【ランニング・ジョギングコース】滋賀の初心者〜上級者向けおすすめコース・スポット15選

日本のほぼ真ん中に位置する滋賀県。琵琶湖および内陸部には豊かな自然や歴史、観光をランで楽しめるモデルコースがたくさんあります。この記事では、初心者向けから上級者向けまでおすすめのランニング・ジョギングコースをご紹介します。

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アイキャッチ画像出典:www.biwako-visitors.jp

琵琶湖だけではない滋賀観光

出典:www.hikoneshi.com

日本のほぼ真ん中に位置する滋賀県。滋賀県といえば、日本最大の湖・琵琶湖。県土のほとんどが琵琶湖と揶揄されるほど、滋賀とは切っても切れない存在です。しかし、各エリアには、緑豊かな山々や田園風景、歴史ある寺社や戦国時代をはじめとする歴史情緒が残る町並みなど、見どころもたくさんあります。そんな滋賀には、琵琶湖や内陸部の観光スポットをランで楽しめるコースが豊富に揃っています。

ビギナー必見!暗黙のランルール

誰もが気軽に始められるランニング、ジョギングですが、快適に走るために、ほかの利用者のペースを乱さないためにも、知っておくべきルールがあります。
・複数で走る場合は広がらず、狭い道の場合は縦一列を心掛ける
・追い越しや追い抜きは、一言声をかけてから行う
・自転車歩行専用ロードは、サイクリングやウォーキングを楽しむ人もいるので注意を払う
・基本、反時計回りで走る
これらを守って楽しく走りましょう。

初級コース

近江大橋ワンウェイコース(草津市)

出典:www.biwako-visitors.jp

琵琶湖には、幅が一番狭まった所に位置する滋賀県の守山と堅田を結ぶ「琵琶湖大橋」、膳所と草津を結ぶ「近江大橋」の2つの橋が架かっています。この2つの橋は見える景色もランも異なるので、後ほど中級コースで紹介する「琵琶湖大橋」と併せて楽しんでもらいたいコースです。

近江大橋を走るコースは、JR瀬田駅からスタートし、「イオンモール草津」を通過し、「近江大橋」へと渡り、琵琶湖を北上して湖畔にある「びわ湖大津プリンスホテルをゴールとするワンウェイコース。なだらかな曲線を描く近江大橋は、アップダウンも緩やかで長さも1.29kmと短く、初心者でも琵琶湖を楽しむ余裕をもって走ることができます。橋を降りた後は、湖岸の遊歩道だけでなく、ビーチを走って足腰の強化練習もできます。

このコースは、朝日が綺麗で走っている人も少ない穴場的朝のランコース。休日は少し足を延ばして、おしゃれカフェが集まる「なぎさテラス」で食事とアートを楽しみ、湖畔の景色でくつろげば、素敵な1日が送れます。ちなみに近江大橋は無料で渡れ、サンシャインビーチにはランニングステーションもあるで起点と終点を変えて走ってもいいでしょう。

【詳細情報】
距離:4.7km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:JR瀬田駅~~びわ湖大津プリンスホテル
トイレ:JR瀬田駅、イオンモール草津、なぎさ公園など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR瀬田駅

Google マップ

皇子山総合運動公園トリムランニングコース(大津市)

出典:www.city.otsu.lg.jp

「皇子山総合運動公園」は、陸上競技場や野球場、テニスコートなどスポーツ施設が充実した大津市を代表する運動公園。そして、ランナーにとっては、「びわ湖毎日マラソン」のスタート&ゴールとなっていることでも知られています。公園内に設置された約1kmの「皇子山トリムランニングコース」を走るこのコースは、100mごとの距離表示がされており、フラットで走りやすいためタイムトライアルなどの練習に最適。走り足りない人は、隣接する陸上競技場の外周を追加しても。

【詳細情報】
距離:約1.0km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:皇子山総合運動公園
トイレ:皇子山総合運動公園内に数か所あり
スタート地点までのアクセス:(電車)京阪・大津市役所前駅より徒歩約2分、JR大津京駅より徒歩約7分

トリムランニングコース/大津市

三井の晩鐘の地をめぐるコース(大津市)

