東京都内の立ち食いそばの名店おすすめ10選

江戸時代まで遡る立ち食いそばの歴史

早く、安くランチを済ませたい時に便利な立ち食いそば屋さんですが、その歴史は江戸時代にまで遡ります。江戸時代は1日2食が主流だったため、お腹をすかせた街の人ために簡単で便利な食事処として立ち食いそば屋ができたと言われております。
今回は忙しく働いているビジネスマンにとって早く、旨く、安く食べられる立ち食いそば屋さんの中でも特におすすめのお店を紹介していきます。

あきば【秋葉原】

「あきば」は秋葉原駅から徒歩3分の位置にある本格派の立ち食いそば屋さんです。本格的とうたう立ち食い蕎麦屋は数多ありますが、やはり「あきば」のそばは頭ひとつ抜けています。店主はミシュランで星を獲得したこともある店で修行を重ねたベテランで、立ち食いそばとは思えない麺を生み出します。そんなおそばが300円〜食べられます。彩りもよく食べる前から食欲がそそられますので、本格派のそばを安く食べたいという人にはぜひおすすめしたい名店です。


住所：東京都台東区台東1-10-3 第95新井ビル1F（秋葉原駅から徒歩3分）
営業時間：6:30～15:00
定休日：日曜・祝日

一由そば【日暮里】

日暮里駅東口から徒歩5分のところにあるそば屋さん。豊富な種類の天ぷらから自分好みの天ぷらを選んでアレンジできるのが立ち食いそば屋の魅力ですが、中でも「ゲソ天そば（340円）」が一番人気を誇っており、ゲソ天の聖地とまで言われるほど。店主が元々ゲソ天で有名な「六文そば」というお店の出身ということもあって定評があります。また、中で働いているおばあちゃんたちの見事な連携で注文もすぐに出てくるので時間がないときでも気軽に入りやすいそば屋さんです。
他にもリクエストを出せばメニューにないトッピングも作ってくれこともあるので、自分オリジナルのトッピングが出来るのもうれしいところです。

住所：東京都荒川区西日暮里2-26-8（日暮里駅東口から徒歩5分）
営業時間：24時間営業
定休日：無休

田舎【目黒】

田舎は目黒駅の西口をを出てすぐの場所にある、地元民に長く愛された立ち食いそば屋さんです。濃い目のつゆはどこか懐かしい味がするオーソドックスな味です。創業から50年近くが経過し、現存する東京の立ち食いそば屋の中ではかなりの古株に入ります。3代目となる店主はかなり強烈な人で、会話を楽しみにやってくる常連さんも多いんだとか。春菊やかき上げなどの天ぷらを店主の自宅で揚げ、店でなべのつゆのなかに入れて温めなおすスタイルをとっています。味がしみこんだ煮卵も人気のトッピングですので、一番安いかけそば（280円）にトッピングしてみてはいかがでしょうか。

住所：東京都品川区上大崎2-27-4（目黒駅から徒歩1分）
営業時間：【月〜土】4:30〜22:30、【日・祝日】4:30〜14:00
定休日：第2、第4日曜日

岩本町スタンドそば【秋葉原】

岩本町駅から徒歩3分、秋葉原駅から徒歩5分のところに位置するおそば屋さん。表の看板に店名の記載がありませんが、某ラーメン屋さんを彷彿とさせる黄色い看板ですので見逃すことはありません。
かけそば、きつねそば、かき揚げそば、コロッケそばなどメニューが豊富ですが、どのメニューも320円〜420円で食べらるという値段が安いのも特徴です。ワンコイン以内で美味しいおそばが食べたくなったときにおすすめのお店です。

住所：東京都千代田区岩本町3-10-8
電話番号：03-3861-9866
営業時間：[月～金]6:30～22:00、[土]6:30～19:00
定休日：日曜・祝日

よもだそば【日本橋】

「よもだそば」は東京駅から徒歩8分の位置にある立ち食いそば屋です。様々な名店が立ち並ぶ激戦区でビジネスマンから根強く支持されています。麺やつゆ、トッピングのひとつひとつに強いこだわりを持っており、立ち食いそばファン以外にも根強い人気があります。自慢のかきあげそばでは、大胆にも玉ねぎが一個分使われており、ボリューム満点です。野菜の甘さと油分がよく合っていておすすめの一品です。玉ねぎ以外にも野菜を使ったそばが充実しており、手軽に野菜不足を解消できるのはなかなか便利です。また、東京駅にありがなら240円〜480円とワンコイン以内で食べられるのもうれしいところ。


住所：東京都中央区日本橋2-1-20 八重洲興業ビル1F
　　　東京メトロ東西線、銀座線　日本橋駅　A3・A6出口より徒歩2分
　　　JR東京駅　八重洲北口より徒歩8分
営業時間：[月～金]7:00～22:00、[土・日・祝]10:30～15:00
定休日：なし

