【ランニング・ジョギングコース】福島の初心者〜上級者向けおすすめコース・スポット15選
福島は、全国で3番目に広い面積を誇る、自然も美味しいものも心温まるおもてなしも揃った東北の人気観光地。会津地方、中通り地方、浜通り地方のそれぞれの風土、文化、グルメが楽しめるランコースが揃っています。この記事では、初心者から上級者まで楽しめるランニング・ジョギングコースをご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.kaiseizan.jp
自然を生かしたランコースが揃った福島
東北地方の南部に位置する福島県は、全国で3番目に広い面積を誇ります。福島県は豊かな大自然と会津藩士ゆかりの名所旧跡が点在する「会津地方」、美しい花々とみずみずしい果実がいっぱいの「中通り」、雄大な景観を眺める太平洋に面した「浜通り」と、大きく3地域に分けることができ、地域ごとの風土、文化、気候が楽しめます。そしてランも自然や歴史、観光が楽しめるコースが、公園やサイクリングロード、マラソン大会ルート、観光コースなど多彩に揃っています。
ビギナー必見!暗黙のランルール
誰もが気軽に始められるランニング、ジョギングですが、快適に走るために、ほかの利用者のペースを乱さないためにも、知っておくべきルールがあります。
・複数で走る場合は広がらず、狭い道の場合は縦一列を心掛ける
・追い越しや追い抜きは、一言声をかけてから行う
・自転車歩行専用ロードは、サイクリングやウォーキングを楽しむ人もいるので注意を払う
・基本、反時計回りで走る
これらを守って楽しく走りましょう。
初級コース
暁まいり福男福女競走(福島市)
「暁まいり福男福女競走」は、信夫山にある「羽黒神社」へわらじを奉納する伝統行事「暁まいり」を、マラソンと融合させたイベント。本気で1位を目指して山道を駆け上がるだけでなく、親子やカップルで仲良く、コスプレで楽しく走ったりもできるヒルクライム&トレイルランコース。
スタートは、「信夫山公園」入り口の石の大鳥居からスタートし、「福島信夫山 迎賓館」を左折し、旧登山道の細道を駆け抜け、ラストは「羽黒神社」の階段を駆け上がりフィニッシュ。ひたすら上るヒルクライムコースですが、距離が短いので気軽にチャレンジできます。コースはワンウェイですが、帰路も走って戻れば足腰の鍛錬になります。物足りなさを感じるようなら、上級コースで紹介している「信夫山パークランニングレース」を取り入れてみてもいいでしょう。また、猫好きなら、途中にある「ねこ稲荷」の愛称で知られる「西坂稲荷」の参拝もお忘れなく。
詳細情報
距離:約1.2km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:信夫山公園入り口・大鳥居~羽黒神社
トイレ:太子堂、羽黒神社など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR福島駅より徒歩約22分(バス)福島駅東口より福島交通バス市内2コース「福島テレビ前」下車すぐ
阿武隈川サイクリングロードコース(福島市)
「阿武隈川サイクリングロード」は、福島市街地東部をゆったりと流れる阿武隈川の堤防両岸に整備された、21kmの自転車専用道路。ここちよい川風をうけながら整備された平坦な道を快適に走り、阿武隈川の自然を満喫していきます。ここでは、そのサイクリングロードの一部である文知摺橋から鎌田大橋間をぐるっと周回します。
文知摺橋からスタートし、松川橋へと走り、鎌田大橋でぐるっと折り返して反対側の川沿いを走って起点へと戻ります。橋を渡る際に少しのアップダウンと車の交通はあるものの、ほぼフラットで信号や車を気にせず気持ちよく走れます。距離を延ばしたい人は、松川橋の東屋から延びるジョギングコースとして推奨される約2km遊歩道があるのでプラスしたり、サイクリングロードを進んで距離を延ばすといいでしょう。また、松川橋のたもとにある「信夫ヶ丘緑地公園」は、ふくしま花火大会の会場場所。厄祓いや祈願成就の為の縁起(願い事)花火も実施される花火大会なので、地元民に混ざって花火を楽しんでみてはいかがでしょうか。
