2017年メンズおすすめ秋冬ヘアスタイル決定版

2017年のトレンドヘアスタイルは？

夏の定番メンズヘアスタイルのさっぱりしたショートヘアやベリーショートから打って変わって、秋冬のヘアスタイルは少し長めであったり、パーマをかけるのがトレンド。それでも清潔感や爽やかさは大切にしたい要素ですよね。そんな要素も併せ持ったヘアスタイルはどんなヘアスタイルなのか独自に分析してみました。そこで注目したのが男女ともに受けがよく、今も人気を集める「マッシュショート」「ツーブロックショート」「パーマスタイル」です。2017年の秋冬おすすめメンズスタイルはこれで間違いなしです！

マッシュショート

マッシュとは、全体的に長めのカットで長さを統一し、丸みを帯びたシルエットのヘアスタイルのことです。名前の通り、きのこの形に近い髪型です。そのマッシュヘアが、10代から40代の間で非常に人気を集めました。しかしマッシュヘアはザ・ビートルズ (The Beatles) がこの髪型にしたことで、60年代にも1度ブームを起こしています。当時のマッシュヘアは、長髪で髪が重く顔全体を包みこむようなスタイルでした。最近のマッシュヘアは、束感のあるものや、パーマアレンジを施したものなど種類も非常に増えてきています。
ある時から非常に高い人気を集めたマッシュヘアスタイルですが、トレンドになるからにはその理由やメリットがあります。そんなマッシュの魅力として「爽やかさ」「清潔感」「丸みを帯びた可愛らしさ」が挙げられます。また、1度慣れてしまえば他のヘアスタイルと比べると簡単にヘアセットできることもポイントで、最近は柔らかくふんわりとしたナチュラルヘアを好む女性が多く、女性ウケの良いモテへスタイルでもあります。さらに、これもトレンドであるツーブロックとの相性も良く、これらを組み合わせたへスタイルも多く見られます。

クラウドマッシュ

クラウドマッシュとは雲のような丸いシルエットで、ふわっとさせたマッシュヘアスタイルのことです。ボリュームのあるふわっとしたマッシュスタイルのアウトラインに、カールを効かせた束感を施したヘアスタイルで、原宿を発端に東京のトレンドに敏感な20代から40代の男性を中心に流行しています。名前の由来は、80年代に流行したテクノカットがベースで、テクノとは当時から見た「最先端・近未来」をイメージさせる言葉としてヘアスタイルに用いられまいた。現代における「最先端・近未来」のひとつがITにおける「クラウド」。シルエットや質感が雲の様に丸くてふんわりしているという意味だけではなく、最先端の髪型という意味で「クラウド」という言葉が使われているようです。

バブルマッシュ

20代を中心に一気にトレンド化した、バブルマッシュ。人気サロン「OCEAN」の代表三科光平さんが発案した、原宿最先端のヘアスタイルです。「バブル(泡)がはじけたような束感が特徴的なマッシュスタイル」という意味からバブルマッシュとされ、そのクールな髪型はあっという間に日本人男性に浸透しました。今でも人気が絶えないヘアスタイルです。パーマをかけるか、ヘアアイロンでスタイリングする必要があります。また、毛束を作りアピールするための、整髪料も大切です。

ツーブロックショート

おもにツーブロックとは、トップをやや長めに残しサイドや襟足部分を刈り上げたヘアスタイルのことです。ブロックとは塊のことを指し、長さの異なるブロックが2つあることからこの名称で呼ばれています。しかしこれは造語で、欧米ではツーブロックとは言わず一般的なヘアスタイルとして普及しています。国内では80年代ごろから見られるようになり、男女問わずスポーツ選手や芸能人を始め様々な人から支持を受け続けているヘアスタイルです。
最近ではツーブロックがかなり流行し、周りとの差異化を図るために様々なアレンジを街中で見ることができます。サイドや襟足部分を短く刈り上げるのがベーシックですが、ナチュラルな仕上がりにするために、トップとの長さの差を控えめにするスタイルもあります。またトップ部分をモヒカン風にセットしたり、パーマをかけてラフにセットしたスタイルや、前髪を目にかかる程度の長さでカットしモードな雰囲気のあるスタイリングにしたりと様々な種類のツーブロックスタイルで髪遊びを楽しめます。