出典:miidera1200.jp

近江八景で有名な「三井の晩鐘」及び大津の観光スポットをめぐる観光ラン。総距離もスポットとスポットの間隔も短いので、家族やカップルでも気軽に回れます。桜の名所をめぐるコースでもあるため、春のランにもおすすめです。

琵琶湖観光の玄関口「大津港」をスタートし、道沿いに大津絵が飾られた遊歩道「大津絵の道」の一部を通り、桜の名所1か所にあたる「琵琶湖疏水」へ。この水路は、琵琶湖の湖水を西隣の京都市へ流すために明治時代に作られたもので、国の史跡に指定されています。次に向かうのは、桜の名所2か所目にあたる「長等公園」。公園には、大津の歴史を語る先人の歌碑(平忠度の歌碑)や近江民謡「三井の晩鐘」を描いた作品が展示された「三橋節子美術館」もあります。

さらに、しだれ桜が見事な金運アップの「長等神社」、神紋の兎がご縁と事業成功を結ぶ「三尾神社」、そしてこのコースのハイライトである「三井寺」の鐘楼へ。重要文化財にも指定されている鐘楼は、桃山時代の傑作であり、「残したい日本の音風景百選」にも選定されています。夕刻にならされる鐘の音は、一度は生で聞いておきたいところ。さらに、国の史跡・名勝の庭園を持つ「円満院門跡」、「大津市歴史博物館」の高台からの眺望でひと息ついたら、大津絵の道を経由して大津港へと戻ります。

起点・始点の大津港に建つ世界最大級の「びわこ花噴水」は点検日を除く毎日、レインボーカラーでライトアップ。大津屈指の桜の名所でもある「琵琶湖疏水」もまた、桜の時期はライトアップがされるので、夜はそれぞれスポット的に走ってもいいですね。

【詳細情報】
距離:5.1km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:大津港
トイレ:大津港、三井寺駅、長等公園、大津市歴史博物館など
スタート地点までのアクセス:(電車)京阪大津線・びわ湖浜大津駅より徒歩約3分(車)大津ICより約10分

三井の晩鐘の地をめぐる | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!

滋賀県観光モデルコース『三井の晩鐘の地をめぐる』のご案内です。

彦根城周回コース(彦根市)

出典:www.hikoneshi.com

1606年に完成した現存天守として国宝五城に数えられる「彦根城」。彦根城のお堀を走るコースは、外周道路の平坦を石積みの城壁とお堀を走るので、観光ランにも日ごろの練習場にもなるコース。春には桜に合わせてライトアップもされるので、出張ビジネスマンも夜ランが楽しめますよ。

北側にある金亀公園は外周コースから橋をわたって入ることもできるので、走りをプラスしたり、休憩に利用してもいいでしょう。ラン後の国宝指定を受ける天守閣の見学も時間をかけてゆっくりと、ひこにゃんとの記念撮影もお忘れなく。

【詳細情報】
距離:約4km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:彦根城(彦根市観光センター)
トイレ:彦根城のお堀に2か所あり
スタート地点までのアクセス:(電車)JR彦根駅より徒歩約8分

彦根城案内図と見どころ - 彦根観光ガイド : 公益社団法人 彦根観光協会

彦根城のご案内や、宿泊・グルメ・観光スポットやイベントなど、彦根の観光に関する情報をお届けします。

小谷城跡トレイルランコース(長浜市)

出典:kitabiwako.jp

「小谷城」は、滋賀県長浜市湖北町伊部(旧・近江国浅井郡)にあった戦国時代の日本の山城。国の史跡に指定、湖北八景、日本百名城にも選定されている城跡を目指す登山コースは、城マニアだけでなくトレイル好きのランナーにも人気。距離も短く、要所要所に所在位置番号の柱や順路、史跡案内などがあるので、事前にパンフレットを入手しておけば迷う心配もさほどないでしょう。展望所や視界が開ける場所もあるので、近江平野と琵琶湖の大パノラマを眺めながら休憩もできます。

春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉と共に楽しめる登山道はハイキングコースとしても人気なので、観光シーズンには期間限定でシャトルバスを運行。そのため、運行期間中は林道の通行を規制されてしまうので、走る前に確認が必要です。ちなみに冬季は、積雪や林道の凍結があるので止めておきましょう。ルートの詳細は、各サイトの「戦国史跡小谷城跡」を参照してください。

