絶品味噌汁の具材&レシピおすすめ15選【定番から変わり種まで】
日本の食卓にはなくてはならない存在であるお味噌汁。きっと誰もが「自分のお味噌汁」への想いを持っていることでしょう。昨今は食の多様化から、定番のお味噌汁に加えて、変わり種のお味噌汁を出すレストランも出てきています。この記事では絶品のお味噌汁を15選、ご紹介します。是非今日の食卓に出してみてはいかがでしょうか。
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アイキャッチ画像出典:www.pinterest.jp
味噌汁の歴史
「味噌汁」とは、古くは平安時代の文献にも登場しており、日本人の食卓には欠かせない「汁物」として長年愛されてきました。調理も簡単であり、熱中症などの予防にも効果があるとされており、戦国時代の武士たちのための栄養食として考案されたのではないかとも言われています。
それほど栄養価が高いとされる味噌ですが、発酵食品である味噌が特に身体に良いということが知られています。
「味噌」は大豆や米、麦などの穀類を麹で発酵させた日本の伝統的な保存食です。昨今は自宅で味噌を造る<みそ活女子>も話題になっていますよね。手作りも味噌でなくとも、こだわりの味噌など、人にはそれぞれ「味噌汁はこうじゃなければ」という強い思いを持っているものです。
今回は、お馴染みの定番お味噌汁から、ちょっと変わり種のお味噌汁までをご紹介していきたいと思います。
具だくさん味噌汁
材料
(2人分)
[a] 冬瓜(2cm角) 80g
[a] かぼちゃ(2cm角) 80g
[a] にんじん(乱切り) 50g
[a] だし汁 400cc
しめじ(小房に分ける) 50g
生麩(2cm角) 50g
絹さや(斜め半分) 8枚
白みそ 30g
作り方
① 鍋に《a》を入れ、沸騰したら弱火にしてにんじんが柔らかくなるまで煮ます。
② しめじ・生麩・絹さやを加えて温め、白みそを溶き入れます。
③ 器に盛り付けます。
コツ
どれも普段から冷蔵庫の中に入っているお馴染みの食材ですが、これだけゴロゴロとお味噌汁の中に入れれば俄然豪華な1品に見えます。コツとしては、多くの具材を煮込む料理の際には必ず言えることではありますが、熱の入りづらい食材から先に煮込み始めることです。お鍋の時と同じですね。絹さややきのこなど、火の通りやすい食材はあまり煮込みすぎるとくたっとしてしまいます。色味も綺麗に出してあげるためには、その食材のベストな煮込み時間を知っておくことが大切なのです。
鶏ごぼうとくずし豆腐のお味噌汁
材料
(2人分)
鶏ひき肉 50g
ごぼう 30g
木綿豆腐 100g
味噌 適量
しょうが 少々
作り方
① 豆腐はキッチンペーパーなどでくるんでお皿等で重石をして水切りします。ごぼうはささがきにし、水にさらしてあく抜きします。
② 沸騰した水に鶏ひき肉としょうがを入れてお箸などでなるべくぽろぽろになるように混ぜ、ごぼう、豆腐を崩しながら入れて煮ます。
③ 味噌を溶いて出来上がりです。
コツ
ぽろぽろの状態の鶏挽肉を入れると鶏の出汁も出るので出汁いらずです。鶏団子汁も美味しいですが、お団子を作るのは手間がかかりますので、時間のない時にはこのレシピのようにそのまま入れてしまってもOKです。ごぼうのささがきですが、包丁では難しいのであれば、ピーラーを使用すれば簡単に出来ます。まずはごぼうの切り口が十字になるように切れ目を入れて、それをピーラーで削っていけば良いのです。ピーラーの向きや角度を上手く調節しながら行って下さい。
ねぎとあげの味噌汁
材料
長ねぎ(白ねぎ)…太めのもの1本
油あげ…1/2枚
だし汁…500ml
味噌…大さじ2と1/2ほど
作り方
① 鍋にだしとねぎ、油あげを合わせて火にかけ、沸いたら火を少し弱め、ねぎにしっかり火を通します。
② ねぎを箸でつまんでみて、芯まで柔らかくなっていればOKです。味噌を溶き入れて完成です。
コツ