詳細情報
距離:約6km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:文知摺橋
トイレ:信夫ヶ丘競技場など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR福島駅より車で約16分(バス)福島駅東口より約31分、バス停「文知摺」下車すぐ
あだたら渓谷 奥岳自然遊歩道コース(二本松市)
「安達太良山」は、郡山市と耶麻郡猪苗代町の境に位置する標高1,728mの高さを誇る活火山。「あだたら渓谷自然遊歩道」は、安達太良山の麓・福島県二本松市にあるハイキングコース。整備された遊歩道は、あだたら山ロープウェイ山麓駅のすぐ近くであり、安達太良山登山の玄関口でもあるため、ラン後にロープウェイやトレッキングで山頂を目指し、山の景色を楽しむこともできます。
自然遊歩道を往復する約2kmのコースは、レストラン「奥岳ランデブー」近くから始まり、烏川沿いに「滝見橋」を渡り「二階滝」、エメラルドブルーの滝壺「魚止滝」、天へと昇っていく竜の様子と重なる「昇龍滝」、水の透明度が際立つ「平滑の床・千丈岩」、名のごとし紅葉が美しい「紅葉滝」などを見てまわり、「烏川橋」で折り返して戻ります。この自然遊歩道と並走するように登山道もあるので、帰路は登山道を使った走りで戻ってもいいでしょう。
自然の渓谷美を眺めながら何往復もしたくなる気持ちの良いコースは、紅葉が美しい10月下旬がおすすめ。ラン後は、日帰り入浴施設「奥岳の湯」で筋肉をほぐしてリラックス。
詳細情報
距離:約2km
コース路面タイプ:その他
始点・終点:レストラン奥岳ランデブー
トイレ:くろがね小屋、ロープウェイ山麓駅及び山頂駅
スタート地点までのアクセス:(電車)JR二本松駅より車で30分(車)二本松I.Cより約22分
上の写真は昇竜の橋と昇竜の滝安達太良山に源流を持つ、「原瀬川」の支流の、特に景観の優れた延長5キロを烏川(からすがわ)という。古くから地元の人や、登山者に親しまれている。美しい景観を堪能できる約1キロを国が自然遊歩道として整備。遊歩道はおおよそ1時間程で一巡でき、新緑や紅葉を手軽に堪能できるスポットです。奥岳登山口から(まで)登山(下山)する際にもこの遊歩道も堪能できます。また散策の際は気候・山に合った服装・靴でお願い致します。遊歩道マ
霊山周遊ルート(伊達市)
「霊山」は、伊達市と相馬市との境にそびえる標高825メートルの山であり、国の名勝、日本百景、県立自然公園およびうつくしま百名山に指定されています。このコースは、四季によって全く違った表情を見せる眺望とゴツゴツした岩場歩きが楽しめる、霊山山頂を目指す一周ルート。
トイレと身支度をすませたら霊山登山口からスタートして約1km、急なハシゴを登る「宝寿台」、その先には登山口や麓の風景を一望できる「見下し岩」へ。さらに甲岩に登り「国司沢」を望み、岩場を沿うような登山道を使って「護摩壇」、山頂広場と呼ばれている「霊山城跡」へと進み、コースの中間地点にあたる最高地点「東物見岩」で休憩タイム。「東物見岩」からはぴょこんととんがった鹿狼山をはじめ、晴れていれば太平洋まで望むことができるのでお弁当を広げて休むのもおすすめ。後半は、「蟻の戸渡り」と呼ばれる両側が切れ落ちた細い道をスリリングに通ったり、思わず石を支えているような写真が撮りたくなる巨大な岩「日暮岩」などを楽しく体験して、起点へと戻ります。
5月下旬から6月上旬は山つつじ、10月~11月は紅葉が楽しめるので、決行するなら春秋がおすすめ。初心者でも楽しめる程よいアップダウンのコースですが、岩場も多いので要注意。トレイルラン用の靴を用意し、足元に注意しましょう。
