BOSUトレーニングとは?BOSUを詳しく解説します
バランスボールを半分に切り開いたようなBOSU。これをつかったトレーニングにはメリットがいっぱいでした。あまり知られていない歴史から、ほかの器具と比べたメリットや効果を紹介します。
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かなり有用なBOSUを使えば自重トレーニングの効果がすごく上がります
BOSUはアメリカのアルペンスキーチームが開発したトレーニング器具。バランスボールを半分にした外見ですね。正式名称はボスバランストレーナー。バランスボールのようにプランクやプッシュアップ、スクワットなどに使うことでトレーニングの効果を倍増させます。同じプッシュアップでもこの器具を使うだけで効果が使わなかったときとくらべぜんぜん違います。取り入れるだけで効果が高まる...ということは効率がよくなるということ。いそがしいビジネスマンなら効率は重要、トレーニング時間を短縮するためにもぜひ取り入れて欲しい器具です。
バランスボールとの違い
バランスボールを半分にしたような外見といいました。それならバランスボールとほぼ同じじゃないか?という意見があると思います。”ほぼ”に注目してください。ということは違う部分が確かに存在するのです。その違う部分は安定性です。
安定性がバランスボールより高いため、スクワットやプッシュアップなどがバランスボールを使ったときより安全に行えます。そして安全性が高いためバランスボールでは行えないような動き(ジャンプを組み合わせたもの)などができるのです。ジャンプはボックスジャンプというトレーニングが良いトレーニングといわれるように(ジャスティン・ビーバーのメニューにもはいっています)良いトレーニングには欠かせない動きです。BOSUは十分にバランスボールとの差別化ができます。それがアメリカを中心に世界に広く普及している理由です。
BOSUの歴史
デイビット・ウェックにより1999年に開発されました。お年寄りから子供まで幅広い年代の人が使えるように設計されておりバランスやインナーマッスルを鍛えることに重きをおいて作られています。もちろんエリートレベルのアスリートも使用しており、世界中のアスリートはもちろん日本代表のサッカー選手なども利用するメリットに溢れるトレーニング器具の1つ。
実際に効果が大学の実験で立証されています
イースタン・イリノイ大学で2009年に行われた実験でBOSUを使ってトレーニングをした人と使わなかった人ではスクワットとデッドリフトやオーバーヘッドプレス、ふくらはぎの筋肉などでトレーニングの効果に大きな違いがでたようです。実際に効果が立証されているトレーニング器具はあまりないのでBOSUが支持される理由が良くわかる理由。科学的に効果が保証されているBOSUは使うしかありません。まずはジムなどで見かけたりしてときやBOSUトレーニングのセミナーなどで使うことをおすすめします。
BOSUの購入について
価格はおよそ15,000円 安いものでは5,000円もあるが...
価格は日本だと輸入品あつかいになるため約15,000円。自分で工夫してつくれるものではないためこの価格を出しても無駄ではないでしょう。アメリカでもだいたい同じ価格帯です。安いものでは5千円くらいで売ってありますが、もしもトレーニング中に破れたりしたら大きな事故を招くことになります。公式のものを買いましょう。費用に見合った効果は前述の通り期待できます。
BOSUを使ったトレーニングの一部を紹介
BOSUを使ったトレーニングをいくつか紹介します。興味をもったかたは合わせてリンクも確認してみてください。
ボスバランストレーナー・ウォーキング(BOSU walking)
BOSUの上でバランスをとりながら足踏みをします
注意点
汗はこまめに拭きとること。BOSUに汗がついたら滑って危険なためです。
BOSU・膝立ち(BOSU Shin Balance)
膝を90°に曲げてBOSUの上に立ちます。
左右に倒れないように、全身に力を入れてこらえましょう。
BOSU・バーピー(BOSU Burpee)
BOSUのボール面を床につけて不安定にしたバーピーを行います。
BOSU・アドバンスプッシュアップ(BOSU Advanced Uneven PushUp)
片手をBOSUの上においてプッシュアップ。両手はつけたままバーピーのように両膝を胸に引きつけます。
戻して、次は床につけていた手をBOSUの上に、BOSUの上においていた手を床につけます。そしてまたバーピーのように膝を胸にひきつけます。
動画で雰囲気も確認!!
BOSUはどうでしょうか?
今回紹介したBOSUは非常にメリットの高い使い買ってのよい器具です。上手くトレーニングに組み込んだり、プログラムを行ってトレーニングを効率的にし時短しましょう。
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この記事のライター
トレーニング暦6年。専門分野:フィットネス・インテリアVOKKAでは主にフィットネスの記事を書いています。ウエイトトレーニングも好きですが、最近は自重に強い関心がありサーキットトレーニング、軍隊系のプログラム、囚人トレーニングに奮闘中。記事を書く上のリサーチでは情報ソースの95%海外を使っており、国内の既存の記事にはないことを書いています。ソースといってもステーキソースではありません(海外だけに)私の記事を読んでも味的にはおいしくないので注意。しかし知識としてはおいしいはずです。私の記事のお味はいかが?