ネギと油揚げのお味噌汁は、定番中の定番ですよね。しかしこんな定番のメニューこそ、一手間かけてあげることで一気に料理の腕が上達します。このレシピでは、ねぎも油揚げもそのままの状態で使用していますが、もし余裕のある際には、油揚げは事前に(油抜きをした上で)直火であぶったり、フライパンで軽く焼き目を付けたりしてみて下さい。仕上がりの風味も美味しさも格段に変わります。また、ネギも同様に火を入れてこんがりとさせることで味も見た目も変わります。
山盛りキャベツの絶品豚汁
材料
(4人分)
豚バラ薄切り肉 150g
キャベツ 1/4個(250g)
にんじん 1/3本(50g)
しょうが 1/2かけ(5g)
ねぎ 1/3本(30g)
水 3カップ
顆粒だし 小さじ2
みそ 大さじ2・1/2
ごま油 大さじ1/2
作り方
① 豚肉、キャベツはひと口大に、にんじんは短冊切りにします。
しょうがは5mm幅の短冊切りにします。ねぎは斜め薄切りにします。
② 鍋にごま油を熱し、①のキャベツを入れ、焼き色がつき、かさが減るまでしっかり炒めます。①のにんじん・しょうがを加え、火が通るまでさらに炒めます。
③ ①の豚肉を加え、肉の色が変わったら、水と顆粒だし、①のねぎを加えて、5分ほど煮、みそを溶き入れます。
コツ
豚汁の作り方は人それぞれにやりやすい方法があるかと思いますが、このレシピでは<ごま油で炒めた具材を煮込む>という方法で行っています。この方法ですと、先に炒めた際のごま油が程よく残っているので、仕上がりでもひと味違った風味になります。コツとしては、具材を切っていくさいには、火の通りにくい食材はなるべく細く小さくしてあげることです。他の食材が早く煮えてしまっても、まだ煮え切らないで固いままになってしまうのでは残念です。野菜の足並みを揃えてあげることが大切です。
厚揚げと根菜のお味噌汁
材料
(4人分)
厚揚げ 1枚(150g)
大根 1/6本(150g)
人参 2/3本(100g)
れんこん 一節(100g)
ごぼう 1/2本(80g)
しめじ 1/2パック(60g)
ごま油 大さじ1
出汁 600cc
酒 大さじ3
味噌 大さじ2と1/2
醤油 大さじ1/2
薬味ねぎ 適宜(あれば)
一味又は七味唐辛子 適宜
作り方
下準備
厚揚げは熱湯を回しかけて、軽く油抜きしておきます。ごぼうは包丁の背で軽く表面を刮げとります。大根、れんこん、人参はそれぞれ皮をむきます。しめじは石づきを切り落とします。
① 大根とれんこんはいちょう切り、人参は半月切り(太ければいちょう切り)、ごぼうは斜め切りにします。※厚さは全て5mm。れんこんとごぼうは水に晒します。しめじは小房に分け、粗熱をとった厚揚げは食べやすい大きさに切ります。
② 鍋にごま油を熱し、れんこん、ごぼう、人参、大根を入れて中火で炒めます。全体に油が回り、大根が透き通った色になったらしめじも加え、再び全体に油が回るまで炒めます。
③ ②に出汁と酒を加えます。煮立ったら弱火にして根菜が柔らかくなるまで煮て(6〜8分目安)厚揚げを加えて更に2分程度煮ます。
④ 火を止めて味噌を溶き入れます。再度弱火にかけ、醤油も加えて、おたま等で鍋底からひと混ぜして、全体に味噌と醤油が行き渡ったら出来上がりです。好みで小口に切った薬味ねぎ、一味又は七味唐辛子をかけてください。
コツ
厚揚げと根菜のお味噌汁も定番のメニューの一つです。大根、にんじん、蓮根、ごぼう、しめじと野菜も盛りだくさん。これをお味噌で煮るということで、味噌味のモツ煮込みなどを連想してしまいます。それだけに薬味としては七味唐辛子はぴったりと合うのです。お子様や辛い物が苦手な方には七味は抜いてあげて下さい。お肉が入っていなくても厚揚げは食べ応えがあるので、ボリュームのあるお味噌汁になります。
あさりのお味噌汁
材料
(4人分)
あさり 正味200g
酒 大さじ1
水 2カップ(400ml)
味噌 小さじ2
小葱(小口切り) 適量
作り方
下準備