【詳細情報】
距離:約3.3km
コース路面タイプ:トレイル
始点・終点:番所跡~小谷城戦国歴史資料館
トイレ:追手道入口、小谷城山麓駐車場、小谷城戦国歴史資料館など
スタート地点までのアクセス:(バス)JR河毛駅より乗車、バス停「小谷城歴史資料館」下車

パンフレットダウンロード | 長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト

長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト。琵琶湖の観光をもっと楽しく。長浜・米原を中心に北びわ湖の観光情報が満載です。

長浜城・豊公園サンセットコース(長浜市)

出典:www.city.nagahama.lg.jp

滋賀の城ランを制覇するなら、「彦根城」「小谷城跡」、そして今回紹介する「長浜城跡」です。「長浜城」は羽柴秀吉が小谷城の資材を流用して築城した最初の居城。そして「豊公園」は、城の一部が琵琶湖に水没した長浜城遺跡(琵琶湖湖底遺跡)とテニスコートなどのスポーツ施設を併設した総合公園。今回は、豊公園の外周をぐるっと走る周回コースで、自然と歴史と走りを楽しみます。

周回コースのため、起点はお好きなところからどうぞ。長浜駅から公園にたどり着いた場所から左回りでスタートし、港町の信号機で右折、駐車場を道なりに進んで湖岸へ。湖岸には遊歩道が整備され、押し寄せる湖水の波の音や地平線に広がる琵琶湖の景色を眺めながら気持ちよく走ることができます。途中には、湖に降りて砂道を走ったり、細かい砂利道を走ったりすることもでき、走りの変化も楽しめます。湖から公園内に入り、噴水のある広場を通り抜け走ると起点へと戻り、フィニッシュ。

公園内では、長浜城天守閣を模した「長浜城歴史博物館」、桜や梅、フジなど四季折々の風景を楽しみながら駆け抜けます。このコースは長浜の夕日スポットでもあるので、ランを決行するなら天気の良い夕方がおすすめ。湖にはガラスのベンチもあるので、カップルで夕日を眺めてロマンチックな雰囲気にもなれます。

【詳細情報】
距離:約1km
コース路面タイプ:ロード、その他
始点・終点:豊公園
トイレ:豊公園など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR長浜駅より乗車、バス停「小谷城歴史資料館」下車

豊公園 | 長浜市

中級コース

琵琶湖大橋往復コース(大津市)

出典:www.shiga-dourokousha.or.jp

「琵琶湖大橋」は、琵琶湖に架かる2つの橋のうちのひとつであり、西岸の大津市と東岸の守山市をつなぐ橋。ダイナミックな景色と走りが楽しめることから、ドライバーにもランナーにもサイクリニストにも人気。

このコースは、JR堅田駅をスタートし、全長約2kmに及ぶ琵琶湖大橋の走りや景色を楽しむ往復コース。琵琶湖大橋は車道に並行して南側と北側に歩道が設けられているので、往復することで橋を境に分かれた北湖と南湖の景色を両方堪能することができます。北側の歩道には雄大な比良山系や道の駅「 琵琶湖大橋米プラザ」などの町並みを一望できる展望台があり、休憩にうってつけ。初心者にはハードなアップダウン、橋を揺らす強い風、琵琶湖と一体感になれるインフィニティを経て体験守山市側へと渡り、湖岸道路との交差点で折り返します。

守山市へ向かう追い越し車線には、車が通ると「琵琶湖周航の歌」が流れるメロディーロードが設置。雨の日のほうが音が良く聞き取れるので、雨のランも前向きに頑張れます。また、琵琶湖では稀に蜃気楼が発生するのですが、琵琶湖大橋の蜃気楼はもっとも規模が大きいのだとか。条件が揃ったら、大津市打出浜付近から眺めてみてください。ちなみに琵琶湖大橋は有料道路ですが、歩行者およびランナー、自転車は無料で渡れます。

【詳細情報】
距離:6.8km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:JR堅田駅
トイレ:堅田駅、道の駅・琵琶湖大橋米プラザなど
スタート地点までのアクセス:(電車)JR堅田駅

