東京都内の本当に美味しい蕎麦屋名店おすすめ20選【ランチ営業から日本酒が豊富なところまで】

東京都内のそばの名店20店を「御三家」「ミシュラン」「マニアのおすすめ」に分けてご紹介!ランチが安くて美味しいと評判のあの名店から、ミシュラン一つ星獲得のコース料理まで、自信を持っておすすめできるそば屋だけを集めました。
立ち食いでは味わえない本格派が集結!デートのディナーや接待ランチの参考に、ぜひご活用くださいね。

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東京の本当に美味しい蕎麦屋

だんだんと日差しも強くなり始め、夏はもうすぐそこ。そんな季節に食べたくなるのが「そば」ですよね。さっと済ませる立ち食いそばもいいけれど、たまにはゆっくりお酒でも吞みながら贅沢にそばを堪能しませんか?
今回は、そばをこよなく愛する自称「そばマニア」と厳選した都内の20店を一挙にご紹介!ランチが安くて美味しいと評判のあの名店から、ミシュラン一つ星のコース料理まで、自信を持っておすすめできるそば屋だけを集めました。これを見れば、デートや接待でのあなたの評判もぐっと上がるかもしれませんよ!

江戸前そばの御三家「藪」「更科」「砂場」

そばという食べ物は江戸時代に生まれたもので、細長く切って食べることから、正式には「そば切り」と呼びます。そんなそばには御三家と呼ばれる系統があるのをご存知でしょうか?江戸時代に誕生した「藪」「更科」「砂場」からなる御三家は、どの系統も1軒のそば屋から始まっています。よく似た屋号の店があちこちにあるのは、その1軒から兄弟や親戚、弟子などが暖簾分けをして広がっていったためなんです。

下町の粋なそば「藪」

藪系は、幕末の頃、東京・根津の団子坂にあった「蔦屋」が発祥と伝えられています。「蔦屋」は藪に囲まれていたことから、通称「藪そば」とよばれていました。それがいつしか店名になったのです。
下町生まれの藪そばの特徴は、そばの実の外側にある甘皮を適度に挽き込むこと。そのため味も濃く、それに合わせてつゆも濃い目の味付けになるんだとか。辛さは御三家随一とも言われています。
藪系では海老のかき揚げを名物とする店が多く、かつては江戸前の芝海老が使われていたそう。

かんだやぶそば(神田)

【メニュー】せいろうそば670円 かも南ばん1720円 天ぷらそば1720円

明治13年創業の老舗そば屋です。初代・堀田七兵衛が本郷団子坂の藪蕎麦本店から分店を譲り受けたのが始まり。江戸時代に隆盛を極めた名店「蔦屋」の血を引き、現在でもその雰囲気を色濃く残しています。
じつは、現在の建物は新しく建て替えられたもの。というのも2013年の火災により、都の歴史的建造物にも選ばれていた以前の数寄屋造りの建物が半焼してしまったからなんです。一時は存続が危ぶまれましたが、ファンの応援の甲斐あって現在でも多くの人に愛される名店として営業されています。

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出典:mainichi.jp

「かんだやぶそば」の蕎麦は淡い青色をしています。蕎麦粉には主に国産の最上級粉が使われ、蕎麦粉10に対して小麦粉1の割合です。蕎麦粉のしっかりした風味に負けないよう、そばつゆは辛口にしています。昆布、鰹だしを使った醤油の味わいが濃いのが特徴です。全てつけるとそば本来の風味が失われ台無しに。そばの半分だけをつゆにつけるのが最も美味しい食べ方なのだそう。

アクセス:東京都千代田区神田淡路町2-10
TEL:03-3251-0287
営業時間:11:30~20:30(L.O.20:00)
定休日:水曜日

並木藪蕎麦(浅草)

