【サイクリングロード】和歌山の初心者〜上級者向けおすすめコース・スポット15選
近畿地方南西部に位置する、和歌山県。豊かな自然に育まれた絶景や歴史、グルメが楽しめるサイクリングコースをご紹介します。熊野古道もサイクリングで巡ることができますよ。
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アイキャッチ画像出典:www.wakayama-dentetsu.co.jp
サイクリングに手厚いサービスが整っている和歌山
出典:www.hongu.jp
近畿地方南西部に位置する和歌山県。海と山に恵まれた自然豊かな土地には、有田みかんや南高梅、和歌山ラーメン、高野山、熊野古道、南紀白浜温泉など、グルメも観光も温泉など有名スポットがたくさん。そんな和歌山では、県を上げてサイクリングが楽しめる環境に力を入れています。「サイクリング王国わかやま」のサイトでは、推奨ルートが豊富に用意され、サイクリング中に利用できる温泉や宿泊施設、トイレ、サイクルステーション、医療機関などサイクリングに必要な情報も細かく丁寧に紹介されています。短時間で楽しむお手軽なルートは少ないですが、和歌山の気候や歴史が育んだダイナミックな自然や名所をじっくり巡れます。宿泊したり電車をうまく利用すれば、初級者やカップル、ファミリーでも楽しめるので、是非、中級・上級者向けのルートにも挑戦してみてください。
初級コース
岩出駅~貴志駅ルート
和歌山を代表する清流・紀の川沿いのサイクリングロードと和歌山電鐵貴志川線沿いを走るルート。鉄道ファンやお子さん連れのサイクリングなら、和歌山電鐵貴志川線の名物車両「いちご電車」「おもちゃ電車」「たま電車」「うめぼし電車」の発着時間や貴志駅名物・猫駅長ニタマの勤務時間や曜日に合わせて計画を立てると、よりこのルートが堪能できます。また、春には紀の川沿いに咲き誇る桃の花、初夏には平池緑地公園のハスの花、秋には大池遊園の紅葉など通年を通して紀州の景色も楽しめます。
和歌山線粉河駅前および岩出駅前、和歌山電鐡貴志川線貴志駅前ではレンタサイクルの貸出しが行われており(3日前からの予約が必要)、3駅間で相互に返却できるワンウェイ返却サービス(別途追加料金)もあるので、観光やデートの合間に楽しむサイクリングにも最適。
詳細情報
距離・時間:17.5km
最大標高差:42m
始点・終点:岩出駅~和歌山電鐵貴志駅
トイレ:貴志駅トイレ、平池緑地公園公衆トイレ
スタート地点までのアクセス:(電車)JR岩出駅(車)岩出根来IC(京奈和自動車道)
自然豊かな『わかやま』をRIDEする、自転車の旅をご紹介する和歌山県サイクリング総合サイトです。
本宮温泉郷ルート
出典:www.hongu.jp
1800年以上前に発見された日本最古の共同浴場とも言われる「湯の峰温泉」をはじめ、夏場は川原を掘ってオリジナル温泉&冬場は広大な大露天風呂「仙人風呂」になる「川湯温泉」、西日本最大級の露天風呂「渡瀬温泉」が湧く、世界遺産・熊野本宮大社のお膝元にある温泉郷をめぐるルート。先人の参拝客同等に、趣き屋泉質が異なった温泉で心身の疲れを癒し、地グルメで鋭気をつければ、ヒルクライムで登る熊野古道にも果敢に挑戦できます。このルートにはサイクリストに優しい宿泊施設がいくつかあるので、温泉好きなら休暇や連休を利用したサイクリング旅行がおすすめです。
詳細情報
距離・時間:12.9km
最大標高差:152m
始点・終点:熊野本宮大社
トイレ:世界遺産熊野本宮館、Vegan Cafe Bonheur、西牟婁振興局建設部本宮駐在
スタート地点までのアクセス:JR白浜より525m
自然豊かな『わかやま』をRIDEする、自転車の旅をご紹介する和歌山県サイクリング総合サイトです。
道成寺駅~椿山ダムルート