あさりは砂抜きしておきます。(水1カップに対して小さじ1強の塩)
① あさりと酒、水1/2カップ(100ml)を鍋に入れて中火にかけます。
② 沸騰したら泡を取り除き、殻があくまで火を通したら、残りの水を加えて温めます。
※水を後から加えることで酒のアルコール分がしっかり飛び、まろやかな味わいになります。
③ 味噌を溶き入れて、器にもり、小葱を振ったら出来上がりです。
コツ
あさりを使用する際には必ず塩抜きを行いましょう。スーパーなどで購入する際「塩抜き済み」とか「塩抜きしてください」という記載が書いている場合もあります。書いていない場合は、基本塩抜きが必要であると考えて下さい。出来れば前日からしっかり塩水に浸けておくのが良いと思います。時間がない場合には、裏技として少しのぬるま湯に浸してあげるのも良いです。比較するとかなり早くにあさりが砂をぱくぱくと吐いてくれますよ。
きのこと根菜の食べる味噌汁
材料
(4人分)
れんこん 7cm
ごぼう 15cm
大根 10cm
人参 1/2本
舞茸 1/2パック
しめじ 1/2パック
油揚げ 1/2枚
ごま油 大さじ1/2
◆だし汁 4カップ(800cc)
◆酒 大さじ1
味噌 大さじ3
作り方
① 蓮根はいちょう切りにして酢水にさらします。牛蒡はささがきにして水にさらします。
② 大根はいちょう切り、人参は半月切りにします。しめじと舞茸は小房に分けておきます。
油揚げは油抜きし、食べ易い大きさに切ります。
③ 鍋にごま油を入れて熱し、根菜ときのこを加えて炒めます(全体に油がまわる程度)。
④ ③に、だし汁と酒を加えて煮立て、沸騰したら油揚げも加え根菜が柔らかくなるまで煮込みます(約10分)。途中アクが出たら取り除きましょう。
⑤ 味噌を溶き入れて出来上がりです。
コツ
しめじの他にも舞茸が入った茸たっぷりのお味噌汁です。具材は、その時に冷蔵庫にあるもので大丈夫です。もしこのレシピの中の具材が一つか二つくらい足りなくても(基本の具材や調味料は必須ではありますが)、なんとかなるものです。分量についても臨機応変に、その時に調達出来るもので作ってみて下さい。ただ、冷蔵庫に余っているからといっても、どんどん具材を入れすぎてしまうのは避けてください。具が一杯になってしまって、汁を足したり調味料を足したりする羽目になってしまい、失敗する原因になってしまいがちです。
トマト、モッツァレッラ、ルコラの味噌汁
材料
だし汁 400cc
みそ 大さじ2
ミニトマト(へたを取って半分に切る) 8個
モッツァレッラチーズ(一口大に切る) 60g
ルコラ 一把
ブラックペッパー 適量
作り方
① 鍋にだし汁を入れて温め、味噌を溶かします。
② ①にトマトとモッツァレッラチーズを入れてひと煮立ちさせ、器に盛ります。ルコラと黒こしょう少々を散らします。
コツ
トマトとモッツァレラチーズというイタリアンお味噌汁です。変わり種お味噌汁の代表としてオススメしたいのが、トマトのお味噌汁。トマトは海外では煮込みの料理に多様されますし、お味噌汁にも合わないはずがないのです。チーズも発酵食品ですから、当然ながらお味噌との相性も抜群。コツとしては、トマトやチーズに火が通りすぎてしまうと形が崩れてしまうので、このレシピの工程のように、さっと火を通すだけにしましょう。
半熟卵とアスパラの お味噌汁
材料
グリーンアスパラガス 4本
半熟卵 2個
ブロッコリースプラウト 1/2房
昆布水出汁 400CC
米味噌(赤) 適量
麦味噌 適量
作り方
① 鍋に出汁を入れ火にかけます。
② あたたまったらアスパラガスを加えてひと煮立ち。
③ 火を止めて味噌を加え、お椀によそって半熟卵とブロッコリースプラウトをそえて完成です。
コツ
変わり種のお味噌汁、これはアスパラと半熟卵という組み合わせです。洋食でよく見かける組み合わせですね。コツですが、半熟卵(あらかじめ作って置いたもの、もしくはスーパーで売っている半熟卵)はお出汁で煮込まないこと。必ず食べる食前に添えてあげることです。煮込んでしまうと、せっかくの半熟卵があっという間に煮た卵になってしまいますからご注意ください。栄養満点のブロッコリースプラウトは是非たくさん乗せてあげてくださいね。
