40代の男性に似合うベンツEクラスの魅力を徹底解説
ベンツEクラスはベンツが持つ最先端技術を搭載したコンフォートセダンとして広く知られています。クーペやワゴン、カブリオレ、AMGなど様々モデルがあるEクラスの魅力を徹底的に解説します。Eクラスの歴史から新型Eクラスの情報まで幅広く紹介するのでEクラスの魅力を存分に感じてください。大人な男性にこそ似合うハイクラスな車です。
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アイキャッチ画像出典:www.mercedes-benz.co.jp
最先端の機能と性能を追求するE-Class
高級車の代名詞の一つでもあるMercedes-Benz。コンパクトやセダンをはじめSUVやスーパースポーツまで、幅広いラインナップがある中で中核モデルがE-Classです。その歴史は古く、1930年代に製造されていたモデル「W136」が源流といわれています。そしてE-Classの初代モデルは、1985年にラインオフされた「W124」。日本がバブル景気に沸いていた時代でもあり大量に輸入され、当時のBMW「E30」と共に大変な人気を博しました。
クラス名の由来はドイツ語で燃料噴射を意味する「Einspritzung」の頭文字からと伝わっています。燃料噴射の技術は1950年代に最新の技術であったことから、E-Classとなる以前からモデル名に使用されていました。欧州ではEセグメントに属するミディアムクラスのボディサイズで、フルサイズのモデルに比べて取り回しが良いことも特徴の一つです。
多彩なボディバリエーションが揃っていることも人気の理由。現在でもセダンをはじめ、ステーションワゴン・クーペ・カブリオレの4タイプがラインナップされています。そして他のクラスに比べて最新のテクノロジーが早期に投入されることも魅力的なポイント。自動運転技術や衝突被害軽減をはじめ、Mercedes-Benzが持つ先進のテクノロジーが惜しみなく反映されています。
2016年にフルモデルチェンジをした現行型は5代目となる「W213」。日本国内ではセダンとステーションワゴンがこのタイプで、ヨーロッパ新車アセスメントプログラムで5星を獲得しています。そしてクーペとカブリオレについてはまだ「207」型ですが、既に本国ではモデルチェンジされていますので日本への導入が待たれるところです。
40代になり、ビジネスもプライベートも充実した生活を送る諸兄におすすめしたいのが、Mercedes-Benz「E-Class」その魅力をご紹介します。
E-Class TV CM
テクノロジー
ボディシェル
モノコックフレームには軽量で強度の高い超高張力鋼板を採用。ボンネットやフロントフェンダーなど、応力のかからないボディパーツにアルミニウム材を使用することで更なる軽量化を実現しています。
このような構成によって、従来型のボディシェルから約70Kgの軽量化に成功。衝突安全性を確保しながら、よりドライバビリティの高いボディとなりました。
直列4気筒BlueDIRECTターボエンジン
エンジンには新世代の直噴システムであるBlueDIRECTを採用。十分な出力と低燃費を実現しています。このエンジンには信号待ちなどで燃料消費を抑えるためにECOスタート/ストップシステムを搭載。先進の技術を搭載したE-Classの新しい心臓です。
このエンジン以外にクリーンディーゼルと、ハイパワーなV6エンジンも用意しています。
電子制御9速A/T 9G-TRONIC
E-Classでは「W213」型で初めて採用された電子制御9速A/Tの9G-TRONIC。ダイレクトなレスポンスと、9速を採用したことによるスムーズな加速を実現しています。そして静粛性も大幅に向上、俊敏なレスポンスとコンフォートドライブを両立させることができました。
電子制御式エアサスペンション
サスペンションには路面状況や走行状態に合わせて最適な減衰力を保つことが可能な、電子制御式のエアサスペンションを採用。例えば高速走行をする際には車高が自動的に下がりますので、安定したハンドリングと共に空気抵抗の軽減が実現しています。
さらに乗車人数によってセルフレベリングを行いますので、常に安定したドライビングが可能です。
COMANDディスプレイ
ダッシュボード中央に大型コックピットディスプレイを設置。タッチコントロールが可能なCOMANDシステム(NTG 5.5)は新世代のツールです。E-Classでは新規採用のテクノロジーとなります。
インストゥルメントディスプレイ