スタート地からゴール地の椿山ダムまで緩やかな上りが続く、初心者や家族で楽しめるヒルクライムルート。ルートには日高川やその流域では鮎やアマゴなどの渓流釣りやホタル鑑賞、大きな山彦が返ってくるヤッホーポイントがある「椿山ダム」など、みんなで遊べるスポットが点在。自転車に優しい宿泊施設を利用して、サイクリングもレジャーも欲張りに楽しんでみてください。ゴール後は、椿山ダムの複合施設「リフレッシュエリアみやまの里」へ。施設内の公園には長さ日本一を誇る「藤棚ロード」があり、四季が感じられるサイクリングだけでなく、アスレチックやトリックハウス、ダム湖が一望できる展望台、武家屋敷風の宿泊施設などがあり、1日遊べます。園内の名所・藤棚は、4月中旬~5月初旬が見頃。
詳細情報
距離・時間:42.9km
最大標高差:208m
始点・終点:JR道成寺駅~椿山ダム
トイレ:みやまの里藤棚ロード、道の駅・Sanpin中津
スタート地点までのアクセス:(電車)JR道成寺駅(車)御坊IC(阪和自動車道)
自然豊かな『わかやま』をRIDEする、自転車の旅をご紹介する和歌山県サイクリング総合サイトです。
中級コース
紀の川ルート
和歌山を代表する清流・紀の川沿いの道の駅や直売所に立ち寄りながら、新鮮なミカン・桃・柿・イチゴなど旬の味覚を楽しむルート。地元グルメでエネルギーチャージするなら、道の駅「紀の川万葉の里」の郷土料理「柿の葉寿司」やかつらぎ町の桃をふんだんに使った「桃アイス」、同じく道の駅「柿の郷くどやま」で九度山名産の柿を原料にしたパンやペストリー、ソフトクリーム、フルーツをふんだんに使ったスムージーなどがおすすめ。一年中楽しめるルートですが、季節によってはフルーツ狩り体験や串柿の玉暖簾などの風物詩など季節限定のお楽しみもあります。サイクリング自体は上り基調ですが、アップダウンがほとんどなく、四季折々の草花を眺められ、日帰り入浴も点在しているので、初心者でも気負わず走ることができます。
詳細情報
距離・時間:96km
最大標高差:58.2m
始点・終点:南海和歌山市駅~南海橋本駅
トイレ:各道の駅や公衆トイレなどルート上に点在
スタート地点までのアクセス:(電車)JR和歌山市駅(車)和歌山IC(阪和自動車道)
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白浜~田辺散策ルート
和歌山最大のリゾートエリア・白浜海岸線を潮風を感じながら気持ちよく走るルート。ルート上には、南紀熊野ジオパークに登録されている「三段壁」「千畳敷」「円月島」があり、三段壁の洞窟内部は熊野水軍に関する展示や願いがかなう「牟婁大弁財天」、ダイナミックな波しぶきが見学できる場所などが充実しており、その周辺には和歌山グルメが楽しめる「さんだん通り」や恋人たちの聖地、無料の足湯など周辺も立ち寄りスポットが点在しているのでカップルやグループの場合、時間をたっぷり割いて観光も楽しむといいでしょう。「日本の夕陽100選」の円月島、田部の扇ヶ浜と天神崎は、サンセットの名所。陽の沈む夕景でサイクリングのラストを飾って!ちなみに日没は、夏が6時30分頃、冬が4時30分頃。
詳細情報
距離・時間:34.5km
最大標高差:50m
始点・終点:南海和歌山市駅~南海橋本駅
トイレ:公衆トイレがルート上に点在
スタート地点までのアクセス:(電車)JR白浜駅(車)南紀白浜IC(紀勢自動車道)
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串本~白浜ルート
和歌山県と奈良県の各一部からなる南紀熊野ジオパークの一部を走るルート。沿岸には、地層全体が上下が逆さまになった「フェニックス褶曲」や、波と波が互いにぶつかることで生まれる婦夫波が楽しめる「恋人岬」など、独特の景観、地形、奇岩が続きます。爽快な走りと絶景、そして、「道の駅すさみ」や「道の駅イノブータンランドすさみ」をはじめ、すさみ町内での飲食店では、猪と豚の雑種「イノブタ」を使ったがっつりメニューや海鮮丼の地グルメを堪能し、「道の駅椿はなの湯」や白浜駅周辺では、日帰り入浴や足湯で温泉が楽しめます。
詳細情報
距離・時間:67km
最大標高差:75m
始点・終点:JR串本駅~JR白浜駅
トイレ:各道の駅、馬坂園地など沿岸に点在