湖上を走る!「琵琶湖大橋」往復コース(大津市) | 滋賀 | 近畿地方 | 走ろうにっぽんプロジェクト

走ろうにっぽん「湖上を走る!「琵琶湖大橋」往復コース(大津市)」のページ。走ろうにっぽんは、ランニングコースという観点から日本の魅力を再発見するプロジェクトです。皆さまに投稿いただいたランニングコースから、都道府県別の10撰を投票で決めていきます。

第一なぎさ公園湖岸緑地コース(守山市)

出典:www.moriyamayamamori.jp

草津市から長浜市までの琵琶湖の湖岸沿いには、市民が憩い、気持ちよく体が動かせる湖岸緑地が点在。このコースは、湖南エリアの守山市~野洲市の湖岸緑地「赤野井吉川地区」を往復し、湖岸の景色と走りを楽しみます。

起点・終点の「第1なぎさ公園」は、琶湖大橋東詰のそばにある野州川河口湖岸緑地。対岸にそびえる比良山を望む景色は日本の渚百選に選ばれており、初夏にはヒルガオ、夏にはひまわり、そして1月下旬~12月上旬頃に咲き誇る早咲きの菜の花と雪の残る比良山など絶景が広がります。

コースには、海水浴場「第2なぎさ公園」、その近くには水辺の自然を再現した体験と学びの場「みさき自然公園」、琵琶湖が一望できる「しあわせの丘」、無料キャンプ場「中主吉川公園」などが含まれるので、で各公園内を走ったり、折り返し地点の「吉川」近くにある「アイリスパーク・奥熊野温泉女神の湯」でゆっくり体を休めるのもおすすめです。マップは、下記リンクから「都市公園湖岸緑地(南湖東岸地域)」のPDFを参照してください。

【詳細情報】
距離:約8.4km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:第一なぎさ公園~湖岸緑地・吉川
トイレ:第一なぎさ公園、湖岸緑地・吉川など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR守山駅からバスで約25分

施設紹介 – 都市公園湖岸緑地

滋賀県の湖岸緑地のWEBサイトです。公園案内やイベント情報を掲載しています。

古代銅鐸の里めぐりコース(野洲市)

出典:www.yasu-kankou.com

琵琶湖の南岸に位置する野洲市は、多数の銅鐸を出土する「銅鐸のまち」であり、古墳群や神社仏閣など豊富な歴史・文化遺産にも恵まれています。このコースは、中山道を中心に沿道の史跡をめぐり、観光を楽しむ観光ランです。

野洲市をスタートし、「桜生史跡公園」では甲山・円山古墳、銅鐸の時代を実物大で学習することができる「弥生の森歴史公園」、野洲市と銅鐸の歴史を学べる「銅鐸博物館」、室町初期の作「福林寺跡磨崖仏」など、 さまざまな時代の歴史に触れることができます。また、安産祈願、自転車道を走ったりと、歴史に興味がない人でも十分に楽しめるコースとなっています。

【詳細情報】
距離:7.1km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:JR野洲駅
トイレ:JR野洲駅、銅鐸出土の地、桜生史跡公園など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR野洲駅

信楽焼の「たぬき」がお出迎え!陶芸の里コース(甲賀市)

出典:www.e-shigaraki.org

朝の連続テレビ小説の題材にもなった「信楽焼」は、日本六古窯のひとつに数えられる滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器。このコースは、展示館やミュージアムで信楽の歴史を学び、窯元が集中する地区で実際に信楽焼に出会い、お土産選びもできる信楽焼堪能コースです。

起点の信楽駅の売店には、陶器がずらり。さらに駅前には、高さ5mの巨大たぬきとたぬきタクシーが歓迎。まっすぐに伸びる道は町一番のストリートを駆け抜けると、無料見学ができる「甲賀市信楽焼伝統産業会館」と「窯元散策路」を結ぶように鎮座する「新宮神社」に当たります。滋賀県甲賀地方の守り神とする由緒ある神社は、信楽焼きの狛犬、たぬきのおみくじ、ハロウィンならぬタヌウィンのイベントも開催される参拝必須のユニークな古刹です。

