大人の魅力 メンズ黒髪ツーブロックショート徹底解説
ビジネスシーンにも大活躍でトレンドヘアスタイルのツーブロックショート。ベリーショートやマッシュベースと組み合わせたり、後ろを刈り上げたりと最近は様々なセット方法があります。そんなツーブロックショートにつまった大人の魅力を徹底解説します。
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大人の魅力 ツーブロックショート
おもにツーブロックとは、トップをやや長めに残しサイドや襟足部分を刈り上げたヘアスタイルのことです。ブロックとは塊のことを指し、長さの異なるブロックが2つあることからこの名称で呼ばれています。しかしこれは造語で、欧米ではツーブロックとは言わず一般的なヘアスタイルとして普及しています。国内では80年代ごろから見られるようになり、男女問わずスポーツ選手や芸能人を始め様々な人から支持を受け続けているヘアスタイルです。
最近ではツーブロックがかなり流行し、周りとの差異化を図るために様々なアレンジを街中で見ることができます。サイドや襟足部分を短く刈り上げるのがベーシックですが、ナチュラルな仕上がりにするために、トップとの長さの差を控えめにするスタイルもあります。またトップ部分をモヒカン風にセットしたり、パーマをかけてラフにセットしたスタイルや、前髪を目にかかる程度の長さでカットしモードな雰囲気のあるスタイリングにしたりと様々な種類のツーブロックスタイルで髪遊びを楽しめます。しかしバリエーションがかなり多く、ヘアカタログを覗いてみてもどれがいいのか困惑してしまいますよね。そこでツーブロックのベースをご紹介してから、シーンに合わせたアレンジ方法を見ていきましょう。
クラシックアンダーカット
クラシックアンダーカット(Classic Undercut)とは、サイドとバックの刈り上げ部分の長さを均一に刈り上げるヘアスタイルで、かなり前から流行した欧米では昔ながらのツーブロックです。前髪やトップと、刈り上げ部分との差がはっきりと出るため、ツーブロックを主張しやすいカットです。しかしビジネスシーンでは、差があまりに目立ちすぎると奇抜なヘアスタイルと取られてしまうこともあるので注意しましょう。刈り上げ部分を、ある程度長く残しておくとナチュラルなアンダーカットになります。男らしいヘアスタイルを作れるベースなのでおすすめです。
ショートバックアンドサイド
ショートバックアンドサイド(Short Back And Side)とは、バックとサイドを短くカットしたヘアスタイルです。アメリカではレギュラーカットとも呼ばれており、幅広く普及しています。サイドとバックを刈り上げなくても良いヘアスタルなので、クラシックアンダーカットと比べると取り入れやすくもあります。写真のように、バック部分が上部にいくにつれて長くなるスタイルはかなり流行っており、差があまり目立たないので奇抜になりにくくビジネスマンにオススメです。
レイヤードツーブロック
レイヤードツーブロック(Layered Undercut)とは、サイドとバックを刈り上げトップ部分にレイヤーを入れた髪型のことです。髪の長さを部分的にカットして段差をつけることをレイヤーと言います。トップを長く残すヘアスタイルなので髪を下せばツーブロック部分が隠れ、一見すると普通のヘアスタイルのように見えます。下ろしていても顔まわりがすっきりしているのでビジネス向けであるとも言えます。アレンジ次第で、様々なスタイルを作れるベースなのでビジネスシーンだけでなく休日にも楽しめます。
ビジネスシーン
出典:yayvo.com
メンズのビジネスマンに一般的に求められる髪型は「清潔感」です。業種や業界によって髪型の自由度や規定は異なりますが、前髪が目にかからずサイドも耳に被らずすっきりと出していると爽やかで好印象です。アップバングなどで前髪を立ち上げれば、前髪をそれほど短くカットしなくても顔をすっきりとさせたヘアスタルが作れます。
髪色も職場の規定によって様々ですが、スーツを着用する場合や営業などで人と接する場合は、黒髪が爽やかで好感度が高く、ダンディな大人スタイルを表現できます。
オールバックツーブロック
オールバックツーブロック(Slicked Back Undercut)とは、サイドとバックを短く刈り上げたアンダーカットほ施し、長めに残した前髪やトップ部分を後ろに流すオールバックでセットしたもの。特徴は、慣れてしまえば他のどのセットよりも簡単なことで忙しい朝の、ヘアセットの時間短縮になります。ビジネスシーンにかなり活躍してくれるヘアスタイルで、男らしさと爽やかさを兼ね備えています。オールバックは「気合が入りすぎた髪型でもう古い」なんてイメージがありますが、欧米を中心にお洒落な男性はもうすでに取り入れています。
七三分け×ツーブロック
出典:wodip.com
オールバックだとフォーマルすぎるといった場合におすすめなのが七三分けアレンジ。前髪の分け目部分に少しボリュームを出し、セットするのがポイント。ドライヤーの冷風をうまく使うと簡単にセットできます。分け目をしっかり作り、整髪料をなで付けるようにつけていくのではなく、毛先から髪の中間あたりを中心に揉み込みんがらトップと前髪をセットしていきましょう。サイドのボリュームはおさえましょう。
アップバング×ツーブロック
アンダーカットやショートバックアンドサイドをベースとしたヘアスタイルに、前髪を立ち上げたスタイル。アップバングはビジネスマンだけでなくメンズの鉄板ヘアアレンジ方法です。しっかりと根元から立ち上げた前髪と刈り上げでワイルドな雰囲気を醸し出せます。ブローの段階で根元から風を当てていきしっかり立ち上げていき、セット力が強めのスタイリング剤で仕上げる簡単セットです。かっこよく決めたいビジネスシーンにぜひ。
休日スタイル