スタート地点までのアクセス:(電車)JR串本駅(車)すさみ南IC(紀勢自動車道)※大阪方面、市屋ランプ(那智勝浦新宮道路)※名古屋方面
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ツールド熊野太地ルート
世界遺産に登録されている「熊野古道」を舞台に4日間かけて開催される「ツール・ド・熊野」の「太地半島周回コース」になぞられた、「サイクリング王国わかやま」オリジナルルート。「くじらのまち太地」には古式捕鯨漁「刃刺し」やくじらの巨大オブジェ、くじらについて学んでふれあえる「くじらの博物館」、くじらの刺身やベーコンなどが食べられる「道の駅たいじ」、沿岸では南紀熊野ジオパークのダイナミックな自然や和歌山グルメが堪能できる「さんだん通り」など,観光スポットも盛りだくさん。カップルやファミリーのポタリングなら、太地町内の見通しが悪い道や太地上学校前のダウンヒルをショートカットしてもいいでしょう。
詳細情報
距離・時間:14.6km
最大標高差:65m
始点・終点:JR太地駅~JR湯川駅
トイレ:くじら浜公園、太地公園、平見台園地など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR太地駅(車)すさみ南IC(紀勢自動車道)※大阪方面、市屋ランプ(那智勝浦新宮道路)※名古屋方面
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印南~箕島ルート
紀中の風景も観光もグルメも走りもまんべんなく楽しめる海岸線ルート。スタートのっけからインスタ映えする「かえる橋」がお出迎え。このユニークな橋は町おこしの一環で建てられたもので、「努力、忍耐、飛躍」を象徴する 〝柳に跳びつくかえる〟(小野道風)をイメージし、「考える」「人をかえる」「町をかえる」「古里へかえる」「栄える」という5つの〝かえる〟にひっかけてネーミングされています。近づくとただの赤い橋なので、写真に納めるなら印南駅前からベストショットを探すといいでしょう。海岸線では、煙樹ヶ浜の水平線やサンセット、近畿最大規模の松林、有田みかん海道からの紀伊水道と湯浅湾の絶景が続きます。一方、醤油発祥の地・湯浅町では重要伝統的建造物群保存地区にも指定されたレトロな町並みで歴史や名品、グルメとの出会い。また、果樹王国紀州和歌山を代表する「有田みかん」は、10月から12月にかけてはオレンジ一色に染まった山の景色と食べ放題のみかん狩り、5月からはみかんの花の香りが楽しめます。
詳細情報
距離・時間:71.7km
最大標高差:161m
始点・終点:JR印南駅~JR箕島駅
トイレ:くまの古道ふれあい広場、産湯海水浴場、まちなみの駅ごぼうなど
スタート地点までのアクセス:(電車)JR印南駅(車)印南IC(阪和自動車道)
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和深~古座ルート
南紀熊野ジオパークの南エリアにあたる、清流王国・古座川のジオサイトを満喫するルート。ルートに沿ってサイクリングしていけば、「古座川の一枚岩」「牡丹岩」「高池の虫喰岩」「河内島」「宇津木石採石場跡」など、古座川のジオサイトが一様に見てまわれるようになっています。また、道の駅「一枚岩」では、カヌーやアユ釣り体験、古座川名物「紀州茶がゆ」や郷土料理「うずみ膳」などの限定食が楽しめます。月野瀬温泉には日帰り入浴も可能な宿泊施設もあるので、疲れも癒せます。このルートは凍結が心配なので、春~初秋のサイクリングが無難です。
詳細情報
距離・時間:49.6km
最大標高差:151m
始点・終点:JR印南駅~JR箕島駅
トイレ:鶴川公園、道の駅・一枚岩、直見公衆トイレなど
スタート地点までのアクセス:(電車)JR和深駅(車)すさみ南IC(阪和自動車道)⇒すさみ南IC(紀勢自動車道)※大阪方面、市屋ランプ(那智勝浦新宮道路)※名古屋方面
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上級コース
海南~藤並ルート
