【サイクリングロード】熊本の初心者〜上級者向けおすすめコース・スポット15選
熊本には、市内観光を気軽の楽しめるポタリングコースから阿蘇や天草の大自然の中で楽しむサイクリングコースまで揃っています。この記事では、初心者向けから上級者向けまで、熊本でおすすめのサイクリングロードをご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:kumamoto.guide
ポタリングからダイナミックな走りまで楽しめる熊本
ゆるきゃら「くまもん」でお馴染みの熊本県は、九州地方のほぼ中央に位置し、古くから九州の行政、文化、交通、経済の拠点として発展。県土の約6割を森林が占め、世界に誇るカルデラを持つ雄大な阿蘇を含む「阿蘇くじゅう国立公園」、大小120 の島々からなる「雲仙天草国立公園」と2つの国立公園を持つ自然豊かな地と温暖な気候は、サイクリングに適しています。今回はそんな熊本を、市内ポタリングコースから雄大な自然の中をダイナミックに走るサイクリングコースまで紹介す。レンタサイクルやサイクリングクーポンなど自転車をより楽しめるサービスも充実しているので、うまく活用してみてください。
初級コース
熊本城と水前寺をめぐるコース
熊本観光の王道を楽しめるポタリングコース。徒歩で回れるコースをレンタサイクルで回ることで、人気の観光スポットや熊本グルメが多いに楽しめます。まずは、「熊本市国際交流会館」でギア付自転車もしくは電動アシストをレンタルしてスタートし、熊本城に隣接する熊本市役所の14階にある展望ロビーから熊本城の復旧状況を確認。加藤清正公の銅像がある長塀通り、食事も買い物もコスプレも楽しめる「桜の馬場 城彩苑」、大・小天守閣と宇土櫓を見ることができる「二の丸広場」、勝負運のご利益がある「加藤神社」などは、復旧工事中の熊本城を身近に感じながら観光ができます。史跡スポットを楽しんだ後は、熊本県下最大の繁華街の「上通アーケード」でショッピング、「熊本ラーメン」「太平燕」「いきなり団子」などの熊本グルメやスイーツを堪能。ラストは、「水前寺成趣園」で庭園散策を。
詳細情報
距離・時間:12.1km
最大標高差:-
始点・終点:熊本市国際交流会館
トイレ:熊本城、桜の馬場・城彩苑、水前寺成趣園など
スタート地点までのアクセス:(市電)熊本市電A系統花畑町駅から140m
熊本市の公式観光サイト。熊本城や水前寺成趣園などの観光地をはじめ、グルメ、イベント、特産品など、心にグッと来る熊本の魅力を紹介します。
植木温泉とグルメを満喫コース
熊本市ポタリング第2弾。こちらは熊本城周辺と少し足を延ばして植木温泉までめぐるコース。熊本の人気観光名所をめぐりながら熊本の美味しいものやコスプレ体験もできるので、SNS好きやコスプレイヤーのサイクリングに最適。レンタサイクルでめぐる場合は、熊本市国際交流会館に寄ってからスタート。城下町の雰囲気が漂う「桜の馬場・城彩苑」では、お侍や町娘の衣装に身を包み、城彩苑一帯を散策したり、天草のウニをたっぷり使った「うにコロッケ」や、ここでしか味わえない「白玉ワッフル」をパクついて。熊本城観光を楽しんだら、10kmほど離れた場所にある「観光農園吉次園」。こちらでは1年を通して、イチゴ、ブドウ、リンゴ、ミカン、ナシなど季節のフルーツ狩りを楽しむことができます。特に人気が高いのは12~5月のイチゴ狩り。イチゴを摘みながら食べるだけでなく、補給食として持ちかえることも可能。「熊本市田原坂西南戦争資料館」では展示観賞だけでなく、西南戦争衣装コーナーでは政府軍の軍服や薩摩軍、日本赤十字の看護士の衣装など、実際に着て記念撮影もできます。熊本市初の道の駅「すいかの里 うえき」は、日本一のすいかブランドである植木のすいかを全面押し。冷えたすいかをその場で食べたり、玉売りを配送したり、化粧品、ジュース、パンなどのすいか関連商品が購入できます。ラストは、熊本の奥座敷「植木温泉」で、小野小町が産湯に使ったという言い伝えのある優しいアルカリ温泉に浸かって疲れを癒せます。さらに、土曜・日曜・祝日にサイクリングを決行すれば、熊本県内で唯一となる砂蒸し風呂も体験できたりと盛りだくさん!