信楽高原にある「陶芸の森」は、たぬきやパンダや犬やら愛嬌のある置物と、やきものの美術館やお土産ショップ、ワークショップ、広場を持つ広い公園。たぬきを求めて園内を駆け抜ければ、いい運動に。ゴール付近にある大戸川に架かる長い吊り橋「保良の宮吊り橋」は、橋の上から電車を眺められる珍しいスポットであり、揺れスポット。高所恐怖症の方は勇気ある決断をし、カップルまたはカップル未満の二人は吊り橋効果を期待しつつ渡って「玉桂寺」へ。途中、交通量の多い道や上り坂、細い坂などもありますが、楽しく完走できるコースです。

【詳細情報】
距離:約5.5km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:信楽高速鉄道・信楽駅~信楽高速鉄道・玉桂寺前駅
トイレ:各駅、甲賀市役所信楽地域市民センター、陶芸の森など
スタート地点までのアクセス:(電車)信楽高速鉄道・信楽駅

滋賀を歩こう。~充実の43コース~

甲賀駅からはじまる歴史旅コース(甲賀市)

出典:koka-kanko.org

甲賀忍者と甲賀売薬起源の地である甲賀町油日を走ってその歴史や雰囲気を楽しみ、さらに聖徳太子や最澄ゆかりの寺院も訪ねる周遊コース。

スタートは、忍者屋敷と巨大巻物をモチーフにしたフォトジェニックな油日駅から。駅の背には鈴鹿の山々がそびえ、一番南には油日の名前の由来にもなった油日岳も顔をのぞかせます。視界が開けたのどかな田園風景、舗装された平坦な道、ほどよい間隔で点在する美術館や寺院など、心地よいランが楽しめます。

聖徳太子ゆかりの「油日神社」や最澄ゆかりの「櫟野寺」の参拝に趣を置くなら、春ランがおすすめ。「油日神社」は境内の桜、「櫟野寺」は最澄が霊夢をきっかけに彫った日本最大の十一面観音坐像が納められており、春と秋には特別拝観も。貴重な体験ができます。

【詳細情報】
距離:7.7km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:JR油日駅
トイレ:JR油日駅、油日神社、櫟野寺、くすり学習館など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR油日駅

東海道「草津宿」と「目川立場」コース(甲賀市)

出典:www.city.kusatsu.shiga.jp

若き室町将軍足利義尚公ゆかりの地「鈎の陣跡」、東海道を旅する人の休憩場所であった「目川立場」、東海道と中山道の合流・分岐点、東海道随一の本陣を現在も残す「草津宿」を走る東海道コース。

草津宿は、近江国栗太郡にあった東海道五十三次の52番目の宿場。本陣は、現存するものとしては全国最大級を誇り、国の史跡にも指定。現在は、観光施設「史跡草津宿本陣」として、内部や展示物を見学することができます。コースには、往時賑わいの面影を残す「追分道標」、現代版に復活した田楽茶屋、装束姿で駕籠に乗って疑似体験&記念撮影もできる「草津宿街道交通館」など宿場の雰囲気がゴールまで楽しめます。

【詳細情報】
距離:約5.8km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:JR手原駅~JR草津駅
トイレ:各駅、草津宿街道交流館など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR手原駅

三上山トレイルランコース(野洲市)

出典:www.yasu-kankou.com

高さ432m、なだらかな稜線を描くその美しい姿から近江富士と呼ばれてる「三上山」をトレイルランで楽しむコース。山頂までの登山道は、御上神社側から表登山道と裏登山道の2ルート、近江富士花緑公園側から1ルートが整備されています。今回は、御上神社側から裏登山道で山頂を目指し、帰路を表登山道で下る、距離も体力もそれほど要しない挑戦しやすいコースで走ります。

リンクを貼ったルートの帰路はバスになっていますが、往路と同じ裏登山道、もしくは健脚向きの表登山道で戻るのもよいでしょう。両登山道とも路面はすべて整備された参道や遊歩道であり、誘導看板をはじめ急坂には丸太階段や手すりなどが設置されているので、表登山道の急坂にチャレンジしてみるのも一興。ただし、岩や濡れた地面のスリップを回避するためにもトレイル向きの足元は必須。また、走山頂にトイレがないので、御上神社駐車場のトイレを使用してからスタートを切りましょう。

山頂までは深い森の中を走るので眺望は望めませんが、山頂からは南西方向の展望が可能で琵琶湖や比良の山々、天気の良い日は遠くに奈良の生駒山などを見ることができます。また表登山道も視界が開ける部分があり、疲れを癒してくれます。