穏やかなアップダウンが続くロングライドは、和歌山のサイクリストのトレーニングコースとしても人気のルート。中級~上級者の走り込みに適していますが、ルートにはサイクリストに優しい宿泊施設や温泉施設、インスタ映えする赤いワイヤー橋「蔵王橋」とエメラルドグリーンの二川ダム湖、棚田「あらぎ島」、みかん農園など観光スポットも点在するので、景色や観光をゆっくりまわる連泊ポタリングにもおすすめです。有田川町のシンボルであり、国の重要文化的景観にも指定されている棚田の景色が目的なら、5月~9月末が見頃。地グルメを求めるなら、「道の駅あらぎの里」の自家製豆腐やこんにゃくを使ったヘルシーメニュー、「道の駅明恵ふるさと館」の直売所で旬のフルーツを味わってみてください。
詳細情報
距離・時間:92km
最大標高差:537m
始点・終点:JR海南駅~JR藤並駅
トイレ:海南市物産観光センター、各道の駅、有田川町地域交流センターALECなど
スタート地点までのアクセス:(電車)JR海南駅(阪和自動車道)海南IC
那智の滝ヒルクライムルート
県道43号線の高野スカイラインと熊野古道の中辺路を通って、世界遺産の「大門坂」「那智の滝」を目指すヒルクライムルート。熊野古道中辺路は熊野古道ウォークの初級コースであるものの、自転車で参拝となるとそれなりの体力が必要。また、たいした走行距離ではないものの、「熊野那智大社」を越えるときつい勾配と急カーブが連続する下り坂、落石など路面の悪い箇所が多く、パンクや落車のリスクが高まるので、グループでのサイクリングが望ましい。また冬も凍結するので、初めてのトライなら避けるべきです。
注意点をいくつか述べましたが、全長約600メートル、高低差約100メートルの美しい石畳が続く「大門坂」では、古の関所跡や霊場への入り口「振ヶ瀬橋(ふりがせばし)」、登り口にそびえる樹齢約800年の夫婦杉など古来参道の神秘さ、霊験あらかたな「熊野那智大社」「妙法山阿弥陀寺」の参拝、山頂からの眺めなど、疲れも苦労も一瞬で忘れさせてくれる経験と感動があるルートです。参道には、サイクルステーションや食事処、日帰り入浴施設が点在するので、自転車と自分のメンテをこまめに行いうといいでしょう。
詳細情報
距離・時間:29.4km
最大標高差:567m
始点・終点:JR紀伊勝浦駅駅~JR那智
トイレ:バスターミナル、那智山の滝側&駐車場、那智高原など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR紀伊勝浦駅(車)すさみ南IC(紀勢自動車道)※大阪方面、市屋ランプ(那智勝浦新宮道路)※名古屋方面
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切目~塩屋ルート
切り目駅を拠点に、海岸線の熊野街道から山間の国道425号線へとぐるっと1周するルート。漁村風景、田園風景、古民家や集落などの山間風景は、和歌山のふるさとそのもの。その一方でサイクリングは、道幅が狭く、交通量が多い海岸ルートと、穏やかなヒルクライムの山間ルートを走行。425号線は酷道で知られる国道で、走り屋たちが高速で通り抜けていくため注意が必要です。山間ルートに入る手前にある新エネルギー体験施設「日高港新エネルギーパーク」では無料ソーラーカーの試乗をしたり、「日高港塩屋緑地(Sioトープ)」でゲゲゲの鬼太郎と和歌山の妖怪像と記念撮影をしたりして、体力を回復させましょう。
詳細情報
距離・時間:54.4km
最大標高差:206m
始点・終点:JR切目駅
トイレ:日高港新エネルギーパーク、切目川ダム
スタート地点までのアクセス:(電車)JR切目駅(車)印南IC(阪和自動車道)
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新宮~北山村ルート