くずし豆腐入り長芋と卵のかきたま汁
材料
(4人分)
絹ごし豆腐 200g
長芋(皮をむき、すりおろす) 50g
卵 1個
だし 800cc
酒 適量
三つ葉 適量
しょうゆ、塩 少々
作り方
① 長芋を入れたボウルに卵を割り入れてよく混ぜ合わせます。
② 鍋に基本のだし、日本酒、しょうゆ少々、塩適量を入れ、豆腐をくずすように手で割りながら入れて火にかけます。
③ だしが沸騰したら、①の卵液を鍋の中心から外に向かって円を描くように細く流し込む。ふんわりとしたらすぐに火を止めて器に注ぎ、三つ葉を添えます。
コツ
すりおろした長芋と卵液を合わせてお味噌汁に入れると、長いものふわふわとしたふくらみがとても美しい仕上がりになります。まるで懐石料理に出てくる汁物のようです。この長芋と卵の液を投入するタイミングですが、必ずだしがしっかりと沸騰している状態でさっと流し込むこと。沸騰していないとうまく固まりません。そしてすぐに火を止めることです。しばらく煮たってしまうと、せっかくのふわふわが卵と一緒に固まってしまい、綺麗に仕上がりません。
厚揚げときのこの豆乳チゲスープ
材料
(2人分)
無調整豆乳 1カップ(200㏄)
厚揚げ 150ℊ
しめじ 1/2パック
えのきたけ 1/2袋
長ネギ 1/2本
キムチ 100ℊ
ニンニク 1/2片
水 1カップ(200㏄)
味噌 大さじ1~2
塩コショウ 少々
ごま油 少々
作り方
① 厚揚げはキッチンペーパーで包んで余分な油をふき取り、食べやすい大きさに切ります。
しめじ、えのきだけはそれぞれ根元を落としてほぐしておきます。長ネギは斜めに細切りにします。
ニンニクは芯を取り除いてみじん切りに、キムチは大きければ食べやすい大きさに切ります。
② フライパンににごま油をひいて火にかけ、ニンニクを炒めます。ニンニクの香りが立って来たら、厚揚げを入れて焼き色が付くまで炒めます。
③ 厚揚げの両面をこんがりと焼いたらキムチを加え、炒めます。
④ ③に水を加え、煮立ったら長ネギとしめじ、えのきだけを加えて、しんなりとするまで煮ます。
⑤ ④に無調整豆乳を加えて、味を見ながら味噌を溶き入れます。塩コショウで味を整え、器に盛り付けます。
コツ
豆乳の入ったチゲ味噌スープは味もまろやかになります。辛すぎず、味噌やキムチという発酵食材も豊富ということで栄養価も十分です。寒い朝にはこんなメニューも良いのではないでしょうか。味噌とキムチの味が喧嘩してしまわないように、必ず味を見ながら仕上げてあげましょう。もしも余ったご飯があれば、雑炊などにしても美味しいのではないでしょうか。
もやしごまみそ汁
材料
(2人分)
ごま油…大さじ1/2
もやし…1/2袋
みそ…大さじ2~2 1/2
白すりごま…大さじ1~1強
七味とうがらし…適量
作り方
① 鍋にごま油大さじ1/2を熱し、もやし1/2袋を炒めます。もやしが透き通ったらだし汁2カップを加えて約3分煮ます。
② みそ大さじ2~2 1/2を溶き入れ、白すりごま大さじ1~1強を加えて混ぜ、ひと煮立ちさせます。
③ 器に盛って、七味とうがらし適量をふります。
コツ
このレシピの決めてはなんと言ってもすりごまです。すりごまと言うと、白和えなどには利用しますが、他にはあまり使わない人も多いのではと思います。しかしこんな風にお味噌汁に入れれば、普段と違った変わり種お味噌汁が完成します。汁物ですから、もしゴマをご自身で擂る場合には、しっかりと細かくなるまで擂ってください。お出汁と馴染んだゴマが優しく香ってくる上品なお味噌汁になります。
海老のお味噌汁
材料
(2~3人分)
・海老の頭……7匹ほど
・だし汁……500cc
・味噌……大さじ2ほど
・ねぎ……適量
作り方