詳細情報
距離:4.5km
コース路面タイプ:トレイル
始点・終点:霊山登山口
トイレ:霊山登山口、霊山城跡、駐車場など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR福島駅よりタクシーで約50分(車)東北自動車道福島西ICより約50分
トレッキング・カヤック・自転車といった人力による移動手段で、日本各地の豊かで多様な自然を体感し、地域の歴史や文化、人々との交流を楽しみながら、旅をする。そんな新しい旅のスタイルが「ジャパンエコトラック」です。
開成山公園コース(郡山市)
郡山市の中心部に位置する「開成山公園」は、明治のはじめに灌漑用の池として造成された「五十鈴湖」や安積開拓の発祥の地としてモニュメント「開拓者の群像」、子供たちが遊具や芝の上で遊べる公園や400種800本のバラが咲き誇る「バラ園」、野球場や陸上競技場などのスポーツ施設、音楽堂が揃った郡山市民のシンボル的公園。春には約1300本の桜が咲き誇る県内有数の桜の名所としても有名。また、バラ園も初夏と秋の見ごろを迎える時期には一般公開され、こちらも人気があります。
公園内に整備された1周2kmのトリムコースを走ります。起点の陸上競技場をひとまわりし、順路に沿って野球場やバラ園、五十鈴湖、広場などを通りながら起点へと戻ります。コース以外にも陸上競技場やサブトラックでの本格的なスピードトレーニング、公園の2か所に整備された遊歩道「せせらぎのこみち」を季節の花や水の流れを感じながらゆったり走ったり、東屋で休憩することもできます。
ランイベントや大会を控えているなら、公園の隣にある〝東北のお伊勢さん〟として親しまれている「開成山大神宮」で願掛けを。
詳細情報
距離:2.0km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:開成山公園陸上競技場付近
トイレ:公園内に数か所あり
スタート地点までのアクセス:(電車)JR郡山駅からタクシーで約9分(バス)JR郡山駅から約10分(車)東北自動車道郡山ICから約10分
走ろうにっぽん「本格的スピード練習もできる開成山公園コース(郡山市)」のページ。走ろうにっぽんは、ランニングコースという観点から日本の魅力を再発見するプロジェクトです。皆さまに投稿いただいたランニングコースから、都道府県別の10撰を投票で決めていきます。
21世紀の森公園トリムコース(いわき市)
いわき市にある「21世紀の森公園」は、芝生が広がる「コミュニティ広場ゾーン」、スポーツ施設群を有する「スポーツゾーン」、自然林を楽しむ「自然冒険ゾーン」からなるバリエーション豊かな公園。公園内には2.5kmと1kmのトリムコースが整備され、ウォーキングやランニングを楽しむことができます。
2kmと1kmのトリムコースは、どちらも管理事務所からスタート。「岩城グリーンスタジアム」をひょうたんを描くようにとまわり、「いわきグリーンフィールド」を1周して、スタートに戻ります。ポイントごとに距離標識があるので、心と体のバランスを保ちながら練習に励めます。もっと距離を稼きたい、アグレッシブな走りを楽しみたいというときは、公園外周をまわるといいでしょう。
詳細情報
距離:2.0km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:管理事務所
トイレ:公園内に数か所あり
スタート地点までのアクセス:(電車)JRいわき駅より車で約18分、JR湯本駅より車で約5分(車)常磐自動車道・いわき中央ICより約12分、同じくいわき湯本ICより約15分
蓬田岳トレイルコース(平田村)
阿武隈山地の中央に位置する「蓬田岳」は、周囲に視界を遮る山々もなく、標高952mの低山とは思えない風格があります。このコースは、いくつかある登山ルートの中でも初心者や中級者でも楽しくトレイルランが楽しめる王道ルートです。