和歌山県の熊野三山の一山「熊野速玉神社」や和歌山県・奈良県・三重県にまたがる「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部を北上し、飛び地の村・北山村を目指すルート。上り基調の国道は、きつい傾斜や古いトンネルに加え、車やバイクなどの交通量も多いなかなかの酷道。スタート地の新宮を過ぎてしまうと、トイレやコンビニ、サイクルステーションがほとんどなくなってしまうので、補給食や自転車のトラブルに対応できる装備が必要です。宿泊も視野に入れた計画を立てるといいでしょう。サイクリングはハードですが、熊野信仰に深い神社の参拝や熊野牛を使ったメニューでエネルギーチャージができる「瀞峡めぐりの里・熊野川」、熊野の絶景を身近に感じられる「白見の滝」など、熊野観光が堪能できます。ゴール地の北山は、三重県と奈良県に挟まれた、和歌山から切り離された日本で唯一の飛び地。面積の97%は山林という自然豊かな小さな村にある「道の駅おくとろ」では、温泉や宿泊施設、レストランのほかに、ラフティングや日本で唯一の筏下りなどのアクティビティのお楽しみも。道路状況やアクティビティを考慮すると、サイクリングは春~秋がおすすめです。
詳細情報
距離・時間:57.8km
最大標高差:241m
始点・終点:JR新宮駅
トイレ:道の駅、徐福公園、オトノリ園地など
スタート地点までのアクセス:(電車)JR新宮駅(車)すさみ南IC(紀勢自動車道)※大阪方面、熊野尾鷲道路熊野大泊IC※名古屋方面
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すさみ~和深ルート
江戸時代より熊野の産業や文化を支えた「古座街道」を走るルート。鵜周参見川支流の広瀬渓谷では「すさみ八景」に認定された「琴の滝」や戦国武将の隠れ里跡の散策、周参見川本流にかかる「雫の滝」では新緑や紅葉狩り、鮎やアマゴなどの渓流釣りが、日本の原風景の中で楽しむことができます。山間部を走る道中には、落石や枝などが落ちていたり路面状態の悪い箇所もあり、トイレやコンビニの数も少ないので、パンク修理キットと補給食の用意を。ルートの「湯の花温泉」は、2014年に営業終了しているため、現在は宿泊も温泉も利用できません。初心者は、グループ走行が無難。
詳細情報
距離・時間:45.6km
最大標高差:284m
始点・終点:JR周参見駅~JR和深駅
トイレ:佐本公衆トイレ、佐田さくらの公衆トイ、おおじゃの森
スタート地点までのアクセス:、(電車)JR周参見駅(車)すさみIC(紀勢自動車道)※大阪方面、市屋ランプ(那智勝浦新宮道路)※名古屋方面
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橋本~海南ルート
真田幸村ゆかりの地・九度山町と真言密教の聖地高野山・高野町をめぐる、和歌山を代表する歴史と文化に触れるルート。九度山町から総本山金剛峯寺までは約18キロメートル・約800メートルを登るヒルクライム、高野山から海南市まではゆるやかな下りが続くハードな道のりのため、中級者~上級者向け。高野山を抜けると、宿泊やキャンプ、温泉施設、サイクルステーションがあちこちに点在しているので、宿泊や休憩に困ることがありません。特に「高野星と川のふるさと紀州美里温泉だるま湯」の温泉は、和歌山では数少ない療養温泉。疲労回復に一役買ってくれます。紅葉が見事なルートをなので、11月初旬~中旬がおすすめです。
詳細情報
距離・時間:78.7km
最大標高差:851m
始点・終点:JR南海橋本駅~JR海南駅
トイレ:小西公衆トイレ、南馬場緑地公衆トイレ
スタート地点までのアクセス:、(電車)JR南海橋本駅(車)橋本IC(京奈和自動車道)
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和歌山サイクリングは春~秋に楽しもう!
自然豊かな和歌山。それゆえ、冬の凍結や寒さも厳しいものがあります。まずは、桜や紅葉が楽しめる春から秋にかけてのサイクリングを楽しんでみてください。
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イラストも文章も手掛けるフリーのイラストレーター。