音にこだわる人におすすめ!高品質なBluetooth対応ワイヤレス・イヤホン15選
通勤などの移動やランニング、ジムでの運動の時間に音楽を聴きたい時に便利なワイヤレスイヤホン。現在新興メーカーからオーディオ界の大手ブランドまでリリースされています。「音質はどうなの?使いにくい?」という疑問を解決する、高品質かつグッドデザインなイヤホンを15種類選びました。
- 10,745views
- B!
ワイヤレスのメリット/デメリット?
ワイヤレスイヤホンの一番のメリットはやはり、デバイスと接続するコードがないこと。満員電車や人ごみで引っ掛けたりする心配がなく、エクササイズを楽しむ際にもその快適さは光ります。またiphone7からイヤホンジャックがなくなっていたり、Apple WatchにBluetoothが搭載されていたりといった点でApple製品と相性がいいというのも一つのポイントです。
一方音質の低下や音声の途切れや遅れ、さらにバッテリーの持ちの悪さはワイヤレス製品につきものの問題といえますが、現在はBluetoothソフトウェアの改善、aptXやAACのような高品質コーデックの開発、イヤホン自体の品質向上によってほぼ解消されています。
イヤホンを選ぶポイント
「便利と聞いて買ってみたが、思ったより良くなかったので使わなくなってしまった!」とならないように、まずはワイヤレスイヤホンを選ぶポイントについて簡単にご説明します。
ソフトウェア
搭載されたBluetoothが古いバージョンのものだと、改善されていない問題が多く新しい機能もフル活用することができません。ちなみに、2017年3月現在、最新のものはバージョン4.0以降となっています。また、aptX(android向け)やAAC(iphone向け)、LDAC(いわゆるハイレゾ)に対応しているとより高音質で音楽を楽しむことができます。
出典:www.aptx.com
例えばaptXに対応しているとこのようなマークがつきます。
イヤホンの形状
まずはスピーカー部分の形状に耳栓のようなカナル型と軽く入れるだけのインナーイヤー型の2タイプがあり、前者は遮音性に優れており後者は閉塞感がないという特徴があります。さらに両方のイヤホンがケーブルで繋がっているもの、スピーカー部分のみのもの、首にかけて使うものと異なった3種類があり、それぞれ使用感が違っています。
スポーツ仕様のものは外れにくいカナル型が多くなっています。
用途に応じて
どんな音楽が好きか、どんなシチュエーションで使うかによってもイヤホンには向き不向きがあります。音質についても製品ごとに特徴があり、スポーツの際に使うのであれば汗や雨対策に防水仕様だと便利です。また、日常的に使うものであればデザインが自分好みな方が使っていて楽しいですよね。
最初はこれ!コスパに優れた5モデル
Tao tronics TT-BH07
低価格かつ高機能、音質もバッチリと3拍子揃ったイヤホンです。一時的に耳から外す時に両端に入った磁石でネックレス状にして首にかけておくことができ、さらに独特の形をしたイヤーフックで安定性も抜群です。カラーリングも4色ラインナップ。AptXを搭載しているので、android端末をお持ちの方はよりよい音質を楽しむことができます。
・Bluetooth 4.1
・aptX搭載
・IPX5防水仕様
・CVC 6.0ノイズキャンセリング
・リモコン、マイク付き
・最大5時間連続使用可能
Sound PEATS Q12
TT-BH07と並ぶコスパを誇るこちらの製品、先端の磁石やイヤーフックなど同様に便利な仕様で、もちろんAptXも搭載されています。中域の抜けが良く、ボーカルをしっかり聴かせるサウンドですが、低音、高音とのバランスもしっかり取れています。
・Bluetooth 4.1
・aptX搭載
・IPX5防水仕様
・CVC 6.0ノイズキャンセリング
・リモコン、マイク付き
・最大5時間連続使用可能
エレコム Grand Bass HPC40