起点の「ジュピアランド平田」から「蓬田岳森林公園」の遊歩道ではクロカン、良く整備された蓬田岳登山道はトレラン、下山したら広場の芝生を利用して疲労抜きのジョグやスピード練習などいろいろなトレーニングができるなど、低山+短距離ながら多彩なコースが開かれているのが魅力。帰路となる「冒険コース」は、急坂の続く整備された道なので足元を取られないように注意しながら進みましょう。
おすすめの時期は、芝桜が見ごろを迎える4月下旬から5月中旬、新緑の5月、紅葉の10月など。
詳細情報
距離:3.54km
コース路面タイプ:ロード・トレイル・芝
始点・終点:ジュピアランドひらた
トイレ:ジュピアランドひらた
スタート地点までのアクセス:(電車)JR郡山駅より福島交通バス(063系統)乗車、 バス停「下新田」 下車(車)あぶくま高原道路平田ICより約5分
中級コース
あづま総合運動公園(福島市)
「あづま総合運動公園」は、吾妻連峰をのぞむ自然いっぱいのスポーツパーク。長細く東西に広がる公園には、球場や陸上競技場などの運動施設と四季折々の花が楽しめる丘や庭園、広場、そして園路を利用したジョギングコースが設けられています。
野外に設けられたジョギングコースは、起点・終点を「とうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)」とする、西エリアに3kmコース、東エリアに5kmコースがあり、両方を走るとを公園内を端から端まで走ることができます。西エリアには親水公園「せせらぎ・桜の広場」や市街地を眺望できる「しゃくなげの丘」があり、ジョギングコースにプラスして芝のアップダウンでの練習もできます。東エリアには、クライミング施設やフィットネス広場があり、体力や筋肉強化のトレーニングができます。また、園路を活かしたウォーキングコース3km、5km、7kmもあり、ジョギングコースとは違ったコース取りとなっています。
「とうほう・みんなのスタジアム」には1周800mのレーン、あづま総合体育館2階には1周242mのランニングコースがあるので、雨日でもしっかり練習ができるのも魅力。
詳細情報
距離:約8km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:とうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)
トイレ:公園内に数か所あり
スタート地点までのアクセス:(電車)JR福島駅西口よりタクシーで約20分(バス)JR福島駅東口より平日は「佐原行き」、土日祝日は「佐原・四季の里行き」)乗車、「あづま総合体育館前」または「あづま陸上競技場前」で下車(車)東北自動車道福島西ICより約2時間40分
吾妻連峰をのぞむ自然いっぱいのスポーツパークです。
土湯男沼・女沼ハイキングコース(福島市)
伝統工芸品こけし発祥の地として知られる「土湯温泉」は、10種類以上の泉質を持つ温泉郷。街から徒歩約90分ほどの場所には、「男沼」「女沼」「仁田沼」等の湖沼群や滝をめぐる散策路があり、4月中旬から下旬にかけては仁田沼一面に10万株余の水芭蕉が咲き誇ります。
ハイキングコースを利用したこのコースは、森林に整備された遊歩道を走って3つの沼をめぐり、湖畔の風景や水辺や森林に自生する植物や花に癒され、緩急豊かな上りや下り野道、階段などバラエティな走りを楽しみます。景色は春の水芭蕉とカタクリから始まり、新緑、深緑、秋の紅葉まで楽しめ、五月上旬から下旬にかけては女沼を見下ろす位置にある「つつじ山公園」のヤマツツジも見どころに。このコースは、人気のハイキングコースなので、ハイカーへの配慮も忘れずに。
ラン後は「土湯温泉観光協会」または「道の駅つちゆ」に立ち寄って、割引入浴券を購入してから名湯に浸るとお得です。
詳細情報
距離:約7km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:仁田沼駐車場