【詳細情報】
距離:約6.4km(※帰路をバスにした場合)
コース路面タイプ:ロード、トレイル
始点・終点:JR野洲駅
トイレ:JR野洲駅、御上神社、近江富士花緑公園など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR野洲駅

三上山登山コース - 野洲市観光物産協会 - 野洲観光なび

野洲駅南口3.0km御上神社お車は御上神社駐車場へ。 -->0.5km裏登山口三上山(近江富士)。0.2km天保義民碑1.4km表登山道よりも緩やかな裏登山道を利用

上級コース

メタセコイア並木を抜けてサイクリングロードを走ろう(大津市)

出典:pic-land.com

琵琶湖の自然が堪能できる湖西エリアを走るロングランコース。コースのメインとなる「知内川サイクリングロード」とメタセコイア並木の走りは、平坦で直線、信号もなく快適そのもの。景色も花見の名所「海津大橋」の桜トンネル、琵琶湖一キレイと評判の湖水浴場「マキノサニービーチ」の青松と白砂、のどかな田園、連なる山々、メタセコイアの新緑や紅葉、銀世界など、1年を通して四季を感じることができます。途中には、フルーツ狩りや旬のフルーツを使ったジェラードなどが楽しめる観光果樹園「マキノピックランド」、温泉で疲れを癒せるスーパー銭湯「マキノ高原温泉・さらさ」など、ゆっくり立ち寄りたいスポットもあるので、カップルや仲間と一緒に走ってみてはいかがでしょうか。

【詳細情報】
距離:約11km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:JRマキノ駅
トイレ:マキノ駅、マキノ高原、マキノピックランドなど
スタート地点までのアクセス:(電車)JRマキノ駅

メタセコイア並木を抜けてサイクリングロードを走ろう | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!

滋賀県観光モデルコース『メタセコイア並木を抜けてサイクリングロードを走ろう』のご案内です。

ハス名所 ぶらり探訪コース(草津市)

出典:www.seibu-la.co.jp

琵琶湖の夏の風物詩として親しまれてきた烏丸半島のハスが突如、消滅してしまってから早数年。現在ハス鑑賞ができるスポットと、現在の烏丸半島との現状を確認するコース。

現在も蓮を見ることができる「近江妙蓮公園」からスタート。この公園は、滋賀県天然記念物に指定され、守山市の市花である「近江妙蓮」を保存、伝承することを目的とする蓮池を配した日本庭園を中心とした都市公園です。全国でも大変少ない珍種とされる「近江妙蓮」は、つぼみのときは一つの花にみえますが、外側の花弁が開いたあとは一茎に2〜12の花群が見られ、花びらは2000〜5000枚にも達する華やかな蓮。それ以外にも様々な種類のハスや睡蓮を中心に、季節の花々を見ることができ、レストランや休憩ポイントもあるので時間が許す限り、あちこち走るといいでしょう。

ハスがない烏丸半島の現状を目に焼き付けた後は、烏丸半島にかわる観光スポットとして注目されている「水生植物公園みずの森」へ。この公園は、水に映った花の影が美しい花影の池や冬でも熱帯スイレンの咲く温室など、水生植物を集めた個性的な植物園。市民ボランティア「ハス100株プロジェクト」で植え付けた100株分の見事なハスは、烏丸半島の新名所となるのではないかと注目されています。

以前の烏丸半島のハスを知っている方も知らない方も見ごろを迎える夏にランを決行し、貴重なハスと市民の思いが込められたハスに逢いに行きましょう。

【詳細情報】
距離:10.5km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:近江妙蓮公園~ 草津烏丸半島港
トイレ:近江妙蓮公園、水生植物公園みずの森、 草津烏丸半島港など
スタート地点までのアクセス:(バス)JR守山駅から近江鉄道バス服部線「田中」下車、徒歩3分

ハス名所 ぶらり探訪 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!

滋賀県観光モデルコース『ハス名所 ぶらり探訪』のご案内です。

滋賀はランで楽しもう

滋賀県のランニング・ジョギングコースは比較的長い距離のコースが揃っていますが、自分のペースでゆっくりめぐって滋賀を満喫しましょう。

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信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

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