デジタルディスプレイを採用することで、インフォメーションの自由度が向上したインストゥルメントディスプレイ。ナビゲーション画面を表示させたり、メーターのレイアウトを気分に合わせてチェンジすることが可能です。
タッチコントロールボタン + マルチファンクションステアリング
タッチコントロールボタン:ステアリングにセットされたタッチコントロールボタンは、指先だけでインストゥルメントディスプレイとCOMANDディスプレイを操作できます。
マルチファンクションステアリング:電話の発着信をはじめ8種類のコントロールが可能なスイッチをステアリングに配置。ステアリングから手を離さずにドライビングに集中できます。
エレクトリックキー
ドアのロック/アンロックはもちろん、パノラミックスライディングルーフ装着車はルーフの開閉が可能。「E 250 AVANTGARDE Sports」と、「E 400 4MATIC EXCLUSIV」はトランクリッドの開閉もできます。
マルチビームLEDヘッドライト
ドライバーの視野に対応したライティングのために開発されたマルチビームLEDヘッドライト。1秒間に100回前方の状況を検出できるマルチパーパスステレオカメラを搭載し、車の動きに合わせて的確なライティングを行います。
このライティングを可能にしているもう一つのシステムが、168個のマルチビームLED。先行車や対向車を眩惑することなく広範囲を明るく照らします。光の死角が少ない新世代のヘッドライトです。
ドライブパイロット + PRE-SAFE インパルスサイド
ディスタンスパイロット・ディストロニック:車線や先行車との距離を自動的にキープして走行することができる、高機能なクルーズコントロールです。高速走行から渋滞時まで対応します。
ステアリングパイロット:自動的にステアリング操作をアシストする技術。移動したい車線側のウィンカーを2秒点滅させるとステレオカメラが周辺の車両状況を判断し、自動で車線変更することが可能です。
PRE-SAFEインパルスサイド:レーダーが車両側面を監視し、側方からの衝突を避けられないと判断したときに自動的にエアチャンバーが作動。このエアチャンバーが乗員をドアから遠ざけることで衝突被害を軽減します。
モデルラインナップ
SEDAN
先進の技術を惜しみなく投入した新世代のE-Class。まずおすすめするのはセダンで、グレードは「E 200 AVANTGARDE Sports」です。エンジンはBlueDIRECTターボエンジンで、ここに9G-TRONICの組合せ。先進のライティングシステム、マルチビームLEDヘッドライトを装備します。
エクステリアにAMGスタイリングパッケージをセット。19incのAMG5ツインスポークアルミホイールが足元を引き締めます。インテリアも専用、上質なレザーARTICO/DINAMICA仕上げです。
【スペック】
モデル:E 200 AVANTGARDE Sports
ボディサイズ:全長4950×全幅1850×全高1455(mm)
エンジン:2.0L-L型4気筒 184PS
トランスミッション:9G-TRONIC
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:7,270,000円~(参考)
STATION WAGON
新型E-Classのステーションワゴンで、ロングツーリングや様々なアクティビティに対応します。グレードは「E 200 STATION WAGON AVANTGARDE Sports」がおすすめ。広々としたラゲッジスペースは、最大で1,820L(VDA方式)という余裕ある空間です。リヤシートは分割可倒式となり、40・20・40で倒すことが可能。多彩なアレンジができます。
マルチビームLEDヘッドライトを装備。エクステアにはAMGスタイリングパッケージと、19incのAMG5ツインスポークアルミホイールがセットされます。レザーで仕上げられた上質なインテリアで、寛ぎのロングドライブが愉しめるでしょう。
【スペック】
モデル:E 200 STATION WAGON AVANTGARDE Sports
ボディサイズ:全長4960×全幅1850×全高1465(mm)
エンジン:2.0L-L型4気筒 184PS
トランスミッション:9G-TRONIC
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:7,640,000円~(参考)
COUPE
クーペボディを持つE-Class「C207」。シャープなサイドビューと、クラシカルなリヤフェンダーが特徴の美しいクーペです。インテリアは大人4人が余裕をもってドライブを愉しめる空間、クーペ専用のシートを装備します。