① 海老の頭を切り落とし、香りが立つまで鍋で乾煎りします。焦がさないよう、両面をしっかり焼き付けます。
② 海老の香りが出たら、だし汁を加えて煮立たせます。あくが出てきたら、取り除きましょう。
③ 味噌を加え、味を調えたらねぎを散らして完成です。
コツ
魚介出汁の定番と言えば海老。洋風のメニューでも、カレーの出汁、スープの出汁としても海老はよく使われます。また、日本のお味噌汁には蟹のお味噌汁がありますよね。この海老のお味噌汁は、蟹のお味噌汁のアレンジとも言えるかと思います。そして蟹よりも食べやすく、煮炊きしやすいですから、調理も非常に楽チンなのです。コツとしては、あく取りをしっかりと行うこと。海老からは白いアクが浮き出てくるので、澄んだスープにするためにはしっかりと取り除きましょう。
ぴらぴらゴボウとにんじんのごま味噌汁
材料
(2人分)
ごぼう 1/2本
にんじん 1/4本
ごま油 小さじ1
だし汁 2カップ
味噌 小さじ4
すりごま 小さじ2
小ねぎ(あれば) 1本
作り方
① ごぼうはドロを洗い流し、気になる方はササッと皮をこするように洗い落とし、ピーラーでぴらぴらにして、水に放します。
② にんじんは皮をむいて、ピーラーでぴらぴらにします。
③ 熱した小鍋にごま油をひき、ごぼう、にんじんを炒めます。
④ しんなりしたら、だし汁を加えて、ひと煮立ちさせ、味噌をとき、すりごまを加え、火を止めます。
⑤ 器に盛り、小葱を添えます。
コツ
ごぼうとにんじんのきんぴら炒めを作る段階の途中までは同じですが、途中から出汁で煮込んで味噌を溶くことで「お味噌汁」に早変わりするという変わり種お味噌汁のレシピです。ごぼうもにんじんも栄養満点ですから、お味噌汁になればたくさん食べられます。一汁一菜のお味噌汁などにはこんなボリュームのある一品を選んでみると良いのではないかと思います。
豆乳とアボカドの洋風味噌汁
材料
(2人分)
アボカド 1/2個
玉ねぎ 1/6個
ベーコン 2枚
バター 5g
豆乳 300ml
パセリ 少々
液みそ 大さじ2
みりん 小さじ1
作り方
① アボカドは乱切りにします。玉ねぎは1cmのくし切り、ベーコンは1.5cm幅に切ります。
② バターでベーコン、玉ねぎを炒め、豆乳とみりんを入れて軽く煮ます。
③ アボカド、液みそを加えた後、沸騰直前で火を止め、椀に盛り付けます。お好みでパセリを散らします。
コツ
和風クラムチャウダーのようなアイデアレシピ。アボカドのお味噌汁というのも新鮮ですし、味噌と豆乳で煮込んでいるというのも新しいです。アボカドにはチーズを代表選手として、発酵食品がよく合います。お醤油も合う程ですから。ということで、アボカドには味噌も合わないはずはありません。これはおもてなしの際には<アボカドの豆乳スープ>とご紹介して、「隠し味として味噌を使っている」と言うのがベストかもしれません。上級な料理テクニックに驚かれるはずです。
まとめ
定番のお味噌汁から、変わり種のお味噌汁までを見てきました。
味噌自体が対応能力の高い食材なので、お味噌汁には<入れて駄目なもの>って実はないのです。何を入れても美味しくしてくれる頼りになるお味噌がついているのですから。
ですが、何を入れても良いとは言っても、具材と具材の組み合わせや、栄養素と栄養素の組み合わせ、また、調味料との組み合わせなどにはある程度のルールがあります。
そのルールに則って、オリジナルのお味噌汁を作ってみるというのもオススメです。
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この記事のライター
【家庭料理研究家】ワイン輸入会社での経験を経て、食育メニュープランナー、ヘルシービューティーフードアドバイザーの資格を取得。時短なのにちょっと特別感のある食卓がテーマです。【映画】映画通、NY市立大学ブルックリン校で映画制作を学ぶ。【本】古書マニア、オンライン古書店、double plus goodを経営。