詳細情報
距離・時間:31.9km
最大標高差:-
始点・終点:桜の馬場 城彩苑~植木温泉
トイレ:桜の馬場・城彩苑、道の駅すいかの里うえきなど
スタート地点までのアクセス:(バス)熊本駅から熊本城周遊バス(しろめぐりん)に乗車 (市電) 熊本駅前電停〜花畑町電停または熊本城・市役所前電停
熊本市の公式観光サイト。熊本城や水前寺成趣園などの観光地をはじめ、グルメ、イベント、特産品など、心にグッと来る熊本の魅力を紹介します。
ゆうかファミリーロード
出典:yamaga.site
「ゆうかファミリーロード」は、熊本市と山鹿市を結ぶ正式名を熊本県道330号熊本山鹿自転車道線とする熊本山鹿自転車道。旧鉄道の線路後に作られた道には休憩ポイントもあり、川沿いの風景や古代から近代の歴史的文化遺産を楽しみながらゆったり、のんびりサイクリングができます。途中、休憩と食事で立ち寄りたいのが、沿線にある崇城大学の独立した学食レストラン「食堂モンマルト」。一般の人も学割価格で朝食やランチが食べられる人気の食堂で、「ランチ」380円、「学生朝食」100円を筆頭に麺類、定食、カレー、プリンなどメニュー豊富に揃っています。泥んこユニフォームでの来店は禁止されているので、入店前には身だしなみも一応チェック。家族やカップルでのサイクリングなら、食のファクトリーパーク「フードパル熊本」もおすすめ。手入れが行き届いたパーク内では、手作り体験や工場見学、食事、買い物が大いに楽しめます。温泉好きなら、沿線上に点在する温泉地に立ち寄って湯めぐりを。ゴール地の山鹿では、「八千代座」や「山鹿灯籠民芸館」などのインスタ映えする建物を撮ったり、約370年前に誕生した「さくら湯」の重厚な雰囲気の中での湯あみをしたり、山鹿土産の「灯籠もなか」「山鹿羊羹」をパクついたりして観光を満喫しましょう。
詳細情報
距離・時間:34km
最大標高差:-
始点・終点:熊本市西区島崎の段山橋(だにやまばし)~山鹿市石の鍋田橋(なべたばし)
トイレ:花園五丁目公園、食堂モルマント、フードパル熊本など
スタート地点までのアクセス:(市電)熊本市電B系統段山町駅から450m
球磨川サイクリングロード
人吉市から湯前町まで続く、熊本の数少ないサイクリングロードは、球磨川の流れと共に四季折々の風景が楽しめるコース。日本三大急流のひとつに数えられる球磨川では、トイレや水分補給はもとより、「球磨川川下り」に挑戦してみるのもいい思い出に。コール周辺には漫画も読める「湯前まんが美術館」、ちょっと足を延ばして総合レジャースポット「ゆまえグリーンパレス」に向えば、BBQやグラススキー、温泉が楽しめます。
詳細情報
距離・時間:31km
最大標高差:-
始点・終点:人吉駅~湯前駅
トイレ:コース上にトイレや水飲み場が数か所あり
スタート地点までのアクセス:(電車)肥薩線人吉駅
菊池サイクリングロード 花めぐりコース
菊地市が熊本県サイクリング協会と連携して作成した、6コースから成る菊池サイクリングロード。このコースは、清流の水辺に広がる桜、コスモスを眺めながら西郷隆盛ゆかりの史跡「菊池遺産」にも立ち寄れる、菊池の自然と歴史が気軽楽しめるポタリングコース。
起伏がなく、距離もわずか9.8km。レンタサイクルも起点の「七城温泉ドーム」で借りられるので、小さなお子さんとのサイクリングにぴったり。3月下旬に見ごろを迎える桜はスタート周辺と「鴨川公園」をメインに、10月下旬に見ごろを迎えるコスモスは菊池川の河川敷に咲き誇るコスモス畑をメインに楽しむといいでしょう。途中、菊池遺産「法蔵さん」や「西郷南州先生祖先発祥の地」など史跡探訪もできます。起点終点の温泉複合施設「七城温泉ドーム」は、温泉、宿泊、牡蠣小屋、レストランなどが揃っているので、サイクリンク後はゆっくりするのにおすすめ。
詳細情報
距離・時間:9.8km
最大標高差:5m
始点・終点:七城温泉ドーム
