プレミアムコンパクトカー おすすめ人気車種徹底比較
燃費がよく、運転もしやすいことからプレミアムコンパクトカーの人気が高まってします。今回は人気のプレミアムコンパクトカーを国産車と輸入車に分けて、比較紹介します。スマートかつスタイリッシュな印象を与えるプレミアムコンパクトカーは大人な男性にこそ相応しい車です。セカンドカーとしても大活躍するので是非参考にしてください。
- 46,881views
- B!
高品質と高性能を詰め込んだプレミアムコンパクト
【PV】RENAULT TWINGO GT
コンパクトカーに高品質と高性能を載せたプレミアムコンパクト。従来コンパクトカーに求められるのは実用性や取り回しの良さ、低燃費でリーズナブルな価格設定であることなどでした。やはり乗りたいのはラグジュアリーでゴージャスな高級車。しかし都会の狭い道では取り回しが良くなく、駐車スペースにも困るなどフルサイズの高級車を敬遠する様々な要因があります。
そこでおすすめしたいのがプレミアムコンパクト。コンパクトカーの実用性を持ち取り回しの良いサイズでありながら、高級感のあるインテリアや高い走行性能を発揮するパワートレインなどを装備。高級車に引けを取らない仕立ての良さで人気が上昇中です。そしてファーストカーとして高級セダンやスポーツモデルを持つ諸氏が、セカンドカーとして所有することも。
普段の街乗りでも上質なドライブができるプレミアムコンパクト、国内外のおすすめモデルを厳選して10車種ご紹介します。
TOYOTA「AURIS」
出典:toyota.jp
出典:toyota.jp
欧州のプレミアムコンパクトの雰囲気が漂う「AURIS」。2012年にデビューした現行型はハイブリッドが設定され、AWDや6速MTも選べるなど多彩なバリエーションを持っています。
TOYOTAのデザインコンセプト「キーンルック」を取り入れたフロントマスクは精悍なスタイル。シャープなAピラーから、ショートオーバーハングのリヤエンドまでオリジナリティのあるエクステリアです。おすすめグレードは「RS」で、インテリアには専用のスポーツシートがセットされたシャープなデザイン。多彩なアレンジが可能なラゲッジスペースを持ち、高機能なT-Connectナビはオプションで用意されます。
衝突回避を支援するToyota Safety Sense Cも装備、あのシャア・アズナブル専用モデルもあったプレミアムコンパクトが、TOYOTA「AURIS」です。
【スペック】
モデル:RS
ボディサイズ:全長4330×全幅1760×全高1480(mm)
エンジン:1.8L-L型4気筒 144PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式:前輪駆動
車両本体価格:2,460,437円~(参考)
HONDA「FIT」
HONDAといえば人気のモデル「FIT」。TOYOTAの「Vitz」と共に日本のコンパクトカーを牽引してきました。2013年にデビューした現行モデルは3代目、メキシコやインドでも製造されています。
おすすめのグレードは「RS」でスポーティなスタイル。ボディは滑らかなにスラントしたフロントノーズから、Aピラー・ルーフへと美しいアーチを描くライン。ソリッド感のあるエクステリアに、専用のエアロパーツを装備します。インテリアはシックで上質、視認性の良い大径メータを装備。シートには「RS」専用のオレンジステッチが入りスポーティさを演出します。高出力エンジンでありながらもCVT仕様であれば21.4Kmと低燃費。コストパフォーマンスが高くスポーツライクなHONDA「FIT」です。
【スペック】
モデル:RS
ボディサイズ:全長3955×全幅1695×全高1525(mm)
エンジン:1.5L-L型4気筒 132PS
トランスミッション:CVT/6速MT
駆動方式:前輪駆動
車両本体価格:1,926,000円~(参考)
MAZDA「DEMIO」
デザインコンセプト「魂動」によってエキサイティングなデザインの車を造り出すMAZDA。コンパクトモデルの「DEMIO」は現行モデルで4代目となり、北米TOYOTAにOEM供給されています。
2014年にデビューした現行型から取り入れられた「魂動」デザインによって、アグレッシブなエクステリアを手に入れた「DEMIO」。盾形のフロントグリルや張り出したフェンダーが躍動感を感じさせます。インテリアはラグジュアリーとスポーツの融合。ダッシュボードにも張られたクロスが上質さを演出します。
おすすめグレードはラグジュアリーな「XD Touring L Package」。コンパクトで高効率なエンジン・SKYACTIV-Dを搭載、先進のAWDシステムであるi-ACTIV AWDが人車一体のドライビングフィールを実現します。先進の技術を惜しみなく詰め込んだプレミアムな1台、MAZDA「DEMIO」です。
【スペック】
モデル:XD Touring L Package
ボディサイズ:全長4060×全幅1695×全高1525(mm)