【メニュー】ざるそば750円 山かけ1000円 花まき950円

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出典:matcha-jp.com

浅草の名所・雷門から150mほどの由緒あるそば屋。創業は1913年ですので100年以上もの歴史があります。「かんだやぶそば」を創業した堀田七兵衛の三男、堀田勝三が創業したそう。あの有名なグルメ漫画「美味しんぼ」に登場した「雷門藪そば大木屋」のモデルとなったことで知られています。
お店の入り口には、「藪」の字の看板が堂々とした佇まいでかけられています。店内は純和風の造りで、小上がりの畳のお席とテーブル席があります。

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出典:matcha-jp.com

ほとんどの方が注文するのが「天ざるそば(1800円)」です。上品なサイズの海老が4匹、そしてしし唐が一本。メインのそばを引き立てるため、あまり主張せずあくまで脇役に徹するといった佇まい。
そばは細くて柔らかめ。風味もそれほど強くなく、濃い口のつゆにちょっとつけていただくと、計算しつくされた絶妙なバランスに驚かされます。
東京随一の観光名所の浅草ですから、国内だけでなく海外からもお客さんが訪れます。そのため行列ができることも多いのですが、それでも食べにくる人が絶えないのは、人々を惹きつけてやまない魅力があるから。ぜひ一度、長きに渡って受け継がれた伝統の味をお試しください!

アクセス:東京都台東区雷門2-11-9
TEL:03-3841-1340
営業時間:11:00~19:30
定休日:木曜日

長野がルーツ「更科」

更科のルーツは信州の布屋です。そば打ちの腕前に長けていた信州出身の堀井清右衛門は、領主・保科家にそば屋への転身を勧められます。そこで彼が江戸に「信州更科蕎麦所 布屋太兵衛」の看板を掲げたことが、更科の始まりとされています。更科の文字は、そばの産地信州更級の「更」と領主であった保科家の「科」を合わせたことに由来しているそう。四代目の時に将軍御用達となったことから別名「御前そば」とも呼ばれています。
更科そばの特徴は、そばの実の中心の粉を使用すること。そのため茹で上がったそばは純白の輝きを放ち、透明感があります。繊細な喉ごしを楽しむため、つゆは淡く甘めの味付けです。

総本家 更科堀井(麻布十番)

【メニュー】さらしな930円 かき揚げもり1980円 鴨せいろ1980円

創業は江戸時代中期の1789年。信州で信濃布を商っていた堀井清右衛門の直系にあたります。当時から大名屋敷や有力寺院に出入りを許され、明治時代半ばの全盛期には皇后や宮家に出前を届けていたと伝えられています。それも、更科そばの上品な見た目と風味ゆえでしょう。

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出典:tabelog.com

そばというとサッと食べるものというイメージがあるかもしれませんが、堀井は落ち着いて食事ができる環境が整っています。テーブル席や、小上がり席、お座敷、さらにはグループで使える個室もあり、様々なニーズに応えてくれます。和の趣を感じさせてくれる雰囲気の中で、一品料理と日本酒や焼酎を楽しんだ後に蕎麦をいただくというような過ごし方も通好みですよね。

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出典:tabelog.com

「季節の変わりそば(1050円)」はこの店の自慢の一品。さらしなそばに旬の素材を打ちこみ、四季折々の味と香りを堪能できるそばです。
つゆにも並々ならぬこだわりがあります。「さらしな(930円)」のつゆは甘口、「もりそば(830円)」のつゆはキリッとした辛口と使い分けているんです!純白の「さらしな」は宝石のごとく輝いていて、かつて大名や宮家が愛したというのも納得です。細くて柔らかいそばは甘口のつゆによくからみ、上品な味わいです。

アクセス:東京都港区元麻布3-11-4
TEL:050-5868-0352(予約専用番号)03-3403-3401(お問い合わせ専用番号)
営業時間:11:30~20:30(L.O)

麻布永坂更科本店(麻布十番)

【メニュー】御膳そば990円 鴨南蛮1760円 三色そば1650円

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出典:tabelog.com

高速道路の高架下の大通りの角に、老舗の風格を醸し出す蕎麦屋があります。入り口を入るとすぐに打ち場があり、和装の店員さんが笑顔で出迎えてくれます。
こちらの1階はテーブル席となっており、2階にはお座敷があります。蕎麦だけでなく、会席料理や一品料理が充実しているのが特徴です。日本酒や焼酎と共に、種類豊富な一品料理を堪能してください。もちろん最後には自慢のお蕎麦をいただいて最高のひとときを。