オールバックツーブロック

オールバックツーブロック(Slicked Back Undercut)とは、サイドとバックを短く刈り上げたアンダーカットほ施し、長めに残した前髪やトップ部分を後ろに流すオールバックでセットしたもの。特徴は、慣れてしまえば他のどのセットよりも簡単なことで忙しい朝の、ヘアセットの時間短縮になります。ビジネスシーンにかなり活躍してくれるヘアスタイルで、男らしさと爽やかさを兼ね備えています。オールバックは「気合が入りすぎた髪型でもう古い」なんてイメージがありますが、欧米を中心にお洒落な男性はもうすでに取り入れています。

隠しツーブロック

「いきなりサイドを刈り上げるのには抵抗がある」なんて方は、刈り上げる面積を減らすことで落ち着いたツーブロックショートに仕上げることができます。また刈り上げた上の部分を長めに残しておき、刈り上げ部分に髪をかぶせる「隠しツーブロック」も効果的です。一般的なヘアスタイルにも取り入れられるカット手法で、顔まわりをすっきりさせることができます。ビジネスシーンではオールバックやアップバングで前髪を上げることが多い方は、休日には前髪を下ろしてギャップを狙うのがおすすめです。

パーマスタイル

「男でパーマは若い時だけ」なんて思っていませんか。しかしパーマスタイルは、動きのあるヘアスタイルでガラリと雰囲気や印象を変えてくれたり、男の色気を引き出してくれたりとたくさんの魅力があります。忙しい朝に時間をかけずに、ささっとセットできてしまうのも嬉しいポイントですよね。今だからこそパーマをかけるメリットが沢山あります。また一言でパーマと言っても、ゆるいパーマから強く巻いたパーマなど種類も豊富です。またアレンジも多くありますので、ビジネスシーンでも休日にもどちらでも活躍できちゃう万能ヘアスタイルです。オンとオフのかっこいいギャップも望めます。いいことだらけのパーマヘアに是非チャレンジしてみませんか。

毛先に動きをつけたピンパーマ

ナチュラルなパーマヘアで、ピンパーマ技法で毛先だけに動きをつけたスタイルです。ピンパーマとは、ロッドではなく指先やピンに巻きつけて固定するパーマのことです。毛を巻く位置や角度、強さによって様々なパーマがかけられます。特徴は、ショートヘアなど短い髪にも施せることや、毛先だけでなく根元から自然な動きを作れることです。パーマをかけているかどうかも分からない程度なので、髪型の制限が多い業種でも取り入れやすいパーマスタイルです。サイドとバックを刈り上げてすっきりさせるので、トップや前髪が多少長くても爽やかな印象になります。とてもシンプルなパーマスタイルで、似合う顔形を選ばずパーマが初めての方や、がっつりパーマをかけたくないという方にも取り入れやすく、セットもしやすいのでオススメです。

スパイラルパーマ

スパイラルとは螺旋を意味し、文字通りロッドという筒状の髪留めに髪を螺旋状に巻きつけてクセをつけるパーマのことです。巻き方によって様々なスタイルが作れるのがポイントです。例えば、ロッドにゆるく巻いてふわっとしたパーマを作ることもできますし、ロッドに巻く髪を密集させてバネのような螺旋状にもすることができます。つまりスパイラルパーマは、様々な動きや毛流れを作れるパーマ方法で、人気のある手法です。トレンドとして取り入れるには最適で、男らしくもセクシーな印象を醸し出せます。

後ろから見たスタイルは？

ヘアスタイルは後ろから見た時もカッコよく決まっていないと、全体的なバランスが悪くなり台無しになってしまうことも。自分では見えづらい部分ですが、バックにもトレンドを取り入れて360度どこから見てもカッコいいヘアスタイルを手に入れましょう。トレンドのバックのヘアスタイルは写真のように襟足部分を刈り上げ、上の長めに残していいた髪をかぶせるようにセットしていきます。ツーブロックとの相性が良く、サイドを刈り上げたツーブロック部分と繋げるようにすると、非常に顔まわりがすっきりし、どの部分から見ても爽やかなスタイルを作れます。このスタイルはマッシュヘアにもよく取り入れられ、メンズのへスタイルでは王道と化しています。