トイレ:仁田沼駐車場、つつじ山駐車場
スタート地点までのアクセス:(バス)福島駅東口より約40分、バス停「土湯温泉」下車、徒歩約37分(車)土湯温泉からすぐ
土湯温泉観光協会の男沼女沼ハイキングをご案内。春は花、秋は紅葉を楽しめる、四季を感じるハイキングコースをお楽しみいただけます。
猪苗代湖サイクリングロード(猪苗代町)
「猪苗代湖」は、会津若松市、郡山市、耶麻郡猪苗代町にまたがる、日本国内で4番目、東北最大の広さを誇る湖。このコースは、「野口英雄会館」から白鳥浜までの猪苗代湖畔に沿いに整備された約3.6kmのサイクリングロード「猪苗代湖サイクリングロード」を利用して、磐梯山の眺めや猪苗代湖の風を感じながら蕎麦畑の中を走ります。コース上には、猪苗代が生んだ偉人「野口英雄記念館」、ベンチが置かれたポケットパーク2か所もあり、11月上旬になるとシベリアから飛来する白鳥の姿を見ることもできます。
気持ちよくランを楽しんだ後は、「道の駅・猪苗代」まで走り、猪苗代町産のお米を使ったピザや猪苗代産そば粉天の香を手打ちした蕎麦、麓山高原豚のカツ、会津牛THE猪苗代サーロインステーキなどご当地グルメを堪能。磐梯山の絶景も素晴らしいので、ゆっくり体を休めて。
コース上にある「サイクルセンター」はトイレと休憩所が備わった施設。誰もが利用できるので、ランの休憩ポイントとして使わせてもらいましょう。
詳細情報
距離:約3.6km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:野口英雄記念会館
トイレ:サイクルセンターなど
スタート地点までのアクセス:(電車)JR磐越西線・猪苗代駅よりタクシーで約6分、(バス)JR磐越西線・猪苗代駅より「金の橋・会津レクリエーション公園行き」で10分、バス停「野口英世記念館前」下車、徒歩1分(車)磐越自動車道・猪苗代磐梯高原ICより国道49号線を会津若松方面へ約5分
いわき公園コース(いわき市)
「いわき公園」は、総面積71.3haにも及ぶ広大な公園。公園には地形をいかして作られた7つのゾーン、「遊びのゾーン」「メインエントランスゾーン」「文化施設ゾーン」「スポーツゾーン」「林間アドベンチャーゾーン」「ピクニックゾーン」「アミューズメントゾーン」があり、スポーツや遊び、ピクニック、野外学習など大人から子供まで1日有意義に過ごせます。また、放射線量調査を定期的に行い、災害時の避難所や支援物資の保管場所にもなっており、安心してランが楽しめます。
園路の一部にはウッドチップが使われているので、足の負担をかけずに走れます。また、春は桜、夏は蛍、秋は紅葉など四季が感じられ、外ケーブル併用つり床版橋タイプでは世界一長い橋といわれる全長165.5mの釣り橋「森のわくわく橋」もあり、公園内のどこを走っても楽しく、飽きることがありません。
ラン後は、公園のエントランスゾーン入り口より徒歩3分ほどの場所になる「岩盤温浴フラワーストーン」で疲れをとりましょう。こちらの岩盤浴には男女共用の浴室もあるので、カップルにおすすめ。男性一人の場合は、公園から徒歩12分、庶民的な雰囲気の中で楽しめる「吉野谷鉱泉」でじっくり浸かって疲れを癒しましょう。
詳細情報
距離:約5.4km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:メインエントランス入口
トイレ:公園内に数か所あり
スタート地点までのアクセス:(電車)JRいわき駅よりタクシーで約15分(バス)JRいわき駅よりニュータウン行き乗車、バス停「飯野2丁目」下車、徒歩訳5分
上級コース
磐梯吾妻スカイライン健脚コース(福島市)
