仕事でつかえる厳選エクセル関数、これだけは覚えておきたい6選
ビジネスでエクセルをお使いの方で、なかなか慣れずに苦労している方いらっしゃると思います。今回はエクセル術の初歩の初歩ですが、最低限覚えるべき関数について伝授します。
私が計数策定やデータ分析の時に使う関数の9割は今回紹介するものを組み合わせて使っています。ちなみにSum関数とかは当たりまえすぎるので省略します。
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データ参照関数 VLOOKUP/HLOOKUP
とてもよく使われる関数だと思いますが、もしご存知ない方がいれば是非覚えましょう。
簡単に内容を説明すると、検索条件に一致するデータを別に用意した表から抽出してくれます。
(具体例)
データ表 日本の歴代総理大臣
検索条件 50番目
検索データ 就任代
結果 吉田茂
といった形で結果データを抽出します。データ分析で非常に役立ちます。
条件付き合計 SUMIF
これもよく使う関数です。
簡単に内容を説明すると、条件に一致するデータ合計してくれます。
(具体例)
データ表 日本の歴代総理大臣
条件 吉田茂
合計データ 就任日数
結果 2616日
といった形でデータを抽出します。
合計数値を効率よく計算するために用います。
条件指定関数 IF
IF関数は使うのは難しいですが、使いこなすことができれば非常に強力な武器になります。
この関数は「条件によって表示させるものを変える」してくれます。
ほかの関数と組み合わせることも多く、"IF"と"ISERROR"と"Vlookup"を組み合わせて関数を組むといったことがされます。
文字列のデータを参照する関数 INDIRECT
このあたりからあれ?という方も増えてくると思います。
この関数、計算式に組みこむことでかなり使えるんです。
内容はINDIRECT(文字列)とすることで文字列のデータを参照します。
計算式をいろいろなセルにコピペすると、中の関数が勝手に変化してしまいます。
そんなときにINDIRECTを用いることで処理が劇的に省略されるケースがあります。
交差するデータを抽出 INDEX
INDEX関数もなかなか使われないかと思いますが、覚えておくと便利な場面があります。
内容はINDEX(範囲、行、列)という形式で範囲の中の行と列が交差するデータを抽出します。
MATCH関数と組み合わせて使うこともあります。
オススメの本 すぐわかるポケット! Excel関数 パーフェクト事典
エクセルについては多くの本があります。
ただ、私の持論ですがエクセルは経験を積まないと身につかない(ミスや手戻りを減らす手法はありますが)ので、薄い本でなんとなく概要を理解し、実際にデータを処理したほうが上達が早いです。
なので検索しやすい本がオススメです!
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この記事のライター
日本一即戦力な公認会計士、を目指しています。大手監査法人⇒米国留学⇒経営コンサル公認会計士&TOEIC900超に加え、最近は経営能力など、知の経験値稼ぎに絶賛邁進中。様々知識を身につけるべく、読書とグルメめぐり(一流レストランからB級まで幅広く)が大好物