小型バッテリーを2つ搭載するツインバッテリー方式によって左右のバランスの良いステレオサウンドを楽しむことができます。また最大8台のマルチペアリング機能により、多数のデバイスを使用する方にもおすすめ。AACに対応しているのでapple製品との相性は抜群です。
重低音を謳っていますが、どちらかといえばフラットに近いバランスのとれた音。
・Bluetooth 4.1
・AAC搭載
・リモコン、マイク付き
・最大6時間連続使用可能
Monster CLARITY HD
ベターサウンド/フィット/ビルトを謳う、人気オーディオメーカーのMonsterのイヤホン。人間工学に基づいたデザインによりしっかりと耳にフィットし、外部のノイズを遮断します。
低音域に重心を置きながらも、幅広くバランスが取れたリアリティのある音が特徴です。
・Bluetooth 4.0
・リモコン、マイク付き
・最大5時間連続使用可能
JVC HA-ETR80BT
老舗オーディオブランドJVCの名に恥じず、どっしりした低音域から伸びの良い高音域までバランスのとれたサウンドになっています。
防滴仕様に加えイヤーサポート部が回転することでよりフィット感は向上し、さらに低遮音イヤーピースも付属しているため屋外でのスポーツにもピッタリです。
・Bluetooth 3.0
・IPX4防滴仕様
・リモコン、マイク付き
・最大4.5時間連続使用可能
エクササイズにおすすめ!スポーティ&スタイリッシュなデザイン5モデル
Skullcandy INK’D WIRELESS
アメリカ発のブランドSkullcandy、その人気商品INKDのワイヤレス版です。シンプルで洗練されたデザインとネックカラータイプでありながら邪魔にならない軽量さがポイントです。首に固定するカラー部分は簡単に折りたたむことができ、かさばる心配もありません。
音質も低音を中心にメリハリを効かせたバランスの良いものとなっています。
・Bluetooth 4.1
・リモコン、マイク付き
・最大8時間連続使用可能
Sol Republic RELAYS SPORT WIRELESS
Sol Republicは比較的新しいオーディオメーカーですが、豊かな低音とクリアな音質をもってカルヴィン・ハリスやスティーブ・アオキなどトップアーティストにも支持されています。
アスリート向けに開発されたこのモデルは、その音質の良さはそのままに軽量かつ防滴仕様となっています。またクイックチャージ機能により10分間の充電で1時間の使用が可能です。
・Bluetooth 4.1
・IPX4防滴仕様
・リモコン付き
・最大8時間連続使用可能
Beats by Dr.Dre Powerbeats3 Wireless
bの文字がアイコニックなBeats by Dr.Dreのスポーツ向けモデル。人間工学に基づくデザインによりしっかりフィットし、デュアルドライバ音響により低域から高域まで綺麗に聴かせてくれます。
特にApple製品との相性はダントツで、内蔵されたマイクでペアリングしたiphoneを操作することもできます。さらにFast Fuel機能により5分で1時間分の急速充電も可能になっています。
・Bluetoothファームウェアのアップデートが可能
・耐汗・防沫仕様
・リモコン、マイク付き
・最大12時間連続使用可能
SOUL Run Free Pro
スポーティなデザインが目を引きますが、単におしゃれなだけでなくランニングの際に風を切る音を軽減してくれる作りになっているため、まさにスポーツに最適なイヤホンです。
もちろん防水仕様となっているほか、独特のイヤースタビライザーにより安定性も抜群。音質の方も上質で、パワフルな低音の上に自然なバランスで中高音がすっきりと響きます。
・Bluetooth 4.0
・AptX搭載
・IPX4防滴仕様
・リモコン、マイク付き
・最大8時間連続使用可能
JBL UA Headphones Wireless
オーディオメーカーJBLとあのUNDER ARMOURのコラボレーション。おなじみのロゴがクールです。特殊な「ツイストロック」構造のイヤーピースにより激しい運動をしても耳から抜け落ちず、高い防水性、耐久性も兼ね備えています。
