【2017年度版】冬の札幌!地元民おすすめグルメ名店10選
北海道を訪れたら、やっぱり外せないのが「食」ですよね。北海道の中心地である札幌は、ビジネスや観光で一度は必ず訪れる場所。豊富な種類のグルメがあちこちで楽しめる街です。冬は寒いので、より一層屋内でおいしい食事を楽しみたくなる季節でもあります。今回は冬の札幌で楽しめるグルメ10店を紹介します。
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冬の札幌は定番グルメに加えて旬の魚介類がおすすめ!
北海道は春夏秋冬問わず色彩や種類の豊富な食材を楽しめる場所。
冬の札幌では定番グルメはもちろん、北海道でしか食べられない旬の食材を使った料理が楽しめます。特にこの時期の魚介類はおすすめです。
札幌駅からすすきの駅周辺は地下歩道が整備されており、冬でも楽に歩いて移動ができるようになっています。また、札幌市内は街がコンパクトなので、ちょっと地下鉄に乗ればすぐにいろいろな場所にも行けますよ。
ぜひいろいろなお店をハシゴして楽しんでみてください。
札幌へ行ったら一度は食べたいカニ料理の名店「氷雪の門」
北海道を訪れたら、やっぱり一度は食べたいのがカニ料理。まずは老舗の札幌カニ料理の名店「氷雪の門」をご紹介します。
氷雪の門は、地下鉄大通駅から徒歩5分程度の場所にある超人気店です。
創業は1964年で、創業者はもともとウナギ屋を経営していた新道喜久治です。彼は当時、冬はウナギ屋が暇になることに頭を悩ませており、冬に何か出せる食材がないか探し回っていました。そして、缶詰以外では使われることのなかったタラバガニに着目した結果、札幌でカニ料理の店が誕生しました。
常に人気がある店なので、事前の予約をおすすめします。掘りごたつや個室もあるので、用途に応じて様々なシーンに使えます。
看板メニューであるタラバガニのしゃぶしゃぶや、氷雪三大カニコースやプレミアム三大カニコースなどのコース料理も充実しています。
始まりから終わりまで、夕食をカニで楽しみたい方にはぜひ訪れて頂きたい名店です。
<店舗情報>
氷雪の門(ひょうせつのもん)
札幌市中央区南5西2
011-521-3046
営業時間:11:00~15:00(ランチタイム)、16:30~23:00(ディナータイム)
氷雪の門は北海道札幌かに(蟹,カニ)料理専門店です。札幌へお越しの際はぜひ北海道札幌かに(蟹,カニ)料理専門店へお越し下さい
カニを中心に道産料理も楽しめる名店「雪華亭」
次に、「カニはもちろん食べたいけれど、カニ以外も道産食材を食べたい」という方にぴったりの名店「雪華亭」をご紹介します。
雪華亭は地下鉄大通駅とすすきの駅の間にある、創業1988年の老舗名店で、毛ガニ、タラバガニ、松葉ガニの三種類を使ったカニ料理の数々を提供しています。コース料理が充実しており、フルコースではカニのしゃぶしゃぶや天ぷら、寿司などが楽しめます。
カニ料理のほか、富良野や知床など道産食材を用いた単品料理が充実しています。また、北海道ではよく冬に食される魚「きんき」の煮付けや鍋も楽しむことができます。
店内がすべて個室になっているので、少人数でも大人数でも目的やシーンに合わせて利用できます。
接待などビジネスシーンにも最適のお店です。ぜひ訪れてみてください。
<店舗情報>
雪華亭(せっかてい)
札幌市中央区南3条西4 J-BOX B1
011-251-1366
営業時間:17:00~23:00(ディナータイムのみの営業)
冬の活魚「きんき」を食せる郷土料理店「おが」
北海道で冬によく登場する魚といえば「きんき」です。きんきはカサゴ科の魚の一種で、冬には脂の乗りの良い高級魚として北海道で親しまれています。そんな活魚をはじめ、札幌で北海道の郷土料理を楽しめる居酒屋が「おが」です。
場所は豊水すすきの駅から徒歩3分という立地で、すすきの駅からも近い場所にあります。
こちらのおすすめ一品は、やはりきんきのしゃぶしゃぶです。網走で一本釣りをしたきんきを贅沢に楽しむことができます。
また、きんきはもちろん、定番のカニや活イセエビを含めた三大黄金しゃぶしゃぶコースも用意されています。単品料理も充実しており、ニシンやシャコといった、本州ではあまり出回らない魚介類を楽しむこともできます。
店内は大人数でも楽しめるテーブル席の他に、カウンター席が用意されています。誰かと訪れるのはもちろん良いですが、出張などで一人の場合でものんびりとお酒を飲みながら食事を楽しめる雰囲気になっています。
道産の食材をふんだんに使った郷土料理で日々の疲れを癒したいときにおすすめしたい名店です。
<店舗情報>
おが
札幌市中央区南3条西3サンスリービル8F
050-5868-8283
月~土 17:00~02:00(L.O01:30)
日・祝 17:00~翌0:00(L.O23:30)
夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業