「磐梯吾妻スカイライン」は、福島市西方の高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長28.7㎞の山岳観光道路。最高地点1622m、平均標高1350m、吾妻連峰を縫うように走るパノラマコースには、山並みや渓谷、奇岩などビューポイントが数多く点在。コーナーを曲がるごとに変化に富んだ景色が展開し、まるで雲上の楽園を駆け抜けるような感覚に。春の「雪の回廊」、初夏の新緑、秋の紅葉と、季節毎に魅力的な表情を見せてくれるドライブコースは、ランにもぴったり。
「高湯温泉あったか公園」を起点に、磐梯吾妻スカイラインの中間地点である浄土平まで走るワンウェイコース。スタートからつづら折りの坂を上っていくと現れる「つばくろ谷」。ここにかかる長さ170m、高さ84mの不動沢橋のから見下ろす渓谷は絶景のビュースポット。特に秋の紅葉シーズンは特に美しさが増します。橋のたもとには「不動沢橋無料休憩所」もあり、トイレと休憩とがしっかりできます。
ゴールの浄土平は、磐梯朝日国立公園の一部で標高約1,600mに位置し、東吾妻山、一切経山(いっさいきょうざん)、吾妻小富士などに囲まれてた火山噴火によって生成された景色が見もの。 ビジターセンターやレストハウス、日本一高い場所(標高1,600メートル)日本一高い場所(標高1,600メートル)にある展望台などがあり、ゆっくり散策や見学が楽しめます。
磐梯吾妻スカイラインは、4月上旬~11月中旬まで通行期間可能※、街中から次第に荒涼とした景観に変化していく景色や足腰が鍛えられるヒルクライムを存分に楽しんでみてください。ここでは浄土平までのワンウェイで紹介しましたが、磐梯吾妻スカイラインは土湯峠まで延びており、温泉郷もいくつかあるので、体力や計画に合わせて延長することも可能。
※通行帰化中でも、路面凍結や積雪、火山性ガス濃度、噴火警戒レベルによって安全が確保できない場合は通行規制有。
詳細情報
距離:14.5km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:髙湯温泉あったか公園~浄土平ビジターセンター
トイレ:髙湯温泉あったか公園、不動沢橋無料休憩所、浄土平ビジターセンターなど
スタート地点までのアクセス:(電車)JR庭坂駅より車で約18分(バス)JR福島駅西口より福島交通バス高湯温泉方面行きで41分、バス停「高湯温泉」下車、徒歩すぐ(車)東北道福島西ICから国道115号、県道5・70号経由で約25分
高湯温泉観光協会の公式サイト。東北の秘湯である高湯温泉は「共同浴場あったか湯」を管理して福島の日帰り温泉入浴をご案内しています。源泉かけ流しの温泉を供給してありのままの温泉を400年間守り続けている歴史があります。
湯のまち飯坂・茂庭っ湖マラソン激坂コース(福島市)
「湯のまち飯坂・茂庭っ湖マラソン」は、2007年に福島県初のフルマラソン大会「湯のまち飯坂・ふくしまマラソン」として開催され、震災のあった2011年を除いて毎年回を重ねる子供から大人まで参加ができるマラソン大会。このコースは湖畔周回を走るコースで、大会名物ともいえるフルマラソンコースの高低差100m!平均斜度6%の激坂1.7kmにチャレンジできます。
飯坂温泉「もにわの湯」から摺上(すりかみ)川ダムへ向かい、ダムの堰までは約1.7km。そこからはダム湖「茂庭っ湖」の湖畔を走るコース。スタートすぐにメインの激坂となるので、きついのは最初だけ。ダム湖周辺の道はなだらかです。夏は青空と新緑、秋は湖面にうつる紅葉が美しく、真夏や残暑厳しい秋口も涼しい環境の中で練習に励むことができます。「御嶽神社」を左折して起点に戻る後半は、車の乗り入れが禁止された道、「茂庭広瀬公園」の1.5kmの坂(高低差約100m)を下り、平坦な道を700mほど進んでフィニッシュ。ラン後は、市営温泉施設「もにわの湯」のアルカリ性単純温泉で、疲れと日差しを浴びて乾燥した皮膚に潤いを。
詳細情報
距離:19.5km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:もにわの湯
