【男の品格は足元から】あなたも靴の手入れができるいい男になろう!
男の品格は靴に現れるとよく聞きますよね。今回は、そんな素敵な男になるべく、正しい靴の手入れの仕方をご紹介します。
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「男の品格は足元に現れる」
女性が目の前の男性が素敵か否かをどのように判断しているのか知っていますか?
高そうな時計をつけていること?かっこいい車に乗っていること?
いえいえ、「手入れの行き届いた、綺麗な靴をはいていること」です。
どんなに全身をハイブランドで固めていても、どんなにたかそうな腕時計をしていても、どんなにかっこいい有名や車に乗っていても、靴が安っぽい、汚いというだけで女性の男性への興味は一気に薄れてしまうものなのです。
むしろ全身がシンプルにまとめられていても、靴が綺麗に手入れされており、おしゃれなものであるだけで女性があなたを見る目が変わってくるかもしれません。
基本的なお手入れはこちら
①ブラシで汚れを落とす
まず始めに、前から後へとブラシをかけて全体の汚れを落とします。縫い目やシワ、甲革とコバの境目などの細かいところも入念にブラシをかけてください。また意外と見落としがちなのヒールの部分です。ここは汚れが付いていると目立ちやすいので、しっかりとブラッシングしましょう。
フラッシングをするときは、靴全体そして、コバや縫い目などに入ったゴミやほこりを掃き出すような胃マージを持ちながらすると容量がつかめてくるかもしれません。ちなみに、ブラシは馬毛のものがおすすめです。
②汚れ落とし
次は、靴についた汚れや前に塗ったワックスを取り除いていきます。クリーナーをウェスと呼ばれるキメの細かい布にとり、全体に薄く伸ばすように塗ってください。このとき、取るクリームの量が多すぎたり、クリームを直接靴に塗ったりすると、シミを作る原因となるので注意してください。
クリーナーを塗り終えたら、よく拭いて汚れを落としていきます。
拭きとるときには、落とした汚れを再び靴につけないように、なるべくウェスのきれいな部分を使うように心がけてください。
③クリームを塗って全体を磨く
靴の汚れを落としたら、靴をきれいに見せるための作業に入っていきます。クリーナーと同様に同系色のシューラスタークリームやシュークリームを薄く伸ばしながら靴全体にムラなく塗ります。このクリームは、革に潤いを与え、ひび割れを防ぐとともに美しい光沢を出す効果があります。
全体にシューラスタークリームを塗ったら靴の表面をブラッシングして余分なクリームを落とします。その後、ウェスで軽く磨いてください。ウェスで磨いていくうちに、しだいに光沢が出てきます。コバ等の細かいところや、ベロ(舌革)の部分も忘れずに磨きましょう。
④栄養補給・光沢を出す
今度は少量のクリームを布やブラシにとって、全体に薄く塗り伸ばします。小さいブラシを使ったほうが、シワやコバのすき間などの細かい部分まで塗れるので便利です。クリームが全体に行き渡ったら豚毛のブラシでシワやコバ、縫い目に入ったクリームを取り除きながらブラッシングしていきます。この工程で靴に塗ったクリームを全体になじませていきます。
さらに光沢を出したい部分があるときには、シューポリッシュをウェスに少量とって、小さな円を描くように薄く伸ばしてください。このときに、水をほんの一滴落として、ゆっくりと水を広げるように磨くと、より美しい光沢を出すことができます。
⑤仕上げ
全体を布で軽く拭いてから、つま先と踵の部分にワックスを塗ります。この部分は擦れてしまったりと、ワックスが取れやすいところなので丁寧に塗りましょう。
最後にもう一度、全体を丹念に磨いてください。ナイロンストッキングなどで磨くといっそう光沢が増します。
最後の仕上げに汚れの付着を防ぎ、撥水効果のある撥水スプレーを掛けます。
これでぴかぴかに生まれ変わったあなたの靴が目の前にあることでしょう。
湿気の多い日本では靴の保管にも注意が必要
日本は湿気の多い国なので、靴箱の中に靴を入れっぱなしにしていると履いていなくても傷んでしまうことがあります。そこで、靴の保管のポイントをご紹介します。
①靴の保管には開放型の棚か布袋がおすすめです。自分は扉が付いている下駄箱を使っているという方は、棚板を金アミやスノコ状のものに変えたり、時々戸を空けて換気をしてください。 普通の靴箱は通気性があまり良くないので、箱に入れて靴を保管しているという方は箱に穴を開けて空気が通るようにしてください。
②ブーツやサンダル、冠婚葬祭用など長期的に保存する靴は、靴を磨いた後に、消臭除菌スプレー(シューフレッシュ)をかけてから保管します。箱の中に靴を入れる場合はその箱に乾燥剤を入れておくと湿気を吸ってくれるのでおすすめです。乾燥剤はお菓子の中に入っているもので十分です。いつもは捨ててしまっているかもしれませんが、ぜひ思い出して靴箱の中に入れてみましょう。他にも、木製シュートリーを使うとある程度は湿気を取り除いてくれます。
③靴箱にしまう時は薄紙に片足ずつくるみ、底を外側に、左右の前後を交互にして収めます。
男性でも丈のあるブーツを持っている方は、ブーツキーパーを入れて立てた状態で保管しましょう。折るとシワが出来てしまい、このシワは元には戻りません。
④もし靴にカビが出てしまったします。実はこのカビ、靴の外側だけではなく内部にもカビが広がっています。布でカビをふき取り、カビ除去&防カビ剤(モゥブレイ・モールドクリーナー)をスプレーし、風通しの良い日陰で1週間程放置してください。 その間、2~3日おきにスプレーをするとより効果的です。その後、皮革の素材に合ったお手入れをして終了。カビをふき取った布は流用しないで、直ちに処分しましょう。
基本的には雨に濡れた後に手入れをすれば大丈夫
出典:photozou.jp
靴が汚くなってしまう原因はいろいろありますが、靴に最もダメージを与えるのが雨の日の着用です。雨の日に履いた靴をそのままにしていると雨の水が乾燥する時に靴の水分も一緒に飛ばしてしまいます。これがひび割れや変形につながるのです。だから、雨の日の後の靴の手入れは非常に重要になるのです。
家に帰ったらまずは靴を布で拭いて大体の水分を飛ばしてください。この時には靴の底も拭くのをお忘れなく。靴の中まで水がしみている場合には中に古新聞やキッチンペーパーをいれて形を整えながら影干しをしていきます。
その後は基本の手入れをすれば問題ありません。
良い靴であればあるほど長く使いたくなるものですよね。また、良い靴を長く使っていると、そこから靴へのこだわりも感じられるので女性に好印象を与えることもできます。
しかし、靴の手入れは面倒だと感じている方もいるでしょう。全ての靴をしっかりと手入れしようとは言いません。自分のこだわりの一足を決めて、その靴を大切にしてみてはいかがですか。
革靴は複数持ち使いまわすのが通常ですね。そこで、今回は1足目はもちろん2・3足目に選んで絶対に損しないコスパ最高の革靴ブランドを紹介します。5万円~10万円という価格帯ながら高品質の製品ばかりです。是非ご参考にしてください。
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この記事のライター
東京生まれ大阪育ちの慶応義塾在学の女子大生です。グルメ、ファッション、あとは旅行が大好き。でも実は、それと同じくらい手の綺麗な人が好き!