おが (すすきの(市営)、狸小路、すすきの(市電)/郷土料理(その他))の店舗情報は食べログでチェック!活魚介類と旬や特選素材を使った郷土料理 【個室あり / 喫煙可 / 飲み放題あり / クーポンあり / ネット予約可】口コミや評価、写真など、ユーザーによるリアルな情報が満載です!地図や料理メニューなどの詳細情報も充実。
冬の味覚「たち」が楽しめる居酒屋「活菜旬魚 さんかい」
次にご紹介するのが、冬の味覚「たち」を楽しめる居酒屋「活菜旬魚 さんかい」です。
創業は1976年と古く、寿司専門店としてオープンしたのが原点になります。地域一番の本格居酒屋として、元寿司屋のこだわりによる刺身や寿司が堪能できるほか、地元では大人気で愛されている通称「たちぽん」を食べることができます。
「たち」はタラの白子のことを指し、マダラの白子は「真だち」、スケソウダラの白子は「すけだち」と呼ばれています。旬は12月から2月頃です。
「たちぽん」は、生のたちを湯引き等で下処理したあとに食べやすい大きさに切り分け、ポン酢をかけてもみじおろしなどの薬味を合わせて食べるものです。北海道では冬しか食べられないので、もし冬に札幌を訪れたらぜひ一度試してみてください。
<店舗情報>
活菜旬魚 さんかい すすきのディノス店
札幌市中央区南3条西1丁目8ディノス地下1F
011-215-0420
営業時間:17:00~24:00
活菜旬魚 さんかい HP
札幌市内で海鮮寿司を堪能「すし六法」
北海道と言えば必ず話題に上がるグルメは寿司。札幌にはたくさんの寿司屋がありますが、このすし六法は1階にカウンター席、2階に小上がりがあるモダンな造りの寿司店。
この店はメニューがなく、前菜や刺身、焼き物などの一品料理を楽しんだあとに握りを食すスタイルが基本です。
カウンターに立つマスターに食べたい食材を伝えると、その日の仕入れ状況を踏まえながらおすすめ一品料理として取り入れてくれます。
季節それぞれで多様な食材を、その良さを活かしながら上品かつ繊細た味わいにしてくれるので、調理の過程を見ながらお酒を楽しみつつ、出てくる一品一品に舌鼓を打つ贅沢を味わうことができます。
寿司は定番ネタからウニなどの高級食材、そして旬の魚をその時期に合わせてセレクトしてくれます。
ぜひ訪れてみてください。
<店舗情報>
すし六法
札幌市中央区南7条西4丁目2-19
011-596-0696
営業時間:18:00~翌2:00(月曜休)
すし六法 (東本願寺前、すすきの(市営)、すすきの(市電)/寿司)の店舗情報は食べログでチェック!【個室あり / 喫煙可】口コミや評価、写真など、ユーザーによるリアルな情報が満載です!地図や料理メニューなどの詳細情報も充実。
寿司と地酒を両方楽しみたいなら「すしほまれ」
もう一つご紹介するのが、札幌すすきのにある寿司屋「すしほまれ」です。店内はカウンター席の他にテーブル席や個室も用意されているので、ビジネスシーンにも利用することができます。
こちらのお店では、四季を通じて味わえる北海道の幸を寿司を通して楽しむことができます。
加えて、北海道ワインや全国各地の厳選された美酒を味わうことができます。近年は和食にワインを合わせて楽しむスタイルも増えているので、この機会に北海道ワインもお試しすると良いかもしれません。道産酒としては、旭川の「大雪の蔵」や増毛町の「国稀」などがあります。道産焼酎にはじゃが芋や昆布、シソを用いたものも用意されています。
寿司と地酒で贅沢に過ごしたいならぜひ訪れてみてください。
<店舗情報>
札幌すすきの すしほまれ
札幌市中央区南4条西4丁目すずらんビル別館2F
011-207-0055
営業時間:12:00~15:00(日曜日のみ)、18:00~25:00
定番のジンギスカンなら道産羊肉が食べられる「いただきます。」
ジンギスカンといえば札幌名物。ビタミンB2などのビタミン類が豊富で、低カロリーの羊肉はダイエット中の男性にもぴったりですが、今回は札幌で外せないジンギスカンの名店「いただきます。」をご紹介します。
このお店は、羊肉のほとんどを輸入に頼っているジンギスカン店が多い中で、北海道で唯一道産羊肉を専門に扱っているジンギスカン店です。直営牧場でジンギスカン肉専用の「サフォーク種」を育て上げ、道産羊肉を全面に打ち出して提供しています。また、タレはジンギスカンのタレを発案した近藤和彦氏が考案しています。
ジンギスカンを通して日本の1次産業~3次産業までを元気にしようという経営者の姿勢は、さまざまなテレビ番組でも紹介されており、単なるチェーン店とは一線を画している経営方針も興味深いです。
ぜひお試しください。
<店舗情報>
ジンギスカン 羊飼いの店『いただきます。』
札幌市中央区南5条西5-1-6
011-552-4029
営業時間:11:30~03:00 (ラストオーダー:02:30)(月~土)、11:30~23:00 (ラストオーダー:22:30)(日祝)