こちらの更科そばは手ごね手切りで仕上げているため、繊細な味を表現しています。一品料理が充実しているのは、和食専門の板前が別に置かれているから。大盛りが並みの倍ほどもあるという嬉しいサービスも人気です。
老舗でありながらランチメニューやそばのメニューも豊富に用意されています。平日ランチタイム限定の「土用・寒そばセット(1296円)」は温かいそばと冷たいそばの両方を味わえる、そば三昧のセットです。これに一品料理で大人気の出し巻きと、女性に人気のとろろがついています。名物「カレー南蛮(1800円)」は、上品なだしの効いた濃厚なカレーの汁の中から、真っ白な蕎麦が顔を出します。豚肉やねぎと絡めていただけば、更科そばもまた違った味わいに。

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出典:tabelog.com

アクセス:東京都港区麻布十番1-2-7
TEL:03-3584-9410
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:月曜日

大阪生まれの江戸育ち「砂場」

砂場系の発祥は大阪です。「砂場」というのは通称で、大阪城築城の際の資材置き場であった砂場の近くに店があったことに由来すると伝えられています。大阪の砂場の正確な創立年代はわかっておらず、諸説ありますが、1730年に出版された文献に「和泉屋」という麺屋の店頭風景が掲載されており、遅くともこの年までに成立していると考えられています。
砂場そばの特徴は甘くて濃いめのそばつゆです。元々出前が主であった砂場そばは、運んでいる間に水分が引いていってしまします。そこで考案されたのが甘めのつゆでした。極力辛みを抑えたつゆであれば、水気の少ないそばを浸して食べても美味しく味わうことができます。こうした先人の知恵が現在まで受け継がれているんですね。砂場系はお店によって個性を出しているので、さまざまな違いを楽しめますよ。

砂場総本家(三ノ輪)

【メニュ-】かけ650円 カレー南蛮970円 天ぷらそば1280円

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出典:itot.jp

三ノ輪の商店街の中に店を構える都内の砂場そば店の総本家。「南千住砂場」とも呼ばれ、「糀町七丁目砂場藤吉」が移転して存続したものであることが江戸時代の記録に残されています。1954年築の歴史を感じる建物は、荒川区の文化財に指定されています。店内は昭和レトロな雰囲気です。きちんと整理された「つくられた店」というよりは、ごちゃごちゃとモノに溢れた「実家」のよう。だからこそ老舗だからと変に緊張することなく、気軽に立ち寄れるのかもしれません。

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出典:tabelog.com

砂場系のそばは、つなぎに卵を使うため黄色と言われていますが、こちらのおそばは黄色というより白に近い色をしています。初めて訪れた際にいただきたいのが「もり(650円)」です。細打ちの白いそばは喉越しがよく、甘めのそばつゆと良く合います。
食後の蕎麦湯にも特徴が!こちらの蕎麦湯はドロドロタイプ。実際に茹でた湯で作ったわけではなく、蕎麦湯としてそば粉を入れて作っているのだそう。

アクセス:東京都荒川区南千住1-27-6
TEL:03-3891-5408
営業時間:10:30~20:00
定休日:木曜日

巴町砂場(虎ノ門)

【メニュー】せいろ756円 天ぷらそば2052円 カレー南蛮1080円  

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出典:tabelog.com

1839年創業の「巴町砂場」は、神谷町駅から虎ノ門方面へ3分ほど歩いたところにあります。細打ちのそばと薄味のつゆが特徴です。巴町砂場は、上記の「糀町七丁目砂場藤吉(現・南千住砂場)」とともに江戸時代から続く老舗で、東京を代表する「砂場」の暖簾です。清潔感のある落ち着いた店内はテーブル席が中心ですが、入って右手には小上がり席もあります。
こちらのお店は、今ではお蕎麦屋さんの定番メニューとなっている「とろろそば」発祥の店といわれています。

