長い「袂(たもと)」で失敗をしてしまう男性はとても多いです。
袂とは、袖口の袋状になっている部分のことを指します。
長くはためく袂の扱いに気をつけないと、食事時にグラス等を倒したり、浴衣を汚してしまうこともあります。
物を取る時、手をのばす時には、伸ばさない方の手で袂を軽く押さえるようにしましょう。
粋な着こなしをする人を真似るのもオススメ
浴衣などの和装を着慣れていて、しかも動きがカッコイイ人達と言えば、やはり歌舞伎役者さんなどが代表的ですね。
現在は写真だけでなくネット上で動画などもチェックできますので、「和装の動きが上手な人」の真似から始めてみるのもオススメです。
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この記事のライター
大手通信プロバイダやモバイルゲーム企業にて、PRを担当してきました。3年前からWEBライターの仕事を開始。エステ、美容、転職、健康食品、医療、映画、書籍、カルチャー全般などについて情報発信をしています。