トイレ:七城温泉ドーム、前川水源など
スタート地点までのアクセス:(車)九州自動車道植木インターから約10分
菊池市のきくち 「サイクリングマップ」 完成しました!に関するページ
菊池サイクリングロード 湖めぐりコース
菊地市が熊本県サイクリング協会と連携して作成した、6コースから成る菊池サイクリングロード。このコースは、山中の湖を基点に、サイクリングやボート遊び、史跡探訪も楽しめる家族やカップルにおすすめ。起点終点となる「湯舟の溜池」は、阿蘇外輪山の一峰である鞍岳を正面に望み、天気の良い日には「馬の鞍」のような山陰が水面に映りこむ湖のように美しいため池。時間をつくって、ボート遊びや「湯舟神社」の参拝を。丸い石の山門がフォトジェニックな「円通寺」、樹齢600年から800年と推定される「岩本巻天神の椋の木」などは、休憩がてら立ち寄りたいスポット。そしてサイクリングのお楽しみのひとつ、ご当地アイスは、スタートすぐに位置するアイスクリーム専門工房「ツインスター」で菊池特産にこだわったアイスや、食べる芸術ともいえる繊細かつダイナミックなフォルムがインパクト大な「芸術ソフト」をどうぞ。
詳細情報
距離・時間:16.7km
最大標高差:87m
始点・終点:湯舟のため池
トイレ:岩本円通寺史跡公園など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR熊本駅より車で約70分 (車)九州自動車道植木ICより車で約40分
菊池市のきくち 「サイクリングマップ」 完成しました!に関するページ
中級コース
菊池サイクリングロード 水めぐりコース
菊地市が熊本県サイクリング協会と連携して作成した、6コースから成る菊池サイクリングロード。このコースは、菊池渓谷から流れる清流菊池川を眺めながら走る約26km。ホタルの名所で知られる「築地井手」、田園風景は広がる「赤星井手」、まぼろしの米・七城米にも使われている「清水水源」全国名水百選に選ばれている天然湧水でのどが潤せる「前川水源」など、菊池の豊かな水を身近に感じることができます。走りは、起点の「きくち観光物産館」から「前川水源」までが下り基調、「前川水源」から終点までは上り基調となっているので、「前川水源」もしくは道の駅「七条メロンドーム」で休憩と水分補給をしっかりしておくこと。サイクリング後は、「きくち観光物産館」の足湯に浸かって、「化粧の湯」と呼ばれる菊池温泉の優しいお湯に癒されましょう。ホタル観賞をメインで楽しむなら、スタート時に「きくち観光物産館」でレンタサイクルをするといいですよ。
詳細情報
距離・時間:25.9km
最大標高差:48m
始点・終点:きくち観光物産館(市民広場敷地内)
トイレ:前川水源、道の駅・七条メロンドームなど
スタート地点までのアクセス:(電車)JR熊本駅より車で約60分 (車)九州自動車道植木ICより約25分
菊池市のきくち 「サイクリングマップ」 完成しました!に関するページ
菊池サイクリングロード 食めぐりコース
菊地市が熊本県サイクリング協会と連携して作成した、6コースから成る菊池サイクリングロード。このコースは、菊池の旬を食べつくすグルメコース。おなかを空かせて、グループやカップルでめぐって菊池の名産や地グルメを堪能しましょう。自転車を借りる場合は、スタート前に「きくち観光物産館」でレンタル。その「きくち観光物産館」では、伝統あるお菓子「松風」など多数銘菓やお弁当を販売しているので、補給食として買い込んでもいいでしょう。メロン型の屋根をした道の駅「七城メロンドーム」では、七城の特産品であるメロン、スイカ、スイートコーン、イチゴをジュースで飲んだり、生で食べたり、発送してお土産にすることも可能。さらに、おだんごコーナーでは、熊本の郷土料理「いきなり団子」も購入可能。