札幌で高級感溢れるジビエ料理「ブラッスリー ル ゴーシェ」
一時は絶滅しかけた北海道のエゾシカ。現在は増えてしまって逆に困っているエゾシカを「食べて守る」という発想のもとに、エゾシカを使ったジビエ料理が多く楽しめるのも札幌です。
札幌でジビエ料理を試してみたいけど、どこに行って良いかわからないというときにおすすめする名店「ゴーシェ」をご紹介します。
ゴーシェは札幌創成側の近くに店舗を構える創作料理店。パリの惣菜屋からインスピレーションを受けて開業した、気軽にフレンチを楽しめるお店です。道産食材やワインを取り入れて、保存料を使わない自然派のメニューを数多く提供しています。
エゾシカは自家製ソースと共に頂く形になっており、エゾシカ特有の香りが苦手でも気軽に食べられるように工夫されています。ビオワインやその他道産ワインと一緒に食すのがおすすめですよ。
<店舗情報>
Brasserie Le Gaucher(ブラッスリー ル ゴーシェ)
札幌市中央区南二条東5丁目7-2 セゾン南1条 1F
011-252-9250
営業時間:11:00~17:00(ランチタイム) 17:00~24:00(ディナータイム)
水曜定休
「ブラッスリー ル ゴーシェ」は、札幌大通、創成側イースト地区にあるカジュアルなフランス料理とフレンチ惣菜の店。モーニングからランチ、ディナー営業。地域に密着し、子供から大人まで誰でも気軽にお越し頂けるブラッスリーを目指します。
札幌なら外せないスープカレー「Suage+(すあげプラス)」
さて、最後の二つはアルコールなしでも気軽にかつ簡単に札幌グルメを楽しめる名店の紹介です。
札幌といえば、絶対に外せないのがスープカレー。大きな具材がたっぷり入ったスープと特製ライスで楽しむ札幌名物カレーです。一般のカレーと異なり、さらさらとしたスープと店舗それぞれ異なるスパイスが特徴。お店ごとに多様な味わいで、スープカレー通も多数存在する札幌。
今回は、初心者でもスープカレー通でも絶対一度は訪れている、「Suage+(すあげプラス」を紹介します。
名前の通り、素揚げした野菜とチキンやポークなどの野菜が入ったカレーがメニューに並びますが、道産食材を楽しみたいなら「パリパリ知床鶏と野菜カレー」や「ラベンダーポークの炙り角煮カレー」といった道産肉が入ったカレーです。炭火で焼いたお肉はジューシーで旨みも凝縮。絶品です。
ランチでもディナーでも、おひとりさまでも大人数でも楽しめますよ。
<店舗情報>
札幌スープカレーSuage+(すあげプラス)
北海道札幌市中央区南4西5 都志松ビル2階
011-233-2911
営業時間:11:30~22:30
スープカリー スアゲ プラス 本店/soup curry Suage +【旧店名:soup curry Suage】 (すすきの(市電)、すすきの(市営)、資生館小学校前/スープカレー)の店舗情報は食べログでチェック!口コミや評価、写真など、ユーザーによるリアルな情報が満載です!地図や料理メニューなどの詳細情報も充実。
ラーメン通なら一度は行くべき「麺屋 彩未」
最後に、誰でも大好きなラーメンの名店をご紹介します。札幌と言えば味噌ラーメンの地として有名ですが、今回はちょっと札幌駅周辺からは離れますが絶対に行くべきラーメン屋「彩未」をご紹介します。
「彩未」は札幌で有名なラーメン屋「すみれ」の暖簾分けした店ですが、その味のクオリティは「すみれ」以上ともいわれるほど。シンプルに味噌ラーメンを楽しむもよし、辛味噌ラーメンにしてみるもよしですが、ちぢれ麺と麺に絡む味噌スープは誰をも幸せにしてくれる一品です。
お店の場所が札幌駅周辺から離れた美園にありますが、地下鉄東豊線「美園」駅から徒歩4分と好立地なので、お時間がある方はぜひ訪れてみてください。
<店舗情報>
麺屋 彩未(さいみ)
札幌市豊平区美園10条5-3-12
011-820-6511
営業時間:11:00~15:15、17:00~19:30(L.O.)
麺屋 彩未/さいみ (美園、豊平公園/ラーメン)の店舗情報は食べログでチェック!【分煙 / 禁煙】口コミや評価、写真など、ユーザーによるリアルな情報が満載です!地図や料理メニューなどの詳細情報も充実。
札幌滞在でお腹も心も満腹に。
ビジネスや観光で一度は訪れる札幌。冬は楽しみ方によっては天候に左右されてしまいますが、食はどのタイミングでも話題に上がるテーマです。少しマニアックに攻めるのも良し、スタンダードに道産食材を堪能するのも良し、お好みのタイミングでぜひ札幌の食を満喫してくださいね。
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この記事のライター
外資系コンサルティング会社のリサーチャーをやりながらミュージシャンをしているフリーライターです。生粋の道産子。春から札幌Uターン移住予定。