よりみち【大岡山】

「よりみち」は大岡山駅から徒歩15分の位置にある立ち食いそば屋です。おすすめのごぼうそばは、太く切ったごぼうをいかだ状に組んでのせたおすすめのメニューです。メニューにあるゲソ天や春菊天は昼前には売り切れてしまうほどの人気があります。実際の店名が外の看板と違っており、外の看板には「立ち食いそば 米次郎」と書かれているのも特徴ですので、「よりみち」にいくときは「米次郎」を目印にすると迷いません。ちなみに米次郎というのは店主の名前のようです。お値段もかけそばが270円で食べることができ、他のメニューも320円〜350円で食べることができます。

住所：東京都目黒区南3-8-8（大岡山駅から徒歩15分）
電話番号：03-3718-4981
営業時間：5：00～20:00
定休日：日曜

大和屋【中延】

大和屋は中延駅から徒歩1分の場所にある立ち食い蕎麦屋さんです。大和屋の常連さんがそろって注文するのが写真にあるコロッケそばです。コロッケといってもじゃがいもをゆでるところから始めており、意外にもそばとよく合います。コロッケはつゆにつけても崩れないところがうれしいですね。そばやうどんのほかにもきしめんのメニューも存在します。かけそばが280円で提供しており、トッピングをしても320円〜430円で食べることができます。

住所：東京都品川区中延4-5-4（中延駅から徒歩1分）
営業時間：[月～土]6:15～21:00、[日]7:00～14:00、[祝]6:15～15:00
定休日：不定休

そばひろ【本蓮沼】

本蓮沼駅から徒歩4分の立ち食いそば屋さん。どのおそばも370円〜食べることができるというその安さはお財布にもやさしいところ。また、立ち食いそばと聞くと朝食や昼食として食べにいくイメージがありますが、こちらのお店は22時から営業というのが特徴です。朝早く出社するときや飲み会などで夜遅くの帰宅になる時に手軽に済ませたいときに寄ってみるのもいいものです。

住所：東京都板橋区大原町10-16
電話番号：非公開
営業時間：22:00～翌7:00
定休日：土曜日、日曜日、祝日

本家しぶそば【渋谷】

渋谷駅玉川改札から出て、階段を降りてすぐ左手にあるおそば屋さん。11時から14時の間はやや長めの列ができていますが、回転率が早いので比較的早く店内に入ることができます。立ち食いそばと聞くと男性が多いイメージがありますが、店内にはテーブル席もあり女性のお客さんもいるので、老若男女関わらず入りやすい雰囲気です。つゆも口当たりまろやかな仕立てになってるので、その美味しさを最後まで堪能できます。お値段は他のおそば屋さんよりも少し高めのかけそばで350円のご提供ではありますが、トッピングをしても500円ほどで食べれます。

住所：東京都渋谷区渋谷2-24-1 東急百貨店東横店 西館　2F
電話番号：03-3464-4957
営業時間：[月～金]7:00～23:00、[土・日・祝]7:00～21:00
定休日：不定休（東急に準ずる）

加賀【初台】

初台駅新国立劇場方面の出口より徒歩数秒のところにある立ち食いそば屋「加賀」。揚げ物メニューは揚げ置きしているお店が多いですが、このお店のかき揚げは注文が入ってから上げ始めるので、出来たてのかき揚げを楽しむことが出来ます。また、加賀のうどんは他の立ち食いそば屋さんでは感じられないコシもあり人気のメニューでもありますので、気分を変えたいときにはぜひ体験してみて下さい。メニューはかけそばが340円で、トッピングを乗せても400円〜460円で召し上がれます。

住所：東京都渋谷区本町1-2-3
電話番号：03-3320-8746
営業時間：[平日]7:00～20:00　[土曜]10:00～16:00
定休日：日曜・祝日

【番外編】星川製麺　彩【稲田堤(神奈川)】

稲田堤駅から徒歩14分と駅から少し歩いたところにあるそば屋さん。製麺所に併設された店舗が食事処になっていますので、手作り感満載の味わいを堪能できます。天ざるは500円で食べることができ、かき揚げが2個ついてくるのでたっぷり食べたい時におすすめのメニューです。そば以外にも提供しているラーメンや焼きそばも定評があり、土曜日限定で500円でラーメン、うどん、焼きそば、ざるそばの食べ放題も実施しているので近くを訪れたらぜひともいってみたいお店です。

住所：神奈川県川崎市多摩区菅馬場1丁目12-16 1F
電話番号：044-944-8315
営業時間：11:30～13:30 16:30～19:30
定休日：土曜日の夜、日曜日

時間のないビジネスマンにこそ行って欲しいお店

いかがでしたでしょうか。そば屋さんの出汁の味もですが、何と言ってもメニューが出てくるまでの速さがビジネスマンにとってはうれしいところです。時間がない時や、外回りなどで遠くに行った際に自分好みの立ち食いそば屋を見つける際の参考にしてみて下さい。

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