天然温泉複合施設「七城温泉ドーム」では牡蠣小屋やちゃんぽんが食べられるレストランがあり、温泉もあるので帰りに立ち寄ってゆっくりするといいでしょう。孔子公園の隣にある物産館「養生市場」の名物は、種類豊富な「道の駅弁」。1つ買いこんで、のどかな景色を眺めながら食事と休憩を。折り返し地点の「旭志村ふれあいセンター」のレストランでは、旭志の肥沃な大地で育った旭志牛のステーキやハンバーグ、菊池産の豚肉を使ったもろみポークなど種類豊富なメニューが揃い、メンチカツやとんかつ、「ごろコロッケ」は、テイクアウトも可能。芝生公園でパクついてもOK。食いしん坊さんなら、終点への道でもまたそれぞれの物産館や道の駅に立ち寄って、行きには味わえなかった菊池グルメを味わって戻るもよし。
詳細情報
距離・時間:36.2km
最大標高差:99m
始点・終点:きくち観光物産館(市民広場敷地内)
トイレ:前川水源、道の駅・七条メロンドーム、養生市場など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR熊本駅より車で約60分 (車)九州自動車道植木ICより約25分
菊池市のきくち 「サイクリングマップ」 完成しました!に関するページ
天草下島一周サイクルマラソンBコース
「天草下島一周サイクルマラソン」は、全国のロングライド・サイクリングの年初めの大会として親しまれ、毎回600人近くのライド愛好者が参加するサイクルイベント。このBコースは、天草下島の上部を走る98kmコースで、国立公園に指定された風光明媚な景観とその側を通る海岸線の起伏にとんだ走りを楽しみます。コース上には、「天草キリシタン館」「天草コレジヨ館」「崎津天主堂」「ロザリオ館」「大江天主堂」などキリシタンスポット、休憩に最適な「富岡海域公園展望所」「鬼海ヶ浦展望所」「十三仏公園」の景勝地が点在しているので、天草観光も楽しめます。おなかが減ったら、沿線周辺のお店で「天草ちゃんぽん」や新鮮な魚介類を使った海鮮問屋にぎりなど、天草の地ものグルメを味わって。
藍より青い天草の海、南国情緒豊かなロザリオの島を春一番のサイクリングで楽しもう。※本大会はレースではありません!レース志向の方はご遠慮下さい。主催者によるタイム計測はありません。サイクリング、ロングライド(50km以上)のイベントに参加するなら「スポーツエントリー」
詳細情報
距離・時間:96km
最大標高差:-
始点・終点:佐伊津漁港
トイレ:佐伊津漁港、天草キリシタン館、十三仏公園など
スタート地点までのアクセス:(空路)天草空港より約5.8km
大観峰展望ルート
阿蘇カルデラの広大なパノラマ風景、草原ライド、グルメも楽しめる自然満喫ルート。まずは起点の道の駅「阿蘇」で、自転車のメンテナンスとここでしか味わえない「阿蘇中央高校 プロデュース弁当」で腹ごしえ。阿蘇プレミアム商品である阿蘇牧場の「ASO MILK」や久幸堂の「ゆず萌え」は、その場で味わってもよし、お土産にしてもよし。また、こちらでは「とことん満喫!阿蘇サイクリング」というサービスがあり、申し込みをすれば阿蘇市内の協力店舗で使えるお得なサービス券が無料でいただけるので、興味がある方はサイトをチェック。内牧温泉街で温泉とグルメを楽しむなら、「阿蘇インフォメーションセンター」で配布している手作りマップが役に立ちます。イングリッシュローズガーデンを眺めながらカフェタイムができる「はな阿蘇美」、さらに草原の道「ミルクロード」の名にふさわしい風景が続く道を走り進めれば、阿蘇五岳の絶景スポット「大観峰」、阿蘇の雄大な景観のなかで乗馬体験やレストランでの食事を楽しめる「エル・パティオ牧場」、阿蘇五岳とカルデラ平野部が一望できる「城山展望所」など、阿蘇を五感で満喫できます。阿蘇神社を参拝したあとは、門前町商店街で馬肉入りの馬コロッケやあか牛串焼き、門前町の湧水を使ったサイダー、阿蘇ジャージー牛乳ソフトなど参拝グルメを時間が許す限り堪能して。