エンジン:1.5L-L型4気筒 105PS
トランスミッション:6速AT
駆動方式:四輪駆動
車両本体価格:2,224,800円~(参考)
SUZUKI「SWIFT」
軽自動車を中心にコンパクトカーをラインナップするSUZUKI。2000年に「More SWIFT」をコンセプトにデビューした「SWIFT」は、現行モデルで4代目となり2017年にラインオフされました。
おすすめグレードはマイルドハイブリッド仕様の「HYBRID RS 4WD」。高効率なエンジンにコンパクトなハイブリッドシステムの組合せ、AWDモデルでも25.4Kmの低燃費を実現しています。エクステリアは人気の高かった2代目からのキープコンセプト、リヤドアノブをコンシールした2ドアスタイルです。インテリアはスポーティな丸型メーターや、オールシャットルーバー・ダイヤルなどがスッキリと配置されています。
多彩な機能を備えた全方位モニター付メモリーナビゲーションもオプション設定、ナビゲーションに加えて音楽やSNSも楽しめます。高性能を凝縮したSUZUKI「SWIFT」です。
【スペック】
モデル:HYBRID RS 4WD
ボディサイズ:全長3840×全幅1695×全高1525(mm)
エンジン:1.3L-L型4気筒 91PS
モーター:3.1PS
トランスミッション:CVT
駆動方式:四輪駆動
車両本体価格:1,941,840円~(参考)
NISSAN「NOTE」
他社に先駆けて電気自動車「LEAF」をラインオフしたNISSAN。そしてコンパクトカーの量産車では初めてシリーズ方式ハイブリッドシステムの「e-POWER」を導入、新たな電気自動車を提案します。
NISSANが最初に「e-POWER」を採用することになった車が「NOTE」。おすすめするグレードは「e-POWER NISMO」で、先進のシステムと走りのDNAが結晶しました。エクステリアはNISMOのエアロパーツが装着されたアグレッシブなスタイル、専用サスペンションを備えボディ補強も施されています。インテリアには専用のスポーツシートを装備、ファインビジョンメーターなど専用装備が気分を盛り上げてくれるでしょう。
「e-POWER」の走りは今まで感じたことのない異次元の走り、エンジンで発電し走行はモーターです。瞬時にトラクションが立ち上がるモーター独特の加速力が味わえるでしょう。新技術とスポーツをハイレベルで融合したプレミアムコンパクトがNISSAN「NOTE」です。
【スペック】
モデル:e-POWER NISMO
ボディサイズ:全長4165×全幅1695×全高1530(mm)
エンジン:2.0L-L型4気筒 79PS(発電用)
モーター:109PS
トランスミッション:-
駆動方式:前輪駆動
車両本体価格:2,458,080円~(参考)
FIAT「Panda」
1899年に設立されたFIATは、イタリアの陸・海・空を掌握するといわれるほどの一大コングロマリット。車はコンパクトカーを得意とし、名車「500」や「Panda」など大ヒットした人気モデルがあります。
四角と丸の中間として「スクワークル」をコンセプトにデザインされた遊び心のあるエクステリア。2トーンカラーのシートがセットされた個性的なインテリアと合わせて、イタリアの粋なセンスを感じさせます。開口部の大きなテールゲートと分割可倒式リヤシートを装備、アレンジメントフリーなラゲッジスペースです。
0.9Lで2気筒の超コンパクトエンジンを搭載。このサイズでありながら85PSを発揮し、軽快なドライブフィールが楽しめるでしょう。先行車をレーダーで探知して作動するシティブレーキコントロールも装備、衝突被害を軽減させることができます。粋なコンパクト、FIAT「Panda」です。
【スペック】
モデル:Panda Easy
ボディサイズ:全長3655×全幅1645×全高1550(mm)
エンジン:0.9L-L型2気筒 85PS
トランスミッション:5速AT
駆動方式:前輪駆動
車両本体価格:2,138,400円~(参考)
Volkswagen「The Beetle」
世界中で大ヒットし2000万台以上を販売した初代Beetle。「Volkswagen TYPE1」が正式名称のモデルで、60年以上にわたって生産されました。
2012年にリリースされたのが現行モデルである「The Beetle」。おすすめするグレードは「R-Line」で、専用のエクステリアパーツを装備したスポーティな仕上がりです。初代のデザインモチーフそのままのスタイルはインテリアでも踏襲。クラシックな雰囲気の中には「R-Line」用スポーツシートを装備し、専用開発された情報端末の「Composition Media」で多彩なエンターテイメントが楽しめるでしょう。
エンジンもパワフルな「R-Line」専用、定評ある7速DSGが組み合わされます。そして「Volkswagen オールイン・セーフティ」が、事故の予防から2次被害の軽減までサポート。世界中から愛されたスタイルに先進の装備を載せた、Volkswagen「The Beetle」です。