トイレ:茂庭広瀬公園、摺上川ダなどインフォメーションセンター、梨平公園など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR福島駅から車で約37分、福島交通飯坂線・飯坂温泉駅より約18分(車)東北自動車道福島飯坂ICから約50分
摺上川ダム(茂庭っ湖)及びインフォメーションセンターの案内等があります。また、工事に利用した土地を自然の森に再生する「森づくり大作戦」のようすも掲載しています。
信夫山パークランニングレース10kmコース(福島市)
福島市の真ん中にぽっかり浮かんでいるような「信夫山」は、「熊野」「羽黒」「羽山」の三山からなる福島市のシンボル的存在。それぞれの山には「羽黒神社」「月山神社」「湯殿神社」の三神社が祀られ、古来から信仰の山「御山(おやま)」として崇められてきました。そして、ランナーにとっては、「信夫山パークランニングレース」の舞台として知られています。このランニングレースは、信夫山の急坂・細道の山道と440段の階段も駆け上がる、筋力アップだけでなく精神力も鍛えられるトレイルメインの大会。
コースは3km、5km、今回紹介する10kmコースがあり、どのコースでも名物の「小金山公園」から「第二展望台」に続く440段の階段が体験できます。シティ側にある「福島縣護国神社」からスタートし、すぐに山の中へ。10㎞コースは、大わらじが奉納される「羽黒神社」、ネコ稲荷で親しまれている「西坂稲荷」などの人気スポットや、福島市を一望できる「信夫山ガイドセンター」「烏ケ崎・薬師の峯展望デッキ」「薬師の峯展望デッキ」など休憩にぴったりな場所もめぐったり、山をくまなく走れるので満足度も疲労度もマックスに楽しめます。信夫山は、福島を代表する花見のスポットでもあるので、春に決行するのもおすすめ。
詳細情報
距離:10km
コース路面タイプ:ロード、トレイル
始点・終点:福島縣護国神社
トイレ:福島縣護国神社、信夫山ガイドセンター、信夫山公園、各展望台など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR福島駅よりタクシーで約10分(バス)市内循環バス「ももりん」市内1、2コース乗車、「福島テレビ」もしくは「体育館前」下車、徒歩5分(車)福島飯坂ICより約1時間20分
伊達ももの里マラソン10㎞コース(伊達市)
「伊達ももの里マラソン」は、県都福島市の北東に隣接する伊達市で1961年※から開催されている歴史あるマラソン大会。陸連公認の10kmコースは、市街地、住宅地、官庁街、のどかな田園、果樹畑など伊達市らしい変化に富んだ景色が楽しめ、比較的平坦なのでペース配分がしやすいので気軽にチャレンジができます。スタートからすぐの位置にある「保原総合公園」では、国指定重要文化財「旧亀岡家住宅」の見学や健康器具を使ったストレッチなどができるので、立ち寄ってみても。
※「神明市マラソン大会」の名で開催。第10回から現在の名に改名
詳細情報
距離:10km
コース路面タイプ:ロード
始点・終点:伊達市保原中央交流館前
トイレ:伊達市保原中央交流館、保原総合公園など
スタート地点までのアクセス:(電車)阿武隈急行線・保原駅より徒歩約9分
コース案内図 コース高低差(10km) 交通アクセス 東北自動車道 国見ICから約20分 阿武隈急行 福島駅から約20分 《東北自動車道》 国見インターから車で 約20分 飯坂インターから車で 約20分 《阿武隈急行》 福島駅発 梁川行・富野行・槻木行(約20分)→ 保原駅下車 徒歩8分 槻木駅発 福島行(約60分)→ 保原駅下車 徒歩8分
福島はランで楽しもう
公園の練習から本格トレイルラン、観光ランまで楽しめる福島は、ランで楽しみましょう。
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イラストも文章も手掛けるフリーのイラストレーター。