詳細情報
距離・時間:36.6km
最大標高差:420m
始点・終点:道の駅阿蘇
トイレ:道の駅阿蘇、内牧温泉街、城山展望所など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR阿蘇駅から約100m (バス)熊本交通センターより九州産交バスやまびこ号(大分方面行き)、九州横断バスくじゅう・あそ号(別府方面行き)で約1時間、九州産交バス停「阿蘇駅前」下車 (車)熊本ICより国道57号線を阿蘇方面へ約50分
トレッキング・カヤック・自転車といった人力による移動手段で、日本各地の豊かで多様な自然を体感し、地域の歴史や文化、人々との交流を楽しみながら、旅をする。そんな新しい旅のスタイルが「ジャパンエコトラック」です。
ツール・ド・コリア – ジャパン 2008
熊本と福岡の県境・豊前街道の小さな温泉町・山鹿で開催された、アジア最大のロードレース「ツール・ド・コリア – ジャパン 2008」のコース。このコースは、短い距離ながらも健脚向けのアップダウンの走りと、レジャースポット「あんずの丘」「一本松公園」で1日遊び倒せ、自転車愛好家やアクティブなファミリー、カップルにもぴったり。コース上にある「あんずの丘」では大型遊具や巨大すべり台がある公園や、「黒毛和牛」「赤牛」が味わえる茶屋、情操教育にもなる資料館やものづくり体験、コースから少し離れた場所にある「一本松公園」では1.5トンの羽が自然の風で回る「石のかざぐるま」やローラーすべり台、草スキー体験場、特産品販売所、茶臼塚古墳や小町塚古墳などの歴史散策など、自然の中でアクティビティが満喫できます。ルートマップは、リンク先の熊本山鹿自転車道「ゆうかファミリーロード」P17~18を参照。
詳細情報
距離・時間:31km
最大標高差:-
始点・終点:相良観光前交差点
トイレ:一本松農村公園、あんずの丘
スタート地点までのアクセス:(車)九州自動車道菊水ICから県道16号、国道325号を利用して約40分
上級コース
天草下島一周サイクルマラソンAコース
「天草下島一周サイクルマラソン」は、全国のロングライド・サイクリングの年初めの大会として親しまれ、毎回600人近くのライド愛好者が参加するサイクルイベント。このAコースは、既述したBコースに牛深をプラスした135kmコースで、国立公園に指定された風光明媚な景観とその側を通る海岸線の起伏にとんだ走りを楽しみます。Aコースで立ち寄りたいのが、自然景観と調和した県内最長の美しい橋「牛深ハイヤ大橋」と海の駅「うしびか海彩館」。大橋からの絶景と、海の駅の日帰り温泉や地グルメ定食で、疲れた体を癒せます。菓子パン好きなら創業70年の「吉永製パン所」のいちごパンがおすすめ。
詳細情報
距離・時間:135km
最大標高差:223m
始点・終点:佐伊津漁港
トイレ:佐伊津漁港、天草キリシタン館、海の駅・うしびか海彩館、十三仏公園など
スタート地点までのアクセス:(空路)天草空港より約5.8km
藍より青い天草の海、南国情緒豊かなロザリオの島を春一番のサイクリングで楽しもう。※本大会はレースではありません!レース志向の方はご遠慮下さい。主催者によるタイム計測はありません。サイクリング、ロングライド(50km以上)のイベントに参加するなら「スポーツエントリー」
菊池サイクリングロード 竜門ダム・スーパー林道コース
菊地市が熊本県サイクリング協会と連携して作成した、6コースから成る菊池サイクリングロード。このコースは、西日本唯一2,000m級ダム湖の眺望と長崎雲仙、有明海の大パノラマが楽しめる上級者向け。山を背に急流・迫間川に架かる優美な眼鏡橋「迫間眼鏡橋」、迫間川の竜門ダムによってできた「斑蛇口湖」、お茶の栽培が盛んな旭志ならではの茶畑風景、茶畑から見る麓の田園地帯、遠くの山脈など菊池の豊かな自然をダイナミックなサイクリングと共にを楽しめます。