【スペック】
モデル:R-Line
ボディサイズ:全長4285×全幅1825×全高1495(mm)
エンジン:1.4L-L型4気筒 150PS
トランスミッション:7速DSG
駆動方式:前輪駆動
車両本体価格:2,945,000円~(参考)
DS AUTOMOBILES「DS4」
シトロエンが独立ブランドとして立ち上げたDS AUTOMOBILES。プレミアムなコンパクトモデルオンリーで3モデルをラインナップしています。
グリルに輝くDSのエンブレムを中心に、左右に広がるDSウィングと呼ばれるデザイン。リヤのドアノブをコンシールすることで美しいクーペスタイルを実現しています。おすすめのグレードは「DS 4 Chic DS LED Vision Package」で、クリスタルのように煌くヘッドランプを装備したモデル。インテリアにも専用のレザー&ファブリックのコンビシートをセット、さらにオプションでクラブレザーシートも用意します。
コンパクトなツインスクロールターボエンジンを搭載。スポーティなシフトフィールと低燃費を実現した新世代トランスミッションの6速EATを備えます。従来のフランス車にありがちなチープさを微塵も感じさせない美しいコンパクト、DS AUTOMOBILES「DS4」いかがでしょう。
【スペック】
モデル:DS 4 Chic DS LED Vision Package
ボディサイズ:全長4285×全幅1810×全高1500(mm)
エンジン:1.6L-L型4気筒 165PS
トランスミッション:6速EAT
駆動方式:前輪駆動
車両本体価格:3,260,000円~(参考)
PEUGEOT「208 GTI」
WRCで圧倒的な速さを見せ活躍したPEUGEOT。ホットハッチと呼ばれる高性能なコンパクトカーで人気があり、ご紹介する「208」は2017年のFIAラリークロスに参戦しています。
おすすめグレードは「208 GTi by PEUGEOT SPORT」で、トルセンLSDやブレンボ製ブレーキキャリパーを備えた本格的なスポーツモデル。インテリアにもバケットシートが装備され、数々の専用アイテムがドライビングの高揚感を高めてくれます。ボディカラーに2トーンのクープ・フランシェも用意、よりアグレッシブになるスタイルが魅力的です。
エンジンは208PSを発揮するハイパフォーマンスな4気筒ターボ。ダイレクトな手応えを感じられる6速MTを操り、18incの大径ホイールがそのパワーを路面に伝えます。PEUGEOTのモータースポーツ部門であるPEUGEOT SPORTが仕上げたプレミアムなホットハッチ、PEUGEOT「208 GTI」です。
【スペック】
モデル:208 GTi by PEUGEOT SPORT
ボディサイズ:全長3975×全幅1740×全高1470(mm)
エンジン:1.6L-L型4気筒 208PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式:前輪駆動
車両本体価格:3,686,800円~(参考)
RENAULT「TWINGO」
欧州で最大規模の自動車グループであるフランスのRENAULT。NISSANとも提携しており、古くは日野自動車がライセンス生産をするなど日本との関係も深いメーカーです。
「TWINGO」はRENAULTのラインナップで最もコンパクトなモデル。2016年に日本でもリリースが開始され人気の高い1台です。3代目となる現行モデルはスタイルもパワートレインも一新。リヤエンジンレイアウトを採用し、名車「5 TURBO」をオマージュしたエクステリアになりました。
ご紹介するモデルの中で最も短い全長、抜群の取り回しの良さで狭い路地でもキビキビと走ります。しかもこのサイズでありながら多彩なシートアレンジでスキーやスノーボードも収納が可能。スタイルとユーティリティがハイレベルに両立しています。おすすめのグレードは「INTENS Canvas top」で、ルーフいっぱいに開くキャンバストップを装備。風を感じながら爽快なドライブが楽しめます。
お洒落の一言に尽きるプレミアムコンパクトがRENAULT「TWINGO」です。
【スペック】
モデル:INTENS Canvas top
ボディサイズ:全長3620×全幅1650×全高1545(mm)
エンジン:0.9L-L型3気筒 90PS
トランスミッション:6速EDC
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:1,990,000円~(参考)
セカンドカーにもおすすめ プレミアムコンパクト
コンパクトなボディにハイパワーなエンジンや、ラグジュアリーな装備を詰め込んだプレミアムコンパクト。高級セダンやスポーツモデルを所有する諸氏には、気軽に乗れるセカンドカーとしてもおすすめです。
※ 掲載内容は2017年2月現在のものです
この記事のキーワード
この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。