「白夜行」「幻夜」「秘密」だけじゃない!東野圭吾のおすすめ小説5選
今や押しも押されぬ日本を代表するミステリー作家である東野圭吾さん。今回は、東野圭吾さんのおすすめ作品を5つ厳選して、みなさまに紹介していきます。
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知る人ぞ知る東野圭吾さんのおすすめ小説を紹介
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数多くの名作を世に送り出している東野圭吾さん。普段あまり小説を読まない方でも、東野圭吾さんの名を知っている方は多いのではないのでしょうか?東野さんの作品といえば、「白夜行」「幻夜」「秘密」などは思いつく方が多いでしょう。しかし、東野さんのおすすめの作品はこれらだけではないのです。
今回は、知る人ぞ知る東野圭吾さんのおすすめの作品を5つ厳選して紹介していきます。今回紹介する作品を読んだら、あなたも東野さんの作品に魅せられてしまうこと間違いなしでしょう。
1.恋愛と友情がテーマの切ないミステリー「パラレルワールド・ラブストーリー」
主人公は親友の恋人に恋をしてしまいます。恋愛と友情という、誰もが身近に感じるであろうテーマの切ないミステリーです。過去と現在を行き来しながら進んでいく物語は、謎が謎を呼び、どんどんページをめくってしまうことでしょう。読み進めていくうちにどんどん引き込まれていく緻密な構成のストーリーは見事です。
価格 810円(税込)
2.随所に散りばめられた伏線が見どころのミステリー「むかし僕が死んだ家」
主人公は元カノから「幼い頃の記憶がない」と打ち明けられ、元カノの記憶を取り戻すために”ある家”に元カノと一緒に行くことになります。物語のほとんどの場面は、その”ある家”での主人公と元カノとのやりとりという、非常にシンプルなところもこの作品の特徴です。しかし、随所に散りばめられた伏線が見事で、最後の結末は意外性に溢れています。主人公と元カノの微妙な関係も見どころの1つです。
価格 605円(税込)
3.生き残るのが過酷過ぎる異世界にワープしてしまった13人「パラドックス13」
「P-13現象」という謎の現象により、異世界にワープしてしまった13人。一見すると普段の世界と変わらないのですが、どんどん崩れ・壊れていき、生き残るのが想像を絶するほど過酷な世界なのです。そんな過酷な世界で、人間はどのような行動・決断をするのかというのが見どころです。また、都市部の意外な脆弱さも描かれている作品でもあります。
価格 896円(税込)
4.殺人を犯す動機に焦点を当てた作品「悪意」
犯人の手記と刑事の調査記録という、2つの視点で進んでいく物語です。この作品は、トリックや謎解きと言うよりも、殺人の動機に焦点が当てられています。最初は、犯人があっさりわかるので、「あれ?」と思うことでしょう。しかし、そこからがこの作品の面白いところなのです。二転三転して、最後にはどんでん返しが待っています。
価格 691円(税込)
5.山荘を舞台とした緊迫感溢れるミステリー「仮面山荘殺人事件」
8人の男女が集まる山荘に、逃走中の銀行強盗が侵入します。そして、そんな緊迫した状況の山荘で殺人事件が起こります。閉じ込められた山荘、逃走中の銀行強盗、疑心暗鬼になる宿泊客達、という緊迫感がある状況で物語進んでいき、ハラハラしながら読み進められる作品と言えるでしょう。そして、東野さんの作品なので、最後の結末も予想がつかないものとなっています。
価格 605円(税込)
【番外編】東野さんが大人になるまでを綴ったエッセイ「あの頃ぼくらはアホでした」
東野さんの小、中、高、大の学生時代のエピソードを綴ったエッセイです。現在は大物作家である東野さんも、学生時代は(タイトルにもあるように)アホだったんだな、と感じる作品でもあります。笑える作品です。世代や住んでいた地域が近い人は、「懐かしいな〜」とも感じられることでしょう。
価格 596円(税込)
東野圭吾さんの作品はもう一度読みたくなる!
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今回は東野圭吾さんのおすすめの作品を紹介していきました。東野さんの作品は、ストーリー構成が緻密で、随所に伏線が散りばめられており、読み終わった後にもう一度読みたくなってしまうものも多いです。また、読みやすい作品も多く、「読書が苦手」という方でも比較的読みやすい作品も多いと言えるでしょう。
東野さんの作品は大変多いので、本屋などでも数の多さから「何を読んでいいかわからない」となってしまう方も多いかもしれません。そんな時には、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
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本、映画、ドラマ、ファッション、サッカー、お酒が好きな男性です。みなさんの役に立つ、心に残る記事を書ければと思っています。