詳細情報
距離・時間:48.8km
最大標高差:466m
始点・終点:きくち観光物産館(市民広場敷地内)
トイレ:きくち観光物産館、斑蛇口湖など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR熊本駅より車で約60分 (車)九州自動車道植木ICより約25分
菊池市のきくち 「サイクリングマップ」 完成しました!に関するページ
菊池サイクリングロード 阿蘇 ・菊池渓谷コース
菊地市が熊本県サイクリング協会と連携して作成した、6コースから成る菊池サイクリングロード。このコースは、天空の道「ラピュタ」の絶景と日本名水百選「菊池渓谷」の癒しを一度に楽しめる健脚者だけが体験できるスペシャルコース。天空の道「ラピュタ」とは、阿蘇外輪山ミルクロードの狩尾原野付近の農道のことで、宮崎駿の名作アニメ「天空の城ラピュタ」に似ていることから由来。阿蘇五岳が雲海に包まれた時の眺めは、まさにラピュタ!ラピュタの景色に癒された後、しばらく走ると現れるのが「菊池渓谷」。阿蘇外輪山から湧き出した伏流水が自然のままの森を流れ、ダイナミックな渓谷美を眺めることができます。新緑の春、避暑地の夏、秋の紅葉、冬の霧氷など四季それぞれの魅力があり、いつ訪れても清らかな気持ちになります。サイクリングの疲れは、レジャー複合施設「菊池渓谷水の駅」で。熊本名物の「からし蓮根」や「いきなり団子」、ハンバーガーやコロッケ、ソフトクリームなどメニュー豊富。また、某テレビ番組張りのサバイバルアタックに挑戦できる「サヴァイヴアスレチックパーク」やゴーカードもあるので、体力に余力がある人はこれらもどうぞ。
詳細情報
距離・時間:66.7km
最大標高差:909m
始点・終点:きくち観光物産館(市民広場敷地内)
トイレ:きくち観光物産館、菊池渓谷水の駅
スタート地点までのアクセス:(電車)JR熊本駅より車で約60分 (車)九州自動車道植木ICより約25分
菊池市のきくち 「サイクリングマップ」 完成しました!に関するページ
阿蘇五岳一周ルート
阿蘇五岳を一周する上級ルート。起点の「道の駅阿蘇」で自転車のメンテナンスとエネルギーを補給してスタート。根子岳を阿蘇谷を一望できる箱石峠を超え、南郷谷へ。飲食店や宿泊施設が多く、パワースポット「上色見熊野座神社」、どんなに困難な目標でも必ず達成できる象徴として合格・必勝のご利益があるといわれる「穿戸岩」、トロッコ列車が走る「南阿蘇鉄道」など観光スポットもたくさんあるので、宿泊を念頭にれた観光を楽しむのもおすすめです。阿蘇パノラマラインを登って、中岳火口、草千里、米塚など新旧火口をめぐり、絶景のダウンヒルでゴールへと向かいます。
詳細情報
距離・時間:59.7km
最大標高差:679m
始点・終点:道の駅阿蘇
トイレ:道の駅阿蘇、南阿蘇ビジターセンター、阿蘇白水温泉・瑠璃など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR阿蘇駅から約100m (バス)熊本交通センターより九州産交バスやまびこ号(大分方面行き)、九州横断バスくじゅう・あそ号(別府方面行き)で約1時間、九州産交バス停「阿蘇駅前」下車 (車)熊本ICより国道57号線を阿蘇方面へ約50分
トレッキング・カヤック・自転車といった人力による移動手段で、日本各地の豊かで多様な自然を体感し、地域の歴史や文化、人々との交流を楽しみながら、旅をする。そんな新しい旅のスタイルが「ジャパンエコトラック」です。
熊本観光はサイクリングで楽しもう
四季によって表情を変える自然豊かな熊本県は、美味しいものも観光スポットもたくさん。自転車でめぐりって熊本観光を満喫しましょう。
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イラストも文章も手掛けるフリーのイラストレーター。