前向きな気持ちになれる本多孝好の人気小説5選
本多孝好の人気作である『MISSING』『MOMENT』『WILL』『MEMORLY』『FINEDAYS』の5作品をご紹介します。どれも内容だけではなく文体が美しくて映画では味わえない魅力がある小説ばかりです。
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殺人やサスペンスではないミステリー作家
本多孝好はミステリー作家とされていますが、殺人やサスペンスなどではなく、心の闇にスポットをあて、主人公や登場人物が何を隠しているかをミステリーとしていることが多いです。内容はもちろんのこと、静かだけれど美しい川の流れのような文体も魅力の一つです。
迷ったらデビュー作である『MISSING』を
デビュー作を含む4作品が収録された本。
4作品すべてハズレなし、どの登場人物にも共感したり同情したりすることができるおすすめの一冊です。
読み終わった後に、前向きになれること間違いありません。
大ベストセラーである『MOMENT』
本多孝好の作品の中で一番売れている小説です。
病院を舞台に、主人公が死と向き合って自分を見つめなおしていく、そんな主人公の姿に心が震えます。
また、「死」というものをより身近に感じ考えさせられる1冊です。
『MOMENT』が気に入ったら『WILL』
『MOMENT』の続編になり、『MOMENT』でも少し登場した主人公の幼馴染が主人公となります。
『MOMENT』ではクールな印象の幼馴染ですが、本作を読むと強いだけでないことが分かります。
恋愛要素も色濃くなるので心が温まるでしょう。
『MOMENT』も『WILL』も気に入ったら『MEMORY』
『MOMENT』や『WILL』で登場人物の神田と森野に関わった人たちが主人公となった短編集です。
『MOMENT』から始まった物語がこれで完結しています。
一番最後の話ということもあり、本多孝好の魅力を感じられる1作です。
短編集だと読みやすい『FINEDAYS』
通勤の間などの隙間時間に読みたいという方は一話完結である短編集の『FINEDAYS』がおすすめです。
登場する女性がみな魅力的に描かれており、惹きこまれるのではないでしょうか。
ぜひ手に取ってください
他にも家族を題材にしたアットホームや、特殊能力を持った青年たちが活躍するストレイヤーズクロニクルなど魅力的な作品がたくさんあります。どれも文章がキレイで、映画では味わえない魅力が本にはあります。ぜひ、読んでみてほしい作家の一人です。
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