マッシュ×ツーブロ×パーマが最新トレンド？

清潔感・爽やかさ・可愛らしさで人気の「マッシュショート」に、男らしくワイルドな印象の「ツーブロック」、そして色気溢れるおしゃれスタイルの「パーマ」を組み合わせたヘアスタイルが2017年秋冬に最適なメンズヘアスタイルと言って良いでしょう。マッシュベースのヘアスタイル重めの印象ですが、パーマで軽さを与え、サイドやバックを刈り上げることでメリハリもつき、顔まわりをすっきりさせる効果もあります。まさに360度どこから見ても隙のないかっこいいヘアスタイルです。

強めパーマアレンジ

マッシュベースにスパイラルパーマなどの強目のパーマをあてて、全体的に前に髪を流したスタイル。強いパーマをあてる場合は、ある程度の長さが必要になってきます。もみあげと襟足を1週するように刈り上げ、顔まわりなどをすっきりさせているのもポイント。クリーム系ワックスなどを使って、全体的に無造作に揉み込んでいくようにするだけで強いパーマヘアはセットできます。ワイルドさ溢れる印象になります。

アップバングアレンジ

前髪の中心を立ち上げ、全体的に後ろに髪を流したスタイル。ウェーブ感あるゆるいパーマと、引き締め効果のあるツーブロックで作られたショートヘアのアップバンクは、ビジネスシーンにも休日スタイルにも最適な爽やかさ溢れるヘアスタイルです。セットの難易度はやや高めですが、前髪をしっかり立ち上げ、サイドやバックを後ろに流せばそれっぽくアレンジできます。七三分けのようにしっかり分け目を作るのもポイント。毛束を作りやすく、ふんわりセットできるファイバー系ワックスやクリーム系ワックスを使うのがおすすめです。

トレンドヘアスタイルに合わせた整髪料

2017年秋冬のトレンドヘアスタイルには、「パーマ」が関わってきます。そこでパーマをより活かせるような、毛束を作りやすいスタイリング剤を中心にまとめてみました。せっかくパーマをかけても綺麗にセットできなかったら台無しです。パーマが得意なサロンが自社で開発し、販売している整髪料なので安心して使っていただけますよ。

LIPPS ハードブラストワックス

「LIPPS」というメンズサロンの専用のワックスで、ハードな質感でキープ力にも長けています。そして最大の魅力は毛束が作りやすいことです。軟毛の方でもドライな質感を楽しめます。髪を1度立ち上げ、シャンプーをするように1分ほど散らしていくのがポイントです。あとは整えるだけで束感パーマスタイルを楽しめます。

LIPPS L14 グロスムーブワックス

こちらもLIPPSのサロン専用ワックス。セット力やキープ力はほとんどなく、ツヤ感を出すことに重きを置いたワックスです。剛毛の方はグロスムーブワックス単体で使えなくもないですが、基本的にはセット力のある他のワックスと混ぜて使うのがおすすめです。軟毛の髪質の方はセット力の強いワックスを多めに混ぜましょう。

オーシャントリコ ヘアーワックス【ナチュラル】

ツヤ感もあり、伸びやすく使い勝手の良いファイバーワックス。黒髪のナチュラルヘアのセットに最適で、きめすぎたヘアスタイルを避けたい方にかなりおすすめ。扱いやすい質感も魅力で、手直しもしやすいです。ただセット力とキープ力が弱いので、ヘアスプレーで固めることが必須になりそうです。

オーシャントリコ ヘアーワックス【オーバードライブ】

クリーム系ワックスの中でも、束感のあるヘアスタイルに最適。時間が経つとドライな質感に仕上がります。なめらかなクリームワックスではありますが、髪がかなりごわごわしている方は注意を。潤いのあるスタイルにはなりません。セット力に長け、ドライな仕上がりになるものは他にあまりないので、人と差をつけたい方はぜひ使ってみてください。

トレンドヘアにぜひチャレンジ

2017年の秋冬のトレンドヘアスタイルがどのようなものかは、理解していただけたと思います。ぜひ1度美容室に足を運んだら「マッシュベースでツーブロックを入れたパーマスタイル」をオーダーしてみてください。きっと気に入っていただけると思います。