もちろん音質も非常に優秀で、低音域から高音域までクリアかつ分離のいい音となっています。
・Bluetooth 4.0
・IPX5防水仕様
・リモコン、マイク付き
・最大8時間連続使用可能
よりよい音を追求する方へ…超高品質・高音質イヤホン5種
ONKYO W800BTB
老舗オーディオブランドONKYOのワイヤレスイヤホンです。しっかりとしたフィット感とそれによる遮音性、ケーブルを一切排した完全ワイヤレス使用により快適に使うことができます。円形のデザインもスタイリッシュ。使わない時は専用のケースにしまっておくことで充電も可能です。
老舗ブランドらしく透明感、ピュアさが追求された音となっており、他の重低音重視の製品と一線を画した音質です。
・Bluetooth 4.1
・リモコン、マイク付き
・最大3時間連続使用可能(ケースにしまうことで最大5回の充電が可能)
i. am+ BUTTONS
ヒップホップグループ、ブラック・アイド・ピーズの中心人物ウィル・アイ・アムが立ち上げたブランド、i. am+がプロデュースしたイヤホン。AAC、aptX両方に対応しているので携帯端末との相性も良く、ウィル・アイ・アムこだわりの低音が効いたサウンドを楽しめます。
また、アナログレコードをモチーフとした耳元のデザインも非常におしゃれで個性的。イヤホンの外見にも気を遣う方にもおすすめです。
・Bluetooth 4.0
・AAC、aptX搭載
・リモコン、マイク付き
・最大6時間連続使用可能
SONY MDR EX750BT
おなじみSONYの製品らしく、ハイレゾ音源をワイヤレスで聴くのに最適なLDACを搭載しています。加えて付属のケーブルで有線イヤホンとしても使用できるので、すでにハイレゾ対応製品をお持ちの方は最大限その性能を引き出して使うことができます。
さらにAAC、aptXの両方にも対応しているので、ハイレゾ対応のウォークマンとiphoneを両方ペアリングして、切り替えながら使うなんてことも。
・Bluetooth 4.1
・LDAC、AAC、aptX搭載
・リモコン、マイク付き
・最大7.5時間連続使用可能
Bose QuietControl 30 wireless
もっとも特徴的なのは、その高性能ノイズ・キャンセリング機能。周囲の雑音のレベルに応じてノイズキャンセルの強度を自分で調整できるため、一切のノイズを遮断することもできれば周囲のアナウンスなどを聞き逃さない程度にとどめておくこともできます。
音質の方も有名オーディオブランドのBoseらしい高品質で、重く響く低音はそのままによりバランスを重視したものとなっています。
・Bluetoothファームウェアのアップデートが可能
・リモコン、マイク付き
・最大10時間連続使用可能
Bang&Olufsen B&O Play BeoPlay H5
デンマーク発のオーディオブランドBang&Olufsenの製品。B&Oのロゴがおしゃれです。さらに充電器のデザインも独特で、
このように内蔵の磁石でくっつけることによって充電するというものになっています。
ただデザインが優れているというだけでなく、音質ももちろん本格派。バランスのとれたシャープな音像が特徴です。
さらにもっともユニークなところが、専用のアプリを使うことで音質の調整ができてしまうという点。EXCITED、BRIGHT、WARM、RELAXEDの間を動かすことで、自由にカスタマイズすることができます。
・Bluetooth 4.2
・AAC、aptX搭載
・リモコン、マイク付き
・最大5時間連続使用可能
お気に入りの音楽とともに
いかがだったでしょうか。使われるであろう状況によって、様々なアイデアやテクノロジーを駆使し作られたこれらのワイヤレスイヤホンは、まさにリスニングの最先端といえるのではないでしょうか。日常によりよい音楽を、皆さんも手にしてみてはいかが?
この記事のキーワード
この記事のライター
都内で文学を学ぶ大学生です。アート、映画、音楽も含めた4本柱でものごとについて考えています。