日本が誇るハードボイルドミステリー作家、原寮のおすすめ作品3選

原寮が描く主人公のハードボイルドさに魅了された方も多いのではないでしょうか。物語の展開だけでなく登場人物の個性にも注目して読むとより面白さが増します。今回はそんな原寮のおすすめ作品をご紹介します。

vokkaVOKKA 編集部
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ジャズピアニストから小説家へ

原寮は、佐賀県鳥栖市出身です。九州大学の美学専攻、ジャズ研に所属。2か月だけサラリーマンをして、東京で10年程フリージャズ・ピアニストとして活動し、映画のシナリオに興味を持ち、小説家デビューしました。現在は故郷の鳥栖に戻り、超遅筆作家として活動をしています。濃い人生から生まれた、味わいのあるハードボイルドが魅力です。
今回はそんな原寮のおすすめ作品をご紹介します。

私が殺した少女

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探偵・沢崎シリーズの2作目です。
最初から最後までよく練り上げられており、読み進むにつれて誰が犯人なのか分からなくなります。
PCもスマホも無い公衆電話が頼りのアナログ世界の中で起こる殺人事件は、古臭いのに全く読者を飽きさせません。
日本のハードボイルドミテリーの金字塔に相応しく本作は、直木賞とファルコン賞を受賞しています。

そして夜は甦る

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原寮のデビュー作です。
遅筆で有名な作者がチャンドラーを肥やしとして書き上げたハードボイルドミステリーは、デビュー作とは思えない上質な仕上がりとなってます。
探偵・沢崎と警部錦織との軽妙洒脱な会話や、沢崎の渇いたユーモアセンスなど、読み進むうちに主人公の虜になってしまうでしょう。
「デブと言われて怒らないデブは要注意だ」等の冴え渡る沢崎の心の呟きがウイットに富んでいます。

愚か者死すべし

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この本を楽しみたい場合は『そして夜は甦る』→『私が殺した少女』→『天使たちの探偵』→『さらば長き眠り』→『愚か者死すべし』の順で読みことをおすすめします。私立探偵沢崎シリーズの最新刊である本書は、生きる人々の悲しみや寂しさ、人間臭さが見事に描かれており、その世界観は正に、日本のハードボイルドなのです。

人々を魅了するハードボイル

いかがでしたでしょうか。原寮が描き上げる主人公のそのハードボイルドさは、一度読むと虜になってしまうのではないでしょうか。ミステリーが好きな方はもちろんのこと、ミステリーにあまり興味がない方にもぜひ読んでほしい作家です。

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