ツーブロックの休日スタイルは、パーマで遊んだり前髪を思いっきり立ち上げたりして、普段とは違うスタイルを楽しみましょう。サイドやバック部分を短くしているので引き締め効果があり、前髪やトップで多少遊んでもいやらしい感じにはなりません。遊び心を取り入れたりして、大人の休日スタイルを楽しみましょう。
流しめツーブロック
流しめツーブロック(Side Swept Undercut)は、普段のツーブロックに飽きてしまった方におすすめです。サイドに流していくことによってセクシーな印象を醸し出せます。最近のトレンドヘアでもあるので、若い世代を中心に街中でも見かけることが多くなったへスタイルです。このヘアスタイルもアップバング同様にブローの段階でしっかり根元を立ち上げるのがポイントです。特に面長の男性におすすめです。
パーマ×ツーブロック
ワイルドな印象が強いツーブロックと、柔らかな印象のパーマスタイルをミックスさせた甘辛ヘアスタイル。トップ部分や前髪にボリュームを持たすことによってエアリーな雰囲気を醸しだせます。ビジネスシーンでは、オールバックで後ろに流しておけばパーマも問題ありません。ツヤ感や毛束を作りやすい整髪料を使ってセットすれば楽々アレンジできます。普段とのギャップも期待できますよ。
隠しツーブロック
出典:wodip.com
隠しツーブロックはサイドやバック部分を刈り上げ、長めにカットした髪を刈り上げ部分にかぶせるヘアスタイルです。一般的なヘアスタイルにも取り入れられるカット手法で、顔まわりをすっきりさせることができます。ビジネスシーンではオールバックやアップバングで前髪を上げることが多い方は、休日には前髪を下ろしてギャップを狙うのがおすすめです。
ツーブロック初心者におすすめのオーダー
「いきなりサイドを刈り上げるのには抵抗がある」なんて方は、刈り上げる面積を減らすことで落ち着いたツーブロックショートに仕上げることができます。また刈り上げた上の部分を長めに残しておき、刈り上げ部分に髪をかぶせる「隠しツーブロック」も効果的です。オールバックにしなくてもアップバングなどで額を出せば清潔感あるヘアアレンジになりますので、ビジネスシーンでも活躍できます。刈り上げなくても、1cm程の短さにカットするだけでもツーブロックです。このカットを施した場合はナチュラルな仕上がりになります。美容師さんに写真を見せたり、口頭で伝えれば希望に合わせたカットをしてくれるはずですよ。
ツーブロックショートにおすすめのワックス
ツーブロックショートのヘアスタイルの多くは、根元からしっかり立ち上げるものが多かったのでセット力の高いスタイリング剤をご紹介していきます。基本的には軟毛の髪質には油分の少ないもの、剛毛の髪質には油分の多いものが適しています。自分の髪質をしっかりと理解してスタイリング剤を選びましょう。
剛毛のヘアアレンジやヘアセットに悩んでいる男性は少なくありません。剛毛の原因から改善方法、選ぶべきシャンプー、そしてワックスまでをまとめました。髪型をより幅広く楽しむために、自分の髪質を理解し、自分の髪質に合ったワックスを選びましょう。
ロレッタ ハードゼリー
軟毛や剛毛を選ばず使えるゼリー状のジェルタイプワックス。ヘアスプレー要らずのガッチリとしたセット力とキープ力やロレッタハードゼリーならではの綺麗なツヤ感が魅力的です。オールバックやアップバングのセットに向いています。重くなってしまうので、付け過ぎには注意が必要です。
バクスター オブ カリフォルニア ハードウォーターポマード
ポマード言うと古臭いイメージがあるかもしれませんが、多くのメリットがあります。例えば光沢のある艶やかな仕上がりや、油性のポマードは湿気に強いので雨の日も崩れにくいなど。またポマードに含まれるヒマシ油には養毛作用があるとも言われています。通常のワックスと比べると少し値が張りますが、それだけの魅力が詰まっています。
ミルボン プレジュームワックス
ミルボンプレジュームワックス6は、剛毛の髪質におすすめで、強力なセット力でしっかり固定するヘアワックスです。髪の上でなめらかにのび、軽い仕上がりで立ち上がり・立体感を表現します。パーマヘアや七三分けなどのヘアスタイルにおすすめです。
ウェーボ デザインキューブ ドライワックス
ウェーボ デザインキューブ ドライワックスは軟毛向けのヘアワックスで、名前の通りにドライな質感と強力なセット力が魅力です。軟毛の髪質の方から人気のあるスタイリング剤で、様々なスタイリングを楽しめます。香りも良く軟毛のパーマヘアやアップバングヘアにおすすめです。
ツーブロックショートで魅力ある大人に
刈り上げの長さや面積を変えるだけで様々な一面を見せられるツーブロックショート。アレンジ方法も豊富でビジネスシーンや休日にも楽しめる男のヘアスタイルです。自分の好みのスタイルを見つけてぜひ1度チャレンジしてみてください。
ツーブロックはビジネスシーンからカジュアルなときまでアレンジひとつで様々なシーンに対応できるヘアスタイルです。海外のトレンドを参考に様々なツーブロックの紹介(ベリーショート、七三分け、パーマなど)やセット時の注意点、切り方など徹底解説します。
社会人の第一印象はものすごく大事ですよね?特に営業職はミディアムやロングのヘアは相手に「若い・不潔」等の印象を抱かれます。逆にショートヘアは清潔感があり、印象もよく女性に好かれる髪型です。今回は男の魅力がグッと上がる簡単にヘアアレンジ可能なメンズベリーショート・ツーブロックの髪型をまとめてみたのでご覧ください。
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この記事のライター
都内大学3年生趣味は古着とダーツです。主にファッションについて書いていきます。私の好きな下北をよくよくは、紹介できたらいいなと思っています。