そんな発祥の地の「とろろそば」は「趣味のとろそば(1512円)」という名称で親しまれています。注文すると運ばれてくるのは、とろろがたっぷり入った器。とろろそばは、そばの上にかけられているぶっかけのようなタイプもありますが、こちらでは、大きめのそば猪口にとろろが入ったつけ汁タイプです。とろろの中には卵黄が隠れています。最初に全体をかき混ぜるのも良し、途中で味変を楽しむも良し。少し長めの白っぽいそばに、たっぷりとろろを付けてズルズルっと勢いよく口の中へ。そば汁と卵黄、ふわふわに泡立ったとろろが混ざったつけ汁は食欲を増進させてくれます。暑い時期にはぴったりですね。

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出典:tabelog.com

アクセス:東京都港区虎ノ門3−11−13
TEL: 03-3431-1220
営業時間:11:00~14:30/17:00~20:00
定休日:土日祝日

室町砂場(神田)

【メニュー】もり600円 天ざる1600円 おかめそば1400円

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出典:r.gnavi.co.jp

「南千住砂場(砂場総本家)」から暖簾分けされて明治2年に創業しました。こちらのお店は、現在ではそば屋の定番メニューとなった「天ざる」「天もり」の元祖といわれています。「室町砂場」は「ざるそば」と「もりそば」を打ち分けることで知られています。「ざる」はそばの実の中心の粉(更科粉)を卵水で、「もり」は甘皮を含んだ粉(一番粉)を水だけで打つそうです。そのため、「ざる」は喉ごしが良く、「もり」は香りが良いという違いが出るのです。

初めて訪れる人でも常連のような居心地の良さを感じさせてくれるのは、スタッフの細やかな心配りのため。若い女性が一人でやってきて一杯飲んで帰るということもあるそう。
お品書きは昼も夜も変わらないので、お昼から一品料理とお酒をたしなむお客さんもちらほら。店の1階は坪庭から自然光が差し込み、気持ちが和む空間。特に眺めのいい庭側が人気で、席が空くまで待つ方もいるそうです。2階の個室は純和風の造りですべて掘りごたつ式となっています。事前予約が必要ですが、部屋ごとに趣きが異なる個室はぜひとも友人や恋人、家族を誘って利用したいですね。

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出典:retty.me

アクセス:東京都中央区日本橋室町4-1-13
TEL:03-3241-4038
営業時間:[平日]11:30~21:00(L.O.20:30)[土曜]11:30~16:00(L.O.15:30)
定休日:日曜祝日

ミシュラン一つ星獲得!厳選8店

翁(恵比寿)

「麻布麻布永坂更科本店」の直系の女将と、そこで修行を積んだ料理長による最高のおもてなし。味や空間のすべてにこだわった、ミシュラン1つ星獲得の蕎麦会席の名店です。恵比寿駅から渋谷方面へ徒歩3分のビルの地下にあり、純和風の店構え。店内は木のぬくもりが溢れ、温かな照明がリラックスできる空間を演出してくれます。掘りごたつ個室やテーブル個室もあり、接待やお祝いの席にも利用できそうですね。ただし完全予約制なのでご注意を!
コースは3種類。15000円、20000円、25000円があり、オプションでシメの蕎麦の量を増やしたり、柚子や辛子、トリュフ(別料金)など、種類豊富に取り揃えられた変わり蕎麦も楽しめます。コースの最後に供される純白に輝く更科蕎麦は、食べるタイミングに合わせて一食ずつ打つこだわり。蕎麦の香りの漂う店内で贅沢な時間を過ごしてみては?

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神奈川在住の女子大生。コーヒーとパンが大好きで1日1カフェ生活を送っている。毎朝、お気に入りのコーヒーショップで購入した豆をミル挽きするのが日課。サンドイッチとグラノーラ、スムージーが大好物で食への探求心を惜しまない。オシャレという言葉に敏感な、ミーハー系女子。

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