VICS対応のHDDナビゲーションを装備して快適なドライブをサポート。LEDパフォーマンスヘッドライトやアクティブパーキングアシストなど、先進の装備も充実しています。
【スペック】
モデル:E 250 COUPE
ボディサイズ:全長4745×全幅1785×全高1395(mm)
エンジン:2.0L-L型4気筒 211PS
トランスミッション:7G-TRONIC
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:7,160,000円~(参考)
Cabriolet
快適なオープンエアクルーズが愉しめるE-Classのカブリオレ「A207」。40Km以下なら走行中でも開閉可能なソフトトップを持ち、閉じればクーペ並の静粛性があります。アウターは3層構造で、それぞれが耐久性や遮音性を向上させた新素材を採用。20mm厚のウレタンフォームと断熱・遮音性の高いインナーの組合せでクローズ時の快適な空間を実現しました。
クーペと同様に先進の装備を搭載した、大人の余裕を感じられるカブリオレです。
【スペック】
モデル:E 250 Cabriolet
ボディサイズ:全長4745×全幅1785×全高1395(mm)
エンジン:2.0L-L型4気筒 211PS
トランスミッション:9G-TRONIC
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:7,480,000円~(参考)
Mercedes-AMG
3.0L V型6気筒直噴ツインターボエンジン
AMGが開発した最新技術によって、401PSのハイパワーと53.0Kgfのハイトルクを発揮するユニット。ハイパワーとレスポンス・環境性能を高次元で融合したエンジンです。
AMG 4MATIC
ハイパワーエンジンの出力を余すところなく路面に伝えるために採用された4MATIC。あらゆる路面に対応し、常に安定したドライビングが可能です。
AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション
よりスポーティーに、よりドライバビリティを高く。専用チューニングが施されたサスペンションは、路面や走行状態に合わせて適切なコントロールが可能です。
E 43 4MATIC
最新のE-Classに圧倒的なパワーのエンジンと、サスペンションを組み合わせたAMGモデル。セダン「E 43 4MATIC」は、先進装備はそのままに走りのパフォーマンスを飛躍的に向上させたモデルです。エクステリアとインテリアには、ハイレベルなドライブを愉しむために設えられた専用のエクイップメントを装備。フォーマルな外観に獰猛な牙を隠したスポーツセダンです。
【スペック】
モデル:E 43 4MATIC
ボディサイズ:全長4950×全幅1850×全高1450(mm)
エンジン:3.0L-V型6気筒 401PS
トランスミッション:9G-TRONIC
駆動方式:四輪駆動
車両本体価格:11,490,000円~(参考)
E 43 4MATIC STATION WAGON
出典:response.jp
AMGのE-Classセダンモデル「E 43 4MATIC」に、ワゴンのユーティリティーをプラスした「E 43 4MATIC STATION WAGON」。先進の装備とハイパフォーマンスな走行性能はセダンと同様に、広い積載空間を手に入れたモデルです。分割可倒式リヤシートを持ち、多彩なアレンジが可能なラゲッジスペース。先進技術とハイパフォーマンス、珠玉のステーションワゴンです。
【スペック】
モデル:E 43 4MATIC STATION WAGON
ボディサイズ:全長4954×全幅1860×全高1461(mm)
エンジン:3.0L-V型6気筒 401PS
トランスミッション:9G-TRONIC
駆動方式:四輪駆動
車両本体価格:11,860,000円~(参考)
先進の技術を惜しみなく搭載する新世代のE-Class
自動運転技術や衝突回避システムなど、先進のテクノロジーを惜しみなく投入した新型E-Class。そしてワゴンのユーティリティーやクーペの優雅さ、カブリオレの開放感など多彩な楽しみ方も揃えています。大人の余裕を感じさせるE-Class、これからの貴方に相応しいのではないでしょうか。
※ 掲載内容は2017年3月現在のものです
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。